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第218話
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「それじゃあ、まずはどうしたらいいかな?」
グレイがアリシアに改めて尋ねる。
もちろん。【転送】魔法陣を調べて貰う件のことである。
「そうですわね・・・。流石にここに設置していては調べづらいですので、大きめの紙に写してじっくり調べますわ」
「なら、俺が写すよ。持ち運びが出来れば紙じゃなくても良いよね?」
「?はい。もちろん大丈夫ですわ」
アリシアはグレイの意図するところが何なのか分からなかったが言っていることはおかしくはないので肯定する。
「分かった。ちょっと待ってて・・・」
するとグレイは腕輪の力で白い大きな布を取り出す。
そして、【転送】魔法陣に手を触れ、一旦腕輪にしまい、次に白い大きな布に対して貼り付けた。
「・・・まったく。本当に規格外ですわね」
それは腕輪に対してなのかグレイに対してなのか・・・せっせと【転送】魔法陣を折りたたんでいるグレイに向かってアリシアは少しだけ呆れたように呟いた。
グレイは丁寧に折りたたんだ【転送】魔法陣をアリシアに差し出し、
「本当にこの腕輪の力はアリシアの言う通りだよ」
と使っているグレイ自身も同意したのであった。
「ここですわ」
「失礼します」
あれから訓練室を出たアリシアとグレイはアリシアに連れられて屋敷の中のとある部屋にやってきていた。
何でも、魔法陣を調べるために必要な本を見つけ、魔法学園に持って行かないといけないとのことだ。
グレイはバルム家の屋敷に来て初めて2階に上がり、そこからしばらく歩くて辿り着いた部屋である。
「うわぁ、凄い蔵書量・・・」
部屋の中に入ったグレイはあまりに大量の本に驚きの声を上げる。
「下手をすると魔法学園の図書館並みにあるんじゃないか?」
「ふふふ。流石にそこまではありませんわ」
アリシアはグレイの驚き方が新鮮で思わず笑みを浮かべる。
「そうかなぁ、どちらも同じように見えるけど・・・」
イズはアリシアの言葉が何とも信じられず、辺りを見回す。
すると、イズがグレイの左肩で無茶苦茶そわそわしていることに気が付く。
グレイはイズが本好きだったことを思い出すと、
「アリシア、イズにいくつか本を貸して貰えたりするかな?」
イズの代わりにお願いをする。
アリシアはグレイの言葉を聞いてイズの様子を見ると、目を輝かして部屋中を観察していることが良く伝わってきた。
「もちろん構いませんわ。ここにある本はいくらでもお借りください」
バサバサバサバサ
アリシアの言葉を聞いて返事もしないで空を舞うイズ。
「あ~あ、イズったら何も言わずに飛び回ってるよ・・・」
グレイが嬉しそうにはしゃぐイズを考え深げに見守るのであった。
グレイがアリシアに改めて尋ねる。
もちろん。【転送】魔法陣を調べて貰う件のことである。
「そうですわね・・・。流石にここに設置していては調べづらいですので、大きめの紙に写してじっくり調べますわ」
「なら、俺が写すよ。持ち運びが出来れば紙じゃなくても良いよね?」
「?はい。もちろん大丈夫ですわ」
アリシアはグレイの意図するところが何なのか分からなかったが言っていることはおかしくはないので肯定する。
「分かった。ちょっと待ってて・・・」
するとグレイは腕輪の力で白い大きな布を取り出す。
そして、【転送】魔法陣に手を触れ、一旦腕輪にしまい、次に白い大きな布に対して貼り付けた。
「・・・まったく。本当に規格外ですわね」
それは腕輪に対してなのかグレイに対してなのか・・・せっせと【転送】魔法陣を折りたたんでいるグレイに向かってアリシアは少しだけ呆れたように呟いた。
グレイは丁寧に折りたたんだ【転送】魔法陣をアリシアに差し出し、
「本当にこの腕輪の力はアリシアの言う通りだよ」
と使っているグレイ自身も同意したのであった。
「ここですわ」
「失礼します」
あれから訓練室を出たアリシアとグレイはアリシアに連れられて屋敷の中のとある部屋にやってきていた。
何でも、魔法陣を調べるために必要な本を見つけ、魔法学園に持って行かないといけないとのことだ。
グレイはバルム家の屋敷に来て初めて2階に上がり、そこからしばらく歩くて辿り着いた部屋である。
「うわぁ、凄い蔵書量・・・」
部屋の中に入ったグレイはあまりに大量の本に驚きの声を上げる。
「下手をすると魔法学園の図書館並みにあるんじゃないか?」
「ふふふ。流石にそこまではありませんわ」
アリシアはグレイの驚き方が新鮮で思わず笑みを浮かべる。
「そうかなぁ、どちらも同じように見えるけど・・・」
イズはアリシアの言葉が何とも信じられず、辺りを見回す。
すると、イズがグレイの左肩で無茶苦茶そわそわしていることに気が付く。
グレイはイズが本好きだったことを思い出すと、
「アリシア、イズにいくつか本を貸して貰えたりするかな?」
イズの代わりにお願いをする。
アリシアはグレイの言葉を聞いてイズの様子を見ると、目を輝かして部屋中を観察していることが良く伝わってきた。
「もちろん構いませんわ。ここにある本はいくらでもお借りください」
バサバサバサバサ
アリシアの言葉を聞いて返事もしないで空を舞うイズ。
「あ~あ、イズったら何も言わずに飛び回ってるよ・・・」
グレイが嬉しそうにはしゃぐイズを考え深げに見守るのであった。
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