3 / 386
第2話 闇の獣人、自分の迂闊さに気づいて愕然とする
しおりを挟む
彼女は優雅にお茶を飲んでいた。どうやら室内に転移した俺には全く気付いていないようだった。
艶のある美しいライトブラウンの髪。それが流れるように背中から腰まで下げられている。
来ている青いドレスも一級品だ。もっとも強姦依頼の仕事を受けた以上、破かないと仕事にならない。今まで何度もそうしてきたが、それが苦にならないほどの財力の持ち主なのだろう。依頼者の詳細は知らないし、知りたくもないが貴族の中でも上級貴族だ。確か侯爵夫人だったか。
俺は麻痺の魔眼を起動させて彼女の動きを封じてみた。これはダンジョン内で遭遇したヴァンパイアから奪ったアビリティだ。
ダンジョン内で獲物を仕留める際に、俺は闇魔法で対象のエネルギーを吸いまくって動きの鈍くなった所を仕留めてきた。
それでも相手がゴーレムとかだとなかなか頑丈で、ミスリルの短剣でも傷をつけにくい。アンデッドだと闇の魔法をぶつけたら回復させてしまうので、事前に買っておいた聖水を大量に闇の中の空間に収納しておいて、一気にばらまくという戦法をとっていた。
あるいは火属性や光属性の魔石を冒険者ギルドで購入して、爆発させるとかしていたが、これだと敵を倒すことはできても解体とかできそうにない。
どうしたものかと悩んでいる日々を送っていると、夢の中に女性とはっきりわかる影が現れた。
「迷える愛し子よ…そなたの悩みを解決する術(すべ)を教えよう。一度敵を倒した敵に手をかざしてみよ。さすればそなたの前に敵のもっていた能力が記された板が現れるであろう。ただし世の中にはそなた以上に強い者などいくらでもおることを忘れるな。決して慢心するでないぞ」
全部は覚えていないが、大体このような内容だったと思う。どうも彼女は俺の守護女神さまのようだった。目が覚めた俺は身支度を整えると、即座にダンジョンの中に転移した。幸い近くに手ごろな敵がいたので闇魔法で生気を奪って仕留める。完全に死んでいることを確認した俺はポイズンカンガルーに手をかざしてみた。
すると毒無効、毒作成、跳躍1lvといった感じのアビリティが次々に表示された半透明な板が現れた。
どうやらこれは調べてみた結果、冒険者の間ではステータス・ボードと言われていることがわかった。だが誰の前にも出せるわけではなく、普通はステータスを見る道具が必要になるらしい。ステータス・ボードを道具もなく出して見れるのは余程、素質がある奴でない限り無理だそうだ。
とにかく倒した相手の能力を俺は吸収できるようだった。
こんな感じで中級までとはいえ、火魔法、水魔法、土魔法、風魔法や時空魔法も習得することができたが、光魔法や聖魔法だけは使えない。というより使う敵が現れてくれないといった方が正しいだろうか。
当然、ヴァンパイアの持っていた何種類かの魔眼のアビリティも吸収させてもらった。ただこの魔眼、他人から見れば使っている俺の方が化け物にしか見えないので、こういう状況やモンスター相手にしか使わないようにしている。
話を戻すと、強姦の依頼者の貴婦人は本に手をかけた姿勢のまま硬直していた。どうやら本を読もうとしていたようだった。壁にある時計を見ると午後2時半。悪いと思いながらもヴァンパイアのもっていた魅了の魔眼と発情の魔眼を次々に発動させていく。
俺はあらかじめ装備していた仮面をすこし下げると、着ているものをローブとブーツを除いて全て闇の中の空間に仕舞いこむ。当然下着も闇の中にしまったのでほぼ全裸の状態だ。
後は彼女を近くにあったベッドの上に寝かせると、勢いよく着ていたドレスを引き裂いてやる。
そして下着も力任せに引きちぎると、あらかじめ塗っていたクリームでヌメヌメとした光沢を放つ肉の棒を彼女に見せつけてやる。これが俺の自慢のムスコだ。全長26cm。太さも彼女の手首とほぼ同じという馬鹿みたいにでかい。
どうしてこんなにでかいのかは自分でもわからない。単に生まれつきとしか言いようがないのだ。闇の女神に誓っていうが、魔法も薬もマジックアイテムも使っていない。成長したら俺のイチモツもでかくなっていっただけだ。
てっきり周りの連中もそうだと思ったのだが、ここまで大きくなるということは普通はないらしい。これも女神様の授けてくれた祝福の一つなのか。それとも両親かその先祖が巨根だったのかわからないが遺伝の可能性が濃厚だと思う。
麻痺の魔眼が正常に作動しているせいか、彼女は指一本動かすことができない。だが興奮しているのは確かなようだ。膣を少し開くと愛液が多めに出てきたことからしてわかる。ローブについていた内ポケットから、避妊の為のハンコを出して彼女の下腹部に押す。すでに押してあったが、念には念を入れてすこしずらしてスタンプしてやる。これでも効果は変わらない。
そして俺は彼女の両足を大きく開いて肉の棒を彼女の膣内に勢いよく挿入した。その瞬間、大きく目を開いたのは痛みか、それとも快感か。
すでに彼女を何度も強姦しているので、今更という感じもするが、俺は貴婦人の両足をつかんで持ち上げるとピストン運動を少しずつ速めていく。
それに従い、彼女の膣内も濡れていき肉棒も愛液によって濡れていく。
チュッ、ズチュッ、と淫らな音を立てながら肉棒は彼女の膣内を存分に蹂躙していく。
彼女の膣内は名器というのに近い。ほどよく締まりがよくてきつすぎず、緩すぎたりもしない。
そしてさらにピストン運動の速度を上げていく。くぐもった声が彼女からする。どうやら感じてくれているようだが、別に彼女に合わせる必要はない。何故なら俺は彼女と一緒にセックスを楽しむように依頼されたわけじゃない。強姦するように依頼されたのだ。
だから彼女と一緒に絶頂に達する必要はない。それが嫌なら強姦の依頼など出さなければいい。
つまり俺は自分の事だけを考えて、自分の好きな時に射精すればいいのだ。最低だと思うが強姦の仕事とはこういうものだから仕方ない。最初は抵抗があったが、それでも喜ぶ彼女達、依頼者を見てすっかり慣れてしまった。
そして俺の方も肉棒から伝わる快感が次第に強くなっていく。これだけ激しく動いていれば当然だ。壁についている時計を見れば挿入してから20分は経っている。そろそろ頃合だろう。
俺はオスとしての生物の本能に従い、彼女の中に盛大に精液をぶちまけてやることにした。
「うっ――!!」
目を閉じて彼女の中に大量の精子を放出していく。これだけ射精すれば普通は妊娠するだろうが、子孫断絶のハンコのお陰で妊娠することはない。よって射精し放題だ。
人間の場合は一部の例外を除けば7~8回ほどの回数で射精が終わるが、俺たち獣人の場合は少なくとも10回~14回ほどの回数で射精する。
亀頭部の鈴口から連続して小刻みに射精されていくのを感じる。何かがもっていかれるような危うさを感じるような快感を味わいながら射精が終わる。
俺は一度、闇の中の空間からあらかじめ収納してあった黒のクッションをいくつか出してベッドの上に重ねていった。そして一度肉棒を引き抜くと彼女を仰向けからうつ伏せの状態にしてクッションの上に乗せてやる。
まるで犬のように四つん這いになったような形だ。暗殺者ギルドで習った体位で言うと鵯越え(ひよどりごえ)といっただろうか。
そして再度、肉棒を挿入してやる。背後から彼女の腰を両手でつかんでひたすら激しく腰を動かしていく。
それでも彼女は嬉しいのだろう。最初は俺の放った精液で白く染まっていた肉棒が、徐々に愛液で白くなくなっていくのだから。
そして俺はあらかじめ用意していた媚薬をローブの内ポケットから取り出して練り固めた丸薬を彼女の肛門に入れてやった。
案の定、肛門が締まると同時に俺の肉棒を締める力も強くなる。
媚薬が溶けてきているせいか、先程とは比べ物にならないほど強い力で俺のムスコを締め付けてくる。
当然、俺が絶頂に達するのも早くなるが、まだ夜にもなっていない。この女で楽しむことはまだまだできるのだ。
俺が二回目の射精を終えたのはそれから15分後だった。あまりにも強く締めてくるので、まるで処女の女を抱いた気分だった。
明日は昼にはドラゴンの解体業者が集まるそうなので、今夜は早めに切り上げないといけないな。
普段なら朝まで犯り続けるのだが、明日のことを考えるとそうもいかない。
それからは三回、五回、十回と何度も彼女を背後から犯しては射精していった。獣人ってそんなに精力絶倫なのかという声が聞こえてきそうだが、俺はどうやら例外らしい。普通は獣人でも種族にもよるが5~6回までしか射精できないらしいのだ。
では何故俺がこんなに何度も射精できるのかというと…これもよくわかっていない。生まれつきこういう体質だとしか説明できないのだ。
恐らく先祖からの遺伝と闇の女神の祝福の二重の効果じゃないかと思っている。
さらにモンスターを倒してそのアビリティを吸収してからは、精力の回復が桁外れに早くなった。
特に最近ではドラゴンを倒したせいでアビリティ「超・回復lv1」を吸収してからは、射精してもすぐに陰嚢に精子と精液が貯まっていくのがわかるのだ。体感としては10分ほどで精子と精液が再度、陰嚢に溜まるようだった。
もともと精力絶倫だったのに加えて、さらに回復力まで桁違いに強くなったのでこれは別の意味で大変だった。
何しろ射精しても射精してもすぐに回復してしまって満たされることがないのだから。
だから闇の力を吸収して精力を回復させるということは、今ではしなくなった。
試しに風呂場でやってみたら、案の定恐ろしいことになった。
射精しまくって陰嚢内部に精子と精液が足りない状態ならまだしも、すでに精子と精液が充満している状態で闇の生気を吸収するとどうなるのか。
答え。新たに精子と精液が大量に生産されてしまう。結果、陰嚢内部に収まりきれないほどの精子と精液が生産されてしまい、古くからあった精子と精液は強制的に射出されてしまう。
つまり闇の力を吸収すると、ダンジョン内部に潜り始めた頃ならまだしも、今の状態でやったら勝手に俺のムスコが勃起して時と場所を選ばずに盛大に射精してしまう、ということになってしまうのだ。
それも射精の1回や2回では済まない。風呂場でやったときは3回ほど射精が止まらなかった。
俺の場合は一回の射精につき12回~14回ほど小刻みに連射するから、3回の射精では40回ほど小刻みに精液を放出していたことになる。
だから余程の名器を持つ女を強姦して早く射精して「超・回復lv1」が追いつかなくなった時でも、ほんの少しだけ闇の力を吸収すればいいということになる。
そんなわけで理論上、俺は何十回、何百回でも射精できるということになる。おかげで最近の強姦担当はほとんど俺が担当することになってしまった。ま、回復ポーションとか精力剤とか買わないで精力絶倫だから俺に強姦の依頼を押し付けたくなるのは当然なんだけどな。気持ちいいからいいんだけどな。
そういうことを考えながら腰を振っていると、目の前に例のアビリティを表示した半透明の板が現れた。
それによると「超・回復lv2」と表示されている。
…いつかはレベルアップするかと思ったが、このアビリティを取ったのはごく最近である。確か3~4日前だったのにもうレベルアップしたのか?
確か強姦の仕事はその間受けていなかったのに、何故だろう? 腰を動かしながら俺は原因を考えてみた。
そしていきなり「超・回復lv1」がレベルアップした原因を思い出した。
風呂場で3回連続で射精したのが気持ちよかったので、あれから闇の力を吸っては連続射精するという行為を10回ほど繰り返したんだった。もちろん何かに使えるかもしれないので、連続射精した精液はポーション瓶に入れてある。そのまま流してしまうのはもったいなかったからな。
確かにあれだけ射精しまくっていれば、「超・回復lv1」もレベルアップするか…。だがここでは使えない。そんなことしたら早漏だと勘違いされてしまうからだ。
俺は自分の迂闊さを呪いながらも貴婦人を背後から犯す行為を続けていった。
結局、この後は夜の8時頃までひたすら彼女を犯りまくった。普段なら気絶しても構わずに犯りまくるのだが、明日はドラゴンの解体があるので、彼女が気絶すると、シーツの上に溜まっていた愛液と精液の混じった水たまり、そして汗で汚れたクッションなどを浄化魔法(これもアンデッド化した魔術師から入手した)のクリーンできれいにした。…もっとも一回使った程度ではダメで8回ほどかけてやっときれいになったのだが。
その後は彼女自身の体にも3回ほど浄化魔法をかけてきれいにした状態にする。
後は毛布を被せて麻痺・魅了・発情の魔眼の効果を解除してから、俺は自室に転移した。そして風呂場に直行すると「超・回復lv2」を上げる為にひたすら闇の力を吸収しては空のポーション瓶に連続射精していった。
ダンジョンに潜ったばかりの頃はよく回復用のポーションのお世話になったものだが、こんな形で空になったポーション瓶を再利用できる日が来るとは思わなかった。
…ちなみに俺の究極快楽タイムは深夜12時まで続いた。で、「超・回復lv2」が短時間で「超・回復lv10」になった。
4時間近く逝きまくって闇の力を吸収しまくって連続射精する。おかげで空のポーション瓶が全部、精液入りのポーション瓶になってしまった。
そして「超・回復lv10」になったらどれだけの速さで回復したのかというと、闇の空間からオナホールを出して肉棒を挿入して試しに一回ほど射精してみたら、僅か8秒も経たないうちに精子と精液が陰嚢に充満するほど補充された。つまり、である。どんなに精嚢の中が空になるまで射精しても一分もあればほぼ完全回復するといってもいいほどの速さになってしまっているのだ。「超・回復lv10」おそるべし。
だが俺は朝になって「超・回復lv10」にまで上げたことを後悔した。
俺は獣人なので毛むくじゃらだから、寝る時はいつも全裸で寝ている。そうでもしないと暑いからだ。
だが朝になってみると…俺の体や顔、他にも部屋中に精液が飛び散っていた。
そう。「超・回復lv10」は夢精した時の精液の量も飛躍的に増やしてくれたのだった。
どうやらこのアビリティは一回分の射精する時の精液・精子の量も増やす効果もあるようだった。
おかげで部屋中に浄化魔法を使う羽目になった。20回ほどかけてやっと綺麗になった。
体はぜんぜん動かしていないのに、何故か妙に疲れてしまった。
その癖、下半身はギンギンになっていた。まるで効力の高い精力剤と媚薬を一緒に飲んだような感じだ。
何故か勃起が治まらない。闇の力を吸収して強制的に3回ほど連続射精しても、「超・回復lv10」の効果で3分ほどで全快することがわかっている。
これはまずい。こんな状態で局長の前に出られるわけがない。そんな事になったらどうしてこうなったのかと詰問されて、俺は自分の迂闊さを全部喋ってしまう結末になるのは目にみえている。それだけは避けなければ。
俺は知り合いの錬金術師の店に行こうと思いながら、服を着始めた。
艶のある美しいライトブラウンの髪。それが流れるように背中から腰まで下げられている。
来ている青いドレスも一級品だ。もっとも強姦依頼の仕事を受けた以上、破かないと仕事にならない。今まで何度もそうしてきたが、それが苦にならないほどの財力の持ち主なのだろう。依頼者の詳細は知らないし、知りたくもないが貴族の中でも上級貴族だ。確か侯爵夫人だったか。
俺は麻痺の魔眼を起動させて彼女の動きを封じてみた。これはダンジョン内で遭遇したヴァンパイアから奪ったアビリティだ。
ダンジョン内で獲物を仕留める際に、俺は闇魔法で対象のエネルギーを吸いまくって動きの鈍くなった所を仕留めてきた。
それでも相手がゴーレムとかだとなかなか頑丈で、ミスリルの短剣でも傷をつけにくい。アンデッドだと闇の魔法をぶつけたら回復させてしまうので、事前に買っておいた聖水を大量に闇の中の空間に収納しておいて、一気にばらまくという戦法をとっていた。
あるいは火属性や光属性の魔石を冒険者ギルドで購入して、爆発させるとかしていたが、これだと敵を倒すことはできても解体とかできそうにない。
どうしたものかと悩んでいる日々を送っていると、夢の中に女性とはっきりわかる影が現れた。
「迷える愛し子よ…そなたの悩みを解決する術(すべ)を教えよう。一度敵を倒した敵に手をかざしてみよ。さすればそなたの前に敵のもっていた能力が記された板が現れるであろう。ただし世の中にはそなた以上に強い者などいくらでもおることを忘れるな。決して慢心するでないぞ」
全部は覚えていないが、大体このような内容だったと思う。どうも彼女は俺の守護女神さまのようだった。目が覚めた俺は身支度を整えると、即座にダンジョンの中に転移した。幸い近くに手ごろな敵がいたので闇魔法で生気を奪って仕留める。完全に死んでいることを確認した俺はポイズンカンガルーに手をかざしてみた。
すると毒無効、毒作成、跳躍1lvといった感じのアビリティが次々に表示された半透明な板が現れた。
どうやらこれは調べてみた結果、冒険者の間ではステータス・ボードと言われていることがわかった。だが誰の前にも出せるわけではなく、普通はステータスを見る道具が必要になるらしい。ステータス・ボードを道具もなく出して見れるのは余程、素質がある奴でない限り無理だそうだ。
とにかく倒した相手の能力を俺は吸収できるようだった。
こんな感じで中級までとはいえ、火魔法、水魔法、土魔法、風魔法や時空魔法も習得することができたが、光魔法や聖魔法だけは使えない。というより使う敵が現れてくれないといった方が正しいだろうか。
当然、ヴァンパイアの持っていた何種類かの魔眼のアビリティも吸収させてもらった。ただこの魔眼、他人から見れば使っている俺の方が化け物にしか見えないので、こういう状況やモンスター相手にしか使わないようにしている。
話を戻すと、強姦の依頼者の貴婦人は本に手をかけた姿勢のまま硬直していた。どうやら本を読もうとしていたようだった。壁にある時計を見ると午後2時半。悪いと思いながらもヴァンパイアのもっていた魅了の魔眼と発情の魔眼を次々に発動させていく。
俺はあらかじめ装備していた仮面をすこし下げると、着ているものをローブとブーツを除いて全て闇の中の空間に仕舞いこむ。当然下着も闇の中にしまったのでほぼ全裸の状態だ。
後は彼女を近くにあったベッドの上に寝かせると、勢いよく着ていたドレスを引き裂いてやる。
そして下着も力任せに引きちぎると、あらかじめ塗っていたクリームでヌメヌメとした光沢を放つ肉の棒を彼女に見せつけてやる。これが俺の自慢のムスコだ。全長26cm。太さも彼女の手首とほぼ同じという馬鹿みたいにでかい。
どうしてこんなにでかいのかは自分でもわからない。単に生まれつきとしか言いようがないのだ。闇の女神に誓っていうが、魔法も薬もマジックアイテムも使っていない。成長したら俺のイチモツもでかくなっていっただけだ。
てっきり周りの連中もそうだと思ったのだが、ここまで大きくなるということは普通はないらしい。これも女神様の授けてくれた祝福の一つなのか。それとも両親かその先祖が巨根だったのかわからないが遺伝の可能性が濃厚だと思う。
麻痺の魔眼が正常に作動しているせいか、彼女は指一本動かすことができない。だが興奮しているのは確かなようだ。膣を少し開くと愛液が多めに出てきたことからしてわかる。ローブについていた内ポケットから、避妊の為のハンコを出して彼女の下腹部に押す。すでに押してあったが、念には念を入れてすこしずらしてスタンプしてやる。これでも効果は変わらない。
そして俺は彼女の両足を大きく開いて肉の棒を彼女の膣内に勢いよく挿入した。その瞬間、大きく目を開いたのは痛みか、それとも快感か。
すでに彼女を何度も強姦しているので、今更という感じもするが、俺は貴婦人の両足をつかんで持ち上げるとピストン運動を少しずつ速めていく。
それに従い、彼女の膣内も濡れていき肉棒も愛液によって濡れていく。
チュッ、ズチュッ、と淫らな音を立てながら肉棒は彼女の膣内を存分に蹂躙していく。
彼女の膣内は名器というのに近い。ほどよく締まりがよくてきつすぎず、緩すぎたりもしない。
そしてさらにピストン運動の速度を上げていく。くぐもった声が彼女からする。どうやら感じてくれているようだが、別に彼女に合わせる必要はない。何故なら俺は彼女と一緒にセックスを楽しむように依頼されたわけじゃない。強姦するように依頼されたのだ。
だから彼女と一緒に絶頂に達する必要はない。それが嫌なら強姦の依頼など出さなければいい。
つまり俺は自分の事だけを考えて、自分の好きな時に射精すればいいのだ。最低だと思うが強姦の仕事とはこういうものだから仕方ない。最初は抵抗があったが、それでも喜ぶ彼女達、依頼者を見てすっかり慣れてしまった。
そして俺の方も肉棒から伝わる快感が次第に強くなっていく。これだけ激しく動いていれば当然だ。壁についている時計を見れば挿入してから20分は経っている。そろそろ頃合だろう。
俺はオスとしての生物の本能に従い、彼女の中に盛大に精液をぶちまけてやることにした。
「うっ――!!」
目を閉じて彼女の中に大量の精子を放出していく。これだけ射精すれば普通は妊娠するだろうが、子孫断絶のハンコのお陰で妊娠することはない。よって射精し放題だ。
人間の場合は一部の例外を除けば7~8回ほどの回数で射精が終わるが、俺たち獣人の場合は少なくとも10回~14回ほどの回数で射精する。
亀頭部の鈴口から連続して小刻みに射精されていくのを感じる。何かがもっていかれるような危うさを感じるような快感を味わいながら射精が終わる。
俺は一度、闇の中の空間からあらかじめ収納してあった黒のクッションをいくつか出してベッドの上に重ねていった。そして一度肉棒を引き抜くと彼女を仰向けからうつ伏せの状態にしてクッションの上に乗せてやる。
まるで犬のように四つん這いになったような形だ。暗殺者ギルドで習った体位で言うと鵯越え(ひよどりごえ)といっただろうか。
そして再度、肉棒を挿入してやる。背後から彼女の腰を両手でつかんでひたすら激しく腰を動かしていく。
それでも彼女は嬉しいのだろう。最初は俺の放った精液で白く染まっていた肉棒が、徐々に愛液で白くなくなっていくのだから。
そして俺はあらかじめ用意していた媚薬をローブの内ポケットから取り出して練り固めた丸薬を彼女の肛門に入れてやった。
案の定、肛門が締まると同時に俺の肉棒を締める力も強くなる。
媚薬が溶けてきているせいか、先程とは比べ物にならないほど強い力で俺のムスコを締め付けてくる。
当然、俺が絶頂に達するのも早くなるが、まだ夜にもなっていない。この女で楽しむことはまだまだできるのだ。
俺が二回目の射精を終えたのはそれから15分後だった。あまりにも強く締めてくるので、まるで処女の女を抱いた気分だった。
明日は昼にはドラゴンの解体業者が集まるそうなので、今夜は早めに切り上げないといけないな。
普段なら朝まで犯り続けるのだが、明日のことを考えるとそうもいかない。
それからは三回、五回、十回と何度も彼女を背後から犯しては射精していった。獣人ってそんなに精力絶倫なのかという声が聞こえてきそうだが、俺はどうやら例外らしい。普通は獣人でも種族にもよるが5~6回までしか射精できないらしいのだ。
では何故俺がこんなに何度も射精できるのかというと…これもよくわかっていない。生まれつきこういう体質だとしか説明できないのだ。
恐らく先祖からの遺伝と闇の女神の祝福の二重の効果じゃないかと思っている。
さらにモンスターを倒してそのアビリティを吸収してからは、精力の回復が桁外れに早くなった。
特に最近ではドラゴンを倒したせいでアビリティ「超・回復lv1」を吸収してからは、射精してもすぐに陰嚢に精子と精液が貯まっていくのがわかるのだ。体感としては10分ほどで精子と精液が再度、陰嚢に溜まるようだった。
もともと精力絶倫だったのに加えて、さらに回復力まで桁違いに強くなったのでこれは別の意味で大変だった。
何しろ射精しても射精してもすぐに回復してしまって満たされることがないのだから。
だから闇の力を吸収して精力を回復させるということは、今ではしなくなった。
試しに風呂場でやってみたら、案の定恐ろしいことになった。
射精しまくって陰嚢内部に精子と精液が足りない状態ならまだしも、すでに精子と精液が充満している状態で闇の生気を吸収するとどうなるのか。
答え。新たに精子と精液が大量に生産されてしまう。結果、陰嚢内部に収まりきれないほどの精子と精液が生産されてしまい、古くからあった精子と精液は強制的に射出されてしまう。
つまり闇の力を吸収すると、ダンジョン内部に潜り始めた頃ならまだしも、今の状態でやったら勝手に俺のムスコが勃起して時と場所を選ばずに盛大に射精してしまう、ということになってしまうのだ。
それも射精の1回や2回では済まない。風呂場でやったときは3回ほど射精が止まらなかった。
俺の場合は一回の射精につき12回~14回ほど小刻みに連射するから、3回の射精では40回ほど小刻みに精液を放出していたことになる。
だから余程の名器を持つ女を強姦して早く射精して「超・回復lv1」が追いつかなくなった時でも、ほんの少しだけ闇の力を吸収すればいいということになる。
そんなわけで理論上、俺は何十回、何百回でも射精できるということになる。おかげで最近の強姦担当はほとんど俺が担当することになってしまった。ま、回復ポーションとか精力剤とか買わないで精力絶倫だから俺に強姦の依頼を押し付けたくなるのは当然なんだけどな。気持ちいいからいいんだけどな。
そういうことを考えながら腰を振っていると、目の前に例のアビリティを表示した半透明の板が現れた。
それによると「超・回復lv2」と表示されている。
…いつかはレベルアップするかと思ったが、このアビリティを取ったのはごく最近である。確か3~4日前だったのにもうレベルアップしたのか?
確か強姦の仕事はその間受けていなかったのに、何故だろう? 腰を動かしながら俺は原因を考えてみた。
そしていきなり「超・回復lv1」がレベルアップした原因を思い出した。
風呂場で3回連続で射精したのが気持ちよかったので、あれから闇の力を吸っては連続射精するという行為を10回ほど繰り返したんだった。もちろん何かに使えるかもしれないので、連続射精した精液はポーション瓶に入れてある。そのまま流してしまうのはもったいなかったからな。
確かにあれだけ射精しまくっていれば、「超・回復lv1」もレベルアップするか…。だがここでは使えない。そんなことしたら早漏だと勘違いされてしまうからだ。
俺は自分の迂闊さを呪いながらも貴婦人を背後から犯す行為を続けていった。
結局、この後は夜の8時頃までひたすら彼女を犯りまくった。普段なら気絶しても構わずに犯りまくるのだが、明日はドラゴンの解体があるので、彼女が気絶すると、シーツの上に溜まっていた愛液と精液の混じった水たまり、そして汗で汚れたクッションなどを浄化魔法(これもアンデッド化した魔術師から入手した)のクリーンできれいにした。…もっとも一回使った程度ではダメで8回ほどかけてやっときれいになったのだが。
その後は彼女自身の体にも3回ほど浄化魔法をかけてきれいにした状態にする。
後は毛布を被せて麻痺・魅了・発情の魔眼の効果を解除してから、俺は自室に転移した。そして風呂場に直行すると「超・回復lv2」を上げる為にひたすら闇の力を吸収しては空のポーション瓶に連続射精していった。
ダンジョンに潜ったばかりの頃はよく回復用のポーションのお世話になったものだが、こんな形で空になったポーション瓶を再利用できる日が来るとは思わなかった。
…ちなみに俺の究極快楽タイムは深夜12時まで続いた。で、「超・回復lv2」が短時間で「超・回復lv10」になった。
4時間近く逝きまくって闇の力を吸収しまくって連続射精する。おかげで空のポーション瓶が全部、精液入りのポーション瓶になってしまった。
そして「超・回復lv10」になったらどれだけの速さで回復したのかというと、闇の空間からオナホールを出して肉棒を挿入して試しに一回ほど射精してみたら、僅か8秒も経たないうちに精子と精液が陰嚢に充満するほど補充された。つまり、である。どんなに精嚢の中が空になるまで射精しても一分もあればほぼ完全回復するといってもいいほどの速さになってしまっているのだ。「超・回復lv10」おそるべし。
だが俺は朝になって「超・回復lv10」にまで上げたことを後悔した。
俺は獣人なので毛むくじゃらだから、寝る時はいつも全裸で寝ている。そうでもしないと暑いからだ。
だが朝になってみると…俺の体や顔、他にも部屋中に精液が飛び散っていた。
そう。「超・回復lv10」は夢精した時の精液の量も飛躍的に増やしてくれたのだった。
どうやらこのアビリティは一回分の射精する時の精液・精子の量も増やす効果もあるようだった。
おかげで部屋中に浄化魔法を使う羽目になった。20回ほどかけてやっと綺麗になった。
体はぜんぜん動かしていないのに、何故か妙に疲れてしまった。
その癖、下半身はギンギンになっていた。まるで効力の高い精力剤と媚薬を一緒に飲んだような感じだ。
何故か勃起が治まらない。闇の力を吸収して強制的に3回ほど連続射精しても、「超・回復lv10」の効果で3分ほどで全快することがわかっている。
これはまずい。こんな状態で局長の前に出られるわけがない。そんな事になったらどうしてこうなったのかと詰問されて、俺は自分の迂闊さを全部喋ってしまう結末になるのは目にみえている。それだけは避けなければ。
俺は知り合いの錬金術師の店に行こうと思いながら、服を着始めた。
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる