可愛くなりたかった僕は日々願い続けたルート~アルフレッド~

武下愛

文字の大きさ
4 / 7

お願い聞いたから欲しいなと思うのはなんなんだろう?3

しおりを挟む
連れられてきた部屋の扉を前にここがアルフレッドの部屋だと分かった。アルフレッドの髪は赤く、扉もまた赤い。がちゃりと扉が開くと、アルフレッドの香りがする。自分の勘が当たったなと思う。あしらわれている部屋の装飾品の色も、赤く統一されている。椅子が引かれそこに座れと言う意味だと気づき。サシャファーストだと言わんばかりの行動に照れてしまいながら少し俯いて座る。ふわっとアルフレッドの香りがしたと思ったら。アルフレッドは僕の前に跪き、見上げられる感覚に心臓が早鐘のように、鳴っている。座っているせいで顔の逃げ場がなく。アルフレッドを見つめてしまう。ふと伸びてきた手にびくっとしてしまう。手が離れていく。

「サシャ様俺は怖いですか?」

初めての事で、照れてしまう。怖いと思うけど、アルフレッドを知りたい。

「アルフレッドが怖いというよりもこういう事に慣れてなくて、アルフレッドを知りたいと思う反面怖いです」

伸びてきた手にびくついたけど、その手が頭を撫でてくれる事が気持ちいいと目を閉じてしまう。唇に何か触れて熱くて、目を開くとアルフレッドのドアップがあって、初めてのキスをした事を知った。触れ合った唇がいまだに熱くて。手で拭おうと唇に手を伸ばしてしまうと、その手が掴まれて、赤い鎧に抱き締められてしまう。少し痛いけど、慣れたいな…何思ってるんだろう?

「サシャ様俺の願いを聞いてくれてありがとう。お礼のお返しは何が欲しいですか?サシャ様」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【本編完結】処刑台の元婚約者は無実でした~聖女に騙された元王太子が幸せになるまで~

TOY
BL
【本編完結・後日譚更新中】 公開処刑のその日、王太子メルドは元婚約者で“稀代の悪女”とされたレイチェルの最期を見届けようとしていた。 しかし「最後のお別れの挨拶」で現婚約者候補の“聖女”アリアの裏の顔を、偶然にも暴いてしまい……!? 王位継承権、婚約、信頼、すべてを失った王子のもとに残ったのは、幼馴染であり護衛騎士のケイ。 これは、聖女に騙され全てを失った王子と、その護衛騎士のちょっとズレた恋の物語。 ※別で投稿している作品、 『物語によくいる「ざまぁされる王子」に転生したら』の全年齢版です。 設定と後半の展開が少し変わっています。 ※後日譚を追加しました。 後日譚① レイチェル視点→メルド視点 後日譚② 王弟→王→ケイ視点 後日譚③ メルド視点

転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。

星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。 前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。 だが図書室の記録が冤罪を覆す。 そしてレイは知る。 聖女ディーンの本当の名はアキラ。 同じ日本から来た存在だった。 帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。 秘密を共有した二人は、友達になる。 人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。

虐げられた令息の第二の人生はスローライフ

りまり
BL
 僕の生まれたこの世界は魔法があり魔物が出没する。  僕は由緒正しい公爵家に生まれながらも魔法の才能はなく剣術も全くダメで頭も下から数えたほうがいい方だと思う。  だから僕は家族にも公爵家の使用人にも馬鹿にされ食事もまともにもらえない。  救いだったのは僕を不憫に思った王妃様が僕を殿下の従者に指名してくれたことで、少しはまともな食事ができるようになった事だ。  お家に帰る事なくお城にいていいと言うので僕は頑張ってみたいです。        

側妻になった男の僕。

selen
BL
国王と平民による禁断の主従らぶ。。を書くつもりです(⌒▽⌒)よかったらみてね☆☆

職業寵妃の薬膳茶

なか
BL
大国のむちゃぶりは小国には断れない。 俺は帝国に求められ、人質として輿入れすることになる。

俺の彼氏は俺の親友の事が好きらしい

15
BL
「だから、もういいよ」 俺とお前の約束。

【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。

キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、 ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。 国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚―― だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。 顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。 過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、 気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。 「それでも俺は、あなたがいいんです」 だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。 切なさとすれ違い、 それでも惹かれ合う二人の、 優しくて不器用な恋の物語。 全8話。

心からの愛してる

マツユキ
BL
転入生が来た事により一人になってしまった結良。仕事に追われる日々が続く中、ついに体力の限界で倒れてしまう。過労がたたり数日入院している間にリコールされてしまい、あろうことか仕事をしていなかったのは結良だと噂で学園中に広まってしまっていた。 全寮制男子校 嫌われから固定で溺愛目指して頑張ります ※話の内容は全てフィクションになります。現実世界ではありえない設定等ありますのでご了承ください

処理中です...