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芽吹の箱庭
どこでも〇ア
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さぁ!やっと睡眠が取れる!
だがその前に、、
「ステータスオープン!」
タクミ(木村 巧) 十歳 人族
Lv.2 (5)
HP 45/50(100) MP 100/120(∞)
防御力 12(100) 素早さ 10(50) 幸運 30 経験値 20 スキルポイント(感謝ポイント) 40
あれ? もっとレベルが上がっていると思ったんだが、全然変わっていないな。なぜだ?
二人の前では落ち着いて確認できないので、一人になった今、自分のステータスを確認しているのだが、初期とほぼ数値が変わっていない。
レベルが上がったから箱庭の性能が増えたはずなんだが。
と、ここで違和感を感じた。
数字の横のカッコだ。
「何だ?この数字は?あきらかに高いよな?しかもMPが無限って!」
もしかして・・・。
「箱庭内の数値とか?」
一か八か、カッコ内の数字をタップしてみると
《箱庭内でのレベル。鍛えることでレベルアップが可能。箱庭内に移動しますか?》
やっぱり!って箱庭内に移動?! 入れるの?!
そろそろ眠くなってはいるが、これは検証しておいた方がよさそうだな。
「はい。っと。」
タップした瞬間、目の前の景色が寝室から、少し遠い記憶になりかけていたあのタマキアの深緑林へと変化した。
「もう二度と戻ってこれないと思っていたが、簡単に来れたな。ログハウスに戻るにはどうするんだ?」
頭の中で数秒前にいた寝室を思い出す。すると、景色が変わってつい今しがたいた寝室に戻った。
「どこでも〇アだ!!」
自身は勿論、皆が欲しがるアイテムに似た現象をまさに今体験している。
感動に打ちひしがれる。やばい、テンションが上がって眠気なんかどこかに飛んでいったぞ!
また意識をタマキアの深緑林へと戻す。
レベルを上げていくには、ひたすら箱庭を拡張していけばいいのだろうか。トゥツァヴァの霧森は怖くて駆け足で駆け抜けたから、採取は全くしていなかったんだよな。ーーカニスルプスはリストに入ってるけど。ーーいかにも毒って植物ばかりだったけど、毒も薬になるって言うし、もしかしたら何か役に立つ日が来るかもしれない。
「よし!いっちょトゥツァヴァの霧森箱庭バージョンでも作ってやるか!」
決してコレクター癖が出たわけではない。レベルアップのためだ。
気味の悪かった風景を思い出してそこにいるイメージをした。が、一向に景色が変わる気配がない。
「あれ?イメージが悪かったのかな?かなり強烈な印象だったから忘れていないんだが。」
だが何度イメージしてもその場から動かない。
「トゥツァヴァの霧森に入る前に小川が細くなっていった場所があったよな?」
順番に記憶をたどっていくと、タマキアの深緑林とトゥツァヴァの霧森の境辺りに景色が変わった。
「成程。トゥツァヴァの霧森はまだ箱庭として作っていないから移動できないのか。」
またあの危険な場所に立ち入ることを思うと足がすくむが、ここはレベル上げのためだ! 行くぞ!
勇気を振り絞って木の間を通り抜けた。そしてまた何か膜のような物を通り抜けた感覚の後に鬱蒼とした暗い森が広がっていた。
「今のところ嫌な気配はないな?」
森に入った瞬間、何かに襲われるなんて恐怖体験はしたくない。
「そういえば、結界って僕自身にも張れるのか?」
何がぶつかってきても弾き飛ばしてくれるような頑丈な膜をイメージしてみると、半径1メートルほどの空気が変わった気がした。
「これ、張れた、んだよな?」
実験しようにも命がけになるので、ひとまず結界は張れていると信じよう。
そしてトゥツァヴァの霧森を箱庭内に納めるようにイメージした。するとまた体から何かがごっそり抜けていく感覚の後、箱庭の画面のアイコンが一つアンロックされた。
どうやら初めての箱庭を作成する時は魔力を持っていかれるみたいだな。そして無限だからすぐ回復するようだ。
「どれどれ? おぉ!結構広くなったぞ!」
今までは集落程の広さだったのだが、目の前には町くらいの広さの箱庭があった。勿論縮小済みだ。
「お?いらっしゃったな?」
ちょうど箱庭を制作し終わったタイミングで、それは霧の向こうから現れた。
だがその前に、、
「ステータスオープン!」
タクミ(木村 巧) 十歳 人族
Lv.2 (5)
HP 45/50(100) MP 100/120(∞)
防御力 12(100) 素早さ 10(50) 幸運 30 経験値 20 スキルポイント(感謝ポイント) 40
あれ? もっとレベルが上がっていると思ったんだが、全然変わっていないな。なぜだ?
二人の前では落ち着いて確認できないので、一人になった今、自分のステータスを確認しているのだが、初期とほぼ数値が変わっていない。
レベルが上がったから箱庭の性能が増えたはずなんだが。
と、ここで違和感を感じた。
数字の横のカッコだ。
「何だ?この数字は?あきらかに高いよな?しかもMPが無限って!」
もしかして・・・。
「箱庭内の数値とか?」
一か八か、カッコ内の数字をタップしてみると
《箱庭内でのレベル。鍛えることでレベルアップが可能。箱庭内に移動しますか?》
やっぱり!って箱庭内に移動?! 入れるの?!
そろそろ眠くなってはいるが、これは検証しておいた方がよさそうだな。
「はい。っと。」
タップした瞬間、目の前の景色が寝室から、少し遠い記憶になりかけていたあのタマキアの深緑林へと変化した。
「もう二度と戻ってこれないと思っていたが、簡単に来れたな。ログハウスに戻るにはどうするんだ?」
頭の中で数秒前にいた寝室を思い出す。すると、景色が変わってつい今しがたいた寝室に戻った。
「どこでも〇アだ!!」
自身は勿論、皆が欲しがるアイテムに似た現象をまさに今体験している。
感動に打ちひしがれる。やばい、テンションが上がって眠気なんかどこかに飛んでいったぞ!
また意識をタマキアの深緑林へと戻す。
レベルを上げていくには、ひたすら箱庭を拡張していけばいいのだろうか。トゥツァヴァの霧森は怖くて駆け足で駆け抜けたから、採取は全くしていなかったんだよな。ーーカニスルプスはリストに入ってるけど。ーーいかにも毒って植物ばかりだったけど、毒も薬になるって言うし、もしかしたら何か役に立つ日が来るかもしれない。
「よし!いっちょトゥツァヴァの霧森箱庭バージョンでも作ってやるか!」
決してコレクター癖が出たわけではない。レベルアップのためだ。
気味の悪かった風景を思い出してそこにいるイメージをした。が、一向に景色が変わる気配がない。
「あれ?イメージが悪かったのかな?かなり強烈な印象だったから忘れていないんだが。」
だが何度イメージしてもその場から動かない。
「トゥツァヴァの霧森に入る前に小川が細くなっていった場所があったよな?」
順番に記憶をたどっていくと、タマキアの深緑林とトゥツァヴァの霧森の境辺りに景色が変わった。
「成程。トゥツァヴァの霧森はまだ箱庭として作っていないから移動できないのか。」
またあの危険な場所に立ち入ることを思うと足がすくむが、ここはレベル上げのためだ! 行くぞ!
勇気を振り絞って木の間を通り抜けた。そしてまた何か膜のような物を通り抜けた感覚の後に鬱蒼とした暗い森が広がっていた。
「今のところ嫌な気配はないな?」
森に入った瞬間、何かに襲われるなんて恐怖体験はしたくない。
「そういえば、結界って僕自身にも張れるのか?」
何がぶつかってきても弾き飛ばしてくれるような頑丈な膜をイメージしてみると、半径1メートルほどの空気が変わった気がした。
「これ、張れた、んだよな?」
実験しようにも命がけになるので、ひとまず結界は張れていると信じよう。
そしてトゥツァヴァの霧森を箱庭内に納めるようにイメージした。するとまた体から何かがごっそり抜けていく感覚の後、箱庭の画面のアイコンが一つアンロックされた。
どうやら初めての箱庭を作成する時は魔力を持っていかれるみたいだな。そして無限だからすぐ回復するようだ。
「どれどれ? おぉ!結構広くなったぞ!」
今までは集落程の広さだったのだが、目の前には町くらいの広さの箱庭があった。勿論縮小済みだ。
「お?いらっしゃったな?」
ちょうど箱庭を制作し終わったタイミングで、それは霧の向こうから現れた。
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『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
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