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05.
33.付きまとう危険性
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バウマン様のデザイン画ですが、夏を前に暑さ対策としてデザイン変更が依頼され、直接服飾の人達と話し合い、バウマン様は追加料金を手に入れていた。
その金銭で、服飾系の講師を雇いたいと、朝食後のお茶の時間に、意を決した感じでバウマン様はブラーム様に訴えた。
「変な事顔をしているから、もっと大変な事を言われると思ったぞ」
そう言ってブラーム様は笑う。
「問題ないし、金も必要無い」
「ですが!! コレは、私の個人的な我儘ですし……」
「確かに針子を仕事とする奴は、貴族当主には居ないが、デザインをするうえで何が出てきて、何が出来ないか、布地にどういう特性があるかを知りたいと言う事だろう? 生徒のやる気を応援するのが学園だ。 安心しろ」
「は、はい……」
人に何かを望む、願う。
バウマン様は、そんな事が苦手ならしい。
「お願いごとなどして、嫌われたりしないだろうか?」
そんな事を苦痛交じりの表情で聞かれたのは、昨日の出来事である。
「平気ですよ」
「だが、私は暴れ懲罰房に入れられた経験があるんですよ!! 何かをお願いする権利等ある訳……」
「でも、お願いしたいんでしょう?」
「それは、そうですけど……」
「バウマン様は、ブラーム様を見くびりすぎですよ。 成長の機会を下さいとお願いして断るような人だと思っているんですか!!」
「そんな事は思いませんが……図々しいような」
私は気長に、平気だとバウマン様を宥めた。
「平気ですよ。 簡単に怒りを露わにする方ではありませんから」
「ですが下の者から願いを訴えると言うのは、ありえない事ではありませんか?」
「私にお願いをするのと同じように言えば良いじゃないですか」
「マティルは、婚約者ですし……それに、もっと親しい感じがしますから」
なんて、顔を真っ赤にして言われれば、仕方がありませんねなんて思ってしまう訳です。
「あの方は、頼られれば嬉しがる方ですよ」
※実際には、マティルに甘いだけでどうでも良い相手に頼られたら、日頃使わぬ丁寧な口調と微笑みで毒を吐き続けるのだが、マティルは知らない。
「そうだろうか?」
「そうですよ。 ソレに、血の繋がりはありませんが。 私には、ブラーム様は実の兄弟以上にバウマン様を気にかけているように見えますよ?」
そう言えば、バウマン様の顔色は悪くなった。
「どうかなさったのですか?」
「いえ……」
「お願いし難いようなら、私の方からお願いしてみますよ?」
「流石にソレは情けないでしょう」
そう言ってぎこちなく笑って見せるから、思わずブラーム様を真似して手を伸ばし頭を撫でてしまうのだった。
「なんですか?」
そう言って情けなく笑う様子が……また、可愛らしく思えてしまって、微笑みかければ、バウマン様は照れたように微笑んで見せた。
感情を表さず、最低限にしか会話しようとしなかった頃のバウマン様と比べて、今のバウマン様は正直言って面倒臭い!!
それでも、その甘えが自分だけに向けられていて、挙句、成長を求めてと言う前向きな志を持っているから、ほほえましく思えますが……ソレでも、バウマン様の経歴を知らなければ、うわぁ……面倒臭い人と、少し邪険になったかもしれません。
早朝練習も繰り返されれば、人との交流に消極的なバウマン様であっても、一緒に訓練をする公爵様方との交流は生まれてくる。
バウマン様を公爵たちの元に残し、ブラーム様が私の元にやってきた時……、私はブラーム様に相談を持ち掛けた。
「ブラーム様」
「どうした? 鬱陶しい顔をして」
「言い方、そういうの傷つきます」
「それはすまない。 で、どうした?」
「私は父に与えられた知識と経験から、バウマン様を応援しているだけ。 もっと、私にしかできない何かをしたいのですが……」
「ふぅん? 何がしたいんだ?」
「情けない話ですが、ソレが分からなくて」
そう言えば、笑われて……むかついた。
「別に、勉強はしますよ。 今まで父に仕込まれた知識と経験を無駄にするつもりもありませんし、良い関係を結んでいる職人さんたちとの関係を放棄する気もありません。 新しい知識も仕入れていくつもりです。 でも……バウマン様を見ていると、私には足りないものがあるような気がして落ち着かないんです」
「なら、そのバウマンを理解するところから始めたらどうだ? 今日は授業をサボって1人で執務室に来なさい」
そんな事を言われ、1人ブラーム様の元に行った私は……バウマン様に関わる報告書を受け取る事になった。
「持ち帰りは許さない。 ここで見ていくんだ」
そう言いながら、ブラーム様はミルクと蜂蜜をタップリ入れた甘い紅茶をいれてくれた。
虐待に次ぐ虐待だった。
侯爵家の生まれと言うだけで、恵まれ、甘やかされ育てられた傲慢な人だと勝手に思っていた自分に罪悪感を覚えた。 そんな感情の動きに気づいたブラーム様は、私に笑みを向ける。
「知らないのは仕方がない。 上手く隠していたし。 バウマンは世間体のため、暴力を振るう理由のため、マナーだけはしっかりと仕込まれていたからな」
私との婚約がなければ、バウマン様は存在しないものとして扱われていたでしょう。 今年5歳になる弟が侯爵家の後を継ぐ事になっている。 と書かれている。
「コレって?!」
「家名を預かるのはバウマン。 実効支配を行うのは弟と、分けるつもりで考えているようだ」
「それって?」
「スタール男爵は侯爵家を乗っ取るつもりだが、ベール侯爵はスタール男爵家から金だけ引っ張りだし、次男を実際の侯爵家の当主として使い、バウマンは隠居状態で別邸を構えさせるつもりらしい」
「なんとかならないのですか? このままでは、学園を卒業するころにはバウマン様はご実家に食い物にされてしまいます!!」
殿下達との友好関係。
個人所有の財産。
ソレを目にして優しくされたとしたら?
優しくされるならいい……。
金にしか見えず、虐待が行われたなら?
そう、私がブラーム様に問えば、
「騎士としての力が、落ち着いてきたし結構頑丈だぞ?」
えぇ、朝の特訓の過酷さ知ってますけどぉおおおお!!
「そうじゃない!!」
荒々しく言えば、ブラーム様に笑われた。
「冗談だ。 そんなに怒るな。 一応、対策は立ててある」
そう告げるブラーム様の笑みが、どこか怖かった……。
父は商売にしか興味が無く、母は社交界でマウントを取る事にしか興味の無い人達だった。 父は私を良く連れまわし、経験を積ませ、知識をつけてくれた。 だけれど、愛情は? と言えば……いえ、知識と経験が父の愛情なのかもしれません。
だけど、私の欲しかった愛情を与え救ってくれたのは、幼い頃側にいてくれたブラーム様だった。
今からでも……出来るでしょうか?
その金銭で、服飾系の講師を雇いたいと、朝食後のお茶の時間に、意を決した感じでバウマン様はブラーム様に訴えた。
「変な事顔をしているから、もっと大変な事を言われると思ったぞ」
そう言ってブラーム様は笑う。
「問題ないし、金も必要無い」
「ですが!! コレは、私の個人的な我儘ですし……」
「確かに針子を仕事とする奴は、貴族当主には居ないが、デザインをするうえで何が出てきて、何が出来ないか、布地にどういう特性があるかを知りたいと言う事だろう? 生徒のやる気を応援するのが学園だ。 安心しろ」
「は、はい……」
人に何かを望む、願う。
バウマン様は、そんな事が苦手ならしい。
「お願いごとなどして、嫌われたりしないだろうか?」
そんな事を苦痛交じりの表情で聞かれたのは、昨日の出来事である。
「平気ですよ」
「だが、私は暴れ懲罰房に入れられた経験があるんですよ!! 何かをお願いする権利等ある訳……」
「でも、お願いしたいんでしょう?」
「それは、そうですけど……」
「バウマン様は、ブラーム様を見くびりすぎですよ。 成長の機会を下さいとお願いして断るような人だと思っているんですか!!」
「そんな事は思いませんが……図々しいような」
私は気長に、平気だとバウマン様を宥めた。
「平気ですよ。 簡単に怒りを露わにする方ではありませんから」
「ですが下の者から願いを訴えると言うのは、ありえない事ではありませんか?」
「私にお願いをするのと同じように言えば良いじゃないですか」
「マティルは、婚約者ですし……それに、もっと親しい感じがしますから」
なんて、顔を真っ赤にして言われれば、仕方がありませんねなんて思ってしまう訳です。
「あの方は、頼られれば嬉しがる方ですよ」
※実際には、マティルに甘いだけでどうでも良い相手に頼られたら、日頃使わぬ丁寧な口調と微笑みで毒を吐き続けるのだが、マティルは知らない。
「そうだろうか?」
「そうですよ。 ソレに、血の繋がりはありませんが。 私には、ブラーム様は実の兄弟以上にバウマン様を気にかけているように見えますよ?」
そう言えば、バウマン様の顔色は悪くなった。
「どうかなさったのですか?」
「いえ……」
「お願いし難いようなら、私の方からお願いしてみますよ?」
「流石にソレは情けないでしょう」
そう言ってぎこちなく笑って見せるから、思わずブラーム様を真似して手を伸ばし頭を撫でてしまうのだった。
「なんですか?」
そう言って情けなく笑う様子が……また、可愛らしく思えてしまって、微笑みかければ、バウマン様は照れたように微笑んで見せた。
感情を表さず、最低限にしか会話しようとしなかった頃のバウマン様と比べて、今のバウマン様は正直言って面倒臭い!!
それでも、その甘えが自分だけに向けられていて、挙句、成長を求めてと言う前向きな志を持っているから、ほほえましく思えますが……ソレでも、バウマン様の経歴を知らなければ、うわぁ……面倒臭い人と、少し邪険になったかもしれません。
早朝練習も繰り返されれば、人との交流に消極的なバウマン様であっても、一緒に訓練をする公爵様方との交流は生まれてくる。
バウマン様を公爵たちの元に残し、ブラーム様が私の元にやってきた時……、私はブラーム様に相談を持ち掛けた。
「ブラーム様」
「どうした? 鬱陶しい顔をして」
「言い方、そういうの傷つきます」
「それはすまない。 で、どうした?」
「私は父に与えられた知識と経験から、バウマン様を応援しているだけ。 もっと、私にしかできない何かをしたいのですが……」
「ふぅん? 何がしたいんだ?」
「情けない話ですが、ソレが分からなくて」
そう言えば、笑われて……むかついた。
「別に、勉強はしますよ。 今まで父に仕込まれた知識と経験を無駄にするつもりもありませんし、良い関係を結んでいる職人さんたちとの関係を放棄する気もありません。 新しい知識も仕入れていくつもりです。 でも……バウマン様を見ていると、私には足りないものがあるような気がして落ち着かないんです」
「なら、そのバウマンを理解するところから始めたらどうだ? 今日は授業をサボって1人で執務室に来なさい」
そんな事を言われ、1人ブラーム様の元に行った私は……バウマン様に関わる報告書を受け取る事になった。
「持ち帰りは許さない。 ここで見ていくんだ」
そう言いながら、ブラーム様はミルクと蜂蜜をタップリ入れた甘い紅茶をいれてくれた。
虐待に次ぐ虐待だった。
侯爵家の生まれと言うだけで、恵まれ、甘やかされ育てられた傲慢な人だと勝手に思っていた自分に罪悪感を覚えた。 そんな感情の動きに気づいたブラーム様は、私に笑みを向ける。
「知らないのは仕方がない。 上手く隠していたし。 バウマンは世間体のため、暴力を振るう理由のため、マナーだけはしっかりと仕込まれていたからな」
私との婚約がなければ、バウマン様は存在しないものとして扱われていたでしょう。 今年5歳になる弟が侯爵家の後を継ぐ事になっている。 と書かれている。
「コレって?!」
「家名を預かるのはバウマン。 実効支配を行うのは弟と、分けるつもりで考えているようだ」
「それって?」
「スタール男爵は侯爵家を乗っ取るつもりだが、ベール侯爵はスタール男爵家から金だけ引っ張りだし、次男を実際の侯爵家の当主として使い、バウマンは隠居状態で別邸を構えさせるつもりらしい」
「なんとかならないのですか? このままでは、学園を卒業するころにはバウマン様はご実家に食い物にされてしまいます!!」
殿下達との友好関係。
個人所有の財産。
ソレを目にして優しくされたとしたら?
優しくされるならいい……。
金にしか見えず、虐待が行われたなら?
そう、私がブラーム様に問えば、
「騎士としての力が、落ち着いてきたし結構頑丈だぞ?」
えぇ、朝の特訓の過酷さ知ってますけどぉおおおお!!
「そうじゃない!!」
荒々しく言えば、ブラーム様に笑われた。
「冗談だ。 そんなに怒るな。 一応、対策は立ててある」
そう告げるブラーム様の笑みが、どこか怖かった……。
父は商売にしか興味が無く、母は社交界でマウントを取る事にしか興味の無い人達だった。 父は私を良く連れまわし、経験を積ませ、知識をつけてくれた。 だけれど、愛情は? と言えば……いえ、知識と経験が父の愛情なのかもしれません。
だけど、私の欲しかった愛情を与え救ってくれたのは、幼い頃側にいてくれたブラーム様だった。
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