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第50話
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「よし。そこの椅子に縛りつけろ」
ナガリアは人払いをしている天幕に黒ずくめを招くと中央に置いてある椅子を指してそう指示を出す。
「畏まりました」
黒ずくめはナガリアの指示に返事をしながら、袋からアリシアを出し、椅子に座らせ縄で縛り付ける。
ナガリアは、その様子を自分の椅子に座りながら眺めていた。
「終わりました」
しばらくしてアリシアを縛り付けた黒ずくめがそう報告をする。
「御苦労。お前もその覆面くらい外したらどうだ?」
ナガリアは軽く労った後、そう提案する。
「・・・これは失礼致しました。旦那様」
言われて初めてナガリアの前で覆面をしていたことに気が付いた黒ずくめは直ぐに覆面を取った。
現れたのはいつもナガリアに付き従っていた執事であった。
「お主のその姿は久しぶりに見るな。相変わらず腕も鈍っていないようで何よりだ」
ナガリアが執事を見ながらそう呟く。
「そうですね。かれこれ十数年はこの格好になったことはありませんでしたね」
執事が思い出しながら答える。
「それで、単身で攻め入ってみてどうだった?」
ナガリアが執事に状況を確認する。
「正直、生け捕りでないのでしたら、相手方の当主を殺すことくらいは可能でしたね」
執事は恐ろしいことを難なく言ってのける。
事実、それだけの能力がこの執事にはあるのだ。
「はははっ!そうかそうか!やはり何年経とうが、『闇朧《やみおぼろ》』の二つ名は健在ということか」
ナガリアが執事の言葉に喜ぶ。
闇朧・・・執事の過去の二つ名である。その二つ名を聞いただけでどんな要人でも震え上がるという暗殺のエキスパートである。過去に失敗した暗殺は無く、その存在すらも謎のままで現役を退いた伝説の人物である。ナガリアの執事になっていたことなど誰も知らないだろう。
「・・・若気の至りです。その二つ名は恥ずかしいので勘弁してください」
執事が困ったようにナガリアに言う。
ナガリアはひとしきり笑った後、
「まぁ、何にしてもよくやった。これで儂らの勝利は成ったも同然だ。ひとまず、お主は休んでていいぞ。今夜の襲撃はないからな」
「畏まりました。ですが、大丈夫ですか?」
執事がちらりと未だに気絶したアリシアの方を見た後、ナガリアに尋ねる。
「魔法封じの縄で縛ったのだろう?なら、問題ない」
「・・・畏まりました。では何かございましたら直ぐにお教えください」
執事はナガリアの言葉に従い、天幕から音も無く去っていった。
「さて」
ナガリアが縛り付けられているアリシアを改めて見る。
今回の騒動の原因となった娘だ。
ナガリアにとっても思うところが多い。
(以前から何度か見かけたことがあるが美しい娘だ。マギーの奴が手に入れたがっていた気持ちも分からんではない)
ナガリアが手元に酒を持ってきて一杯飲みながらそのように考える。
(今の儂の好みでは無いが、若かったころに出会っていたらどんな手を使ってでもものにしていたに違いない)
目の前の娘はナガリア家にとってはまさに傾国の美女といって良いだろう。
今は縁を切っている息子のマギーが入れ込み、その所為で何不自由なく暮らしていたマギー自体は犯罪者に身を落とし処刑されるのを待っている状態である。
そして、その事がきっかけでナガリア自身も今このような状況に落ちいっているのだから。
(もっとも、既に始末した邪魔者が現れなければ万事上手くいっていたのだがな。・・・いかんな、憎かった相手の名前を忘れてしまったか)
ナガリアが依頼して殺した相手のことを思い出そうとするがありふれた名前過ぎて名前が思い出せない。
今は怒りの矛先はバルム家当主であるゾルムに向かっているため既に殺した邪魔者に関して今更どうとも思わないが、そいつが居なければ目の前の娘が自分の義理の娘になっていたのだ。
奇妙な巡り合わせである。
ナガリアはアリシアを見ながら色々考えた後、声を掛ける。
「・・・バルム家の娘よ。いつまで気絶したフリをするつもりだ?」
ナガリアは気づいていた。
執事に縛られる様子からアリシアが気絶したフリをしていることに。
当然執事も気づいており、去り際にナガリアに尋ねた「大丈夫ですか?」というのは「この娘はもう気がついていますが私が出ていっても大丈夫ですか?」という意味だった。
「・・・まさか気が付かれているとは思ってもいませんでしたわ」
アリシアは観念し、目を開けナガリアをまっすぐ見る。
「ふん。ばればれだ」
ナガリアは呆れたようにアリシアに答える。
「・・・それで、私《わたくし》はこれからどうなるのでしょうか?」
アリシアは未だにナガリアの目を見ながら尋ねる。
感じるのは違和感。
(目の前にいる人は本当にナガリアなのでしょうか?)
そこまで何度も会ったことがあるわけではない。
そして、会話も殆どしたことが無かったがそれでもアリシアには目の前の人物が記憶の中のナガリアと同一人物とは思えなかった。
「決まっている。ゾルムを負かすために有効活用させて貰うだけだ」
ナガリアがそれ以外のことは全く興味が無いとばかりに言い放つ。
アリシアは黒ずくめに襲われ気絶した瞬間、先日のナガリアの息子であるマギーとの一件がフラッシュバックした。
ああ、またかと。
せっかくグレイに救ってもらった命を散らすことになるのかと。
それと同時に、今度は最期まで諦めてなるものかと思い、気絶したフリをして隙を伺っていたがそれもすぐにナガリアに見破られてしまった。
これは不味いと思い、いつ勝負を仕掛けるかを判断するため会話を続けていたのだが返ってきたのは意外な言葉であった。
「何だその表情は?意外そうな顔をしおって。儂がお前を慰み者にでもすると思っているのか?」
ナガリアがアリシアの様子からそう判断し尋ねてくる。
「・・・当たり前です。あなたは逆恨みから私《わたくし》の大切なグレイさんを殺・・・襲わせた人間なのですから、何をしてもおかしくありませんわ!!」
アリシアは殺気すらこもった目でナガリアを睨みつける。
思わず殺したといいそうになったのを何とかこらえ言い直す。
(そうですわ。いつもと様子が違うから戸惑ってしまいましたが目の前のこの男は逆恨みからグレイさんを亡き者にしようとした極悪人。何とか出し抜いてやりませんと私《わたくし》の気が済みませんわ)
アリシアは相対することがあれば何故グレイさんを襲わせたかそして、その報いを取らせてやるのだという決意を再燃させ言い放つ。
ナガリアはアリシアの言葉に考えるような仕草をし、
「グレイ?誰だそれは?」
聞いたことが無いとばかりに呟く。
これにはアリシアはいつもの冷静さをすっかりと失くし、柳眉を逆立てる。
「誰だ?っですって!!自身の逆恨み対象として襲わせたというのにその物言いは決して許せませんわ!!!」
今のは罪の追求を避けるためにとぼけたわけではない。
本当に誰だか分からずに呟いた言葉であった。
そのことに気がついたアリシアは我を失いかけるくらい大きな声を出す。
それは自分でもどこから出しているのかと驚くくらいであった。
「ほぅ。中々の威圧だな」
ナガリアはアリシアの怒りの声にも涼しい顔でそう言ってから、
「そうか、グレイとはマギーの求愛行動を妨げた平民の名前か」
と思い出したかのように呟いた。
そしてさらに追い打ちをかけるように、
「まあ、どうでもいいが」
肩を竦めながら溜息混じりに呟いた。
プツン
ナガリアのその言葉を聞いた瞬間、アリシアは怒りの余り、自身の何かが切れる音を聞いた。
「ナガリアァァァァァ!!!」
自分がどうなろうともこの男だけは絶対に許せない。
アリシアは3大貴族として決して感情のままに行動をしてはならないと両親からきつく言われて来たことなどすっかり忘れ、激情のままに行動を開始した。
ナガリアは人払いをしている天幕に黒ずくめを招くと中央に置いてある椅子を指してそう指示を出す。
「畏まりました」
黒ずくめはナガリアの指示に返事をしながら、袋からアリシアを出し、椅子に座らせ縄で縛り付ける。
ナガリアは、その様子を自分の椅子に座りながら眺めていた。
「終わりました」
しばらくしてアリシアを縛り付けた黒ずくめがそう報告をする。
「御苦労。お前もその覆面くらい外したらどうだ?」
ナガリアは軽く労った後、そう提案する。
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現れたのはいつもナガリアに付き従っていた執事であった。
「お主のその姿は久しぶりに見るな。相変わらず腕も鈍っていないようで何よりだ」
ナガリアが執事を見ながらそう呟く。
「そうですね。かれこれ十数年はこの格好になったことはありませんでしたね」
執事が思い出しながら答える。
「それで、単身で攻め入ってみてどうだった?」
ナガリアが執事に状況を確認する。
「正直、生け捕りでないのでしたら、相手方の当主を殺すことくらいは可能でしたね」
執事は恐ろしいことを難なく言ってのける。
事実、それだけの能力がこの執事にはあるのだ。
「はははっ!そうかそうか!やはり何年経とうが、『闇朧《やみおぼろ》』の二つ名は健在ということか」
ナガリアが執事の言葉に喜ぶ。
闇朧・・・執事の過去の二つ名である。その二つ名を聞いただけでどんな要人でも震え上がるという暗殺のエキスパートである。過去に失敗した暗殺は無く、その存在すらも謎のままで現役を退いた伝説の人物である。ナガリアの執事になっていたことなど誰も知らないだろう。
「・・・若気の至りです。その二つ名は恥ずかしいので勘弁してください」
執事が困ったようにナガリアに言う。
ナガリアはひとしきり笑った後、
「まぁ、何にしてもよくやった。これで儂らの勝利は成ったも同然だ。ひとまず、お主は休んでていいぞ。今夜の襲撃はないからな」
「畏まりました。ですが、大丈夫ですか?」
執事がちらりと未だに気絶したアリシアの方を見た後、ナガリアに尋ねる。
「魔法封じの縄で縛ったのだろう?なら、問題ない」
「・・・畏まりました。では何かございましたら直ぐにお教えください」
執事はナガリアの言葉に従い、天幕から音も無く去っていった。
「さて」
ナガリアが縛り付けられているアリシアを改めて見る。
今回の騒動の原因となった娘だ。
ナガリアにとっても思うところが多い。
(以前から何度か見かけたことがあるが美しい娘だ。マギーの奴が手に入れたがっていた気持ちも分からんではない)
ナガリアが手元に酒を持ってきて一杯飲みながらそのように考える。
(今の儂の好みでは無いが、若かったころに出会っていたらどんな手を使ってでもものにしていたに違いない)
目の前の娘はナガリア家にとってはまさに傾国の美女といって良いだろう。
今は縁を切っている息子のマギーが入れ込み、その所為で何不自由なく暮らしていたマギー自体は犯罪者に身を落とし処刑されるのを待っている状態である。
そして、その事がきっかけでナガリア自身も今このような状況に落ちいっているのだから。
(もっとも、既に始末した邪魔者が現れなければ万事上手くいっていたのだがな。・・・いかんな、憎かった相手の名前を忘れてしまったか)
ナガリアが依頼して殺した相手のことを思い出そうとするがありふれた名前過ぎて名前が思い出せない。
今は怒りの矛先はバルム家当主であるゾルムに向かっているため既に殺した邪魔者に関して今更どうとも思わないが、そいつが居なければ目の前の娘が自分の義理の娘になっていたのだ。
奇妙な巡り合わせである。
ナガリアはアリシアを見ながら色々考えた後、声を掛ける。
「・・・バルム家の娘よ。いつまで気絶したフリをするつもりだ?」
ナガリアは気づいていた。
執事に縛られる様子からアリシアが気絶したフリをしていることに。
当然執事も気づいており、去り際にナガリアに尋ねた「大丈夫ですか?」というのは「この娘はもう気がついていますが私が出ていっても大丈夫ですか?」という意味だった。
「・・・まさか気が付かれているとは思ってもいませんでしたわ」
アリシアは観念し、目を開けナガリアをまっすぐ見る。
「ふん。ばればれだ」
ナガリアは呆れたようにアリシアに答える。
「・・・それで、私《わたくし》はこれからどうなるのでしょうか?」
アリシアは未だにナガリアの目を見ながら尋ねる。
感じるのは違和感。
(目の前にいる人は本当にナガリアなのでしょうか?)
そこまで何度も会ったことがあるわけではない。
そして、会話も殆どしたことが無かったがそれでもアリシアには目の前の人物が記憶の中のナガリアと同一人物とは思えなかった。
「決まっている。ゾルムを負かすために有効活用させて貰うだけだ」
ナガリアがそれ以外のことは全く興味が無いとばかりに言い放つ。
アリシアは黒ずくめに襲われ気絶した瞬間、先日のナガリアの息子であるマギーとの一件がフラッシュバックした。
ああ、またかと。
せっかくグレイに救ってもらった命を散らすことになるのかと。
それと同時に、今度は最期まで諦めてなるものかと思い、気絶したフリをして隙を伺っていたがそれもすぐにナガリアに見破られてしまった。
これは不味いと思い、いつ勝負を仕掛けるかを判断するため会話を続けていたのだが返ってきたのは意外な言葉であった。
「何だその表情は?意外そうな顔をしおって。儂がお前を慰み者にでもすると思っているのか?」
ナガリアがアリシアの様子からそう判断し尋ねてくる。
「・・・当たり前です。あなたは逆恨みから私《わたくし》の大切なグレイさんを殺・・・襲わせた人間なのですから、何をしてもおかしくありませんわ!!」
アリシアは殺気すらこもった目でナガリアを睨みつける。
思わず殺したといいそうになったのを何とかこらえ言い直す。
(そうですわ。いつもと様子が違うから戸惑ってしまいましたが目の前のこの男は逆恨みからグレイさんを亡き者にしようとした極悪人。何とか出し抜いてやりませんと私《わたくし》の気が済みませんわ)
アリシアは相対することがあれば何故グレイさんを襲わせたかそして、その報いを取らせてやるのだという決意を再燃させ言い放つ。
ナガリアはアリシアの言葉に考えるような仕草をし、
「グレイ?誰だそれは?」
聞いたことが無いとばかりに呟く。
これにはアリシアはいつもの冷静さをすっかりと失くし、柳眉を逆立てる。
「誰だ?っですって!!自身の逆恨み対象として襲わせたというのにその物言いは決して許せませんわ!!!」
今のは罪の追求を避けるためにとぼけたわけではない。
本当に誰だか分からずに呟いた言葉であった。
そのことに気がついたアリシアは我を失いかけるくらい大きな声を出す。
それは自分でもどこから出しているのかと驚くくらいであった。
「ほぅ。中々の威圧だな」
ナガリアはアリシアの怒りの声にも涼しい顔でそう言ってから、
「そうか、グレイとはマギーの求愛行動を妨げた平民の名前か」
と思い出したかのように呟いた。
そしてさらに追い打ちをかけるように、
「まあ、どうでもいいが」
肩を竦めながら溜息混じりに呟いた。
プツン
ナガリアのその言葉を聞いた瞬間、アリシアは怒りの余り、自身の何かが切れる音を聞いた。
「ナガリアァァァァァ!!!」
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アリシアは3大貴族として決して感情のままに行動をしてはならないと両親からきつく言われて来たことなどすっかり忘れ、激情のままに行動を開始した。
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