【完結】失くし物屋の付喪神たち 京都に集う「物」の想い

ヲダツバサ

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第1章 タイムカプセル

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「あなたの大事な物の付喪神です。名前は時太ときた

 まだ年齢が一ケタの、小学校低学年の子の声です。どんな容姿かは分かりませんが。

「本当に、付喪神なのか?」

 摩訶不思議な出来事の渦中にいても、おじさんは半信半疑でした。夢を見ているのではないか、自分の思い込みで幻を描いているのではないか、と現実的な現象である可能性を探る声色でした。
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