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06.
44.ソレは命令ではなく、彼にとっては逃げ場だった
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マティルは潤んだ瞳をバウマンへと向け、右手を差し出す。
「ぁ……いいの、ですか?」
自分で願っておきながらも、バウマンは不安だった。
意に添わぬ事があってもブラームのせいにできる余地は残されていて、バウマンにとっての逃げ場となっている。 それでも、バウマンは躊躇いがちにブラームへと視線を向ける。
「なに、怖がる必要等ないさ。 マティルはお前に好意を抱いている。 婚約者として尊重しようとしている。 それに、ほら、こんなに目が潤み、胸が張り、甘い果実のように色づき、硬く実っている。 美味そうだろう?」
そう言ってブラームがカラカウように笑えば、恥じらいにマティルは泣きそうな顔をした。
「なにより、蜜が溢れて太ももまで濡らしている。 放置する方が可哀そうだろう?」
「だけど、ソレは……薬のせいで……」
「そうか?」
ブラームが笑いながら、指でマティルの両足の間へと右手を滑らせ、敏感な蕾を指で弄び、撫でて、捏ねて、ひっかいて見せた。
「あぁあっ、ぁ、やっ、ダメ、ぁ、おかしく、なっちゃう」
マティルはブラームの腕の中で痙攣し、甘い声を漏らす。 クチュクチュと言う水音が規則正しく部屋の中に響き、甘い声も漏れ出ていた。
「ほらカワイイだろ」
快楽に身を委ねるマティルにバウマンは息を飲んだ。
マティルの僅かに開かれた唇を見つめれば、バウマンの視線に熱が籠り、ゆっくりと引き寄せられるようにベッドの上にあがってきた。
マティルの頬にバウマンが手を伸ばされ、
バウマンの手にマティルはすり寄った。
「柔らかい……」
頬の柔らかさにすらバウマンは感慨深さを覚え、頬に唇を寄せると言うそんなたどたどしい口づけは、愛撫には足りない。
初めて触れ合う2人の初々しさにブラームは声を出さずに笑っていた。 だからと言って、場を2人だけにブラームは譲る気等ない。 譲る気はないが、バウマンとの触れ合いを邪魔しないように、感じやすい場所を避けて、滑らかな肌を撫で、首筋に口づけ、舐めあげ、耳に甘く囁く。
「愛しているよ」
ブラームの甘い声が、吐息が、くすぐったくてマティルは身を捩った。
「ぁっ……」
「ほら、マティル、ちゃんとお願いをしないと」
甘く、囁くようなブラームの声に、マティルは震える。
「バウマンさまぁ……」
愛している。
そう告げるには、二人の距離は近くて遠い。 それでも失いたくはないと言うほどに、マティルとバウマンはお互いを必要としていた。
今、こうある事が正しいのか?
間違っているのか?
そんな事を考える余裕もなく熱を求めていた。 そうしなければ、今まで築いてきた思いを失ってしまうのではないかと言う不安に追い詰められていた。
「お願いです。 目を閉じていてください。 恥ずかしいので……」
バウマンの乾いた声での懇願は、震えていた。
マティルが、わずかに微笑み、目を閉ざせば、震え乾いたバウマンの唇がぎこちなく怯えたままにマティルの唇を反れて触れていた。
ブラームによって十分に欲情を煽られてきたマティルは、バウマンの唇を舐め誘ったが、バウマンの表情は泣きそうで逃げ出すように、耐えるように、少しだけ身体を離した。
「バウマンさま?」
不安そうに見つめられた。
「ごめん……、緊張、してしまって」
バウマンはマティルの頬に、目元に……ぎこちなく口づける。
家族との縁に、マティルもバウマンも恵まれていないのは同じだが、それでも、マティルの方は幼い頃からブラームに愛されてきた。 抱きしめられてきた。 口づけられてきた。 愛される事に忌憚が無い。
「キスを、しましょう?」
ぎこちなくマティルは笑ってみせた。
バウマンもぎこちなく笑って見せた。
顔を寄せあい、拙く、ちゅっ、ちゅっ、と幼い口づけを交わし合う。 音を鳴らせ、唇と唇が徐々に深さを増していく。 マティルが乾いたバウマンの唇を潤すように舌を伸ばしペロリと舐めたどるように舌を動かした。
息を飲んだバウマンが、マティルの舌を口に含み軽く吸い上げ、絡めとり、溢れる唾液、絡まる舌先が滑った水音がぎこちなく響く。
水音は、甘さと、深さをぎこちなく増していった。
「ふっ、ぁ」
マティルの甘い声がバウマンとの交流で漏れ出し、欲情に酔い始めるのを確認したブラームは、あらためてマティルの秘部へと右手を伸ばし、蜜で濡れる花弁を分け入り、指を沈めていった。
薬によって煽られた快楽。
気持ちを晒し、晒され、許された解放感。
快楽を受け入れたマティルは、身を震わせ絶頂を受け入れた。
「ぁっああ」
「入れただけでいってしまったか。 バウマン……キスだけでは足りないらしい。 マティルは欲張りな子だ。 手伝え」
カラカウような声で、左手の中で弄んでいた胸を、絞るように握り先端をしごき、擦り、バウマンに見せつけた。
ゴクリと息を飲む音に、マティルは顔をそむけた。 それは拒絶ではなくむしろ快楽を期待してなのだけど。
「マティル……触れて……ここにも口づけて良いですか?」
バウマンが胸元に顔を寄せながら懇願する。
マティルは、バウマンの熱い息を感じ、刺激を求めずにはいられなかった。
「お、ねが、ぁあっ……」
全てを言いきる前に、バウマンの唇が白い肌を飾る赤い果実に触れた。 チュッと口づけ、唇で挟み、チュッと音を立てバウマンは舌先でマティルの赤味を増し熟れた果実を舐め転がしていく。
「マティル、どうして欲しいか、気持ちいいなら気持ちいいと言わなければ、バウマンには伝わらないぞ」
ブラームはマティルの蜜で濡らす肉の壁を広げ、指の腹でひっかくように刺激しながら、甘く、低く、煽るように煽情的な声でブラームはマティルの耳元に囁き煽っていく。
「んっ、ぁ、ああ、胸、気持ちいい。 もっと、吸って」
甘いマティルの声に酔うように、バウマンは舐めて、吸って、甘く歯を当て、ちゅくちゅくと赤ん坊のように音を立てながら舌先で転がし吸い上げる。 そして、反対側の胸を掌で包みこみ、果実をつまみ捏ね上げた。
蜜の量が増え、蜜に濡れる肉壁がヒクヒクと痙攣する。
「あぁ、気持ちいいんだな。 中がヒクヒクしていて良く分かる。 マティル、バウマンのもズボンを緩めてやれ、つらそうだ」
「は、はい……」
戸惑うように、ズボンの上からでの分かる膨張を、マティルは指先で触れた。
「くっ……ぁっ……やめっ」
切ない声と共にバウマンの腰が引け、ブラームは抑えた笑いを声に含ませバウマンに命じる。
「……逃げるなよ」
先手を打たれたバウマンは……自棄になったようにマティルの胸に顔を埋め、愛撫を再開した。
唾液の音、蜜の音、水音と、甘い声が淫靡に室内に響き渡る。
「ぁ……いいの、ですか?」
自分で願っておきながらも、バウマンは不安だった。
意に添わぬ事があってもブラームのせいにできる余地は残されていて、バウマンにとっての逃げ場となっている。 それでも、バウマンは躊躇いがちにブラームへと視線を向ける。
「なに、怖がる必要等ないさ。 マティルはお前に好意を抱いている。 婚約者として尊重しようとしている。 それに、ほら、こんなに目が潤み、胸が張り、甘い果実のように色づき、硬く実っている。 美味そうだろう?」
そう言ってブラームがカラカウように笑えば、恥じらいにマティルは泣きそうな顔をした。
「なにより、蜜が溢れて太ももまで濡らしている。 放置する方が可哀そうだろう?」
「だけど、ソレは……薬のせいで……」
「そうか?」
ブラームが笑いながら、指でマティルの両足の間へと右手を滑らせ、敏感な蕾を指で弄び、撫でて、捏ねて、ひっかいて見せた。
「あぁあっ、ぁ、やっ、ダメ、ぁ、おかしく、なっちゃう」
マティルはブラームの腕の中で痙攣し、甘い声を漏らす。 クチュクチュと言う水音が規則正しく部屋の中に響き、甘い声も漏れ出ていた。
「ほらカワイイだろ」
快楽に身を委ねるマティルにバウマンは息を飲んだ。
マティルの僅かに開かれた唇を見つめれば、バウマンの視線に熱が籠り、ゆっくりと引き寄せられるようにベッドの上にあがってきた。
マティルの頬にバウマンが手を伸ばされ、
バウマンの手にマティルはすり寄った。
「柔らかい……」
頬の柔らかさにすらバウマンは感慨深さを覚え、頬に唇を寄せると言うそんなたどたどしい口づけは、愛撫には足りない。
初めて触れ合う2人の初々しさにブラームは声を出さずに笑っていた。 だからと言って、場を2人だけにブラームは譲る気等ない。 譲る気はないが、バウマンとの触れ合いを邪魔しないように、感じやすい場所を避けて、滑らかな肌を撫で、首筋に口づけ、舐めあげ、耳に甘く囁く。
「愛しているよ」
ブラームの甘い声が、吐息が、くすぐったくてマティルは身を捩った。
「ぁっ……」
「ほら、マティル、ちゃんとお願いをしないと」
甘く、囁くようなブラームの声に、マティルは震える。
「バウマンさまぁ……」
愛している。
そう告げるには、二人の距離は近くて遠い。 それでも失いたくはないと言うほどに、マティルとバウマンはお互いを必要としていた。
今、こうある事が正しいのか?
間違っているのか?
そんな事を考える余裕もなく熱を求めていた。 そうしなければ、今まで築いてきた思いを失ってしまうのではないかと言う不安に追い詰められていた。
「お願いです。 目を閉じていてください。 恥ずかしいので……」
バウマンの乾いた声での懇願は、震えていた。
マティルが、わずかに微笑み、目を閉ざせば、震え乾いたバウマンの唇がぎこちなく怯えたままにマティルの唇を反れて触れていた。
ブラームによって十分に欲情を煽られてきたマティルは、バウマンの唇を舐め誘ったが、バウマンの表情は泣きそうで逃げ出すように、耐えるように、少しだけ身体を離した。
「バウマンさま?」
不安そうに見つめられた。
「ごめん……、緊張、してしまって」
バウマンはマティルの頬に、目元に……ぎこちなく口づける。
家族との縁に、マティルもバウマンも恵まれていないのは同じだが、それでも、マティルの方は幼い頃からブラームに愛されてきた。 抱きしめられてきた。 口づけられてきた。 愛される事に忌憚が無い。
「キスを、しましょう?」
ぎこちなくマティルは笑ってみせた。
バウマンもぎこちなく笑って見せた。
顔を寄せあい、拙く、ちゅっ、ちゅっ、と幼い口づけを交わし合う。 音を鳴らせ、唇と唇が徐々に深さを増していく。 マティルが乾いたバウマンの唇を潤すように舌を伸ばしペロリと舐めたどるように舌を動かした。
息を飲んだバウマンが、マティルの舌を口に含み軽く吸い上げ、絡めとり、溢れる唾液、絡まる舌先が滑った水音がぎこちなく響く。
水音は、甘さと、深さをぎこちなく増していった。
「ふっ、ぁ」
マティルの甘い声がバウマンとの交流で漏れ出し、欲情に酔い始めるのを確認したブラームは、あらためてマティルの秘部へと右手を伸ばし、蜜で濡れる花弁を分け入り、指を沈めていった。
薬によって煽られた快楽。
気持ちを晒し、晒され、許された解放感。
快楽を受け入れたマティルは、身を震わせ絶頂を受け入れた。
「ぁっああ」
「入れただけでいってしまったか。 バウマン……キスだけでは足りないらしい。 マティルは欲張りな子だ。 手伝え」
カラカウような声で、左手の中で弄んでいた胸を、絞るように握り先端をしごき、擦り、バウマンに見せつけた。
ゴクリと息を飲む音に、マティルは顔をそむけた。 それは拒絶ではなくむしろ快楽を期待してなのだけど。
「マティル……触れて……ここにも口づけて良いですか?」
バウマンが胸元に顔を寄せながら懇願する。
マティルは、バウマンの熱い息を感じ、刺激を求めずにはいられなかった。
「お、ねが、ぁあっ……」
全てを言いきる前に、バウマンの唇が白い肌を飾る赤い果実に触れた。 チュッと口づけ、唇で挟み、チュッと音を立てバウマンは舌先でマティルの赤味を増し熟れた果実を舐め転がしていく。
「マティル、どうして欲しいか、気持ちいいなら気持ちいいと言わなければ、バウマンには伝わらないぞ」
ブラームはマティルの蜜で濡らす肉の壁を広げ、指の腹でひっかくように刺激しながら、甘く、低く、煽るように煽情的な声でブラームはマティルの耳元に囁き煽っていく。
「んっ、ぁ、ああ、胸、気持ちいい。 もっと、吸って」
甘いマティルの声に酔うように、バウマンは舐めて、吸って、甘く歯を当て、ちゅくちゅくと赤ん坊のように音を立てながら舌先で転がし吸い上げる。 そして、反対側の胸を掌で包みこみ、果実をつまみ捏ね上げた。
蜜の量が増え、蜜に濡れる肉壁がヒクヒクと痙攣する。
「あぁ、気持ちいいんだな。 中がヒクヒクしていて良く分かる。 マティル、バウマンのもズボンを緩めてやれ、つらそうだ」
「は、はい……」
戸惑うように、ズボンの上からでの分かる膨張を、マティルは指先で触れた。
「くっ……ぁっ……やめっ」
切ない声と共にバウマンの腰が引け、ブラームは抑えた笑いを声に含ませバウマンに命じる。
「……逃げるなよ」
先手を打たれたバウマンは……自棄になったようにマティルの胸に顔を埋め、愛撫を再開した。
唾液の音、蜜の音、水音と、甘い声が淫靡に室内に響き渡る。
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