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終章
62.完結
魔女組織との調印式。
国王陛下となったライオネルは、側にパーシヴァルを伴い狭いながらも品の良い会議室で客人を待っていた。
「ヴァル、襟を緩めるのはお辞めなさい。 今日の客人はヴァル、アナタに利用価値を感じるような方ではないのですから」
緩めようとしていた手を止め、襟元を正しながら溜息をつく。 憂いの帯びた横顔を見れば、王妃が喜びそうだとふと考えてしまうライオネルは、受け入れる事は出来ないが色々毒されつつある自分の思考に苦笑する。
「色々と言いたい事はあるでしょうが、調印式が終わるまでは我慢してください」
「わかっている」
「あと、暴れるのも禁止です」
「……人の事を暴走馬のように言うな……一応、常識はわきまえているつもりだ」
「ならば宜しいのですが……」
ライオネルは静かに笑いながら来客を待つ。 その笑みをみながらパーシヴァルは、再び溜息をついた。
ここ数か月の間、他国の使者が大勢訪れた。 国王の代理人として王族が訪れた。 そんな相手にも臆することなく国王陛下をやり遂げている幼馴染に、パーシヴァルは感服するばかりである。
反面、シヴィルが消えてからの自分はと言えば、大量の衣装を作り、別荘地を作り上げてしまっていた。
俺、何してんだろう……。
「王とは、どういうものだ?」
2人きりになるというのは久々で、何を話していいのか分からなくなる。 王には話さなければならない事と同様に、話をしてはいけないことも多いものだろうから。 元々が公私混同が多いだけに気を使う。
「なんですか、突然に」
「いや……辛くはないのかと」
「戦場に立ち誰よりも前を駆け抜けるのは辛くはないのですか?」
「いや……」
「多分、同じですよ。 そうあるべくして、私達はその場に立っているのでしょう。 それよりも……ヴァルは当初の予定通り、ヘルムート領で領主をするのですか?」
領主修行を終えてシヴィルを妻に迎えた後には、領地で静かに隠遁生活を送ろうと考えていた。 現在は、シヴィルが魔女の森に連れ戻されたのをきっかけに、父親が返還されたヘルムート一族の領地へと出向き、縁者が行う領地管理の手伝いをしている。 パーシヴァルが領主として領土を治める必要などないだろう。
「いや……今まで通り、オマエの側でオマエを守ろう」
「助かります」
ライオネルは心から感謝を示した。 最近は個人的に話すことの無かった2人は、さして長くない待ち時間の間、思い出話をしながら穏やかに時間は過ぎていく。
ノックの音が数回。
「お客様をお連れしました」
告げるのはルーカス。
「どうぞ」
扉を開き、客人が少人数会議のために作られた会議室へと通された。
ルーカスのエスコートで入ってきたのは、黒髪の妖艶美女。 深い緑色のドレスに身を包みシヴィルがそうであったようにアチコチに魔力封じの装飾を身に着けていた。
ライオネルがたちあがる。
「お初にお目にかかります。 この度は無理をお聞き入れくださり感謝しております」
「初代から預かった組織、時代と共に問題が浮き彫りになる中、ソレを放置していた我の責任。 年をとると変化を好まぬものじゃ。 そんな我を突き動かしてくれたこと感謝しておる」
「そう言っていただければ助かります」
「お話中不躾ながら宜しいでしょうか?」
するとは思っていたが、やってしまったかとライオネルとルーカスは天井を仰ぎたくなる気分を押しとどめた。
「ほんに、場の空気を読まぬのは母譲りじゃのぉ~」
「申し訳ございません。 俺は自分の思い人の肌を人前に晒したいとは思いませんので」
真顔で宣言すれば魔女の長は笑った。
「ほっほほほほほほほほ」
盛大な笑いにライオネルとルーカスは戸惑い、ティーハは長を諫める。
「いや、すまない。 白の魔女が、男は奪う事は出来なんだが、私の娘があの女の大切な息子の心を奪ったのだからイーブンだと騒いでいたのを思い出してな。 アレらは仲がいいのか悪いのか……。 楽しい思い出を思い出させてくれた感謝する」
声こそ控えているが、存在そのものが笑いのツボとされてはどうにもできないパーシヴァルは諦めながら、自身の上着をシヴィルの肩にかける。 が……チラチラと見える太腿が気にかかった。
「下も脱いで渡すか?」
からかわれている……と思えば憮然とした。
「パーシィ」
諫めるように聞くシヴィルの声が、久々の声と言うのは……少し切なくて、小さく耳元にパーシヴァルは囁いた。
「お帰り」
「ただいま……」
シヴィルは困ったように少し考え、それでも小さく素早く逃げるようにつぶやき、チラリと視線だけをパーシヴァルを見上げる。 見慣れた緑の瞳が真面目な表情で『仕事』と告げれば、それも可愛らしくて、目元がどうしても緩む。
嬉しくて嬉しくて仕方がないのだから、まぁ……仕方がない。
「ほっほほほ、今しばらく逢瀬を楽しむのはお待ち。 書類は全て確認調整を終えておる。 なぁ、新しき王よ。 改革をもたらす者よ。 そなたには感謝しておる。 創生の魔女たる母の意思を怠惰ゆえに無碍にするところじゃった。 さぁさぁ、愛しい我が子らのために、早く済ませてやろうぞ」
ライオネルは、つられたように笑う。
「お気遣いありがとうございます」
そして調印はつつがなく終わり、王と魔女の長は2人を見送った。
「お気遣い感謝します」
「なに、2人とも大切な子供達の子供じゃ。 私の孫と言っても過言ではない。 幸せを願うのは当然じゃて」
色香漂う魔女の長が、どれだけの時を生きているか知らないが。 創生の魔女から長の代替わりは、僅かに3度しか行われていない。 見下すことなく、自分の要望に応じてくれたことを、ライオネルは心から感謝した。
「よろしければ、お食事でもいかがでしょうか?」
「食事も良いが、できれば王の妻にあってみたいのじゃが」
ソワソワした様子に、嫌な予感しかなかったが……断る事が出来る相手ではなく、そして……ソレをきっかけに、何処までも力を封じ姿すら偽った魔女の長が頻繁に国に訪れる事になるのだが……多分きっと悪くはないことなのだろう。
「お帰り」
「さっきも聞いた……ただいま……」
パーシヴァルはただ笑うだけ。 腕の中に戻ってきてくれた存在に嬉しくて、嬉しくて仕方がなかった。
パーシヴァルはアイザックにそそのかされ作り上げた保養施設へと向かう。 一応別宅として通用する自分専用の屋敷も、部下たちが使う建物から少し離れた場所に作り上げた。
シヴィルを横抱きにし大きな身体からは想像できない身軽さで、家々の屋根を足場に移動する。
「新しい家」
「誰の?」
「ぇ、ぁ……その……結婚してくれ」
突然に停止した屋根の上、パーシヴァルは告げる。 ロマンの欠片もないが、ソレはシヴィルも同様だった。
「……浮気……」
「なに?」
「してない?」
匂いを嗅ぐように身を寄せるシヴィル。
「するわけないよ。 証拠だってある」
「証拠?」
「そう、ずっとシヴィルだけを思っていた。 ずっと好きだ。 いままでもこれからも」
それは重すぎる……と思うよりも好意が勝る。
「……ありがとう……。 わたしも……」
最後の言葉は、小さな子供の叫びに消えた。
「将軍がイチャイチャしている~~~」
「いちゃいちゃしてる~~~」
「こら!! お邪魔するんじゃないよ!!」
そんな叫びが聞こえた。
そこは、何時もは騒々しい市場だが、パーシヴァルが時間を告げる時計塔の上に、足をとどめた瞬間周囲は沈黙したのだ。
「うえああ……」
顔を真っ赤にしながら混乱するシヴィル。
パーシヴァルはしまったと思いながら、周囲に愛想笑いをしながら手を振った。
「将軍、頑張れ!」
「お式、楽しみにしてるよ!」
「まままっまま、まだ返事していないんだからぁああああああ!!」
シヴィルの叫びは周囲に轟き、笑いが漏れる。
既にパーシヴァルのシヴィル愛は世間に周知されており、あの将軍が思い人を逃す訳などないだろうと奇妙な信頼を集め、誰もが2人の未来を疑ってはいなかった。
ただ……ロマンの欠片も無い告白はこれからも幾度となく続けられ、実際に婚姻に至るまで3年の歳月を必要とすることとなったが、それも自業自得であろう。
世界は、
力を持ち自らを革命者と呼ぶ賢者に惑う。
増殖しはじめた魔物に蹂躙され。
安穏に慣れ親しんだ先導者が腐敗をもたらす。
これらによって混乱の時を迎える。
だが、ルーベンス国だけは数百年に渡り平和を歩むこととなる。
赤き魔人とその妻である白き魔女の加護を受けながら。
おわり
国王陛下となったライオネルは、側にパーシヴァルを伴い狭いながらも品の良い会議室で客人を待っていた。
「ヴァル、襟を緩めるのはお辞めなさい。 今日の客人はヴァル、アナタに利用価値を感じるような方ではないのですから」
緩めようとしていた手を止め、襟元を正しながら溜息をつく。 憂いの帯びた横顔を見れば、王妃が喜びそうだとふと考えてしまうライオネルは、受け入れる事は出来ないが色々毒されつつある自分の思考に苦笑する。
「色々と言いたい事はあるでしょうが、調印式が終わるまでは我慢してください」
「わかっている」
「あと、暴れるのも禁止です」
「……人の事を暴走馬のように言うな……一応、常識はわきまえているつもりだ」
「ならば宜しいのですが……」
ライオネルは静かに笑いながら来客を待つ。 その笑みをみながらパーシヴァルは、再び溜息をついた。
ここ数か月の間、他国の使者が大勢訪れた。 国王の代理人として王族が訪れた。 そんな相手にも臆することなく国王陛下をやり遂げている幼馴染に、パーシヴァルは感服するばかりである。
反面、シヴィルが消えてからの自分はと言えば、大量の衣装を作り、別荘地を作り上げてしまっていた。
俺、何してんだろう……。
「王とは、どういうものだ?」
2人きりになるというのは久々で、何を話していいのか分からなくなる。 王には話さなければならない事と同様に、話をしてはいけないことも多いものだろうから。 元々が公私混同が多いだけに気を使う。
「なんですか、突然に」
「いや……辛くはないのかと」
「戦場に立ち誰よりも前を駆け抜けるのは辛くはないのですか?」
「いや……」
「多分、同じですよ。 そうあるべくして、私達はその場に立っているのでしょう。 それよりも……ヴァルは当初の予定通り、ヘルムート領で領主をするのですか?」
領主修行を終えてシヴィルを妻に迎えた後には、領地で静かに隠遁生活を送ろうと考えていた。 現在は、シヴィルが魔女の森に連れ戻されたのをきっかけに、父親が返還されたヘルムート一族の領地へと出向き、縁者が行う領地管理の手伝いをしている。 パーシヴァルが領主として領土を治める必要などないだろう。
「いや……今まで通り、オマエの側でオマエを守ろう」
「助かります」
ライオネルは心から感謝を示した。 最近は個人的に話すことの無かった2人は、さして長くない待ち時間の間、思い出話をしながら穏やかに時間は過ぎていく。
ノックの音が数回。
「お客様をお連れしました」
告げるのはルーカス。
「どうぞ」
扉を開き、客人が少人数会議のために作られた会議室へと通された。
ルーカスのエスコートで入ってきたのは、黒髪の妖艶美女。 深い緑色のドレスに身を包みシヴィルがそうであったようにアチコチに魔力封じの装飾を身に着けていた。
ライオネルがたちあがる。
「お初にお目にかかります。 この度は無理をお聞き入れくださり感謝しております」
「初代から預かった組織、時代と共に問題が浮き彫りになる中、ソレを放置していた我の責任。 年をとると変化を好まぬものじゃ。 そんな我を突き動かしてくれたこと感謝しておる」
「そう言っていただければ助かります」
「お話中不躾ながら宜しいでしょうか?」
するとは思っていたが、やってしまったかとライオネルとルーカスは天井を仰ぎたくなる気分を押しとどめた。
「ほんに、場の空気を読まぬのは母譲りじゃのぉ~」
「申し訳ございません。 俺は自分の思い人の肌を人前に晒したいとは思いませんので」
真顔で宣言すれば魔女の長は笑った。
「ほっほほほほほほほほ」
盛大な笑いにライオネルとルーカスは戸惑い、ティーハは長を諫める。
「いや、すまない。 白の魔女が、男は奪う事は出来なんだが、私の娘があの女の大切な息子の心を奪ったのだからイーブンだと騒いでいたのを思い出してな。 アレらは仲がいいのか悪いのか……。 楽しい思い出を思い出させてくれた感謝する」
声こそ控えているが、存在そのものが笑いのツボとされてはどうにもできないパーシヴァルは諦めながら、自身の上着をシヴィルの肩にかける。 が……チラチラと見える太腿が気にかかった。
「下も脱いで渡すか?」
からかわれている……と思えば憮然とした。
「パーシィ」
諫めるように聞くシヴィルの声が、久々の声と言うのは……少し切なくて、小さく耳元にパーシヴァルは囁いた。
「お帰り」
「ただいま……」
シヴィルは困ったように少し考え、それでも小さく素早く逃げるようにつぶやき、チラリと視線だけをパーシヴァルを見上げる。 見慣れた緑の瞳が真面目な表情で『仕事』と告げれば、それも可愛らしくて、目元がどうしても緩む。
嬉しくて嬉しくて仕方がないのだから、まぁ……仕方がない。
「ほっほほほ、今しばらく逢瀬を楽しむのはお待ち。 書類は全て確認調整を終えておる。 なぁ、新しき王よ。 改革をもたらす者よ。 そなたには感謝しておる。 創生の魔女たる母の意思を怠惰ゆえに無碍にするところじゃった。 さぁさぁ、愛しい我が子らのために、早く済ませてやろうぞ」
ライオネルは、つられたように笑う。
「お気遣いありがとうございます」
そして調印はつつがなく終わり、王と魔女の長は2人を見送った。
「お気遣い感謝します」
「なに、2人とも大切な子供達の子供じゃ。 私の孫と言っても過言ではない。 幸せを願うのは当然じゃて」
色香漂う魔女の長が、どれだけの時を生きているか知らないが。 創生の魔女から長の代替わりは、僅かに3度しか行われていない。 見下すことなく、自分の要望に応じてくれたことを、ライオネルは心から感謝した。
「よろしければ、お食事でもいかがでしょうか?」
「食事も良いが、できれば王の妻にあってみたいのじゃが」
ソワソワした様子に、嫌な予感しかなかったが……断る事が出来る相手ではなく、そして……ソレをきっかけに、何処までも力を封じ姿すら偽った魔女の長が頻繁に国に訪れる事になるのだが……多分きっと悪くはないことなのだろう。
「お帰り」
「さっきも聞いた……ただいま……」
パーシヴァルはただ笑うだけ。 腕の中に戻ってきてくれた存在に嬉しくて、嬉しくて仕方がなかった。
パーシヴァルはアイザックにそそのかされ作り上げた保養施設へと向かう。 一応別宅として通用する自分専用の屋敷も、部下たちが使う建物から少し離れた場所に作り上げた。
シヴィルを横抱きにし大きな身体からは想像できない身軽さで、家々の屋根を足場に移動する。
「新しい家」
「誰の?」
「ぇ、ぁ……その……結婚してくれ」
突然に停止した屋根の上、パーシヴァルは告げる。 ロマンの欠片もないが、ソレはシヴィルも同様だった。
「……浮気……」
「なに?」
「してない?」
匂いを嗅ぐように身を寄せるシヴィル。
「するわけないよ。 証拠だってある」
「証拠?」
「そう、ずっとシヴィルだけを思っていた。 ずっと好きだ。 いままでもこれからも」
それは重すぎる……と思うよりも好意が勝る。
「……ありがとう……。 わたしも……」
最後の言葉は、小さな子供の叫びに消えた。
「将軍がイチャイチャしている~~~」
「いちゃいちゃしてる~~~」
「こら!! お邪魔するんじゃないよ!!」
そんな叫びが聞こえた。
そこは、何時もは騒々しい市場だが、パーシヴァルが時間を告げる時計塔の上に、足をとどめた瞬間周囲は沈黙したのだ。
「うえああ……」
顔を真っ赤にしながら混乱するシヴィル。
パーシヴァルはしまったと思いながら、周囲に愛想笑いをしながら手を振った。
「将軍、頑張れ!」
「お式、楽しみにしてるよ!」
「まままっまま、まだ返事していないんだからぁああああああ!!」
シヴィルの叫びは周囲に轟き、笑いが漏れる。
既にパーシヴァルのシヴィル愛は世間に周知されており、あの将軍が思い人を逃す訳などないだろうと奇妙な信頼を集め、誰もが2人の未来を疑ってはいなかった。
ただ……ロマンの欠片も無い告白はこれからも幾度となく続けられ、実際に婚姻に至るまで3年の歳月を必要とすることとなったが、それも自業自得であろう。
世界は、
力を持ち自らを革命者と呼ぶ賢者に惑う。
増殖しはじめた魔物に蹂躙され。
安穏に慣れ親しんだ先導者が腐敗をもたらす。
これらによって混乱の時を迎える。
だが、ルーベンス国だけは数百年に渡り平和を歩むこととなる。
赤き魔人とその妻である白き魔女の加護を受けながら。
おわり
この作品は感想を受け付けておりません。
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