スキルマスター 楽しいは最強!!!

とわ

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第一章 ムーン・ブル編

第12話 出発

「あれは、どこに繋がってるんだ?」

「街の近くの洞窟よ」

「街の近く? それだと、見つかったりしないのか?」

「平気よ。結界を張って見つけられないようにしてあるから」

 冷静な俺は、扉から少しの因縁と感慨を覚える中で間を置いたあとに疑問に尋ねた。平静な様子の女神は、左腕を下ろしてさらりと返事を戻した。不安な俺は視線を女神に移して疑問に尋ね、顔を俺に向ける女神は澄まし顔でさらりと返事を戻した。問題は見当たらないとジェスチャーする。

「モンスターは?」

「それも平気。結界で入れないし、外にはスライムぐらいしか居ないから安全よ」

(出た! 異世界名物スライムだ!!! やっぱり、あれは居るのか!)

 引き続き不安な俺は、疑問に尋ねた。ジェスチャー中の女神は、安心させるかのような微笑みを見せて返事を戻した。敏感な俺は、思わずスライムと耳にした直後に顔を下側に向ける同時に両拳を硬く握り締めて歓喜に強く思考していた。身震いを起こす。

(あっ。多分、デカいのとか毒を持つ凶悪なのも居るよな?)

 歓喜な俺は、思わず顔を上げて最近は素晴らしい世界でも凶悪なスライムが出没する件を思い出して疑問に思考した。渋面を女神に戻す。

「そのスライムは強いのか?」

「あっ、あそこのは弱いわ。近付いても鈍いから直ぐには気付かれないし、襲われても動きが遅いから走って簡単に逃げられるわ」

(良かった~。スライムは弱いのか~。やっぱり、そっちの方が可愛いからな~。だが、襲ってくるのか~…。あそこのってのも気になるが…、今はいいか)

 再び不安な俺は、疑問に尋ねた。言葉を詰まらせる女神は、顔を先程と似たように右側にぷいっと背けて返事を戻した。安堵な俺は、可愛らしいスライム達を思い浮かべながら腕組して二度頷いたあとに表情を曇らせるが、表情を戻して些細なことは気にしないと思考した。

「それと、洞窟の中に服とお金を用意しておいたから、着替えてそのまま街に向かうといいわ」

「街には、どう行けばいいんだ?」

 顔を背けている女神は、頬を緩めて得意に話した。不安な俺は、思わず眉をひそめて疑問に尋ねていた。得意な様子の女神は顔を戻す。

「ふふ~ん」

「なっ、なんだ?」

 腰の左右に手を当てる女神は、前屈みでにんまりして鼻を鳴らした。困惑な俺は、思わずたじろいで疑問に尋ねていた。にんまりな様子の女神は姿勢を戻す。

「街には、洞窟を出て真っ直ぐ進むと街道に出るから、その街道をまた真っ直ぐ進むと辿り着くわ!」

 顔を何処かに向ける女神は、右足も何処かに向けて力強く踏み出し、人差し指を伸ばす右腕も何処かに向けて二度力強く真っ直ぐ伸ばして誇らし気なポーズを決めて強く話した。

(…、やりたかったんだろうな。そっとしておこう…。それより! まずは真っ直ぐ行けばいいのか。出たとこ勝負は慣れてるし、なんとかなるだろう!)

 唖然な俺は、女神を慈愛の目で静かに見守り、気持ちを切り替えて行き当たりばったりが得意というよりも好きなために陽気に強く思考した。

「分かった。色々ありがとう。さっそく行ってみるよ」

「えっ? ああ、うん……。付いて行かなくても…、いい?」

「向こうの世界にか?」

「扉までだけど…」

「それならいいよ。子供じゃあるまいし」

「そう…。それなら、頑張ってね! 十分に、気を付けてね!」

「ああ!!」

 陽気な俺は、笑顔を見せたあとに体を扉側に向けて一時の別れを話した。声を漏らす女神は不安定な口調で疑問に尋ね、不意な俺は顔を女神に戻して疑問に尋ね返した。むすっとする女神は視線を逸らして返事を戻し、唖然な俺は丁重に断りの返事を戻した。名残惜しそうな女神は、弱く呟いたあと、両腕でガッツポーズを見せて鼓舞するように強く話した。歓喜な俺は、頬を緩めたあと、顔を扉側に向けながら左手を軽く上げて感謝の感情を力強く話した。扉を真っ直ぐ見つめて女神の下から勇敢に出発する。

(あの向こう側に、新しい未来がある! どんな未来でも、未来の考え方がある今の俺ならきっと大丈夫だ!!)

「いってらっしゃ~い! 本当に、気を付けてね~!」

 勇敢な俺は、夢中に歩き続ける中でオリジナルの未来の考え方を行いながら自然と胸を弾ませつつ未来は夢のように明るいと力強く思考した。背後の離れた場所からの女神の声援を耳にした。瞬間に後ろ髪を引かれるが振り返らない。勇敢に胸を張る背中と軽く上げる左手で返事を戻した。


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