ボクのツガイは獅子獣人の王様

カムクラ

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4話

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「う…ん……」
 
 
 重い、重い瞼を開ける。身体も石像になってしまったかのよう。動こうとしても下半身に鈍痛が走るだけ。しばらくぼうっと天井を見つめ、ニクスは自分が遂に子供を産んだことを思い出す。
 
 子供は無事なのだろうかとぼんやり考えていると部屋の扉が開いた。
 
 
「起きたか!丸2日眠ってたから心配した。元気な男の子だったぞ。」
 
 
 入ってきた竜人は上機嫌だった。
 
 
「後で医者が来るからな。水、飲めるか?」
 
 
 声を出そうとしたが掠れて出ない。枯れてしまったらしい。竜人はニクスに水を飲ませると部屋を後にした。
 
 
 ニクスは、たとえ普通の暮らしができなくとも穏やかに暮らせるならそれで良いと思っていた。このままここで、竜人と、産んでしまった子供と一緒に。
 
 だが、体調が回復してきても子供に会わせてもらうことはなく、竜人達がニクスに構う時間も激減する。

 自分は勘違いをしていたのだとニクスは悟った。そもそもあの2人にとって自分は他人であり、子供を得られればそれで良いのだ。
 
 ニクスは落胆した。一回くらい抱かせてくれたって良いじゃないか、と丸めた布団を抱きしめる。
 
 …いや、むしろこれで良かったのかもしれない。だって自分は雄だもの。全てなかったことにした方が良いかもしれない
 
 …でも確かに自分のお腹で育て、死んだ方がマシなのではと思うくらい苦しんで産んだ実の子供なのに。
 
 …愛し合っているのはあの2人で、子供も2人のもの。自分がそこに介入してもっと複雑にするよりも、そうした方が子供にとって良いのかもしれない。
 
 
 そんな相反する気持ちが渦巻くニクスを気に留めることもなく、竜人の兄弟は子供の誕生を大いに喜んで仕事をすっぽかし、使用人や仕事の同僚を困らせていた。
 
 
「…なんか変な感じ。」
 
 
 体調が万全になった後も、ニクスは以前のように鎖がついた首輪を付けて部屋に閉じこもる。本を読む気が起きなかったので、つい最近まで子供がいた自分のお腹を撫でた。
 
 虚しさはあるけれど、これで雄に戻れると思うとどこか安心する。が、同時に自己嫌悪に陥る。ため息をついて、膝を抱えた。
 
 
「…ん?」
 
 
 さっき水を飲んだ時に溢したのかと、湿った胸を腕で拭って違和感を覚える。
 
 
「う…うそだろ…!?」
 
 
 …それは自分の胸から滲み出ていたのだ。外からでは身体に変わりは見られない。しかしニクスの身体は中途半端ながらも自分の子供を育てるために精一杯変化させていた。
 
 ニクスはベルを鳴らして使用人を呼び、身体を洗いたいと頼む。こんな真っ昼間に、外に出たわけでもないのに、と怪訝に思いながらも使用人はニクスの鎖を外す鍵を竜人からもらってを浴場に連れて行き、ニクスは狂ったように身体を洗った。
 
 
「おぅおかえりニクス。」
 
 
 匂いも全て落として一安心。部屋に戻ると兄の方の竜人が待っていた。
 
 
「布団、替えといたからな。ゆっくりしててくれ。」
 
 
 礼のつもりなのだろうか。前の布団も決して悪いものではなかったが、ニクスの部屋には寝心地良さそうなベッドが運び込まれていた。他にも真新しいチェス盤と駒、チェスについて書かれた本も置いてある。
 
 ニクスを構う時間がほとんどなくなってしまったことを、多少は後ろめたく思っているようだった。
 
 
 その後、しばらくは穏やかな日々を過ごしていたが、再びニクスの身体に異変が起きた。
 
 
「うーん…流石に2人目は早いしなぁ…」
 
 
 濃い匂いを放つニクスを前に、悩ましい顔つきになる竜人達。数ヶ月経って完全に回復したニクスの身体が雄を求め始めたのだ。途方に暮れるニクスを前に、兄の竜人が提案した。
 
 
「…ニクス、ならいっそ生業にしてみるか?」
 
 
 雄の相手を専門にした男娼になれば、身体の方は満足するだろう。しかしニクスの場合子供ができてしまう。
 
 そして竜人達は、自分たちと同じような雄同士で愛し合っているところ、あるいはなんらかの事情で子供がいない家庭の子供を、金と引き換えにニクスに産ませるということを思いついた。
 
 
「そうすればその身体に悩まされることもないし、取引だから相手とそれ以上の関係何なる必要もない。相手は相手で幸せになれる。無理に、とは言わないが。」
 
 
 ニクスはすぐには返事をしなかった。それはもう雄を捨てるようなものだ。しかし身体は熱い。本能が満たされるあの瞬間を、身体が覚えてしまっている。
 
 一睡もできなくなるほど悩んで、そして決意した。これは、身体のためだ。別にどこかに嫁入りするわけじゃない。この身体を利用して、幸せな家庭を築く手伝いをするのだ。
 
 竜人達は、高級娼館で働いている男娼や娼婦を呼んで、ニクスに”技”を教えさせた。そして、ニクスを悪用されないよう最大限の注意を払いながら、”客”を探した。
 
 
「…君がニクス君?その…まぁ…よろしく。」
 
 
 竜人達の次の相手は、この人間の男に決まった。30歳くらいだろう。この家もそれなりの金持ちらしい。
 
 彼にはすでに妻がいる。しかしその妻は体が弱く、すでに何度か流産をしているためその代理としてニクスが雇われた。
 
 いくら承知の上とはいえ流石に妻がいる前ではしたくない、と男の方から竜人達の屋敷を、ニクスの部屋を訪れた。
 
 雄で、ただの契約関係だから浮気にもあたらない。そういう存在は意外と需要があるらしく、ニクスにはこの男の子供を産んだ後も予約が詰まっている。
 
 
「じゃあ、始めますね。楽にしててください。」
 
 
 男をベッドに仰向けに寝かせ、彼の陰部に顔を近づける。今まで、同性を相手にするなんて夢にも思わなかった男の陽根は縮こまっている。
 
 それを口に含んで、ざらついた舌で飴玉のように転がすと膨らみ始めた。
 
 
「出そうになったら言ってください。」
 
 
 そう言って愛撫しながら肉棒をしゃぶる。男は複雑な気持ちになりながらも身を委ねる。
 
 これはあくまで作業。精液さえ中で出してもらえれば良いから、先に手や口で昂らせる。
 
 ニクスの努力のおかげか、男が果てそうになるまでそう長くはかからなかった。
 
 ニクスは男にまたがって、彼が自分の肉棒をみて気持ちが萎えてしまわないよう背を向ける。そして心の中でため息をつきながら、自分は触れることも許されないであろう子供を孕むために腰を下ろした。
 
 
「んっ…」
 
 
 ニクスは甘美な快楽に身震いした。ニクスの肉棒も一気に膨張し硬くなる。もう戻れない。
 
 身体を震わすユキヒョウの背中に、男の手がそっと添えられる。複雑なのはお互い様。男の気遣いに感謝しながら、ニクスは腰を動かしてその子種を腹に受けた。
 
 
 流石に一度では孕まなかったので、ニクスは週に一度男に子種を仕込んでもらう。
 
 ニクスは商売としての子作りに慣れていって、どうせならと気持ち良い場所に当たるように動く。
 
 
「僕の中、気持ち良い?」
 
 
「あ、あぁ…なんか新しい扉が開きそうだ…」
 
 
「浮気はだめですよぉ~」
 
 
 仲も良くなって、繋がる時間も長くなる。いつものように背を向けて腰を揺らしていると、彼が身体を起こしニクスを後ろから抱きしめる。そしてニクスの動きに合わせて揺れている彼の雄槍に手を伸ばした。
 
 
「あっ…僕のモノ掴んで…大丈夫なんですか…?」
 
 
「なんだか可愛く思えてきたよ。それに、どうせなら楽しもうかなって。」
 
 
 慣れたのはニクスだけではないようだった。ニクスの胸を撫で、雄をしごく。
 
 
「僕…イッちゃいます…」
 
 
 ビュルっと勢いよく白濁が飛び出る。脈動に合わせてニクスの中も蠢き、男もニクスの中で果てる。
 
 
「ふー、気持ちよかった。今度からこうしようか。いつも俺ばっかで悪いし。」
 
 
「あっ…嬉しい…僕…元気な赤ちゃん産みますね……それと…その….」
 
 
「うん?」
 
 
「赤ちゃん…産まれたら大事にそだてて下さいね…」
 
 
 思わずこぼした一言に、彼が黙ってしまったので失言だったかもしれないとニクスは不安になる。しかし男性は数秒後にもちろんだ、と返してくれた。
 
 それからまた月日が経ち、前の出産から半年経たずして新たに身籠った。
 
 しばらくはまた1人の日々を過ごしたが、お腹がだいぶ大きくなってきた頃に男とその妻が訪れた。
 
 挨拶を交わし、お腹を撫でられ、差し入れの果物を受け取る。
 
 
 その夜、ニクスは自室で鏡の前に裸で立った。映ったのはお腹が大きいユキヒョウの…少年。もう結婚できる歳なのに、もし結婚したと言ったらそんなに若いのに、と驚かれそうな容姿。
 
 今日来た男の妻にも「こんな可愛い子とは思わなかった」と言われた。
 
 ニクスは試しに股間を布で隠し、さらに乳房に見立てた布を胸に当てる。身籠った若いユキヒョウの女性が鏡に映った。
 
 雌としての機能を刺激されて雌寄りになったのか、体質故に中性的な体つきに成長したのかわからないが、ニクスの憂いになるには十分だった。
 
 ニクスはため息をついてベッドに座る。お腹の子が動いた。
 
 
「…良いお父さんとお母さんで良かったね。」
 
 
 あの男がニクスのお腹を撫でた時、「俺たちの子だ。」と嬉しそうに言った。その「たち」に自分が含まれていないことをニクスはよくわかっていた。
  
 
「…いけないいけない。早く寝よう。」
 
 
 ありがとう、身体に気をつけて。別れ際にかけられた言葉を思い出しながら、眠りについた。
 
 
 
 ○○○
 
 
 
 2ヶ月後、ニクスは前回同様死に物狂いで赤子を産み落とした。その際、すぐには意識を失わなかったので自分が産んだ赤子を見た。半獣人の女の子だった。
 
 そしてもちろん、その子とも父親ともその後会うことはなかった。後でお礼の手紙が届いたものの、それきりだ。虚しさはあるが、あらかじめ契約と分かっていたからか前回ほど思い悩むことはなかった。
 
 相変わらずニクスは部屋の中で本を読むだけの生活が続く。時々、窓の外から主人達の明るい声が聞こえてくる。どうやらニクスに産ませた子供をとても可愛がっているらしい。
 
 あの2人も子供のことを1番に考えている。そしてニクスに対する態度が随分と柔らかくなったことから、きっとあの子のお陰で暮らしが明るくなったのだろう。
 
 そう思うと大分楽になった。そしてまた、身体が熱くなり始める。でも今度は暗い気持ちにはならなかった。あの竜人達が良い”お客”を用意してくれる。自分はその”お客”を幸せにするのだ。
 
 
「ロワ皇子…!?僕、皇子の子供を産むんですか…!?」
 
 
「あぁ。俺も話を聞いた時はビックリした。本当は違う奴の予定だったんだが、流石に王族の依頼となったらなぁ…ニクス、お前なら大丈夫だと思うが粗相はするなよ…?」
 
 
 もう慣れたから大丈夫、というニクスの余裕は消し飛んで、馬車の窓からいつも暮らしている屋敷とは比べ物にならない宮殿が見えると緊張で動悸がする。
 
 そして、思わず視線を下げてしまうような威光に包まれた獅子獣人の国王と面会し、緊張はピークに。皇子の部屋の前で待たされている間にどうにか息を整えて、好色な雄を演じる。
 
 ニクスの予想を裏切って、ロワ皇子は自らその逞しい体でニクスを抱きしめた。温かい抱擁に、思わず頬擦りしてしまうとわしわしと頭を撫でられる。
 
 
「さては緊張してるな?」
 

「申し訳ありません…」
 
 
「謝るなって。こんな時まで堅苦しかったら愉しむものも愉しめなくなる。」
 
 
 金色の体毛、小麦色の立派なたてがみ、筋骨隆々の逞しい身体、穏やかな瞳。獅子獣人はそれほど珍しくないが、やはり気品と威厳を感じられる。しかし国王である父親よりも砕けていて、口調は親しげだ。
 
 雄だろうが雌だろうが関係なく虜にしてしまいそうな魅力を感じた。
 
 男娼にも慣れているらしく、ニクスは安心して前戯を続けたが、身体のことを知ったロワが不快感を滲ませた時、内心泣いて逃げ出したくなっていたところをどうにか取り繕う。
 
 
「…仕方ない。こんなになったまま黙って寝るわけにはいかないからな。」
 
 
 ベッドに運ばれるニクス。一安心したのも束の間、ニクスは後ろから抱きしめられ、身体を撫で回される。背中には熱く、硬く、大きな雄槍。
 
 仰向けになって楽にしててください。次期国王にそんなことを言う隙は無かった。
 
 首筋を舐められて、思わず身を捩るがしっかり抱かれていて動けない。犯される。そんな言葉が頭をよぎる。
 
 しかし中々その雄槍は自分を貫かない。お尻を揉まれたり、胸を刺激されたりするだけで、中々挿れてもらえない。ニクスはなんとももどかしい気持ちになって、自分もこれからの行為を望んでいることに気づいた。
 
 そして、いよいよお腹の奥までロワの雄槍が侵入し、ニクスは感じたことのない快楽に思わず嬌声を上げた。精一杯ロワを煽ったが、力強い突きで黙らされた。
 
 ロワはニクスの気持ちの良いところを確実に抉る。ニクスが精液を漏らしても嫌な顔ひとつせず、それどころか今度はニクスに自分を跨がせて、そしてニクスを抱き寄せそのままニクスを果たさせる。
 
 背を向けさせることもなく、密着し優しげに見つめられながら彼のお腹の上に射精して、ニクスの中で何かが変わった。
 
 
「は…孕ませて…ください…あぁっ…」
 
 
 ニクスはロワの子供が欲しいと思った。愛情を持って抱いてくれる彼となら、いくらでも産みたいと思った。
 
 一度種付けしても、ロワはニクスを離さない。いままで淡白な”作業”の経験しかなかったニクスは、ロワの身体をぎゅっと抱きしめてその温もりと快楽を貪る。自分の全てを受け入れてくれたロワに抱かれ、多幸感の中で何度も果てた。
 
 その夜ニクスの心と身体は、ロワからの情愛で一杯になった。
 
 
 つづく。
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