作品のタイトルは「貴方の想いなど知りません」でしたが、ハンクとキャスリンに関しては「貴方の想いだけは知っている」って思えるくらい、双翼の二人でしたね。
きっとこれからも何度も何度も読み返すと思います。
素敵な物語をありがとうございました。

俺は死ぬ為に産まれ生きたが
お前が俺の生きる意味となった


ハンク！泣いたわ！
やはりゾルダークは死の匂いが強い分、
生き方が鮮烈で、その最たるのがハンク、
‥これからはレオンなのかな。

この物語を何時までも見守りたいです！

カイランが気の毒な噺
とのコメントがありましたが
私、アンダルが底なしに救われないなと。


カイランは父に持って行かれてても
愛は生きてる。
キャスリンを愛してるんですよ。
ボロボロになっててもキャスリンの事は
ホントに好きだから。
蔑まずにキャスリンの事は見つめられる。
報われなさに苦悩するにしても。

でもアンダルって、兄に捻じ曲げられて、
なのにもう目が覚めちゃってて
そして手に出来ないまでも愛せる‥
という存在すら居ない。

こんな奴と内心思いながら
僕はコイツを愛してる筈、
全てを失くしたのはこの愛の為だった筈
という、呪文唱えるしかない、
切ない恋すら終わり果て、
子供も設けられず、ただ朽ちるだけ。

カイランはキャスリン以外を見るならやり直せるけど
アンダルにやり直しはもうないんですよね。

何度も読み返してますが
アンダル絡みのトコが１番キます。


真逆がハンクで
この人、カイランの母で結婚失敗したのに
まさかの息子の嫁が運命の恋で。
おっさん仲間が彼見て俺ももう一花！と
幸せ探してましたよね(笑)

公表出来る関係だったら
ハンク達の事を周囲が知ったら、
アンダルの兄が失くした恋の次世代に目を向けた様に
アンダルも虚無にも恋を探して救われたかも知れないと
ふと思います。