夢に繋がる架け橋(短編集)

木立 花音

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青春とは、甘くも苦くもなるものだから(現代・青春ドラマ)

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煮雪にゆき、ちょっといいだろうか?」

 いつもと雰囲気が微細に違う真面目なトーンで、バドミントン部の顧問が私に声を掛けてきたのは、五月初旬の放課後のことだった。

「あ、はい。構いませんけれども」
「そうか、すまないな。ここではちょいとばかり話しにくいので、練習が終わったあと職員室まで来てくれるか?」
「了解しました」

 職員室か──。
 キュッキュッキュッとバドミントンシューズが床を踏みしめる音が体育館に響くなか、踵を返して去って行く女性教諭の背中を見つめて私は思う。
 なんだろう、ずいぶんとあらたまって。私の練習に取り組む姿勢や態度にこれといった落ち度はないはず、と思うし、他に考えられるとするならば──やはり、一年生のことだろうか。
 ここ最近、私──煮雪侑にゆきゆうの頭を悩まし続けている案件を思い出して、ふ、と小さいため息が落ちた。

 *

「失礼します」

 がらぴしゃん、と扉を閉め、職員室に入る。
 緊張してここまでやって来たのだが、中には顧問の女性教諭の他に数名しかいなかった。少々肩すかしをくらった気分だが、おかげで緊張は少しばかり薄れた。
 こっちこっちと手招きする女性教諭の前に向かう。大丈夫、ちゃんと見えてますよ。

「練習も片付けも無事終わりました。はい、これ用具室の鍵です」
「ありがとう。いつもすまないね」

 鍵を受け取って机の抽斗ひきだしにしまうと、彼女は神妙な面持ちで私の顔を見上げた。

「もしかして」と私の方からカマをかけてみる。「話って、一年生のことですか?」
「ああ」と彼女はバツが悪そうに視線を斜め下に逃した。「やっぱりわかったか」
「そりゃあもう……」

 さて、ここで自己紹介でも。
 私こと煮雪侑は、北海道札幌市にある公立道北どうほく高校の三年生。昨年の秋、バドミントン部のキャプテンに就任した。
 実力では部内トップとまでは流石にいかないものの、そこそこ強いという自負はある。胸をはってそれくらい言えなければ、キャプテンの任など最初から引き受けたりはしない。牽引力について自画自賛する気はまったくないが、こちらもそこそこやれているはず。
 だが。

歳桃心さいとうこころのことですね」
「そうだ。彼女は実力的にいっても申し分ないし、もっと真剣に取り組んで欲しいのだが、もう一ヶ月近く部活に顔を出していないだろう?」

 歳桃心。
 中学三年生の時、北海道シングルス王者。鳴り物入りで出場したインターミドルでベスト四。身長百六十センチと体格はそこそこながら、並外れた身体能力を持つ期待の一年生ホープである。風の噂によると、今年度の結果次第では、国際代表選手に内定するかもしれないとかなんとか。
 ただし──。
 極めて練習態度がよくない、というか、入部後の初日から数回顔を出したのを最後に、部活動にまったく参加していない。
 他の一年生は未経験者が多いため、その実力差から距離を置かれている傾向が強く当初から浮いていた。一年生部員の中に友人らしい友人もいなく、僅か一ヶ月ほどで、腫れ物に触るような扱いで避けられている──というのが、いま現在、私が握っている情報。
 なんて、かく言う私も持て余している。

「そうですね。で、具体的にどういった用件でしょう? やはり──」
「うむ。歳桃に声を掛けて、部活に顔をだして貰えるよう説得してもらえないだろうか?」

 ですよねえ。
 これでも私、キャプテンですしねえ。
「わかりました」と渋々頷く以外の選択肢がなかった。
 穴があったら入りたい。じゃなくて逃げ出したい。

 *

 翌日の昼休み。
 どうして私の方から出向くのか、という釈然としない思いはあるにはあるが、一年生の教室に向かった。
 歳桃さんのクラスであるB組の前で適当に女子生徒を捕まえ呼んでもらうと、ややあって複雑な表情を浮かべた噂の問題児が廊下にでてくる。

「なんの用ですか。先輩」

 一言目からご挨拶である。
 ひきつりそうになる口元を抑えて単刀直入に問う。

「今日からマジメに部活動に顔を出してくれないかなあ? 歳桃さん、四月に数回来たきりでしょう? ラケットケースを背負って登校しているんだし、道具は毎日持参しているんでしょう?」
「ああ」としばし考えた体で答える彼女。「これは、放課後クラブチームに通っているからです」
「あなた、部活動には顔を出していないのに、クラブの練習には参加しているの? じゃあ、なんで部活動に入ったのよ!」
「しょうがないじゃないですか。部活動に入っていないと、インターハイの出場資格を得られないのだから」
「あのねえ。そんな舐めた態度で」
「わかってます。たまには顔出しますよ。先生の心象を損ねない程度にはね」
 
 もう充分に損ねていると思うのだが。そういうのが、舐めてるって言うんだよ。

「それはそうと」
「何よ?」
「ちょっと、不満があるんですよね。どうして煮雪先輩がキャプテンなんですか? 私、渚さんの方が相応しいと思うんです」
「渚?」確かに実力で言えば、私より副キャプテンである渚の方が上だ。けれど。「なんで今、渚の名前が出てくるのよ」
「だって先輩、中学のとき最後の大会で、21対4、21対6のストレート負けで終わってるんですよね? しかも一回戦で」
「違う。シード下だったから初戦は勝ってる。負けたのは二回戦」
「どっちでもいいですよ。惨敗であることに変わりはないんだから。中三の段階でそんな成績だったなんて、たかが知れてるってもんです」
「アンタに何がわかるの──いや、いい。実際その通りだし」

 ひたすら続く彼女の慇懃無礼な話し口調に、声にまで不満が乗ってしまう。仏頂面になっていないだろうか?

「そんな煮雪先輩がキャプテンで、渚さんが副キャプテンなんて、全然納得いきません。だから私、行かないんです、部活。しかも渚さんのダブルスのペア、キャプテンだって言うじゃないですか?」
「そうだけど。そこにまで文句あるの?」

 うふふ、と歳桃さんが不敵に笑う。

「先生からえこひいきされてるんですか? キャプテンだから? 死ぬほどカッコ悪い」

 心底嫌だと言わんばかりに吐き捨てる彼女。
 なんだ、言いたいのは結局そういうことか。彼女は渚に陶酔していると同時に、私が部内で優遇された存在だと思っているわけだ。いいだろう、ならばこちらにも考えはあるわ。

「歳桃さん」
「はい?」

 話はお終い、とばかりに背を向けた歳桃さんが、足を止めて振り向いた。

「私と勝負して。一ゲームだけでもいいからさ。それでもし私が勝ったなら、部活来て」
「は?」と彼女は鼻で笑った。「十点ほどハンデあげましょうか? 先輩」
「見くびらないで。そんなものいらんわ」

 *

「なるほど。という感じに啖呵を切って、心と勝負することになったと?」
「ハイ」

 教室の机に突っ伏している私に頭上から声を掛けてきたのは、噂の中津川渚なかつがわなぎさ
 月一回発行されるバドミントンマガジンで、特集記事を組まれたこともあるほどの天才。言わずと知れた、国際B代表プレイヤーである。
 実績は、中学のとき北海道地区王者。昨年のインターハイで、シングルス準優勝。ダブルスベスト四と輝かしい実績を持つ。
 私との室力差? 言うまでもないから聞くんじゃない。

「で、勝てんの?」
「きっと無理」
「しょーもない奴……。気持ちはわかるけどさ」

 まあそんな私であるが、実のところ二年前、一度だけ練習試合で渚に勝ったことがある。もっとも、私に十点加算されてのハンディキャップ・マッチだけど! しかも一ゲームだけど! 三ゲーム戦ったらたぶん負けたけど!

「渚!」
「は? なに」
「付き合え、私の練習に。試合まで一週間あるんだ。遊んでなんかいられない」
「えー。ヤダよ」
「乗り掛かった舟だ。諦めろ」
「片足すらも乗せてない」

 こうして一週間。渚の助けを借りて、私は部活動が終わったあとの居残り練習に勤しんだ。自分が得意としているヘアピンショットを強化しつつ、苦手なスマッシュの練習を繰り返し行った。もちろん渚には散々文句を言われ、そのたびにマックをおごる羽目になったが、このさい四の五の言ってはいられない。面目を保つためには安い出費だろう。
 週末だけはしっかり休んで体の疲れを抜き、自己流でこそあるが丹念に筋肉のマッサージをして試合当日 (部活動休養日)を迎える。

「覚悟はいいですか? 先輩」
「当たり前だ。吠え面かいていられるのも今のうち」

 バチバチと交わす視線で火花を散らし、ネットの下からがっしりと憎しみのこもった握手を交わす。

「いい加減にしなさい」

 と呆れたように主審を務める渚が言った。
 サーブは私から。
 にラケットを握り、ロングサーブを高々と放つ。
 渚が怪訝な目を向けるなか、パアンというこ気味よい音と共にシャトルが宙に舞った。
 シャトルを見上げ、バックステップで追う歳桃さん。少し浅いと判断したのか、落下点に入るや否や、得意のカットスマッシュを放ってくる。私の左手側に。

 ──やはりね。と私はほくそ笑む。

 歳桃さんがポジションを整えるよりも早くに持ち替えたラケットでレシーブすると、左サイド奥を狙ったロブをふわっと上げる。
 アウトラインぎりぎりを狙ったショット。舌打ちをしながら追いかけた歳桃さんは、苦し紛れに右サイドへのハイクリア (高く打ち上げるショット)を打ち上げた。だが。

「浅いねえ!」

 ステップを刻んで落下点に入った私は、左腕をしならせ渾身のスマッシュを今度は右サイドラインぎりぎりへ落とす。彼女も必死に追うが、一歩およばずシャトルはサイドライン上に落ちた。

「ポイント。ワン、ラブ」

 渚のコールが高々と響く。
 歳桃さんが私を右利きと勘違いして、一発目のスマッシュを左手側に打ったのが運の尽き。完全に空間をコントロールした私のポイントだ。

「わざと右手でサーブを打ったんですか?」
「もちろん。対戦相手の研究が、ちょっと足りないんじゃないかしら?」

 ギリギリと音がしそうなほど歯を食いしばり、歳桃さんの顔がこわばった。

 試合再開。今度は速い仕掛けのショートサーブを放つ。先ほどのような手は通用しない。今度は慎重にいかなくちゃ。
 素早く対応した彼女は、右サイド奥を狙ったドライブ (ネットと並行に放つショット)で押し込んでくる。だが、私の逆手側にドライブが来るのは予測の範疇。
 余裕を持って追いつくと、逆サイド後方に上がるドリブンクリア (低め弾道のクリア)で返した。
 決して悪いコースじゃないが、おそらく強引にスマッシュを撃ってくる。彼女は私を舐めているからね。
 センターで待機していると見せかけ、彼女がスマッシュを撃つ瞬間に左へと動いた。
 読み通り!
 左手側に落ちてきた鋭いスマッシュを、そのままストレートに高いロブで返す。
 なんで拾えるの? という驚愕の表情で、歳桃さんが再びスマッシュを放つ。今度は右。素早く反応した私は、再びストレートに高いロブ。浅いロブにならずしっかり高くて深い場所にシャトルが上がることに、彼女の顔が屈辱の色に染まる。
 そのまま何度か、スマッシュをロブレシーブする攻防が続いた。
 渚も緊張した面持ちでシャトルの動きを目で追う。
 
 同じ攻防がさらに続いた四本目。完全にコースの読みが当たった私は、一転してネットをループして超えるヘアピンショットで返した。

「くっそ……!」

 呟きひとつ。
 慌ててネット際に詰めてきた歳桃さんが、同じくヘアピンで返してくる。
 けど。

「残念だったね」

 ダブルスで基本前衛を務めている私にとって、ネット際の攻防こそ真骨頂。
 逆サイドに大きく振ったヘアピンで返すと、ロブで逃れようとした彼女の返球は白帯に阻まれた。

「ポイント。ツー、ラブ」

 彼女の顔が、いよいよ信じられない、という絶望の色に染まる。よもや私なんぞに、二ポイントも先取されるとは思わなかったのだろう。
 私とて、この土曜日曜、ただ休んでいたわけじゃない。渚から回してもらった歳桃さんの試合の映像を、時間の許す限り視聴して配球の癖をしっかり頭に叩き込んだんだ。このアドバンテージをどうにか生かし、押し切らないと。
 ところが、ここから試合の展開は次第に歳桃さんのペースに傾き始める。まあ、正直無理もない。
 フィジカルの強さ。
 積み上げてきた経験と技術。
 私もクラブチームで中学の時からプレイしているとはいうものの、私のシングルスにおける実績なんて、彼女と比べたら吹けば飛ぶようなものでしかない。
 冒頭で作った三点のアドバンテージはじりじりと縮んで、気が付けば20対20のデュースになっていた。
 ここから二点差つけなきゃならんとか、ガチでしんどい。

 一回のラリーが長く続く。技術で勝る歳桃さんと、彼女の癖を知り尽くした私。二人の戦いは、結局三十分にもわたった。そして──。

「ポイント。ゲームセット。マッチウォンバイ煮雪。トゥエンティシックス、トゥエンティフォー」

『お疲れ様でした』

 なんとか私の勝利に終わった。
 もうダメだ。膝ががくがくと笑っていて、ただ立っているだけでもキツい。額から頬から滝のように流れ落ちる汗を拭う余裕もなく、大の字になって寝転んだ。

「はあ……酸素、酸素をくれ渚」
「お疲れ様。酸素は無限にあるし無料だ。思う存分吸うが良い」

 私の傍らにやって来た渚が、しゃがみこんで顔を手のひらでぱたぱたと仰いでくれる。

「どうなってんですか」幾分か私より余裕があるのか、しゃがみこんだ姿勢で歳桃さんが言う。「中三のとき二回戦で惨敗している煮雪さんが、どうしてこんなに強いんですか?」
「納得いかないって感じだね」
「当たり前です」
「そりゃ~中学の時から私はあなたのことを知っていて、そこそこ対策を練っていたしね。もっとも、対戦する機会は結局無かったけれど」
「そうですか。あなたの努力は認めます。ですが、僅か三年でこれほど──」
「ああ」と私は彼女の言葉を遮った。「これだけ言っておくわ。私が中三の時惨敗した相手って、ここで私の顔を仰いでいるバケモンだから」
「ええ!?」
 と言ったきり、彼女の表情が固まる。
「本当なんですか?」
「まあね。あの大会では、むしろ侑はポイント取られたほうの相手かな」
「サラっと言いやがって」
  
 涼しい顔で言ってのける渚に、思わず渋面になりそう。

「ほんとにバケモンだよアンタ。それと」
「はい?」
「去年のインターハイで、渚が、ダブルスでベスト四まで勝ち上がったのは知ってるよね?」
「ええ、それは」
「その時のペアって、もちろん私だから」
「ええ……」
「なんだよ。それすらも知らなかったのか」

 いよいよ憤慨して、私は首だけを歳桃さんの方に向けた。

「もうちっと他人に興味持て。対戦相手の研究だって大切なことなんだぞ。確かにアンタの天賦の才は認めるけどさ」

 はい、と歳桃さんが項垂れたとき、上から声が降って来た。

「ナイスゲーム! 煮雪!」
「歳桃さんの本気、見せてもらった。やっぱスゲーじゃん!」
「心! 私たちと一緒に頑張ろうよ!」

 え、なにこれ……と視線を上方に向けて巡らすと、体育館二階にある観覧席から複数の顔が見下ろしていた。その数、たぶん十数人。すべてバドミントン部の部員だ。

「煮雪、パンツ見えてる」
「嘘でしょ!?」

 男子部員の声に、慌てて跳ね起きるとスカートの裾を抑えた。私、下にスコート履いてたはずなんだけどまさか忘れてた……?

「あはは、冗談だって」
「殺すぞ!」

 二階席に抗議の声を飛ばした後で、渚の方にゆっくり向き直る。

「なにこれ、渚の仕業?」
「そそ。面白いもん見られるって宣伝しておいたの。まさか本当に侑が勝つとは思ってなかったけど。まあでも、可能性はあるかなって思ってた。だって侑、去年とは雲泥の差で力つけてるもん。私でも、時々ワンゲーム落としそうになるもん」
「んなこと言って、落としたことないしょや?(ないでしょう?)」
「まあね。もっと修行してから出直して来たまえ」
「ムカつく」

 なる程ね。百聞は一見にしかずってやつか。歳桃さんの本気も実力も、部員たちの心に上手く届いたのかな。
 さてと、いまだ力が上手く入らない下半身を叱咤して立ち上がる。

「じゃあ、明日からマジメに部活動来てくれる?」
「はあ……。まあ、しょうがないですね。それはまあ……約束ですので」
「そっか、なら良かった。なあに、直ぐ馴染めると思うよ。うちの部員ら、あの通りイイ奴ばっかだからさ。それに──」
「はい」
「歳桃さんと渚が居てくれれば、今年こそ団体戦でも北海道王者になれると思うんだよね」

 昨年の準決勝。シングルス三番手で出場した私が負けたことで、惜しくもインターハイ行きの切符を逃した苦い過去を思い出す。

「なに言ってるんですか。煮雪先輩も居るから、じゃないんですか?」
「言うようになった。こやつめ」

 ネットの下からもう一度握手を交わす。今度は、互いの健闘を湛え合う羨望のこもった握手だ。そうだね。私の力で勝ち取らなくちゃ。

「手、貸してくれるかな」
「当たり前じゃないですか。やると決めたからには全力です」

 歳桃さんにとっては三年間。私にしてみれば、あと凡そ半年。残された時間は其々違えど、それは決して長い時間じゃない。一度きりの高校生活なのだから、やっぱり全力で楽しまなくちゃ損だと思うんだ。
 青春とは、甘くも苦くもなるもの。だからこそ、精一杯今を謳歌しなくちゃね。

「頼んだよ、後輩ちゃん」

 私が笑うと、彼女もはにかんだ笑顔で返す。
 
 私たちの一年ちょうせんは、いま、始まったばかりだ。

 END
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