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ダイブ・イン~彼女のトラウマを取り除く方法~(SF)
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俺は精神科医をしている。
精神科医とは言っても、患者からカウンセリングを行い悩みを聞いた上で、精神安定剤を処方したり日々の生活環境の改善を促すという従来のタイプではなく、患者の精神世界に入り込んで、トラウマとなっている記憶を物理的に消去するという治療法だ。
20**年の日本において主流となったこの「ダイブ・イン」と呼ばれる治療方は、医師と患者の頭部を専用の機器で接続し、脳波をシンクロさせることで可能になった技術である。
ある種これは、対象となる人物の心や記憶を覗く行為でもあるため、技術が普及した現在においても、ダイブ・インを使うことが出来る人間は限られている。いわゆる、「ダイブ・イン専用免許」が必要となり、医師の中でもごく一部しかこの技術を行使できる者はいないのだが。
さて、少々前置きが長くなった。
そんなわけでいま私は、本日三件目の患者の脳内に入り込んでいる。
人間の精神世界というのがどういう場所か一口で説明すると、霧のような靄のようなものがかかった空間だろうか。
視界があまりよろしくない真っ白な空間の只中を進んで行くと、周囲に被験者の記憶が断片が見えてくる。
両親との心温まる思い出であったり、恋人と過ごした甘い日々であったり。被験者が体験したこれまでの記憶が、フィルムで再生された映像のように見える。
とはいえ、それらを詳しく見たり記録として残すことはご法度だ。
いくら患者と医師の関係とはいえ他人の情報を口外してはならないし、知り過ぎることも、個人情報保護法の関係上も好ましくない。よって、私が目指すのは、患者のトラウマとなっている部分のみだ。これはわりと簡単に特定できる。その人物の心に暗い影を落としている記憶というのは、文字通り”真っ黒な影になっている”ことが多いがゆえに。
「さて、と」
前方に、薄っすらと暗くなっている場所が見えてみた。おそらくあれが、患者を鬱症状に陥らせている記憶の正体。
だが、おかしい。
先ほどから、妙に気にかかっていることがある。
違和感の正体をうまく単語にするならば、既視感がある、とでもいうべきか。
患者の記憶の中にでてくる光景に、どことなく見覚えがあるのだ。
そんなことをつらつらと考えながら歩いている矢先、前方左側に、バッドを肩に担いだ中学生の姿が見えてくる。
「山田?」
驚きで反射的に声がもれた。
見てはいけない、と内心で自分を戒めつつも、思わずじっと視線を向けてしまう。
間違いない。アイツは中学生時代、野球部のエースを務めていたスポーツマンであると同時に、品行方正でクラスの人気者だった山田だ。だが高校入学後、野球人としてはすっかり埋もれただの人になってしまったのは、アイツの残念なエピソード。
おっと、そんなことはどうでもいい。どうしてアイツの姿がここで見える?
考えられるとすれば、理由はおそらくひとつしかない。
患者と俺は、同じ記憶を共有しているということだ。端的に言って、二人とも山田のことを知っている。
──なんだって?
ここで俺は、患者の情報をもう一度確認してみることにした。
精神世界でのみ使える電子端末を操作して、患者の情報を表示させていく。
大塚美月。二十八歳。現住所、東京都大田区、か。
年齢は俺と同い年だが、それ以外に特段接点がなさそうか? 今でこそ俺の住所は大田区だが、生まれも育ちも埼玉県だからな。それに、大塚なんていう女の名前にも心当たりがない。
いや、だが待てよ? 美月という名前にどこかひっかかりを感じる。昔見た卒業アルバムの写真を頭の中で想起していくと候補たる人物が一人あがった。十数年分という成長の差異を頭の中で補正していくと、中学三年時の同級生の一人と綺麗に重なった。姓も体型も変わっているが間違いない。
吉本美月だ。
クラス委員をしていた、大人しめの女の子。そうか、同級生だったのか。吉本は同窓会にも来たことが無いので完全に忘れていた。
なるほど、と理解はしたものの、今はとにかく仕事をせねば。同級生だからといって、私情を挟んでいる場合ではない。
いらぬ邪念は捨てて、さっさと済ませてしまおう。
吉本美月──いや、今は大塚美月か、の記憶の中で、どす黒い靄で覆われている部分に到達する。
さて、どんなトラウマ様とご対面するのやら。そう思いながら靄の中に首を突っ込むと、中には驚きの人物がいた。
──俺だ。
背格好は中学時代のソレだが、間違いなく俺がそこにいた。
なんだこれは? どうなってやがる?
頭の中は広がり始めた困惑の雲で既に一杯だが、とりあえず訊ねてみることにした。
「お前は誰だ?」
「俺は山本だよ」
「……!」
やはり俺なのか? 予想通りの言葉が返ってきたことに、困惑がより強くなる。
「どうしてお前はここにいる?」
自分に対してお前と言うのもどうにも妙な気分だ。
「吉本さんが望んでいるからだよ」
「吉本が?」
どういうことだ? と意味がわからず首をかしげていると『俺』が答えた。
「どうして、アイツの方を向いてやらなかった?」
「アイツって誰のことだ? 吉本か?」
質問に質問で返すと、俺がこくん、と頷いた。なんともややこしい。
「そうだ。吉本はずっとお前の方を見ていたのに、気持ちに応えてやることもなく他の女と付き合っただろう」
ここで俺の交際歴の話がでてくるということは、吉本は俺が最初に彼女を作った高校時代のことを周知しているということだ。同級生だからと考えれば合点はいくが、中学卒業後進学先が違っていたのにどうして?
だがここで、俺の頭の中にひとつの推論が浮かぶ。なるほど。少しだけ話が見えてきた。
そこで、中学時代、彼女と共有していそうなエピソードがないか当時の出来事を想起していく。俺は、吉本と会話をしたことがあっただろうか? そういえば一度だけ、好きな漫画の話で意気投合したような記憶がある。
裏を返すとそれくらいなのだが、よくよく考えていくと、俺は吉本とふとした瞬間に目が合っていたような気もする。
つまり──こういうことか。
「吉本は、俺のことが好きだったのか?」
俺がこくん、と頷いた。
「じゃあ吉本は、俺が結婚したのも知っているのか?」
俺が結婚して所帯を持ったのは三年前。俺がこくん、と頷いた。
「彼女はお前のことをずっと思っていた。けれど、お前は高校に入学すると早々に恋人を作った。そうだな?」
俺の問いかけに、俺はこくん、と頷いた。
「だが吉本美月は、進路と学歴の違いからお前と入学する高校を違えたあとも、ひたすらにお前のことを想い続けていた。学校は違うけれども、電車の中でお前と遭遇するケースは多々あった。そのたびに吉本は、遠く離れた席からお前に視線を注いでいたんだ。だがお前は、ただの一度も彼女に気づくことも声をかけることもなかった」
いや、見ているだけじゃわからないだろう。聞いているうちに、段々と頭痛がしてきた。
「そうこうしているうちに、お前は女ができた。彼女に見せ付けるように、電車の中でいちゃいちゃし始めた」
「見せ付けていたわけではない」
「話をちゃんと聞け。見せ付けるように、だ」
「ああ、わかった。続けてくれ」
俺は半ば、やけばちになっていた。
「だが吉本美月は、それなりに見た目の良い女だ。恋人を作ろうと思えば、それはわりと簡単なことだった。お前に対する腹いせに部活の先輩と交際をし、十七歳で出産した。それが原因で高校を退学し、十九歳のときにその男と籍をいれたのだが、こいつがまた、酷い浪費壁のある男だった。見る目が無かったと言えばそれまでだが。そんなわけで二年後には離婚。現在は両親と新居に引越しをして一人で子育てをしているという──」
「ああ、もうわかった」
そんな中に舞い込んできた俺の結婚話。吉本が相応に嫉妬心をこじらせたであろうことは、想像に難くない。
まるでストーカーのようだし完全に逆恨みだとも思えるが、原因が自分であるだけに後味のよくない話だ。ともかくこれが、彼女が抱えているトラウマの正体。
「最後に一つだけ言っておくことがある」
俺が問いかけると、俺が答えた。
「なんだ?」
「俺は精神科医をしている。彼女の心中で強いトラウマの原因になっているお前を、消さなくてはならない」
「自分の姿をしているものを消すことに躊躇は無いのか?」
「ああ」
「彼女の心の中にある、お前に対する恋心を消すのか」
「ああ、やむを得ない」
俺にとっては取るに足らない記憶でも、もしかすると、彼女に大切な心の支えだったのかもしれない。だがそれも、こじらせてしまった今ではただの悪夢。自分の姿をしているモノを、消してしまうのはなんとも複雑だ。だが──。
「消えてくれ。初恋の亡霊」
いつもと同じ手順で、俺は患者のトラウマを消去した。
◆
「気分はどうですか。大塚さん」
「ああ、なんだか、心がすっと軽くなったような気がします。ところで先生?」
「はい?」
「どこかでお会いしたことがありませんか? 私の気のせいなのでしょうか?」
「……おそらく、他人の空似でしょう」
「そうですか。それなら良いのですが」
憑き物が落ちたように、すっきりとした顔で診察室を出て行く彼女の背中を見送った。
トラウマを消去したことで、俺に関する一切の記憶がなくなってしまったようだが、むしろこれでいい。どうか、よい人が彼女の前に現れますように。
「では、次の方どうぞ」
~了~
精神科医とは言っても、患者からカウンセリングを行い悩みを聞いた上で、精神安定剤を処方したり日々の生活環境の改善を促すという従来のタイプではなく、患者の精神世界に入り込んで、トラウマとなっている記憶を物理的に消去するという治療法だ。
20**年の日本において主流となったこの「ダイブ・イン」と呼ばれる治療方は、医師と患者の頭部を専用の機器で接続し、脳波をシンクロさせることで可能になった技術である。
ある種これは、対象となる人物の心や記憶を覗く行為でもあるため、技術が普及した現在においても、ダイブ・インを使うことが出来る人間は限られている。いわゆる、「ダイブ・イン専用免許」が必要となり、医師の中でもごく一部しかこの技術を行使できる者はいないのだが。
さて、少々前置きが長くなった。
そんなわけでいま私は、本日三件目の患者の脳内に入り込んでいる。
人間の精神世界というのがどういう場所か一口で説明すると、霧のような靄のようなものがかかった空間だろうか。
視界があまりよろしくない真っ白な空間の只中を進んで行くと、周囲に被験者の記憶が断片が見えてくる。
両親との心温まる思い出であったり、恋人と過ごした甘い日々であったり。被験者が体験したこれまでの記憶が、フィルムで再生された映像のように見える。
とはいえ、それらを詳しく見たり記録として残すことはご法度だ。
いくら患者と医師の関係とはいえ他人の情報を口外してはならないし、知り過ぎることも、個人情報保護法の関係上も好ましくない。よって、私が目指すのは、患者のトラウマとなっている部分のみだ。これはわりと簡単に特定できる。その人物の心に暗い影を落としている記憶というのは、文字通り”真っ黒な影になっている”ことが多いがゆえに。
「さて、と」
前方に、薄っすらと暗くなっている場所が見えてみた。おそらくあれが、患者を鬱症状に陥らせている記憶の正体。
だが、おかしい。
先ほどから、妙に気にかかっていることがある。
違和感の正体をうまく単語にするならば、既視感がある、とでもいうべきか。
患者の記憶の中にでてくる光景に、どことなく見覚えがあるのだ。
そんなことをつらつらと考えながら歩いている矢先、前方左側に、バッドを肩に担いだ中学生の姿が見えてくる。
「山田?」
驚きで反射的に声がもれた。
見てはいけない、と内心で自分を戒めつつも、思わずじっと視線を向けてしまう。
間違いない。アイツは中学生時代、野球部のエースを務めていたスポーツマンであると同時に、品行方正でクラスの人気者だった山田だ。だが高校入学後、野球人としてはすっかり埋もれただの人になってしまったのは、アイツの残念なエピソード。
おっと、そんなことはどうでもいい。どうしてアイツの姿がここで見える?
考えられるとすれば、理由はおそらくひとつしかない。
患者と俺は、同じ記憶を共有しているということだ。端的に言って、二人とも山田のことを知っている。
──なんだって?
ここで俺は、患者の情報をもう一度確認してみることにした。
精神世界でのみ使える電子端末を操作して、患者の情報を表示させていく。
大塚美月。二十八歳。現住所、東京都大田区、か。
年齢は俺と同い年だが、それ以外に特段接点がなさそうか? 今でこそ俺の住所は大田区だが、生まれも育ちも埼玉県だからな。それに、大塚なんていう女の名前にも心当たりがない。
いや、だが待てよ? 美月という名前にどこかひっかかりを感じる。昔見た卒業アルバムの写真を頭の中で想起していくと候補たる人物が一人あがった。十数年分という成長の差異を頭の中で補正していくと、中学三年時の同級生の一人と綺麗に重なった。姓も体型も変わっているが間違いない。
吉本美月だ。
クラス委員をしていた、大人しめの女の子。そうか、同級生だったのか。吉本は同窓会にも来たことが無いので完全に忘れていた。
なるほど、と理解はしたものの、今はとにかく仕事をせねば。同級生だからといって、私情を挟んでいる場合ではない。
いらぬ邪念は捨てて、さっさと済ませてしまおう。
吉本美月──いや、今は大塚美月か、の記憶の中で、どす黒い靄で覆われている部分に到達する。
さて、どんなトラウマ様とご対面するのやら。そう思いながら靄の中に首を突っ込むと、中には驚きの人物がいた。
──俺だ。
背格好は中学時代のソレだが、間違いなく俺がそこにいた。
なんだこれは? どうなってやがる?
頭の中は広がり始めた困惑の雲で既に一杯だが、とりあえず訊ねてみることにした。
「お前は誰だ?」
「俺は山本だよ」
「……!」
やはり俺なのか? 予想通りの言葉が返ってきたことに、困惑がより強くなる。
「どうしてお前はここにいる?」
自分に対してお前と言うのもどうにも妙な気分だ。
「吉本さんが望んでいるからだよ」
「吉本が?」
どういうことだ? と意味がわからず首をかしげていると『俺』が答えた。
「どうして、アイツの方を向いてやらなかった?」
「アイツって誰のことだ? 吉本か?」
質問に質問で返すと、俺がこくん、と頷いた。なんともややこしい。
「そうだ。吉本はずっとお前の方を見ていたのに、気持ちに応えてやることもなく他の女と付き合っただろう」
ここで俺の交際歴の話がでてくるということは、吉本は俺が最初に彼女を作った高校時代のことを周知しているということだ。同級生だからと考えれば合点はいくが、中学卒業後進学先が違っていたのにどうして?
だがここで、俺の頭の中にひとつの推論が浮かぶ。なるほど。少しだけ話が見えてきた。
そこで、中学時代、彼女と共有していそうなエピソードがないか当時の出来事を想起していく。俺は、吉本と会話をしたことがあっただろうか? そういえば一度だけ、好きな漫画の話で意気投合したような記憶がある。
裏を返すとそれくらいなのだが、よくよく考えていくと、俺は吉本とふとした瞬間に目が合っていたような気もする。
つまり──こういうことか。
「吉本は、俺のことが好きだったのか?」
俺がこくん、と頷いた。
「じゃあ吉本は、俺が結婚したのも知っているのか?」
俺が結婚して所帯を持ったのは三年前。俺がこくん、と頷いた。
「彼女はお前のことをずっと思っていた。けれど、お前は高校に入学すると早々に恋人を作った。そうだな?」
俺の問いかけに、俺はこくん、と頷いた。
「だが吉本美月は、進路と学歴の違いからお前と入学する高校を違えたあとも、ひたすらにお前のことを想い続けていた。学校は違うけれども、電車の中でお前と遭遇するケースは多々あった。そのたびに吉本は、遠く離れた席からお前に視線を注いでいたんだ。だがお前は、ただの一度も彼女に気づくことも声をかけることもなかった」
いや、見ているだけじゃわからないだろう。聞いているうちに、段々と頭痛がしてきた。
「そうこうしているうちに、お前は女ができた。彼女に見せ付けるように、電車の中でいちゃいちゃし始めた」
「見せ付けていたわけではない」
「話をちゃんと聞け。見せ付けるように、だ」
「ああ、わかった。続けてくれ」
俺は半ば、やけばちになっていた。
「だが吉本美月は、それなりに見た目の良い女だ。恋人を作ろうと思えば、それはわりと簡単なことだった。お前に対する腹いせに部活の先輩と交際をし、十七歳で出産した。それが原因で高校を退学し、十九歳のときにその男と籍をいれたのだが、こいつがまた、酷い浪費壁のある男だった。見る目が無かったと言えばそれまでだが。そんなわけで二年後には離婚。現在は両親と新居に引越しをして一人で子育てをしているという──」
「ああ、もうわかった」
そんな中に舞い込んできた俺の結婚話。吉本が相応に嫉妬心をこじらせたであろうことは、想像に難くない。
まるでストーカーのようだし完全に逆恨みだとも思えるが、原因が自分であるだけに後味のよくない話だ。ともかくこれが、彼女が抱えているトラウマの正体。
「最後に一つだけ言っておくことがある」
俺が問いかけると、俺が答えた。
「なんだ?」
「俺は精神科医をしている。彼女の心中で強いトラウマの原因になっているお前を、消さなくてはならない」
「自分の姿をしているものを消すことに躊躇は無いのか?」
「ああ」
「彼女の心の中にある、お前に対する恋心を消すのか」
「ああ、やむを得ない」
俺にとっては取るに足らない記憶でも、もしかすると、彼女に大切な心の支えだったのかもしれない。だがそれも、こじらせてしまった今ではただの悪夢。自分の姿をしているモノを、消してしまうのはなんとも複雑だ。だが──。
「消えてくれ。初恋の亡霊」
いつもと同じ手順で、俺は患者のトラウマを消去した。
◆
「気分はどうですか。大塚さん」
「ああ、なんだか、心がすっと軽くなったような気がします。ところで先生?」
「はい?」
「どこかでお会いしたことがありませんか? 私の気のせいなのでしょうか?」
「……おそらく、他人の空似でしょう」
「そうですか。それなら良いのですが」
憑き物が落ちたように、すっきりとした顔で診察室を出て行く彼女の背中を見送った。
トラウマを消去したことで、俺に関する一切の記憶がなくなってしまったようだが、むしろこれでいい。どうか、よい人が彼女の前に現れますように。
「では、次の方どうぞ」
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