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第一章
3話 爪の先以下の希望
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「入れ」
冷たい石造りの廊下を素足でしばらく歩かされ、一段と暗く、湿った通路に入った。
その両脇には、錆びた鉄格子で区切られた部屋。
それらを横目に、さらに奥に進む。
かじかむ指先をすり合わせながら、兵士が足を止めたのは最奥。
目を凝らしながら見れば、ブタ箱という表現がぴったりな牢屋があった。
「……っ!!!」
それに、近寄ろうとした時ーー
喉が痙攣する。
鼻の奥が焼ける。
何かが腐って、発酵して、死んで、混ざり合って……そういう匂いだ。
耐性なんてない。
むしろ時間が経つほど、脳が悲鳴を上げる。
「……………」
足がピタリと止まる。
「ここ、ですか?」
俺はごく普通の日本人だった。
皆が使う公衆トイレでさえ、こうはならない。
「黙れ」
反論、文句など無用。
言外にそう告げるかのように、俺の腕を掴み無遠慮に牢に放り込む兵士。
「ぐっ!……」
べしゃぁぁぁぁぁぁ。
馬鹿みたいに強い力で振り回されて、上手く受け身も取れずに硬い床に放り投げられた。
激しい痛みと衝撃に、汚物にまみれて地べたを転げるのを気にする間もない。
ガシャン。
そして背後で響く冷たい金属の音。
「完了」
兵士は俺のことなど見ずに、牢屋の中の暗闇に告げるように小さく呟いた。
そして、そのまま踵を返して通路に消えていく。
「まっ……」
こんな場所に置いていかないでくれ。
すがるようにその背中に声をかけようと、大きく口を広げた時。
「……………」
想像を絶した。
「おぇ、おぇぇぇぇ……」
今すぐ鼻を捥いでくれ。
ぶん投げられたことなんかどうでも良い。
「くっさ!!!」
死んどきゃよかったか。
馬鹿らしい理由だが、開始早々挫けそうだった。
「お~~い?お隣さんよ、大丈夫か?」
ーーと、そこに掛かる男の声。
この陰鬱とした牢獄には似つかわしくない、間の抜けた声だった。
「だ、誰かいるのか!?」
がばっと勢いよく顔を上げ、答える。
手助けしてくれたわけではない。
が、こんな劣悪な環境と扱いにすでに参り切っていた俺は、誰でも良いからまともな話し相手が欲しかった。
「お~~う、いるぞ。隣の隣だなぁ」
すぐに返事がある。
相変わらず呑気な調子で返してくるが、ここにきてやっと会話が成立する相手を前に、この場の殺人的な悪臭のことも一時忘れ、隣人との会話に集中した。
「そ、そうか。なら、ちょっと、聞いてもいいか?」
「いいぞぉ?」
前のめりになりすぎたか、とすぐに自らの行いを反省したが、それも全く気にした様子もない。
すでに男との会話に少しの心の安定を求めていた俺は、ほっ、と息を漏らした。
「ここはどこなんだ?」
ようやく聞けた第一の疑問。
死んだはずの俺。
気付くと共に直面させられた現実。
冷酷な死刑執行官に、重罪人を収容するような劣悪な環境。
全く身に覚えのない処遇に、頭は追いついていなかった。
何かタチの悪いドッキリでも仕掛けられているのではないか。
そんなことも考えたが、それはないだろう。
日本語をなぞったつもりの口が、異なる言語を発していたからだ。
無理やりに口の形を操作されているような、そんな違和感。
「あ?おかしな事を聞くやつだなぁ?お隣さんもなんか、やらかしたんだろぉ?」
不思議そうに返す隣人。
ーー確かに。
彼が疑問に思うのは当然だ。
どう考えてもここは、普通の人間が来るようなところではない。
「そ、そうだな。でも、どこかで頭を打ったみたいで記憶が曖昧なんだ。よかったらさっき聞いたようにここがどこか教えてほしい」
とっさに思いついた軽い嘘でしのぐ。
だって、実は俺が日本っていうところで死んで、気付いたらここにいましたって言って誰が信じる?
俺だったら、この環境に耐えかねて頭までイカれちまったのか?
まずそう思う。
「あぁ!なるほどなぁ~~。そういうことかぁ~~」
ぱんっ!と一回柏手を打つような音が響くと、得心がいったとばかりに大きな声を出す男。
どうやらあんな適当な嘘で納得してくれたようだ。
「ここは泣く子も黙る、フォルミカイオ監獄ってんだ。まぁ、みんなダンジョン監獄って言ってるけどなぁ」
ダンジョン監獄。
聞いたこともない言葉だった。
「それって、何をするところなんだ?」
「あ?監獄って言や、罪を犯した奴が入れられるとこだ?自由なことは何もねえよ?まぁ、ここは他とは違うおつとめがあるけどよ」
いひひ。
男の小さな笑い声が隣で響いた。
「何がおかしいんだ?」
「……………」
ダンジョン監獄というからには何か特別な事をするのでは?
そんな質問だったが、男からは明確な回答はなかった。
でも、また気になる言葉だ。
おつとめ。
それが何なのか。
それと男がなぜ笑ったのか。
そんな疑問が湧き上がり、言葉を重ねようと口を開いた時ーー。
「じ、じゃあ………!」
「おい、出ろ」
質問を飛ばすより先に、いつの間にか男の牢の前に立っていた兵士が、男に外に出るよう促す。
「お?もうそんな時間かぁ。それじゃあ、お隣さん。行ってくるわぁ」
厳つい兵士を前にしても、相変わらずの様子の男。
「え?ちょっ……」
待ってくれ!
そう叫ぼうとしたが、先程自分をここに連れてきた兵士の冷たい表情を思い出し、出かかった声が喉で詰まる。
そうしている間に、牢を出た男は硬い石の通路をヒタヒタと音を立てながら歩いていく。
「じゃあな~~」
最後まで変わらず呑気な声。
遠ざかっていく足音と共に、先程の笑い声ががらんとした廊下にかすれたように響く。
また帰ってくるだろう。
しかしその日以来、俺は二度と男のその声を聞く事はなかった。
冷たい石造りの廊下を素足でしばらく歩かされ、一段と暗く、湿った通路に入った。
その両脇には、錆びた鉄格子で区切られた部屋。
それらを横目に、さらに奥に進む。
かじかむ指先をすり合わせながら、兵士が足を止めたのは最奥。
目を凝らしながら見れば、ブタ箱という表現がぴったりな牢屋があった。
「……っ!!!」
それに、近寄ろうとした時ーー
喉が痙攣する。
鼻の奥が焼ける。
何かが腐って、発酵して、死んで、混ざり合って……そういう匂いだ。
耐性なんてない。
むしろ時間が経つほど、脳が悲鳴を上げる。
「……………」
足がピタリと止まる。
「ここ、ですか?」
俺はごく普通の日本人だった。
皆が使う公衆トイレでさえ、こうはならない。
「黙れ」
反論、文句など無用。
言外にそう告げるかのように、俺の腕を掴み無遠慮に牢に放り込む兵士。
「ぐっ!……」
べしゃぁぁぁぁぁぁ。
馬鹿みたいに強い力で振り回されて、上手く受け身も取れずに硬い床に放り投げられた。
激しい痛みと衝撃に、汚物にまみれて地べたを転げるのを気にする間もない。
ガシャン。
そして背後で響く冷たい金属の音。
「完了」
兵士は俺のことなど見ずに、牢屋の中の暗闇に告げるように小さく呟いた。
そして、そのまま踵を返して通路に消えていく。
「まっ……」
こんな場所に置いていかないでくれ。
すがるようにその背中に声をかけようと、大きく口を広げた時。
「……………」
想像を絶した。
「おぇ、おぇぇぇぇ……」
今すぐ鼻を捥いでくれ。
ぶん投げられたことなんかどうでも良い。
「くっさ!!!」
死んどきゃよかったか。
馬鹿らしい理由だが、開始早々挫けそうだった。
「お~~い?お隣さんよ、大丈夫か?」
ーーと、そこに掛かる男の声。
この陰鬱とした牢獄には似つかわしくない、間の抜けた声だった。
「だ、誰かいるのか!?」
がばっと勢いよく顔を上げ、答える。
手助けしてくれたわけではない。
が、こんな劣悪な環境と扱いにすでに参り切っていた俺は、誰でも良いからまともな話し相手が欲しかった。
「お~~う、いるぞ。隣の隣だなぁ」
すぐに返事がある。
相変わらず呑気な調子で返してくるが、ここにきてやっと会話が成立する相手を前に、この場の殺人的な悪臭のことも一時忘れ、隣人との会話に集中した。
「そ、そうか。なら、ちょっと、聞いてもいいか?」
「いいぞぉ?」
前のめりになりすぎたか、とすぐに自らの行いを反省したが、それも全く気にした様子もない。
すでに男との会話に少しの心の安定を求めていた俺は、ほっ、と息を漏らした。
「ここはどこなんだ?」
ようやく聞けた第一の疑問。
死んだはずの俺。
気付くと共に直面させられた現実。
冷酷な死刑執行官に、重罪人を収容するような劣悪な環境。
全く身に覚えのない処遇に、頭は追いついていなかった。
何かタチの悪いドッキリでも仕掛けられているのではないか。
そんなことも考えたが、それはないだろう。
日本語をなぞったつもりの口が、異なる言語を発していたからだ。
無理やりに口の形を操作されているような、そんな違和感。
「あ?おかしな事を聞くやつだなぁ?お隣さんもなんか、やらかしたんだろぉ?」
不思議そうに返す隣人。
ーー確かに。
彼が疑問に思うのは当然だ。
どう考えてもここは、普通の人間が来るようなところではない。
「そ、そうだな。でも、どこかで頭を打ったみたいで記憶が曖昧なんだ。よかったらさっき聞いたようにここがどこか教えてほしい」
とっさに思いついた軽い嘘でしのぐ。
だって、実は俺が日本っていうところで死んで、気付いたらここにいましたって言って誰が信じる?
俺だったら、この環境に耐えかねて頭までイカれちまったのか?
まずそう思う。
「あぁ!なるほどなぁ~~。そういうことかぁ~~」
ぱんっ!と一回柏手を打つような音が響くと、得心がいったとばかりに大きな声を出す男。
どうやらあんな適当な嘘で納得してくれたようだ。
「ここは泣く子も黙る、フォルミカイオ監獄ってんだ。まぁ、みんなダンジョン監獄って言ってるけどなぁ」
ダンジョン監獄。
聞いたこともない言葉だった。
「それって、何をするところなんだ?」
「あ?監獄って言や、罪を犯した奴が入れられるとこだ?自由なことは何もねえよ?まぁ、ここは他とは違うおつとめがあるけどよ」
いひひ。
男の小さな笑い声が隣で響いた。
「何がおかしいんだ?」
「……………」
ダンジョン監獄というからには何か特別な事をするのでは?
そんな質問だったが、男からは明確な回答はなかった。
でも、また気になる言葉だ。
おつとめ。
それが何なのか。
それと男がなぜ笑ったのか。
そんな疑問が湧き上がり、言葉を重ねようと口を開いた時ーー。
「じ、じゃあ………!」
「おい、出ろ」
質問を飛ばすより先に、いつの間にか男の牢の前に立っていた兵士が、男に外に出るよう促す。
「お?もうそんな時間かぁ。それじゃあ、お隣さん。行ってくるわぁ」
厳つい兵士を前にしても、相変わらずの様子の男。
「え?ちょっ……」
待ってくれ!
そう叫ぼうとしたが、先程自分をここに連れてきた兵士の冷たい表情を思い出し、出かかった声が喉で詰まる。
そうしている間に、牢を出た男は硬い石の通路をヒタヒタと音を立てながら歩いていく。
「じゃあな~~」
最後まで変わらず呑気な声。
遠ざかっていく足音と共に、先程の笑い声ががらんとした廊下にかすれたように響く。
また帰ってくるだろう。
しかしその日以来、俺は二度と男のその声を聞く事はなかった。
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