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02.陛下の命令は、発した時点で法と同等の効果を持つと彼はいう。 ……ないわぁああ
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「待て!!」
背を向けた私に駆け寄り、肩を掴んだフレッグと言う男。 私は反射的に男の手首を取り、態勢を低めて手首を軸に回転させるように投げた。 誘拐犯等の犯罪者であれば、手を離し危険な箇所を狙って叩きつけたところだが、変質者と言えど貴族様なので一応気を使い、地面にたたきつけないように気を付けた。
元から悪い男の顔色が一層悪くなり、震える声で怒鳴りつけてくる。
「お、女の癖に、薄汚い庶民の癖に、僕を愚弄するか!! 僕は王族だぞ!」
「申し訳ありません。 庶民ですので襲われたら反撃するんですよ。 野蛮な庶民を馬鹿にすると痛い思いをしますよ?」
愛嬌たっぷりに笑って見せるが、内面かなり面倒臭くなっている。
ちなみに、なんでこんなことが出来るかと言えば、研究中心の者達と違い、私はもっと身近な商品価値の高い商品を作り出し多くの利益を上げているから。 私自身を金銭と引き換えにするも、他国に売り払うも、自ら囲い研究させるも、手に入れたものは大きな財産を得ることになる。 誘拐しようとするものが後を絶たないため、護身術を教えられたのだ。
一応、咳と涙に苦しむ催涙丸や、1時間程度記憶を奪う記憶喪失スプレー、電気で気絶させるスタンボルト等色々持っている。 奪われてしまいコチラに使われても面白くないので、使うときは最終手段と決めてある。
地面に座りこみ、私を見上げたまま男はまだ喋っていた。
「そうやって、気のないふりをして、プライドを保とうとしているのか? それとも、気を引けると思っているのか? オマエのようなゴリラが、いくら僕に微笑んで見せても、魅力など欠片も感じない。 下賤の者の癖に、こんなところまであてつけがましく顔をだし、繊細なアマンダの心を傷つけた罪を償え」
「恋人に満足しているんで、他の男性を追いかけたりなんてしませんよ」
「なんだ!! オマエは、王族である僕が妻の座を与えてやったと言うのに、満足せずに浮気までしていたのか! 無礼であるぞ! 慰謝料を寄越せ!」
それはもう、流れるような金を出せに唖然としていれば、男の口はまだまだ止まらない。
私は倒木した木を見つけて腰を下ろし、観覧することにした。
「いや、オマエのように品位なく、醜い肉にまみれ、ゴリラのように怪力で、そんな女に男が出来るなどとは考えられない。 僕の気を引こうと必死なのは分かるが、ありえない嘘をつくくらいなら、もう少し正直に媚びてはどうだ? 財産を渡しますので、私をもう少し気にかけて下さいと」
「いえ……結構です」
「まぁ、僕は構って欲しいと願うオマエに応じる気は爪の先ほどにもないがな。 だが、よく考えるといい、僕と離縁してしまえば、幾らオマエの錬金術師としての腕が良くても、次が無い、オマエはその程度の女だ、いやメスゴリラだ!! 天才とチヤホヤされているからと勘違いするな」
「で、何が言いたいんですか……」
「離縁しろ!! 結婚の際に下賜した屋敷を寄越せ、5年の間1度も僕が訪れることもないのに、住み続けているあの屋敷だ」
「ですから結婚してません。 どれほど脳内変換を繰り返しているのか知りませんが、誰でも構いませんから聞いてみればいいではありませんか……。 あと、あの屋敷は私個人のものですよ」
溜息をつきながら言えば、男はドヤった。
「王族と下賤の者との婚姻など……周知させる? 祝福されたい? 冗談じゃない恥でしかない! それに僕には、昔からアマンダがいた。 いくら国王陛下の命令とは言え、出来ることと、出来ないことがある!! オマエとの間に婚姻の誓いを立てる? アマンダを蔑ろにしてそんなこと出来るか!! 華やかな結婚式? 下賤の者と並ぶこと自体恥ずかしい。 出来る訳ないだろう!! ソレを要求しない思慮を持ち合わせていると思ったからこそ、今まで妻として放置しておけば……王家主催の場にしゃしゃり出てきて……。 もしかして、僕に愛されない不満を、陛下に訴えるつもりなのか!!」
「いえ、普通に考えて……ソレ、結婚していませんよ? そちらの運命の人なら分かりますよね? 私と彼、結婚の手続きをしていませんよね」
「ですが、陛下による勅命があれば、儀式など……」
ボソボソと消え入りそうな声でいった。
「なるほど、お二人はとてもお似合いのカップルのようです。 どうかお幸せに」
よいしょっと倒木から立ち上がる。
とりあえず私の中では、彼が何処の誰かは分かったので、とりあえず彼の父に苦情を出しておこうと思う。
「ぇ? だが、オマエは婚姻の際に、我が家から提供された土地、屋敷にずっと住み続けているではないか! ソレは僕の妻としての立場を主張しているのとは違うと言うのか!」
「いえ……あの土地は、アッペル伯爵が事業資金を横領したため、没収したに過ぎません。 当時の裁判記録も残っておりますよ」
「毎月、我が家に支払われている金は……? オマエの財産は私のものではないのか?」
「あぁ……」
アッペル伯爵の妹君が、現国王陛下に嫁いでおり王族として頭を下げられたことから、横領は表に出さないことにした。 十分に反省をさせたと、王妃が彼の保証人になるからと、10歳の時に作った携帯ライトの販売提携を解除することはなく継続していているので、まぁ多少ではありますが、毎月彼の元に金銭が振り込まれるようになっているんですよね。
この馬鹿男の暴走は、王妃にとって頭の痛い問題なはず。 これをネタに、提携者として都合の良い貴族を紹介していただきましょう。 そうしましょう。
「な、何をニヤニヤしているんだ! 気色悪い」
「コレは……失礼しました。 とにかく、私とアナタは婚姻関係にありませんから」
私は首を傾げる。
「陛下が……僕にオマエとの婚姻を命じたのだから、僕たちは夫婦であるはずだ!! オマエは錬金術師としての立場を利用し、陛下に僕の妻となることを求めたのだろう。 どんなに隠しても無駄だ、お前の薄汚れた心根など僕にはすべてお見通しなのさ!」
「え~~~、わかりましたよ……。 後を追うな、顔を見せるなでしたよね。 もう帰りますから、それでいいんでしょう~~~」
「ソレで済ませられると思うな!! オマエには以前から言いたかったんだ。 離縁しろ、僕とアマンダの人生を台無しにしたことを謝罪し、慰謝料を払え!!」
ニヤニヤと決めポーズらしき恰好でドヤッている。
「いや、だから結婚していませんから」
「陛下が結婚しろと言ったのだからしている!! そしてソレはオマエが求めたに違いない下賤の屑が! やっぱり下賤のものは、尻軽だと言うことだな……僕との婚姻で与えられた屋敷に男を連れ込んでいたとは、それも賠償させねば」
あぁあああああ、もう、話が通じない!!
「……ちなみに、アナタのソレは、結婚をしているという仮定においては、浮気にはならないのですか?」
「運命は何よりも尊い。 アマンダは天が与えたもう天使だ! 大切にされるべき存在なんだ!! 故に彼女を悲しませる方が罪である」
「……」
これは、もう諦めよう。
責任者にクレームを出そう。
馬鹿をなんとかしろと訴えよう。
「とりあえず、アナタは下賤で卑しい私のことを信頼できる人間に相談してみるべきですね」
私が口笛を吹けば、真っ黒の巨大な豹が現れた。
「今日は撤退しましょう」
私は豹の背に乗り、その場を去った。
面倒臭くなって逃げたのだ。
逃げる際に、恋人である黒い豹が、男を尻尾で引っ掛け湖に落としてしまったが……まぁ、その程度で死ぬこともないだろう……。
背を向けた私に駆け寄り、肩を掴んだフレッグと言う男。 私は反射的に男の手首を取り、態勢を低めて手首を軸に回転させるように投げた。 誘拐犯等の犯罪者であれば、手を離し危険な箇所を狙って叩きつけたところだが、変質者と言えど貴族様なので一応気を使い、地面にたたきつけないように気を付けた。
元から悪い男の顔色が一層悪くなり、震える声で怒鳴りつけてくる。
「お、女の癖に、薄汚い庶民の癖に、僕を愚弄するか!! 僕は王族だぞ!」
「申し訳ありません。 庶民ですので襲われたら反撃するんですよ。 野蛮な庶民を馬鹿にすると痛い思いをしますよ?」
愛嬌たっぷりに笑って見せるが、内面かなり面倒臭くなっている。
ちなみに、なんでこんなことが出来るかと言えば、研究中心の者達と違い、私はもっと身近な商品価値の高い商品を作り出し多くの利益を上げているから。 私自身を金銭と引き換えにするも、他国に売り払うも、自ら囲い研究させるも、手に入れたものは大きな財産を得ることになる。 誘拐しようとするものが後を絶たないため、護身術を教えられたのだ。
一応、咳と涙に苦しむ催涙丸や、1時間程度記憶を奪う記憶喪失スプレー、電気で気絶させるスタンボルト等色々持っている。 奪われてしまいコチラに使われても面白くないので、使うときは最終手段と決めてある。
地面に座りこみ、私を見上げたまま男はまだ喋っていた。
「そうやって、気のないふりをして、プライドを保とうとしているのか? それとも、気を引けると思っているのか? オマエのようなゴリラが、いくら僕に微笑んで見せても、魅力など欠片も感じない。 下賤の者の癖に、こんなところまであてつけがましく顔をだし、繊細なアマンダの心を傷つけた罪を償え」
「恋人に満足しているんで、他の男性を追いかけたりなんてしませんよ」
「なんだ!! オマエは、王族である僕が妻の座を与えてやったと言うのに、満足せずに浮気までしていたのか! 無礼であるぞ! 慰謝料を寄越せ!」
それはもう、流れるような金を出せに唖然としていれば、男の口はまだまだ止まらない。
私は倒木した木を見つけて腰を下ろし、観覧することにした。
「いや、オマエのように品位なく、醜い肉にまみれ、ゴリラのように怪力で、そんな女に男が出来るなどとは考えられない。 僕の気を引こうと必死なのは分かるが、ありえない嘘をつくくらいなら、もう少し正直に媚びてはどうだ? 財産を渡しますので、私をもう少し気にかけて下さいと」
「いえ……結構です」
「まぁ、僕は構って欲しいと願うオマエに応じる気は爪の先ほどにもないがな。 だが、よく考えるといい、僕と離縁してしまえば、幾らオマエの錬金術師としての腕が良くても、次が無い、オマエはその程度の女だ、いやメスゴリラだ!! 天才とチヤホヤされているからと勘違いするな」
「で、何が言いたいんですか……」
「離縁しろ!! 結婚の際に下賜した屋敷を寄越せ、5年の間1度も僕が訪れることもないのに、住み続けているあの屋敷だ」
「ですから結婚してません。 どれほど脳内変換を繰り返しているのか知りませんが、誰でも構いませんから聞いてみればいいではありませんか……。 あと、あの屋敷は私個人のものですよ」
溜息をつきながら言えば、男はドヤった。
「王族と下賤の者との婚姻など……周知させる? 祝福されたい? 冗談じゃない恥でしかない! それに僕には、昔からアマンダがいた。 いくら国王陛下の命令とは言え、出来ることと、出来ないことがある!! オマエとの間に婚姻の誓いを立てる? アマンダを蔑ろにしてそんなこと出来るか!! 華やかな結婚式? 下賤の者と並ぶこと自体恥ずかしい。 出来る訳ないだろう!! ソレを要求しない思慮を持ち合わせていると思ったからこそ、今まで妻として放置しておけば……王家主催の場にしゃしゃり出てきて……。 もしかして、僕に愛されない不満を、陛下に訴えるつもりなのか!!」
「いえ、普通に考えて……ソレ、結婚していませんよ? そちらの運命の人なら分かりますよね? 私と彼、結婚の手続きをしていませんよね」
「ですが、陛下による勅命があれば、儀式など……」
ボソボソと消え入りそうな声でいった。
「なるほど、お二人はとてもお似合いのカップルのようです。 どうかお幸せに」
よいしょっと倒木から立ち上がる。
とりあえず私の中では、彼が何処の誰かは分かったので、とりあえず彼の父に苦情を出しておこうと思う。
「ぇ? だが、オマエは婚姻の際に、我が家から提供された土地、屋敷にずっと住み続けているではないか! ソレは僕の妻としての立場を主張しているのとは違うと言うのか!」
「いえ……あの土地は、アッペル伯爵が事業資金を横領したため、没収したに過ぎません。 当時の裁判記録も残っておりますよ」
「毎月、我が家に支払われている金は……? オマエの財産は私のものではないのか?」
「あぁ……」
アッペル伯爵の妹君が、現国王陛下に嫁いでおり王族として頭を下げられたことから、横領は表に出さないことにした。 十分に反省をさせたと、王妃が彼の保証人になるからと、10歳の時に作った携帯ライトの販売提携を解除することはなく継続していているので、まぁ多少ではありますが、毎月彼の元に金銭が振り込まれるようになっているんですよね。
この馬鹿男の暴走は、王妃にとって頭の痛い問題なはず。 これをネタに、提携者として都合の良い貴族を紹介していただきましょう。 そうしましょう。
「な、何をニヤニヤしているんだ! 気色悪い」
「コレは……失礼しました。 とにかく、私とアナタは婚姻関係にありませんから」
私は首を傾げる。
「陛下が……僕にオマエとの婚姻を命じたのだから、僕たちは夫婦であるはずだ!! オマエは錬金術師としての立場を利用し、陛下に僕の妻となることを求めたのだろう。 どんなに隠しても無駄だ、お前の薄汚れた心根など僕にはすべてお見通しなのさ!」
「え~~~、わかりましたよ……。 後を追うな、顔を見せるなでしたよね。 もう帰りますから、それでいいんでしょう~~~」
「ソレで済ませられると思うな!! オマエには以前から言いたかったんだ。 離縁しろ、僕とアマンダの人生を台無しにしたことを謝罪し、慰謝料を払え!!」
ニヤニヤと決めポーズらしき恰好でドヤッている。
「いや、だから結婚していませんから」
「陛下が結婚しろと言ったのだからしている!! そしてソレはオマエが求めたに違いない下賤の屑が! やっぱり下賤のものは、尻軽だと言うことだな……僕との婚姻で与えられた屋敷に男を連れ込んでいたとは、それも賠償させねば」
あぁあああああ、もう、話が通じない!!
「……ちなみに、アナタのソレは、結婚をしているという仮定においては、浮気にはならないのですか?」
「運命は何よりも尊い。 アマンダは天が与えたもう天使だ! 大切にされるべき存在なんだ!! 故に彼女を悲しませる方が罪である」
「……」
これは、もう諦めよう。
責任者にクレームを出そう。
馬鹿をなんとかしろと訴えよう。
「とりあえず、アナタは下賤で卑しい私のことを信頼できる人間に相談してみるべきですね」
私が口笛を吹けば、真っ黒の巨大な豹が現れた。
「今日は撤退しましょう」
私は豹の背に乗り、その場を去った。
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