【完結】失くし物屋の付喪神たち 京都に集う「物」の想い

ヲダツバサ

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第3章 万年筆

3-32

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 私はそれをフクと深彦に相談しました。

「こがねちゃんが決めるべきだと思うなー」
「俺らが決める事やないで」 

 就寝前、私の部屋に集まったふたりは同意見でした。

「その、赤松純ちゃんは、隠しておきたい事だったんじゃないのー?」
「せやな。ずっとこがねはんに言ってなかった事やし」
「無理矢理聞き出したら嫌だと思う」
「友情が崩壊するで」

 つまり「そっとしておけ」というのがふたりの意見でした。
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