ショタゴンクエスト!! 始まりの異世界

クレアンの物書き

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始まりの異世界

初夜からの今後

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翌日の朝…いや、もう昼なんだがすごいよそよそしかった。


なんせ、2人ともあんなに乱れた姿に…特にシークはこれまで攻め側の経験もあったためか心境は複雑そうだった…まぁ正直、あんなに喘いだら自信をなくしてもおかしくはないんだろうけど…


などと思いながら、俺はシークのちんぽを背後から掴んで扱きながら、口付けしてやる…


それだけで、体は満足するのかすぐさま落ち込み具合が薄れて甘えるようにところてん液をちんぽから吹き出した。


まぁ…そんな光景をニーナが見て羨ましそうにしてたから、ニーナにもしてやったんだけどね…


んんッ…とりあえず、ぎこちない雰囲気はあったものの、初夜を超えてさらに仲は良くなったとは思う。


現に、ニーナは俺の腕に抱きついてるし、シークは村長としての威厳もあるためか、我慢しているが、腕を掴んでるし…


「…さて……いきなり話は変わるが、真面目な話でもしないとな…」


「ん…?」


「ぁぁ~…ニーナは知らないんだっけか?」


「…昨日は寝ておったからのぅ……とりあえず、難しい話じゃよ」


「…難しい話は苦手…」


「まぁ苦手なものは誰にでもあるからな?」


と優しく頭を撫でてやる。


嬉しそうに頭をこすりつけてくるニーナマジ可愛い。


そして、羨ましそうに嫉妬してるシークも。


「んんッ…とりあえずじゃ。まず先に言うておこう。コウヨウ様が持ち帰ったあの品をこの村で扱うには、なかなかに厳しいかも知れん」


「ん?。難しい?」


「…高価すぎるというかのぅ…宝の持ち腐れというべきか……この村だけだと、扱いが限られるのじゃ…」


「…あー……技術不足ってことか…」


「その他もろもろかのぅ…もちろん、それなりに使い方はあるが……」


どうやら、様子からして有効活用できない部分が多いようだ。


確かに、一つや二つならば、この村でも余すことなく使うことはできるかもしれない。


だが、それが多くなればなるほど、小さな村の中では使い方に困るのは自明の理だ。


俺としちゃ、別にこれだけよくしてもらったわけだからどう使ってくれても構わないんだが…


確かに、高価なものを無駄に捨てるのって抵抗あるよね?


「…ならほかに売るとかできないのか?」


「…それも考えたのじゃが……そうした場合、コウヨウ様の事が広まる恐れがある…」


「…ぁー……危険?」


「…えっ?」


「…少なからず、接触してくるものはおるじゃろな」


「きっ…危険なのはダメだよっ」


「…大丈夫だよ、ニーナ。もしもの話だから…」


「…うん…」


俺は心配そうにこちらを見るニーナを宥める。


「…んー…危険がない奴らばかりなら問題はないんだがなぁ…」


「…そこはなんともじゃのぅ……いくら数百年前の事とはいえ、儂のように存命の長寿族はおるからのぅ…」


「…いっその事、1番強い集団と契約でもしてみる…とか…」


「…ん?……コウヨウ様?」


「どうしたのじゃ?」


「…そうだ…そうだそうだっ!。簡単な方法あったじゃないか!」


と俺は、これまでの悩みを吹き飛ばす妙案を考えついた喜びで思わず叫んだ。


「…簡単な方法?」


「シークは、俺の名が広まると危ないから悩んでたんだよな?」


「その通りじゃ」


「理由はなんでだ?」


「…そんなもの、お主のコンパクが強いからじゃろ」


「ただ強いだけじゃない」


「そうじゃ。前に話したようにモンスター側の者を………はっ…ま…まさかお主っ…」


何かに気がついたのか、驚いたようにこちらをみてくるシーク。


流石だな。


「あぁ。モンスター側の存在を支配できるかもしれないから価値があるなら、俺が彼らモンスターに協力を求めることもできるかもしれないだろ?」


「…い…いくらなんでも無茶じゃっ……それに、モンスター側にも人族に恨みを抱いておる者はっ」


「そういった種族は避けるさっ。遅かれ早かれ、いつかは噂として広まるだろうしっ」


「それは…」


ないとは言い切れない。


なんせ、エルフの村といえど交流がないわけではないからだ。


なら、遅かれ早かれ、俺の存在が広まるのは時間の問題…


なら、その対策をするのが正しいはずだっ。


「とりあえず、スラミー達に声をかけるとして……数種族ぐらい取り込みたいな」


「…やる気満々じゃのぅ…」


「やっと異世界らしくなってきたからな」


「?」


「いや、こっちの話だっ。とりあえず、スラミー達のとこに行ってくるっ!。シークは、良さげな場所を見繕っといてくれっ!!できれば広大な場所がいいっ!」


「あっ、コウヨウ様っ!?待つのじゃっおーい!」


「…いってらっしゃい」


と、慌ただしく出ていった紅葉を見送るしか2人にはできなかった。
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