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局と魔法と原石たち
封印されし力2
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トウヤの意識が無くなると同時に爆風が発生した。
思わぬ爆風にセレスは吹っ飛ぶが、すぐに体勢を戻し着地する。
爆風の中心となるトウヤからは、叫び声とも風の音とも取れる音が響く。
そしてトウヤの場所を中心に白い光の柱が発生している。
「これは・・・」
白い光を魔法の目で見た途端強い吐き気に襲われた。
「うぅ・・・」
この吐き気・・・大きすぎる発を近距離で見てしまった時に出る症状だ。
中には発に恐怖感や不快感を込めて、相手を威圧する魔道士もいるがトウヤはそれが出来ないはず。
だから大きいだけだが・・・・大きすぎる。
なぜ魔法を理解していない子供にこれだけの発が出来るのかが解らない。
でもこれだけは解かる。
とんでもないものを目覚めさせてしまったということだ。
爆風により会場と観戦席を区切っていたガラスが破壊されていた。
滅多に破壊されることのないこの区切りが破壊しされたことで、
会場内で起こっていることの危険性が窺える。
全員咄嗟に魔法で身を守ったので怪我は無いが観戦席は滅茶苦茶である。
区切りが無くなり一つの空間になったことで、風が吹き荒ぶ会場を直接見ることが出来る。
「トウヤは?」
ポーラはそこから身を乗り出し会場を確認する。
「あそこだ!」
リーシャが指を指す方向を見ると白い光の柱が立っている。
白い光は魔力光。魔方陣などにも表れる魔法の光で、個人で色が違うが、何か影響がある物ではない。
セレスはオレンジに近い赤だから、白い光はトウヤだろう。
次第に白い光が細くなり消えていく。
「「うっ!?」」
光が消えると同時に殺気を含んだ鋭い目で睨まれた気がして、ポーラとリーシャは一瞬身震いをした。
「まさかトウヤから!?」
この感覚、地球でトウヤが見せた威圧感に近い感じがした。
「緊急事態だ!試合は中断!全員避難せよ!」
ステラは拡声魔法で観戦席全員に伝わるように叫ぶと、バリアジャケットを身に着けた姿に変身した。
おそらく暴走を止めるつもりだろう。
後方からバリアジャケットを身に纏ったティーナとソニアも現れる。
当然ポーラ達も暴走を止めるつもりである。
そしてもしかしたらアローニャとアルフォートも加わってくれるかもしれない。
外からの応援は期待出来ないだろうから、この人数で暴走を止めることになる。
(もう一度封印出来るか?)
ふとネガティブな考えが頭を過る。しかしその考えをすぐに振り払う。
(出来るかじゃない。やるんだ!)
ポーラは覚悟を決め、飛び出した。
風が止み、光が消えるとそこには下を向いたトウヤが立っていた。
(止まった?)
さっきまで見ていた光景が嘘のように静かである。
「は・・・はは・・・驚かせるんじゃ・・・!?」
顔を上げたトウヤを見て、セレスは凍りついた。
あの目は知っている。昔見たことがある。
人を殺すことを楽しんでいる、あの生物と同じ狂った目をしている。
トウヤはセレスを見つけるとニタッと笑い出した。
表情まであの生物みたいで、セレスは思わず後ずさりしてしまった。
するとトウヤの背中から幾つもの魔方陣が翼の様に現れる。
「ひっ!!」
思いもよらぬ魔方陣に、思わず腰を抜かしてしまった。
トウヤはその光景に嬉しそうな表情を見せると、セレスに飛びかかった。
「そこまでだ」
浅黒い肌に漆黒のドレス姿という戦場には不向きな姿の女性がトウヤの右手を掴んでいた。
「落ち着いたら、こちらから謝罪させてもらうわ」
色白の肌に白のティアード風のワンピースにオレンジのジャケットというカジュアルな姿の女性がトウヤの左手を掴んでいた。
ステラとアローニャが手を掴み、飛びかかったトウヤを止めたのだ。
トウヤは止めた二人を不快そうに見つめる。
「すみません、ステラさん、アローニャさん。お手数をおかけします」
トウヤとセレスの間にポーラが降り立つ。
「セレス、大丈夫か?」
アルフォートがセレスを右手で抱き寄せる。
セレスは何も言わないが小刻みに震え、目が虚ろになっている。
無理もない。目の前にいるトウヤの姿は昔見たあの生物のようだった。
翼を大きく広げ喜々として人を殺す、あの人型の生物に。
その生物によってアルフォートは左足を失った上に力も奪われ、特殊精鋭部隊を除隊。
偶然その現場に居合わせたセレスも瀕死の重傷を負った。
奇跡的に回復し普通に生活しているが、未だに翼を広げた生き物に対する恐怖心を拭えずにいた。
ポーラは右手に封印の魔方陣を展開した。
予想通り封印が解けたら暴れ出し、魔力がなくなる、もしくはもう一度封印することで解決するだろう。
自身の問題を解決するまでに考えた結果、さらに新たな問題を抱えてしまった。
魔法の知識が乏しいなりによく考えたなと感心しつつ、今後の課題・・・
(暴れ・・・出し・・・?)
今、違和感があった。
今目の前にいるトウヤは非常に大人しくしていた。
突然甲高い破裂音のような音が聞こえる。
ポーラには聞き覚えがあった。
「逃げて!!」
ポーラは即座にトウヤから離れたが、危険性のわからないアローニャとステラは逃げ遅れてしまう。
「うぐっ!!」
「ああっ!!」
両腕を音叉のように振動させ空間を共振させる技“風打ち・裏九座・響”だ。
身体の可動域を無視して空間を揺らすので盾もバリアジャケットも意味の成さない。
欠点は同じ振動で簡単に打ち消せることと、離れれば振動と共振が弱まることと聞いた。
空間振動も所詮は波と言う事だが、至近距離で受けた場合の衝撃は凄まじい。
アローニャとステラはそのまま崩れるように倒れてしまった。おそらく気を失ったのだろう。
二人からの拘束が解かれたことでトウヤは前に駆けだす。
ポーラは即座に戦闘の構えをとるがトウヤが方向を変えた。
「しま・・・!」
狙いはセレスだ。
セレスはまだ動けない。咄嗟にアルフォートが立ち塞がるが、横槍が入った。
「おらあ!」
駆け付けたリーシャの一撃で横に大きく吹っ飛ぶ。
「プラズマ・ランサー!シュート!」
吹っ飛んだトウヤを目がけてポーラが魔法を放つ。
トウヤは体制を立て直し着地するが、タイミング良くポーラの攻撃が命中し爆発する。
しかし盾で防いで無傷だったトウヤは、振り払うように風で爆炎を吹き払う。
そしてここまで読んでいたかのように、リーシャが爆炎をすり抜けて突っ込んでいき一撃を放つ。
「うがっ!」
ダメージを負ったのはリーシャの方だった。
リーシャの攻撃を盾で防いだのはわかった。
そしてリーシャの攻撃が当たった瞬間、リーシャの周りに衝撃波のようなものが出ていたのが見えた。
おそらく風打ちの弾に震を組み合わせたのだろう。
「厄介な」
ポーラは感心しつつも風打ちの汎用性に恐怖した。
だが吹っ飛んでくれたおかげで、こちらに余裕が出来た。
「今のうちにアローニャさんとステラさんを回収して!
アルフォートさんもセレスを安全な場所に!」
支援タイプのファイゼンはアローニャを、ティーナはステラを回収しに急ぐ。
しかし突如吹いた風に阻まれた。いや、体を持って行かれそうになる。
風上には何もない。なら風下だ。ポーラは急いで確認すると、そこにはあってはならないものがあった。
巨大な爆縮だ。しかも複数個ある。
複数個の爆縮を発生させ吸引力を上げ、吸い込んだ物を圧縮粉砕する。
こんなもの食らったら強化系でも押し潰されてしまいそうだ。
思わぬ魔法に阿鼻叫喚の悲鳴が鳴り響く。
「アローニャさん!ステラさん!」
意識の無い二人は簡単に宙を舞う。
だがアローニャは回収に向かったファイゼン、そして彼に最も近い場所にいたティアが何とか掴み吸い込まれるのを防ぐ。
そしてステラはティーナとミナが掴み無事だった。
「ぐあ!」「きゃぁー!」
突如響き渡る男女の悲鳴。
セレスとアルフォートだ。
二人は宙を舞い吸い込まれようとしていた。
「狙いはあくまでセレスか」
爆縮の位置はセレスに近い。元々セレスを殺すために放った爆縮ということだ。
セレスは放心状態でまともに魔法が使えない。さらにアルフォートも諸事情により魔法が弱い。
気を失った二人よりも、こっちの二人を優先すべきだった。今更後悔しても遅い。
「セレスー!」
ポーラは吸い込まれる二人の元へ駈け出した。
思わぬ爆風にセレスは吹っ飛ぶが、すぐに体勢を戻し着地する。
爆風の中心となるトウヤからは、叫び声とも風の音とも取れる音が響く。
そしてトウヤの場所を中心に白い光の柱が発生している。
「これは・・・」
白い光を魔法の目で見た途端強い吐き気に襲われた。
「うぅ・・・」
この吐き気・・・大きすぎる発を近距離で見てしまった時に出る症状だ。
中には発に恐怖感や不快感を込めて、相手を威圧する魔道士もいるがトウヤはそれが出来ないはず。
だから大きいだけだが・・・・大きすぎる。
なぜ魔法を理解していない子供にこれだけの発が出来るのかが解らない。
でもこれだけは解かる。
とんでもないものを目覚めさせてしまったということだ。
爆風により会場と観戦席を区切っていたガラスが破壊されていた。
滅多に破壊されることのないこの区切りが破壊しされたことで、
会場内で起こっていることの危険性が窺える。
全員咄嗟に魔法で身を守ったので怪我は無いが観戦席は滅茶苦茶である。
区切りが無くなり一つの空間になったことで、風が吹き荒ぶ会場を直接見ることが出来る。
「トウヤは?」
ポーラはそこから身を乗り出し会場を確認する。
「あそこだ!」
リーシャが指を指す方向を見ると白い光の柱が立っている。
白い光は魔力光。魔方陣などにも表れる魔法の光で、個人で色が違うが、何か影響がある物ではない。
セレスはオレンジに近い赤だから、白い光はトウヤだろう。
次第に白い光が細くなり消えていく。
「「うっ!?」」
光が消えると同時に殺気を含んだ鋭い目で睨まれた気がして、ポーラとリーシャは一瞬身震いをした。
「まさかトウヤから!?」
この感覚、地球でトウヤが見せた威圧感に近い感じがした。
「緊急事態だ!試合は中断!全員避難せよ!」
ステラは拡声魔法で観戦席全員に伝わるように叫ぶと、バリアジャケットを身に着けた姿に変身した。
おそらく暴走を止めるつもりだろう。
後方からバリアジャケットを身に纏ったティーナとソニアも現れる。
当然ポーラ達も暴走を止めるつもりである。
そしてもしかしたらアローニャとアルフォートも加わってくれるかもしれない。
外からの応援は期待出来ないだろうから、この人数で暴走を止めることになる。
(もう一度封印出来るか?)
ふとネガティブな考えが頭を過る。しかしその考えをすぐに振り払う。
(出来るかじゃない。やるんだ!)
ポーラは覚悟を決め、飛び出した。
風が止み、光が消えるとそこには下を向いたトウヤが立っていた。
(止まった?)
さっきまで見ていた光景が嘘のように静かである。
「は・・・はは・・・驚かせるんじゃ・・・!?」
顔を上げたトウヤを見て、セレスは凍りついた。
あの目は知っている。昔見たことがある。
人を殺すことを楽しんでいる、あの生物と同じ狂った目をしている。
トウヤはセレスを見つけるとニタッと笑い出した。
表情まであの生物みたいで、セレスは思わず後ずさりしてしまった。
するとトウヤの背中から幾つもの魔方陣が翼の様に現れる。
「ひっ!!」
思いもよらぬ魔方陣に、思わず腰を抜かしてしまった。
トウヤはその光景に嬉しそうな表情を見せると、セレスに飛びかかった。
「そこまでだ」
浅黒い肌に漆黒のドレス姿という戦場には不向きな姿の女性がトウヤの右手を掴んでいた。
「落ち着いたら、こちらから謝罪させてもらうわ」
色白の肌に白のティアード風のワンピースにオレンジのジャケットというカジュアルな姿の女性がトウヤの左手を掴んでいた。
ステラとアローニャが手を掴み、飛びかかったトウヤを止めたのだ。
トウヤは止めた二人を不快そうに見つめる。
「すみません、ステラさん、アローニャさん。お手数をおかけします」
トウヤとセレスの間にポーラが降り立つ。
「セレス、大丈夫か?」
アルフォートがセレスを右手で抱き寄せる。
セレスは何も言わないが小刻みに震え、目が虚ろになっている。
無理もない。目の前にいるトウヤの姿は昔見たあの生物のようだった。
翼を大きく広げ喜々として人を殺す、あの人型の生物に。
その生物によってアルフォートは左足を失った上に力も奪われ、特殊精鋭部隊を除隊。
偶然その現場に居合わせたセレスも瀕死の重傷を負った。
奇跡的に回復し普通に生活しているが、未だに翼を広げた生き物に対する恐怖心を拭えずにいた。
ポーラは右手に封印の魔方陣を展開した。
予想通り封印が解けたら暴れ出し、魔力がなくなる、もしくはもう一度封印することで解決するだろう。
自身の問題を解決するまでに考えた結果、さらに新たな問題を抱えてしまった。
魔法の知識が乏しいなりによく考えたなと感心しつつ、今後の課題・・・
(暴れ・・・出し・・・?)
今、違和感があった。
今目の前にいるトウヤは非常に大人しくしていた。
突然甲高い破裂音のような音が聞こえる。
ポーラには聞き覚えがあった。
「逃げて!!」
ポーラは即座にトウヤから離れたが、危険性のわからないアローニャとステラは逃げ遅れてしまう。
「うぐっ!!」
「ああっ!!」
両腕を音叉のように振動させ空間を共振させる技“風打ち・裏九座・響”だ。
身体の可動域を無視して空間を揺らすので盾もバリアジャケットも意味の成さない。
欠点は同じ振動で簡単に打ち消せることと、離れれば振動と共振が弱まることと聞いた。
空間振動も所詮は波と言う事だが、至近距離で受けた場合の衝撃は凄まじい。
アローニャとステラはそのまま崩れるように倒れてしまった。おそらく気を失ったのだろう。
二人からの拘束が解かれたことでトウヤは前に駆けだす。
ポーラは即座に戦闘の構えをとるがトウヤが方向を変えた。
「しま・・・!」
狙いはセレスだ。
セレスはまだ動けない。咄嗟にアルフォートが立ち塞がるが、横槍が入った。
「おらあ!」
駆け付けたリーシャの一撃で横に大きく吹っ飛ぶ。
「プラズマ・ランサー!シュート!」
吹っ飛んだトウヤを目がけてポーラが魔法を放つ。
トウヤは体制を立て直し着地するが、タイミング良くポーラの攻撃が命中し爆発する。
しかし盾で防いで無傷だったトウヤは、振り払うように風で爆炎を吹き払う。
そしてここまで読んでいたかのように、リーシャが爆炎をすり抜けて突っ込んでいき一撃を放つ。
「うがっ!」
ダメージを負ったのはリーシャの方だった。
リーシャの攻撃を盾で防いだのはわかった。
そしてリーシャの攻撃が当たった瞬間、リーシャの周りに衝撃波のようなものが出ていたのが見えた。
おそらく風打ちの弾に震を組み合わせたのだろう。
「厄介な」
ポーラは感心しつつも風打ちの汎用性に恐怖した。
だが吹っ飛んでくれたおかげで、こちらに余裕が出来た。
「今のうちにアローニャさんとステラさんを回収して!
アルフォートさんもセレスを安全な場所に!」
支援タイプのファイゼンはアローニャを、ティーナはステラを回収しに急ぐ。
しかし突如吹いた風に阻まれた。いや、体を持って行かれそうになる。
風上には何もない。なら風下だ。ポーラは急いで確認すると、そこにはあってはならないものがあった。
巨大な爆縮だ。しかも複数個ある。
複数個の爆縮を発生させ吸引力を上げ、吸い込んだ物を圧縮粉砕する。
こんなもの食らったら強化系でも押し潰されてしまいそうだ。
思わぬ魔法に阿鼻叫喚の悲鳴が鳴り響く。
「アローニャさん!ステラさん!」
意識の無い二人は簡単に宙を舞う。
だがアローニャは回収に向かったファイゼン、そして彼に最も近い場所にいたティアが何とか掴み吸い込まれるのを防ぐ。
そしてステラはティーナとミナが掴み無事だった。
「ぐあ!」「きゃぁー!」
突如響き渡る男女の悲鳴。
セレスとアルフォートだ。
二人は宙を舞い吸い込まれようとしていた。
「狙いはあくまでセレスか」
爆縮の位置はセレスに近い。元々セレスを殺すために放った爆縮ということだ。
セレスは放心状態でまともに魔法が使えない。さらにアルフォートも諸事情により魔法が弱い。
気を失った二人よりも、こっちの二人を優先すべきだった。今更後悔しても遅い。
「セレスー!」
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