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芽吹の箱庭
ホーンラビットの香草焼き
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「ところで、タクミ。まさか雫結晶も採取していたのか?」
ひとしきり感謝と感激をされて、人助けもいいもんだなぁ~としみじみしていたら、リオがふと思いついたように聞いてきた。
「そうね、知識がないと採取は難しいわ。タクミはこれを知らなかったようだし、、」
うっ!油断していた! そうだよなぁ~ これもたまたまって言い訳は通用しないか。
うーーん、この二人には正直にギフトの事を伝えた方がいいか?
だけどその前に。。
「そうだな。二人とはこれから長い付き合いになるから僕のことについても話すよ。でも、まずはご飯だ!」
そう、お腹がペコペコだ! 先ずは腹ごしらえをして、落ち着いた状態で真剣な話をしたい。
「確かに腹が減ったな。」
「私も! ゴブリン達のせいでお昼ご飯を食べ損ねちゃったのよね。」
「外のかまどを使わせてもらってもいいが、家の中にも炊事場を作っているから安全なここで準備するか?って言っても僕は火種を持っていないんだが。。」
「私が火を点けるわ。タクミは魔法の適正はないの?」
「それが、よく分からないんだ。唱えてみても何も起こらなくて。」
「収納の容量が多いから魔力は多そうだけど。。あっ、良ければお礼に魔法の使い方を教えるわ!」
「いいのか? それは助かる!」
「じゃあ俺は剣だな。稽古をつけよう!」
「お、おぅ。 お手柔らかに頼むよ。」
何だかリオの目が光った気がしたのは気のせいか? 僕はできれば戦いたくないんだが。。
「じゃあ台所を借りるわね! さっきホーンラビットを狩ったから、それを調理するわ。」
そう言ってミナはショルダーバッグから肉塊を取り出し、手際よく捌いていく。
「俺は外で装備の整備をしてくるよ。」
リオはゴブリン達との戦いで傷ついた装備を手直しするようだ。
ちなみに、移動する前に全員ミナのクリーンで返り血や汚れは綺麗に落としてもらっている。
「ファイア。」
ミナがかまどにむかってそう唱えると、ポッと火が点いた。
「おぉ! 火だ!」
「こんなことで感動するなんて。子供でも使えるわよ? 魔法は初めて見たの?」
「多分。使った記憶はないな。。」
前世の話もいつかできる日がくるのだろうか。。
「そうだったわね。ごめんなさい。ついタクミが記憶喪失だってことを忘れてしまうわ。」
「いや、いいんだ。気にしないでくれ。それよりも、この肉はどう調理するんだ?」
「ホーンラビットの肉は焼いて良し煮て良し揚げて良しの万能肉なの。今日は野営のつもりで、簡単に焼いて食べるつもりだったんだけど。せっかくこんなに立派なキッチンを借りれたから、煮込みにしようかしら?」
「野菜類はないんだが、ハーブや果物はたくさんあるぞ! ハーブの香草焼きもいいし、焼いて果物のソースをかけてもいいな。」
「あら、タクミは料理ができるの? ハーブは助かるわ!なら香草焼きにして、デザートに果物を切りましょう。」
前世の年齢=独身だったからな。。料理は好きで結構作っていたんだ。
箱庭内で栽培しているハーブ、ローズマリーに似たロスマリヌスやこちらもタイムに似たタイマス、セージに似たサルビア、オレガノのようなオリガヌム、果物はほぼリンゴのマルス、君ミカンだよね?のシトウン、巨峰に似たバイティスを取り出して木製のボールと皿に取り出した。
「ありがとう。こんなにたくさん! あら?果物は見たことがないわね。似たような物は知っているけれど。」
「そうなのか? 目が覚めた場所にたくさんあったぞ。」
「・・・。これもひとまず外には出さないようにね。」
ミナは突っ込むのを諦めたようだ。
「わ、分かった。でも美味しいから是非食べてくれ。ハーブを肉に揉みこもうか?」
「はぁ。タクミは・・・。ありがたく頂くわ。そうね、それもいいしホーンラビットは臭みがないから、オイルにハーブを漬けてそれを肉に絡めて焼くのも香りがたって美味しいわ。」
「へぇ~。そんな調理法もあるんだな。」
そんなやりとりをしながら、晩御飯の準備をしていった。 誰かと料理するのは楽しいな。
果物も飾り切りにして盛り付けて。
よし! 初めての野営料理にしてはいい感じに出来上がった。
この後、飾り切りにしたマルスとシトウンを見て、ミナは勿論リオまで興奮していたのは意外だった。強面のくせにもしや可愛い物に目がない系?? 何だ、可愛いじゃないか。
包丁の使い方が器用なら、剣の扱いもうまいだろうと。。
あ、、そっち?
ひとしきり感謝と感激をされて、人助けもいいもんだなぁ~としみじみしていたら、リオがふと思いついたように聞いてきた。
「そうね、知識がないと採取は難しいわ。タクミはこれを知らなかったようだし、、」
うっ!油断していた! そうだよなぁ~ これもたまたまって言い訳は通用しないか。
うーーん、この二人には正直にギフトの事を伝えた方がいいか?
だけどその前に。。
「そうだな。二人とはこれから長い付き合いになるから僕のことについても話すよ。でも、まずはご飯だ!」
そう、お腹がペコペコだ! 先ずは腹ごしらえをして、落ち着いた状態で真剣な話をしたい。
「確かに腹が減ったな。」
「私も! ゴブリン達のせいでお昼ご飯を食べ損ねちゃったのよね。」
「外のかまどを使わせてもらってもいいが、家の中にも炊事場を作っているから安全なここで準備するか?って言っても僕は火種を持っていないんだが。。」
「私が火を点けるわ。タクミは魔法の適正はないの?」
「それが、よく分からないんだ。唱えてみても何も起こらなくて。」
「収納の容量が多いから魔力は多そうだけど。。あっ、良ければお礼に魔法の使い方を教えるわ!」
「いいのか? それは助かる!」
「じゃあ俺は剣だな。稽古をつけよう!」
「お、おぅ。 お手柔らかに頼むよ。」
何だかリオの目が光った気がしたのは気のせいか? 僕はできれば戦いたくないんだが。。
「じゃあ台所を借りるわね! さっきホーンラビットを狩ったから、それを調理するわ。」
そう言ってミナはショルダーバッグから肉塊を取り出し、手際よく捌いていく。
「俺は外で装備の整備をしてくるよ。」
リオはゴブリン達との戦いで傷ついた装備を手直しするようだ。
ちなみに、移動する前に全員ミナのクリーンで返り血や汚れは綺麗に落としてもらっている。
「ファイア。」
ミナがかまどにむかってそう唱えると、ポッと火が点いた。
「おぉ! 火だ!」
「こんなことで感動するなんて。子供でも使えるわよ? 魔法は初めて見たの?」
「多分。使った記憶はないな。。」
前世の話もいつかできる日がくるのだろうか。。
「そうだったわね。ごめんなさい。ついタクミが記憶喪失だってことを忘れてしまうわ。」
「いや、いいんだ。気にしないでくれ。それよりも、この肉はどう調理するんだ?」
「ホーンラビットの肉は焼いて良し煮て良し揚げて良しの万能肉なの。今日は野営のつもりで、簡単に焼いて食べるつもりだったんだけど。せっかくこんなに立派なキッチンを借りれたから、煮込みにしようかしら?」
「野菜類はないんだが、ハーブや果物はたくさんあるぞ! ハーブの香草焼きもいいし、焼いて果物のソースをかけてもいいな。」
「あら、タクミは料理ができるの? ハーブは助かるわ!なら香草焼きにして、デザートに果物を切りましょう。」
前世の年齢=独身だったからな。。料理は好きで結構作っていたんだ。
箱庭内で栽培しているハーブ、ローズマリーに似たロスマリヌスやこちらもタイムに似たタイマス、セージに似たサルビア、オレガノのようなオリガヌム、果物はほぼリンゴのマルス、君ミカンだよね?のシトウン、巨峰に似たバイティスを取り出して木製のボールと皿に取り出した。
「ありがとう。こんなにたくさん! あら?果物は見たことがないわね。似たような物は知っているけれど。」
「そうなのか? 目が覚めた場所にたくさんあったぞ。」
「・・・。これもひとまず外には出さないようにね。」
ミナは突っ込むのを諦めたようだ。
「わ、分かった。でも美味しいから是非食べてくれ。ハーブを肉に揉みこもうか?」
「はぁ。タクミは・・・。ありがたく頂くわ。そうね、それもいいしホーンラビットは臭みがないから、オイルにハーブを漬けてそれを肉に絡めて焼くのも香りがたって美味しいわ。」
「へぇ~。そんな調理法もあるんだな。」
そんなやりとりをしながら、晩御飯の準備をしていった。 誰かと料理するのは楽しいな。
果物も飾り切りにして盛り付けて。
よし! 初めての野営料理にしてはいい感じに出来上がった。
この後、飾り切りにしたマルスとシトウンを見て、ミナは勿論リオまで興奮していたのは意外だった。強面のくせにもしや可愛い物に目がない系?? 何だ、可愛いじゃないか。
包丁の使い方が器用なら、剣の扱いもうまいだろうと。。
あ、、そっち?
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