非戦闘系ギフト・箱庭で世界を救え?!そんな無茶な! でもいつの間にか救っちゃっていたようです

AnJ

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芽吹の箱庭

タクミのギフト

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 お腹いっぱいになったから、あとは寝るだけ~って大事なお話があるんでしたね。



「成る程、、するとタクミは空間収納ではなく、箱庭というギフトを持っていて、それを操っていた というわけか。」

「そんなギフト、初めて聞いたわ。しかも収納以外にも鑑定や栽培までできるなんて!」

 川まで入ってるんですけどね~ そこまで詳しくは伝えていないが、夕食後にここまでの経緯と箱庭の性能をざっくりと2人に話した。正直に話して、二人にどう思われるか不安ではあったが、これから先も一緒にいる時間が長くなるし、僕のギフトについて何かアドバイスを聞けるかもしれないしな。
 一応謎の声のことと前世のことは伏せて。

「ああ、そしてイメージすると箱庭内で物を変化させたり、新しく作ったりできるようなんだ。」

「・・・タクミ、、このギフトのことは絶対に誰にも知られてはいけないわ。使い方によっては戦争が起こってしまう。もしあなたのギフトが、貴族や教会に目をつけられたら監禁されてしまうかもしれない。当初の予定通り、マジックバックを使っている設定で通しましょう。」

「戦争?! そんな大げさな~。」

「いや、ミナの言う通りだ。その辺の輩にも目をつけられるだろうな。街に行ったら装備も整えた方がいい。」

「そうね、その格好では危ないわね。あとは、ギフトは隠蔽できるのかしら?鑑定されたらバレてしまうわ。」


 なんだかかなりオオゴトだな。


「隠蔽か。どうだろう?」

 箱庭のメニューバーのところを開く。
 すると、お知らせがたくさん届いていた。タップすると急に目の前に

 《感謝ポイントが貯まり、共鳴の器が解放されました。設定しますか?》 
  ・5箱目までの範囲を任意で箱庭設定
  ・結界発動
  ・隠蔽発動
   → はい or いいえ

 どうやら今までの戦闘でレベルアップしていたようだ。感謝ポイント? しかも指定した場所を箱庭設定できるだって? 今箱庭はLv.5。5個目のアイコンまでアンロックされている。広さは小さな集落一つ分程だ。
 集落まるっと箱庭に設定できるってことか? これは改めて検証が必要だな。
 次が結界だって?! これも箱庭全部を覆うってことだろうか?
 そしてナイスタイミングで隠蔽発動。
 勿論 はい だ!

「隠蔽できたみたいだ!」

「聞いてみたけれど本当にできるなんて・・・。」

 どうやら隠蔽も一般的にはレベルが高いスキルにようだ。

「タクミ、今他にも何かしたか? 一瞬だったが気配が揺らいだんだ。」

「ん? あぁ、結界を発動してみたんだ。これで夜は安心して眠れるな!」

「「結界?!」」

 二人のシンクロ率が高いな。
 
「聞けば聞くほど理解が追い付いていかないわ。しかもこの家の範囲分の結界を無詠唱で発動させて、ケロッとしているなんて。あなたのMPもとんでもないわね。」

「ミナ、俺はもう何も驚かないぞ! タクミは会った時からすごかったからな!」

「そうね、多分まだまだとんでもないスキルが出てきそうね。先が思いやられるわ。」

 おい、ひどいな! 僕だって驚いてるんだ。 どういう原理かは分からないが、どうやら箱庭で使用する分についてはMPは一切減っていないようだ。

「僕もまだこのギフトがどう進化するか分からないからなぁ。まぁ、僕のことについてはこんなところかな?」

「あぁ、貴重な話を聞かせてくれてありがとう。明日は早いからそろそろ休もう。」

「これまでもこれから先も、こんなすごいギフトを持った人に出会うことはないでしょうね。あなたと同じ時代にいられて光栄だわ! 明日からは魔法の特訓だから、しっかり休むのよ!」

「お、、おう、、お手柔らかに頼むよ。おやすみ。」


 ミナまで目をギラつかせながら寝室に向かって行った。


 そうして僕の大告白会は平和に幕を閉じたのだった。
 


 
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