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10.彼の欲情の抑え方は、間違っているように思えて仕方がない(☆)
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白を基調としたシンプルで広い部屋には、大きなベッドがポツンと1つ置かれていた。
「はぁ……」
部屋の扉を閉めてゼルは息をついた。 騒めく雑音が心を騒めかせ、排除してしまいたいと言う欲求を覚えてしまったから。
腕の中の柔らかな存在を、そっと抱きしめる。
「むぅ……」
「あの煩い中で起きないとは、余程疲れているのでしょうかね?」
今すぐ目を覚まして私を止めて下さい。 言葉とは裏腹な思いがどこかにあった。
「リエル……」
甘い声には、魔力がこもっていた。
魅了に近い力。
私を嫌いにならないで……切なる願い。
神が人間の魂に与える力は、神力。
人間が、神力を使う場合、魔力と呼ばれる。
それは、神の使う力を人が使うのはおこがましいと言う考えから、魔力と呼ばれている。 と、考えられていたが、近年の研究により魂に保管された神力を人の世に使う場合には、加工が必要でありその性質は変化しているとかどうとか言う話だ。
そっとベッドの端にリエルを下ろし、横たわる上体と、ベッドの縁に投げ出されダラリと落ちる足。 ゼルはリエルが履いているリボンで結ばれた柔らかな靴を脱がせる。 そっと触れる足に頬を摺り寄せ、その足の甲に口づけた。
「可愛い足先です」
自分の掌に足をのせ、形の良い指先に舌を伸ばせば、餌を前にお預けを食らった獣のように唾液がぴちゃりとこぼれた。
はぁはぁと、熱い息をあげゼルの興奮が高まっていた。 ぴちゃぴちゃと音を立てて足の指先を舐める舌は熱い。 足の親指が口に含まれ、甘く噛まれれば、くすぐったさの混ざる不快な感覚にリエルは目を覚ました。
「な、何しているんですか!!」
上半身をわずかにあげ、腕に力をかけた状態で、足を引こうとしたけれど、包み込むように足に触れる手は以外にもシッカリとつかまれているようで、動かすことができなかった。
「何って……、余りにも可愛らしかったので、ツイ」
微笑まれる口元は、余りにも爽やかに見え、それはとても作り物のように見えた。
「普通は、可愛くても舐めたりなんかしませんよ……たぶん……」
正直かなりひいているのだけれど、足を掴んだ手は離してはもらえず、今も愛おしそうに撫で頬を摺り寄せてくる。 私は、上半身を起こし、足になつく旅商人さん……いえ、遠い異国の大国の将軍閣下を足元に眺めていた。
生憎と私には、その状況に興奮するような趣向はない訳で……ただ、戸惑うしかない。 やめてと言ってもいいのでしょうか? なんか嫌だなと思うけど、害はないわけですし、でもやっぱり足は嫌だなぁ……。
「足、好きなんですか?」
質問としては間抜けだと思う。
「足……を、特別愛でる趣味はありませんが、リエルさんの足はいつまでも見ていても飽きないと思いますよ」
ぁ、さんづけに戻ってる。 あと、喋っている間は舐めないらしい。
「なら、足は辞めません?」
クスッと笑う口元は、優しく甘く聞いてくる。
「どこなら……触れていいですか? 舐めていいですか?」
結局、舐めるんだ……
口調こそ何時もと変わらない……覚えのある旅商人さんの口調よりもユックリと慎重な気すらした。 だけど、それはゾクリと背筋が震えるような声色で、追い詰められているかのような気持ちになる。 足元で見上げていたゼルは問いかけてきた。
「どう、したのですか? 寒いなら部屋を暖めますが?」
撫でられる足の甲。
そして、頬を摺り寄せる。
「あぁ……可愛い足だ」
うっとりとした声が漏らされれば、私は戸惑うばかりだ……それでも、まぁ……とりあえずは、私の事を好きっていうのは本当なのだろうと……ソレを疑うつもりはないけれど、私が前世憧れた恋愛は、こうもっと甘酸っぱい学園生活と共にあるもので……。 まぁ、小中と生徒が一切変わらない凄い田舎で、恋愛とは無縁な環境でしたけどね。
大人って、大人って……こういうエッチなんだぁああああ。 初めて遭遇する状況に頭の中が大混乱な訳ですよ。
「な、なんで……足を舐めるんですか?」
「……ここが、一番理性が効くので」
「いえ、既に理性が効いているようには思えないのですけど。 その……私の知っているのだと、こういう場合は頬にキスからとか……」
うん、大抵はなんかソレで、ドキドキ見つめあって。
「頬ですか?」
気付けばすぐそばに顔があった。 移動速度オカシイよね? 柔らかなベッドに座る安定性の悪さは、横に座られると自然と身体が傾いて、身を預けることになり、そっと包み込むように肩に手をかけられ、抱き寄せられる。
チュッと頬に口づけられ。
「こういうのですか?」
クスッと彼は笑うカラカウような色気のある声に……私は慌てて頷いて見せれば、啄むような口づけが繰り返され。 抱き寄せていた手が、私を持ち上げゼルの膝の上に抱き上げられた。
「あの?」
「安定性が悪そうでしたから」
そこまでして、寄り添う必要はないのでは? と思うが、では……身体を放してしまえば、私はこの人と2人で何をするのだろうか? なにしろこの部屋にはベッドしかない。
「あの、この部屋は?」
「私の寝室です」
「荷物とか全然ないんですね」
「荷物ですか? 寝るだけの部屋ですからねぇ……作業部屋は別にありますし、特に不自由はないですよ?」
狭くて貧乏を強いられていたけれど、私の部屋兼作業場の方が全然ものがある。
「例えば、夜、喉が渇いたら?」
「……あまりそう言う経験はないのですが、そうですね……リエルさんが、喉の渇きを覚えると言うなら、そういう手筈をしないといけませんね」
「あと、リラックス用のソファとかテーブルとか? 好きなものを集めたりする棚とか?」
「……リエルさんは棚に飾るよりも、動き回っている方が可愛らしいですので」
私は首を傾げた。
「それは、何か違う。 あと……なんで、お腹をさわるんですか?」
気付けば、ドレスの隙間から手を入れられ、お腹が触られていた。 ふわふわと布地を重ね作られているドレスは、私のサイズがわからなかったせいか、紐で調整するようにできていて隙間が多かったのだ。
「手が退屈だから? お腹がダメなら、足触っていいですか?」
「やっぱり、足が好きなんですか?」
「いえ、第一希望でいうなら、胸に障りたいのですが……そこを触ってしまえば、ほら、次には舐めたくなってくると思うんですよ」
「……ですよと言われても……」
「口づけていいですか?」
そう尋ねる唇は、既にわずかに触れているような、いないような、微妙な距離感がくすぐったくて……緊張に喉が渇く……。
「ぁ……」
「いい加減にしておけ」
どこからともなく、現れた風に見えた体格の良いローブ集団にいた男の1人が、低く唸るような声で、威圧的にゼルを止めていた。
「私が、私の妻を求めて何が問題だと言うんですか……」
私を抱きしめながら、相手を睨みつけている。 た、多分……。 両方とも視線が見えないので……。
「まずは状況を理解してもらったうえで、選択を与えるべきだろう。 とりあえず、風呂にでも入って頭を冷やしてこい。 埃っぽい汗臭い身体ですり寄られて、どさくさに紛れて初めてを迎えるなんてのは、余りにもこの娘が気の毒と言うものだ」
長い沈黙。
溜息は両方から同時に漏れ出ていた。
「……むぅ……わかりましたよ」
スタスタと、後ろ髪ひかれる様子でゼルが去っていく。
「えっと、あの……」
「失礼しました」
男は仮面とローブを脱ぎ、ベッドの上に座った私の前、床に膝をついて挨拶をしだした。
「オルグレン国、国王ヒューバート・ロス・オルグレンです。 お嬢さん」
そうお茶目な声色で挨拶した男は、爽やかに見える微笑みで私を見上げていた。
「はぁ……」
部屋の扉を閉めてゼルは息をついた。 騒めく雑音が心を騒めかせ、排除してしまいたいと言う欲求を覚えてしまったから。
腕の中の柔らかな存在を、そっと抱きしめる。
「むぅ……」
「あの煩い中で起きないとは、余程疲れているのでしょうかね?」
今すぐ目を覚まして私を止めて下さい。 言葉とは裏腹な思いがどこかにあった。
「リエル……」
甘い声には、魔力がこもっていた。
魅了に近い力。
私を嫌いにならないで……切なる願い。
神が人間の魂に与える力は、神力。
人間が、神力を使う場合、魔力と呼ばれる。
それは、神の使う力を人が使うのはおこがましいと言う考えから、魔力と呼ばれている。 と、考えられていたが、近年の研究により魂に保管された神力を人の世に使う場合には、加工が必要でありその性質は変化しているとかどうとか言う話だ。
そっとベッドの端にリエルを下ろし、横たわる上体と、ベッドの縁に投げ出されダラリと落ちる足。 ゼルはリエルが履いているリボンで結ばれた柔らかな靴を脱がせる。 そっと触れる足に頬を摺り寄せ、その足の甲に口づけた。
「可愛い足先です」
自分の掌に足をのせ、形の良い指先に舌を伸ばせば、餌を前にお預けを食らった獣のように唾液がぴちゃりとこぼれた。
はぁはぁと、熱い息をあげゼルの興奮が高まっていた。 ぴちゃぴちゃと音を立てて足の指先を舐める舌は熱い。 足の親指が口に含まれ、甘く噛まれれば、くすぐったさの混ざる不快な感覚にリエルは目を覚ました。
「な、何しているんですか!!」
上半身をわずかにあげ、腕に力をかけた状態で、足を引こうとしたけれど、包み込むように足に触れる手は以外にもシッカリとつかまれているようで、動かすことができなかった。
「何って……、余りにも可愛らしかったので、ツイ」
微笑まれる口元は、余りにも爽やかに見え、それはとても作り物のように見えた。
「普通は、可愛くても舐めたりなんかしませんよ……たぶん……」
正直かなりひいているのだけれど、足を掴んだ手は離してはもらえず、今も愛おしそうに撫で頬を摺り寄せてくる。 私は、上半身を起こし、足になつく旅商人さん……いえ、遠い異国の大国の将軍閣下を足元に眺めていた。
生憎と私には、その状況に興奮するような趣向はない訳で……ただ、戸惑うしかない。 やめてと言ってもいいのでしょうか? なんか嫌だなと思うけど、害はないわけですし、でもやっぱり足は嫌だなぁ……。
「足、好きなんですか?」
質問としては間抜けだと思う。
「足……を、特別愛でる趣味はありませんが、リエルさんの足はいつまでも見ていても飽きないと思いますよ」
ぁ、さんづけに戻ってる。 あと、喋っている間は舐めないらしい。
「なら、足は辞めません?」
クスッと笑う口元は、優しく甘く聞いてくる。
「どこなら……触れていいですか? 舐めていいですか?」
結局、舐めるんだ……
口調こそ何時もと変わらない……覚えのある旅商人さんの口調よりもユックリと慎重な気すらした。 だけど、それはゾクリと背筋が震えるような声色で、追い詰められているかのような気持ちになる。 足元で見上げていたゼルは問いかけてきた。
「どう、したのですか? 寒いなら部屋を暖めますが?」
撫でられる足の甲。
そして、頬を摺り寄せる。
「あぁ……可愛い足だ」
うっとりとした声が漏らされれば、私は戸惑うばかりだ……それでも、まぁ……とりあえずは、私の事を好きっていうのは本当なのだろうと……ソレを疑うつもりはないけれど、私が前世憧れた恋愛は、こうもっと甘酸っぱい学園生活と共にあるもので……。 まぁ、小中と生徒が一切変わらない凄い田舎で、恋愛とは無縁な環境でしたけどね。
大人って、大人って……こういうエッチなんだぁああああ。 初めて遭遇する状況に頭の中が大混乱な訳ですよ。
「な、なんで……足を舐めるんですか?」
「……ここが、一番理性が効くので」
「いえ、既に理性が効いているようには思えないのですけど。 その……私の知っているのだと、こういう場合は頬にキスからとか……」
うん、大抵はなんかソレで、ドキドキ見つめあって。
「頬ですか?」
気付けばすぐそばに顔があった。 移動速度オカシイよね? 柔らかなベッドに座る安定性の悪さは、横に座られると自然と身体が傾いて、身を預けることになり、そっと包み込むように肩に手をかけられ、抱き寄せられる。
チュッと頬に口づけられ。
「こういうのですか?」
クスッと彼は笑うカラカウような色気のある声に……私は慌てて頷いて見せれば、啄むような口づけが繰り返され。 抱き寄せていた手が、私を持ち上げゼルの膝の上に抱き上げられた。
「あの?」
「安定性が悪そうでしたから」
そこまでして、寄り添う必要はないのでは? と思うが、では……身体を放してしまえば、私はこの人と2人で何をするのだろうか? なにしろこの部屋にはベッドしかない。
「あの、この部屋は?」
「私の寝室です」
「荷物とか全然ないんですね」
「荷物ですか? 寝るだけの部屋ですからねぇ……作業部屋は別にありますし、特に不自由はないですよ?」
狭くて貧乏を強いられていたけれど、私の部屋兼作業場の方が全然ものがある。
「例えば、夜、喉が渇いたら?」
「……あまりそう言う経験はないのですが、そうですね……リエルさんが、喉の渇きを覚えると言うなら、そういう手筈をしないといけませんね」
「あと、リラックス用のソファとかテーブルとか? 好きなものを集めたりする棚とか?」
「……リエルさんは棚に飾るよりも、動き回っている方が可愛らしいですので」
私は首を傾げた。
「それは、何か違う。 あと……なんで、お腹をさわるんですか?」
気付けば、ドレスの隙間から手を入れられ、お腹が触られていた。 ふわふわと布地を重ね作られているドレスは、私のサイズがわからなかったせいか、紐で調整するようにできていて隙間が多かったのだ。
「手が退屈だから? お腹がダメなら、足触っていいですか?」
「やっぱり、足が好きなんですか?」
「いえ、第一希望でいうなら、胸に障りたいのですが……そこを触ってしまえば、ほら、次には舐めたくなってくると思うんですよ」
「……ですよと言われても……」
「口づけていいですか?」
そう尋ねる唇は、既にわずかに触れているような、いないような、微妙な距離感がくすぐったくて……緊張に喉が渇く……。
「ぁ……」
「いい加減にしておけ」
どこからともなく、現れた風に見えた体格の良いローブ集団にいた男の1人が、低く唸るような声で、威圧的にゼルを止めていた。
「私が、私の妻を求めて何が問題だと言うんですか……」
私を抱きしめながら、相手を睨みつけている。 た、多分……。 両方とも視線が見えないので……。
「まずは状況を理解してもらったうえで、選択を与えるべきだろう。 とりあえず、風呂にでも入って頭を冷やしてこい。 埃っぽい汗臭い身体ですり寄られて、どさくさに紛れて初めてを迎えるなんてのは、余りにもこの娘が気の毒と言うものだ」
長い沈黙。
溜息は両方から同時に漏れ出ていた。
「……むぅ……わかりましたよ」
スタスタと、後ろ髪ひかれる様子でゼルが去っていく。
「えっと、あの……」
「失礼しました」
男は仮面とローブを脱ぎ、ベッドの上に座った私の前、床に膝をついて挨拶をしだした。
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