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9話
しおりを挟む日が高く登って、街の活気がピークになる頃。うってかわって静かな宮殿の庭園へ、籠を腕にかけた美しい獅子獣人の女性が足を踏み入れる。
「あら、仲直りしたのかしら。」
子供ができている事を悟られないように休日も街へ出る頻度を増やすと言っていたはずのロワが、ニクスと並んでベンチに座り、何やら楽しげに会話している。
ロワの母は少し迷って、2人に気づかれない内に踵を返した。
「……それで喧嘩になって木刀で勝負ってなったんだが、見栄張って大人用のを振り回すもんだから手から木刀がすっ飛んで窓が割れて仲良く院長に説教されてたよ。」
孤児院から帰ってきたロワが、その時の出来事をニクスに話す。
「ほら、手紙。」
ニクスはロワの親戚の元へ帰った、という設定になっていて数人と文通を続けている。
「返事書かなきゃ。あ…でもあんまり早く返さない方が良いですかね。」
「そうだな。そうしてくれると助かる。」
手紙を受け取ったニクスはそれを読みながらロワに寄りかかり、ロワはニクスの肩を抱く。久しぶりの心穏やかな時間を満喫し、そのあとは竜人が送ってくれたニクスのチェス盤でチェスをしたり、トランプをしたりと休日を楽しんだ。
あの日以来、ニクスの体調は前より安定し、授業に出る日も増える。ロワも今まで以上にニクスを可愛がった。
「…すみませんロワ様、ちょっと独りにしてもらえますか?」
時折、ニクスの気分がコロコロ変わることがある。仕事の合間にニクスを構おうとすると、長くてふわふわな尻尾を不機嫌そうに振って追い払うこともしばしば。
「…わかった。すぐ隣の部屋にいるから、なんかあったら呼んでな。」
ロワの部屋に隣接する、いわゆる監視部屋。たとえ性行為をしていようとロワが部屋にいる時は護衛が待機している。仕切りの壁は薄く音は大体聴こえていて、ロワの部屋の壁にある鏡は、監視部屋からは透けて見える。
この部屋の存在はロワが娼館を好む理由のひとつだったが、最近はニクスを見守るためにロワが監視部屋で書類仕事をすることもあり役に立っていた。
もちろん、常にニクスの動きを見ているわけではなく基本的に書類と睨めっこだが、
「あの…すみません……ロワ様……」
「おうおうどうした。」
気が立った後は決まって不安になるようで、どちらかと言うとニクスがロワを呼ぶ時に便利な部屋だった。
ロワは仕事を徐々に減らしていき、ニクスと一緒にいる時間を増やす。独りになりたいと言われれば監視部屋へ、呼ばれればすぐに駆けつける。
夜は、決してニクスより先に寝なかった。夜中にニクスが目を覚ましたら、遠慮なく自分も起こせとニクスに伝えた。時々、ニクスが泣きながら謝罪することがあった。そんな時は抱きしめて撫でた。
独りの男娼に対して次期国王がここまで尽くすことを可笑しく思いつつ、ニクスはどんなに気が立っても感謝だけは言葉で伝えるようにしていた。
ぽこ、ぽこ、………ばごぉっ!
「うっ……」
「おぉ…元気だな…」
強力なキックで大きくなったニクスのお腹が歪む。
「お怒りか?」
ニクスは仰向けのロワの上で背中から抱かれながら繋がっている最中だった。低頻度で、ニクスからロワを誘っていた。もう必要のない行為を続けることで愛情を注がれているような気がするのだ。
ロワも精一杯ニクスを愛した。
「今までで1番強く蹴られたかもしれないです…」
「ふっ、この俺の子だからな。」
ニクスのお腹に手を当て、彼に頬擦りする。子供の誕生はニクスとの別れも意味している。
「ニクス、」
「はい。」
「名前を付けてくれないか。お前が、この子に。」
「えっ、」
「お前が相応しい。」
ニクスはお腹をみる。将来この国を治める子。その名前を自分が?
ロワを見上げて、彼の穏やかな瞳を見つめて、そして頷いた。
「でも性別が…」
「まぁ生まれてからでも遅くはない。お前が名前をつけるってことを早く決めておきたかった。」
ニクスに名前を付けさせる。それを、この子が両親に愛されて生まれたという証拠にしたかったのだ。
とはいえニクスはプレッシャーを受けざる得なかった。その日から、体調が良い時も悪い時ももうすぐ生まれる子供の名前を考え続けていた。
そんなこんなで時は過ぎていき、ロワとニクスが出会って1年を過ぎる。
ある日、ニクスは大きく体調を崩した。ニクスとってそれは3度目の前兆だった。
「ニクス、おかゆができたぞ。」
「ありがとうございます。」
ニクスは子供が産めるとはいえ身体は雄。お腹だけでなく全体的にふっくらしてきても、その身体は子供を産み落とすことを想定していない。だからいつも大袈裟に体調が崩れる。
ニクスは、これまでどんな調子だったかをあらかじめ皆に伝えることにした。
そしてロワは一部の替えがきかない書類仕事以外を全てキャンセルし、ほとんどの時間をニクスの側で過ごす。
ニクスが寝込んでから数日後の夜、ニクスがロワに肩を抱かれてゆっくりしていた時だった。
「ロワ様…」
「ん?」
「くる…かもです…」
身体も安心したのだろうか。撫でてもらっていると痛み始めた。
あんなに準備していたのに、ロワは大慌てで廊下に駆け出し医者を呼ぶ。しかし部屋の中には入れず、戻ってくると落ち着きを取り戻してベッドにタオルを何枚か敷いて、そこにニクスを寝かせる。
「ニクス、何か…何か変なことがあったらすぐに言うんだぞ。」
「はい…」
ニクスの息が荒くなっていく。急激に痛みが増していることがロワにも伝わる。ニクスの毛が逆立って、顔が強ばる。しかしニクスは一言も痛いなどとは言わなかった。いや、そんな余裕さえなかったのかもしれない。
「う……ぅ……」
「ニクス…」
ロワは隣に寝そべって、ニクスを抱きしめる。ニクスの表情は変わらなかったが、顔をロワの胸に預けた。
「…そうだ毛布。」
冷えないようにと、ニクスのお腹に厚めの上質な毛布をかけてニクスの手を握る。
そんな状態が数十分続くと、不意にニクスが深い唸り声を上げてロワの手を驚くほどの力で握った。
痛みが飛躍して、ニクスの思考が焼き切れそうになる。しばらく獣のように唸って、段々と声に変わり、そして絶叫した。
ロワ曰く、まるで火炙りにでもされているようだったという。
喉が裂けてしまうのではと思うくらい叫ぶニクスにロワは必死に声をかけた。ニクスが断末魔のような声を上げることは竜人からも聞いていたので焦ることはなかったが、自分の子を産むためにここまで苦しむニクスを見て胸を締め付けられるような気持ちになった。
加えて、長かった。ニクスの声が枯れ始めた時にようやく頭が見えた。
「ニクス、ニクス、力を入れすぎだ。ニクス、俺がわかるか?」
時々絶叫が止まって荒い呼吸をするのだが、痛みの波が引いたのか意識が飛びかけているのかわからない。
「ニクス、俺はここにいるぞ。」
「ろわ…さま……」
ロワの深い息が耳にかかる。つられて、ニクスの呼吸も整っていく。
「ぼく……」
呼吸が整うと、痛みもまた強くなっていき思考がバラバラになっていく。
「ぼくしあわせ……」
掠れた声でそう言い切るか言い切らないうちにまた叫び出した。
それから長い時間、ニクスはロワに抱かれながら悶え、ロワはニクスに声をかけながら時折水を飲ませる。
ロワは何度か出産に立ち会ったことがある。なのでニクスの苦しみ様とかかる時間が異様であることを感覚でも理解する。
それでも少しずつ、ニクスから子供が押し出されていく。出たり引っ込んだりを繰り返す内に頭が全部出て、獅子獣人の赤子であると見てとれる。
胴体に差し掛かってニクスの激痛はピークに達するが、ニクスはそれを嫌とは思わなかった。死んだ方がましなのではと思うくらいの苦痛なのに、ロワの声と温もりがニクスに不思議な安心感を与えていた。
「もう一息だ!」
ロワの力の入った声はニクスにも届く。ロワがニクスのお腹をさすりながら身体を起こす。ニクスがもう一度力を込める。
そしてニクスの痛みが感覚ごと消えた。
撫でていたロワの手がなくなり、ニクスは操り人形の糸が切れたようにぼぅっと天井を見る。意識は割とはっきりしていた。3度目で流石に慣れたのだろう。
「やった…!やったぞ…!」
ロワの歓声が遠くの方で聞こえた。無事に呼吸できたらしい。ロワの方を見ると、へその尾を噛みちぎって結んでいるのが見えた。
「ニクス、わかるか?」
ニクスに意識があることを確認するとニクスの上にタオルを敷いて、その上にたった今生まれた我が子を置いた。獅子獣人の雄の子だ。
「わぁ……」
「立派な子だ。こんな子がお前のお腹にいたんだな…。…どれ、いったん預かるぞ。」
ロワは必死で呼吸する我が子をタオルでくるんで部屋の外へ。医者に見せてから、部屋にぬるま湯が入った桶を運ばせて子供を洗う。
「綺麗な毛色だ。ニクスの色だ。」
豹柄は無いが、白に近い薄灰色の毛並み。水を拭き取って毛布に包む。
「…おっとすまん。夢中になってた。」
ロワは再びニクスに抱かせた。疲労困憊のニクスも笑みを漏らした。
僕の子供、僕とロワ様の子供。お腹に入っていたと考えれば大きいけど、子供と考えると小さい、生まれたての子供。やっと、抱けた。
「ニクス…ありがとうな。」
ニクスは返そうと口を動かしたが、声が出ない。ロワは笑ってニクスを撫でて、後片付けを始める。この空間に誰も入ってほしくないと、ニクスの下に何枚も敷かれていたタオルから胎盤まで、全て一人で片付ける。
そしてニクスの臀部や太もも周りを温かいタオルで拭く。ふとロワがニクスの下っ腹を見る。そこにはニクスの精液。
内側から強烈に圧迫されるためか、出てしまうのだ。もちろん快楽のかけらもなく、恥でしかない。
ロワはそれを舌で丁寧に舐めとった。何も言わず、それは汚いものでも恥ずかしいものでもないんだとニクスに言い聞かせるように舐めた。そして粘液がみえなくなってからタオルで拭いた。
片付けを終えると医者を部屋に入れて、ニクスに異常がないことを確認するとまた3人だけになる。
「ありがとうニクス。よく頑張った。」
ロワはいつものようにニクスの隣に横になって彼を撫でる。ニクスも緊張が完全に解けて、そのまま意識を失った。
目を覚ました時はもう日が高く登っていた。ニクスの胸の上に赤子はいなかったが、ベッドのすぐ横に柵付きの小さなベッドが増設されていて、そこにおとなしく寝ていた。
そしてロワも部屋で何やら書類を書いていた。
「ロワ様…」
ロワの耳がピクッと動き、ほぼ同時に首の骨が心配になる勢いで振り向いた。
「ニクス!良かった!」
駆け寄って、ベッドに乗って、ニクスを抱きしめた。
「聞いてたとはいえ心配したぞ…」
「…何日くらい寝てました?」
「丸一日だ。」
「そうですか…」
なら、前より早く目覚めたようだ。
そういえば初めての時は3日眠ったそうだが、目覚めてまもなくあの竜人が部屋に来た。頻繁に確認してくれていたのかもしれない。
「身体はどうだ?」
「動けないです…力が入りません。」
「…熱もあるからな。休んでいてくれ。何かあったらすぐに呼ぶんだぞ。」
そう言ってロワはニクスを撫でる。
「ありがとうニクス。本当によく頑張った。」
「僕…こんなに幸せな気持ちになったのは初めてです。ロワ様のおかげです。」
「…会いに行くよ。手紙も出すから。」
別れの日が近づいている。あとはニクスの回復を待つだけだ。
「え…でも……」
「恥ずかしがるようなことじゃないさ。」
誕生から3日後。子供ができると、出産してからしばらくは平たい胸の乳首から乳のようなものが滲み出ることを知ったロワは、子にそれを舐めさせた。
初めは吸いつこうとしたがもちろん上手くいかず、すると全てを理解したかのようにペロペロと舐め始めて、ニクスはくすぐったい感触に身を捩りたくなるのを堪える。
ロワはニクスの肩を抱いて、その様子を愛おしげに見つめていた。
「本当に可愛い子だ。きっとモテる雄になるぞ。小さい足…こんな足であんな蹴りをしてたんだな。」
ロワはしみじみと言って、ニクスの顔を舐める。初めは恥じらいを見せていたニクスも、ロワにもたれて愛おしげに子供を見つめた。
3人目にしてようやく抱けた我が子は、いくら見ても飽きなかった。
その日、ニクスとロワの部屋には国王、妃、側近たちが集まった。そして生まれて間も無い獅子獣人の子の細い腕に、王位継承者の印である紋章を描く。
ロワの腕にある焼印と同じもの。幼子だから国王が絵の具で描くのだ。本来は謁見室で行われるのだが、ロワの要望によりまだ動けないニクスも参加できるようロワの部屋でとりおこなった。
「皇子であり次期国王の子ダヴィド。この子が正統な王位継承者であるとここに記す………さぁ、やることはやった。我々は早く退散しよう。貴重な時間なのだから。」
ゾロゾロと帰っていく。監視部屋で当時の様子を見ていたロワの両親や一部の側近は、帰り際にニクスへも祝いや労いの言葉をかけた。幼子は大人しくニクスに抱かれていた。
やることは山積みだが、我が子が生まれたのだ。少しくらい仕事をしなくてもばちは当たらない。ロワはニクスが帰るまでの間、ずっと側にいることを望んだ。もちろん反対する者はいなかった。
ニクスが歩けるようになれば、3人で庭に出た。
最後の日も、未練が残らないよう3人で静かに過ごしたのだった。
つづく。
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