【R18】私は運命の相手ではありません【完結】

迷い人

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蛇足(R18)

おわり

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「ぁっ、ああっ……んっ!!」

 波のように押し寄せる快楽に戸惑う私をルカは腕の中で抱きしめ、抱き起した。

 肉の芽が、撫でられ……ホリーはルカの腕の中で快楽に必死に耐える。

「良い子だ。 怖い事はない。 身を任せればいい」

 甘い言葉と共に引っ掻くように触れられ、押しつぶされるように触れられた。

 ホリーはその刺激に溺れ、全身を快楽に振るわせる。 思考が閉ざされ、全身を駆け抜ける快楽に震え意識が遠くなるような気がした。 やがて、身体は弛緩し蕩けでたように快楽が蜜口から溢れ出る。

 苦しくて……だけどせつなくて……

「ぁっ……」

 絶え絶えの息と、潤む視線でルカに求めた。

「ルカ……もっと、お願い」

「あぁ、薬のせいか指だけでは足りないか」

 その言葉に不安を覚えた。
 いつも、自分だけが気持ちよくなっている。
 いつも、自分だけを気持ちよくしてくれる。

 ルカは、役割として……。

「もっと……おねがい……だめっ?」

 聞けば、ルカは深く息を吸い苦々しく顔を歪めた。 ダメだったのだろうか? そんな不安……だけど、それは違っていたらしく。

「い、や……煽るな……」

 苦しそうにルカは言う。

「どうした? 変な顔をして……」

 息を深く吸い笑って見せるルカは……見たこともない表情で……。

「だって……ルカに、無理を……」

 かきよせるように抱きしめられ、髪と背中が撫でられる。

「そんな訳があるか!! 必死に我慢をしていたんだ」

 苦々しく吐き出すような声だった。

「好きだ……愛している。 ずっと、言っていただろう?」

「わ、たしも……好き」

「あぁ、欲情の匂いがする……」

 ホリーの首筋、鎖骨、胸の間にルカは舌を這わせ、着替えさせられていた夜着をルカが脱がせ……白い肌が剥き出しになれば、ルカの指は再びホリーの内側を探り出す。

 ぐちゅぐちゅという濡れた音が響き、ぬちゅりと太い指を飲み込んでいった。

 細い身体が震えた。
 肉の壁が撫でられ、透明な液が次々と溢れ出す。

「ぁっ、んっふっ……」

 甘くこびるような吐息。
 はしたない声が溢れ混ざりだす。

「ホリー」

 名を呼ばれホリーはルカを濡れた瞳で見つめれば、奪うように唇が触れ、熱い身体の内側が、濡れた肉が奥へと進められた。

「んんっ、ぁふ」

 舌同士が擦れあい、絡みあう。
 お腹の奥が痺れ、熱が溢れる中がキュっと震える。

 深く、激しく口内が貪るように舐められ、唾液が溢れ、舌先が吸われた。

 息が苦しい……。
 呼吸が整わない。

 それでも、快楽を手放すのは惜しくて、必死に舌を伸ばし、快楽を追い求めルカにすがりつく。 甘えるホリーを抱きしめ、そして……熱が帯びた肉の内側へと指を増やした。

 お腹の奥の圧迫感が増える。

「ぁっ……きつっ……」

 ぬちゅりと重なる指が中を弄り、いやらしい音が響いた。

「我慢して、すぐに良くなる」

 吐息交じりの熱のこもった声。

 白く平らな腹が、大きな手で撫でられるとジワリとその感触がお腹の奥まで伝わるようで……濡れた肉壁と同時に刺激されれば、甘い悲鳴と共に軽く絶頂を迎えた。

「ぁあっ……」

 探るようにホリーの腹が撫でられ、指の平で押され、中からひっかきながら、ルカの手は熱の塊のような快楽を探し触れ、そのたびに大きくホリーの身体が震え、弛緩し、頭の中が真っ白になって何も考えられなくなっていた。

 愛欲の蜜がかき混ぜられ、淫らな音が響く。
 ねだるように、ルカを煽るようにホリーの腰が揺れていた。

「ぁあっ、だめ、気持ちいい……」

 ルカはホリーの痴態を楽しむように愛撫は激しさをましていく。

 指が3本に増やされ、熱に蕩けた濡れた快楽の中を縦横無尽に動き回り、ぐちゅぐちゅと淫らな水音が響き、シーツがぐっしょりと濡れていた。

 チュッとルカはホリーに軽く口づけながら、自らの熱を、欲望を、ホリーの蜜口に押し付ける。

 太く、硬い先端が、濡れた蜜口を押し開き、張り出た部分が肉を擦りながら押し進む。

 深い口づけは、肉が裂けるような苦痛を飲み込むためだったが……薬のせいかホリーはルカが案じていたような痛みも苦痛も感じることはなく、熱い欲望が押し進む感触に身を震わせた。

「ぁっ……ぁ、っ」

 ジリジリと進む肉……。

 あぁ……。
 ようやく……。

 それはホリーの思いで、ルカの思い。

 幸福感……そして……深い快楽。

 甘い2人の吐息は飲み込まれ、呼吸は乱れ、熱は交わる。

 あぁ……きもちいい……。

 ホリーは弓なりに身体を反らせ、喘ぎ、悦びに涙した。

「はぁ……」

 ルカは甘い吐息を吐きながら、奥深い場所をぐりぐりと刺激しるたび、余裕が失われていった。

 硬いものが容赦なく硬い欲望の肉で抉られ、そのたびにホリーの身体は快楽に震え、電流が流れたように身体は震える。

「ホリー……」

 囁くように名を呼ぶ声に熱がこもる。
 穿つ動きが速められる。

「ぁあっ、ぁっ、ぁっ……」

 怖いほどの快楽に、ホリーはルカの腕を掴もうと宙を泳げば、その手は重ねられ、快楽と愛情との狭間……ルカは枷が外れたように激しく抽送をする。

 指先がするりと重なり、絡み、擦られる。
 身体中が快楽に支配されたホリーはそんな細やかな動きにすら甘い刺激に震えていた。

 ルカの腰がホリーの奥を穿つたび、理性も身体を支える力も熱を持った蜜のように蕩け流れ出していく。

「あぁっ、もう、」

「ぁあ、何度でも、いくといい……」

 快楽に弾けたようにのけ反った身体を見下ろし、ルカはその白く薄いからだをそっと撫でた。 柔らかな優しい刺激に、ホリーは小さくふるえ……恍惚に酔いしれる。

 熱い身体に触れられる場所全てが気持ちよくて狂いそうになる。

 切なくて、泣きたくなる……。

「ぁあっ、ルカ、ルカ……」

 潤んだ瞳で名を呼べば、目元がペロリと舐められ……お腹の奥深くにぐりぐりと欲望が押し付けられた。 混ざり合った結合部から淫らな音は鳴り響き、ルカは再び激しく動き出す。 それは自らの快楽を求め、激しく腰を打ち付け、乱暴ですらあった。

 だけれど、ホリーは全てを快楽として受け入れる。

 甘い吐息。
 切ない喘ぎ。

 2人は快楽に堕ち、愉悦に蕩ける。

 そして……耐えかねたルカが、ホリーの最奥に熱い熱を放った。



 快楽と安寧と、2人はそのはざまで眠った。



 明日からの忙しさが脳裏から綺麗に消え去るように……どこまでも、幸せを実感し堪能していた……。





 次の日からも変わらぬ日々が始まるだろう。
 それでも、きっと昨日より少しだけ照れ臭く、くすぐったく……、何よりも愛情を増しながら……日々は続く……。




 おわり
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感想 1

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みんなの感想(1件)

メイメイ
2023.11.10 メイメイ
ネタバレ含む
2023.11.10 迷い人

完結祝いありがとうございます。
個人的な都合(主に時間と体調)により、閉ざしていました~。
感想貰うと嬉しくて、寝ずに書く物で……。
今は、何も書いていないので開けました(≧▽≦)

最近は寒くなりもふもふブーム到来、
読んでくださる方に飽きられるのでは?
そんな事を思いつつも止められそうにありません(;'∀')

元旦那……確かに、一緒に仕事をする相手としては頼りなさそう……。
個人的には愛情の深さで最終パートナーを選びました。

次回も、もふもふしていいかな( *´艸`)

労い頂き、ありがとうございました!(*´▽`*)

解除

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