可愛くなりたかった僕は日々願い続けたルート~アルフレッド~

武下愛

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お願い聞いたから欲しいなと思うのはなんなんだろう?2

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皆が剣を振り下ろすさまは圧巻と言っていい。魔導士部隊もいるらしく。詠唱をしている。皆が皆一心不乱だからこそ。この国は守られているのだと痛感する。凄いなっていうのが本心であり、その長なのだとアルフレッドを見てしまう。皆の輪の真ん中に立ったアルフレッドはとてもかっこよくて。

「皆聞いてくれ!サシャ様直々に戴いた魔力刻印をした魔石を頂戴した!回復、攻撃無効化、攻撃力アップの効果が付いている魔石だ!サシャ様が配るから順に並んでくれ!」

ぶわっと僕の方に視線が集まる。ぎゅっと縮こまってしまいそうな背を伸ばして、アルフレッドの隣に立つ。アルフレッドを隣に感じるだけで、緊張がほぐれていくと同時に、アルフレッドを意識しちゃってるのが分かって、違う意味で緊張してしまう。

配り終えて一息ついて、皆の訓練を見ている。どれくらい時間がたったか?五分くらい見ていると、アルフレッドではない、誰かに声をかけられる。振り向き見上げると。

「副団長の一人サイラス・レイだよ~サシャ…さんね~よろしく~」

にこにこ笑ったサイラスはチャラそうに見える。そこにぜぇはぁという息使いが聞こえて、匂いで安心してしまう。騎士団の巣窟と聞いて緊張していたのが嘘のよう。アルフレッドが傍にいてくれるだけで、何でもできそうな気がしてくる。僕を背にサイラスさんと対峙している。

「邪魔だあっち行けよ」

「邪魔する事で俺をサシャ様が見てくれるなら本望だ」

「何時ものお前じゃないみたいだな」

「アルフレッド団長には悪いけど、失いたくない事とものの前では皆赤子だよ?」

「どういう意味だ?」

「さ~ね~?」

僕達を背にサイラスは歩き去って行った。
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