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芽吹の箱庭
初めての依頼完了
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「では、タクミさん。F級スタートですが、何か依頼を受けますか?」
「そうですね。リオ達の村に行く予定なんですが、、」
チラリと2人を見る。リオは他の冒険者達と何か話し込んでおり、ミナは隣のギルド嬢に素材を渡している。
「ノーヴ村に行かれるんですね。となりますと、一ヶ月以内にこちらに戻ってくるのは難しいでしょう。一ヶ月以内に何も依頼を達成しなければ、せっかく登録した冒険者カードは効力を失います。また一からの登録となってしまいますので、費用もかかってしまいます。もし何か素材をお持ちでしたら、今受付けさせて頂きますがいかがですか?」
成る程、せっかく今登録したのに何も依頼をこなさなければ、また一からか。。
「一応素材はあるんですが・・・」
無難そうなスズランに似たコンバラリアでも出してみるか。。
リオに貸してもらっているバッグから出すフリをして、コンバラリアを10本程箱庭から採取した。
そして受付のカウンターに並べると
「!! タクミさんは・・・。いえ、何でもありません。コンバラリアですか。しかもかなり状態が良く新鮮ですね。今目の前に植っていたかのような品質です。」
一瞬リゼさんが目を見開いた気がしたが、すぐに元の表情に戻ってコンバラリアの鑑定をした。
「これだけで十分依頼達成となりますが、他にもお持ちでしたら買い取りさせて頂きます。」
「えっと、、じゃあ魔獣の素材でも大丈夫ですか?解体できていないですが。。」
「魔獣、ですか? 構いませんよ。では、解体場にご案内しますね。」
そう言って受付の横の扉を開けて、手招きしてくれた。
う、見た目は子供だから仕方がない。
「おぅ!リゼ嬢。さっきのでっかいのはもう終わってるぜ!」
「バルグロスさん、ありがとうございます。仕事が早くて助かります。こちらの方の素材の解体をお願いします。」
「おっ、ちっこいの! 何を狩ってきたんだい?」
「ちっ?! ちっこいけど。。 えっと、カニスルプスを」
「「え?!」」
「え?」
「お前さん、今カニスルプスって言ったか?」
「は、はい。狼みたいな魔獣です。」
「おい! リゼ嬢、こいつは新人じゃねぇのか?」
「え、ええ、つい今Fランクで冒険者登録をしたばかりです。・・・てっきりホーンラビットかゴブリン辺りかと思っていましたが・・・タクミさん、ひとまず出してもらえますか?」
えっと、、何かまずかったのだろうか?
狩ってはいけない天然記念物的な存在だったりして! でも、狩らないと僕殺されてたし。。
全部出しちゃえ!!
ドサドサッ。5匹のカニスルプスをまとめて作業場の大きい机の上に出す。
二人とも目を見開く。リゼさんはますます可愛いが、おっさんは可愛くない。
「5匹だって?! おい!お前さん1人でやったのか?」
「えっと。。はい!やらなければやられていたのでやってしまいました! ごめんなさい!」
とりあえず謝っておこう。さりげなく言い訳も含めつつ。
「・・・タクミさん。この魔獣は通常Eランクで、1頭だけなら戦闘に慣れたルーキーが数人でギリギリなんとか倒せるレベルです。中堅の冒険者なら群れでもなんとかなります。しかし鑑定ではDランクの変異種と出ています。・・・その場合、熟練の冒険者が小隊を組んで討伐に向かうレベルです。」
「え・・・」
「B級以上ならサクッと倒しちまうだろうがな。まず新人は一瞬で餌だ。」
「えぇ。ですのでタクミさんを疑うわけではないのですが、、かといって誰かが討伐した獲物を横取りできるレベルでもないのです。遠くから目視で収納できるギフトを持っていれば話は別ですが・・・」
「まぁな、だが今のところカニスルプスを討伐してかっさらわれたってぇキレてる野郎どもはいないからな。よっぽど遠い場所から来たってんなら話は別だが。」
「リオさんとミナさんが同行していたので、その線は薄いでしょうね。となると・・・」
何やら二人が話し込んでいる。これはもしかしなくてももしかするやつだろう。。
欲をかかずにコンバラリアだけで終わっておけば良かったかなぁ~。
なんて半ば冷や汗をかきながら、このままフェードアウトしようか、うんそうしよう!と二人に背を向けかけた瞬間
「タクミさん、どちらへ? 今からギルド長に会って頂きます。少々お時間よろしいですね?」
「あ、いや、どこへも。えへへ。・・・はい。」
お偉いさんと面会確定となった。。
「そうですね。リオ達の村に行く予定なんですが、、」
チラリと2人を見る。リオは他の冒険者達と何か話し込んでおり、ミナは隣のギルド嬢に素材を渡している。
「ノーヴ村に行かれるんですね。となりますと、一ヶ月以内にこちらに戻ってくるのは難しいでしょう。一ヶ月以内に何も依頼を達成しなければ、せっかく登録した冒険者カードは効力を失います。また一からの登録となってしまいますので、費用もかかってしまいます。もし何か素材をお持ちでしたら、今受付けさせて頂きますがいかがですか?」
成る程、せっかく今登録したのに何も依頼をこなさなければ、また一からか。。
「一応素材はあるんですが・・・」
無難そうなスズランに似たコンバラリアでも出してみるか。。
リオに貸してもらっているバッグから出すフリをして、コンバラリアを10本程箱庭から採取した。
そして受付のカウンターに並べると
「!! タクミさんは・・・。いえ、何でもありません。コンバラリアですか。しかもかなり状態が良く新鮮ですね。今目の前に植っていたかのような品質です。」
一瞬リゼさんが目を見開いた気がしたが、すぐに元の表情に戻ってコンバラリアの鑑定をした。
「これだけで十分依頼達成となりますが、他にもお持ちでしたら買い取りさせて頂きます。」
「えっと、、じゃあ魔獣の素材でも大丈夫ですか?解体できていないですが。。」
「魔獣、ですか? 構いませんよ。では、解体場にご案内しますね。」
そう言って受付の横の扉を開けて、手招きしてくれた。
う、見た目は子供だから仕方がない。
「おぅ!リゼ嬢。さっきのでっかいのはもう終わってるぜ!」
「バルグロスさん、ありがとうございます。仕事が早くて助かります。こちらの方の素材の解体をお願いします。」
「おっ、ちっこいの! 何を狩ってきたんだい?」
「ちっ?! ちっこいけど。。 えっと、カニスルプスを」
「「え?!」」
「え?」
「お前さん、今カニスルプスって言ったか?」
「は、はい。狼みたいな魔獣です。」
「おい! リゼ嬢、こいつは新人じゃねぇのか?」
「え、ええ、つい今Fランクで冒険者登録をしたばかりです。・・・てっきりホーンラビットかゴブリン辺りかと思っていましたが・・・タクミさん、ひとまず出してもらえますか?」
えっと、、何かまずかったのだろうか?
狩ってはいけない天然記念物的な存在だったりして! でも、狩らないと僕殺されてたし。。
全部出しちゃえ!!
ドサドサッ。5匹のカニスルプスをまとめて作業場の大きい机の上に出す。
二人とも目を見開く。リゼさんはますます可愛いが、おっさんは可愛くない。
「5匹だって?! おい!お前さん1人でやったのか?」
「えっと。。はい!やらなければやられていたのでやってしまいました! ごめんなさい!」
とりあえず謝っておこう。さりげなく言い訳も含めつつ。
「・・・タクミさん。この魔獣は通常Eランクで、1頭だけなら戦闘に慣れたルーキーが数人でギリギリなんとか倒せるレベルです。中堅の冒険者なら群れでもなんとかなります。しかし鑑定ではDランクの変異種と出ています。・・・その場合、熟練の冒険者が小隊を組んで討伐に向かうレベルです。」
「え・・・」
「B級以上ならサクッと倒しちまうだろうがな。まず新人は一瞬で餌だ。」
「えぇ。ですのでタクミさんを疑うわけではないのですが、、かといって誰かが討伐した獲物を横取りできるレベルでもないのです。遠くから目視で収納できるギフトを持っていれば話は別ですが・・・」
「まぁな、だが今のところカニスルプスを討伐してかっさらわれたってぇキレてる野郎どもはいないからな。よっぽど遠い場所から来たってんなら話は別だが。」
「リオさんとミナさんが同行していたので、その線は薄いでしょうね。となると・・・」
何やら二人が話し込んでいる。これはもしかしなくてももしかするやつだろう。。
欲をかかずにコンバラリアだけで終わっておけば良かったかなぁ~。
なんて半ば冷や汗をかきながら、このままフェードアウトしようか、うんそうしよう!と二人に背を向けかけた瞬間
「タクミさん、どちらへ? 今からギルド長に会って頂きます。少々お時間よろしいですね?」
「あ、いや、どこへも。えへへ。・・・はい。」
お偉いさんと面会確定となった。。
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