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高橋2

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 そうだよな、お前はそれでこそ豚だ。

 嬉しそうな声を上げる高橋を見上げる。横にはカメラが。俺が家に来た瞬間からずっと撮影されてる事は承知していた。いつも通りだ。高橋に嬲られ痛めつけられてる動画を何人に送った事か。その中の何人かは連絡が途絶えたが。

 「動画をラグビー部のグループラインに載せればよろしいですか」俺は業務的に聞く。そうなるだろうと思って半ば覚悟していたが、まさかのノー。高橋は俺で遊べる時間が減ると思ったに違いない。前からそうだ。俺がパーソナルで貢いでるのがデカい。

 「立て。こっち来い。」
 そう言うと部屋に入っていくのを追いかける。一人暮らしにはデカ過ぎるソファに座る高橋に抱き寄せられる。バックハグで抱きしめられ、乳首を転がすように撫でられ引っ掻かれる。まさしく疼痛とはこれの事だ。全身が痺れるような感覚に支配される。

 「お前は何しに来たんだった?ん?」
 「、、、お礼を言うために来ました。」
 「言ったか?」
 「まだです。今日はラグビー部員の前で自分の本性曝け出して頂きありがとうございました。」
 「誰に言ってんだ?」
 「お名前をお呼びしても宜しいでしょうか。」
 「お前は本当にクズだな。先にそれを確認してから礼を述べるべきだろ。社会人歴俺より長いのに何も出来ないクズ。底辺以下。」

 なじる声は何故か優しい。この声に言われると何も言えなくなるし自分が底辺以下だって脳に擦り込まれるようだ。

 「高橋様、底辺以下のゴミクズのために貴重なお時間を頂き申し訳ありませんでした。」
 「謝罪しろって言ったか?礼って謝罪と一緒か?   そんな事も分からないなんてどれだけクズなんだよ。」

 一瞬だけ力を込めて乳首をコリっと抓る。「あぅ」甘えた声が出る。高橋は俺が甘い声を出すとより興奮するのは分かってるから、極力出さないようにしてる。精力が強過ぎて付いていけなくから。
 「ビー部の奴らに呼び出されたら俺に教えろよ。俺の目の前でなら使わせてやる。あと明日はいつもの親父達から搾り取られるから、今日はたっぷり追い込んでやる。」
 
 高橋の目は血走っていた。80キロの重量でスクワットをさせられる。重量自体はなんて事ないが、バラした竹刀を力一杯振ってくるから10を数える事も満足に出来ない。
 「おいおいそれでも元ラガーマンかぁ?男好き過ぎて練習より男漁りしかしてねぇからそんな根性なしなんだろうが!立てや!」床にへたり込んだ俺に容赦なく罵声を浴びせながら竹刀も振り下ろす高橋は勃起している。これはやばい。ケツ掘られるて射精してくれれば収まる可能性があるけど、ムラムラを全ていたぶりに向けてくるかもしれない。マジで殺されるかも。
 そう思ったら頭の奥が痺れてきた。わざとケツ突き出してる自分。そこに容赦なく降り注ぐ竹刀。体は震えているのに、股間は熱く、痛みが体の芯に達する頃には快感に変わっているのだから俺も大概頭がおかしいらしい。

 ビー!

 突然鳴り響いた電子音。午前5時を知らせるアラームだった。これがなったら仕事のための時間に切り替わる。という事は3時間もぶっ続けで痛ぶられていたと言う事でもある。お互いギンギンのままだが、仕事は仕事だと決めたのは高橋なのだ。俺が仕事に穴を開けると回り回って高橋が頭が上がらない先輩に迷惑をかけることになるのが1番の理由だ。
 「ちっ  ちんたら飲み会なんかやってっから時間が足りなくなったんだ。」
 そう言うと高橋は全裸のまま床を掃除している俺のケツを掴むと一気に挿入してきた!「ぐはぁっ!」前戯が無かった事など1ミリも気にする素振りもなくガン掘りを始める。正直ほてった体が喜んでいる。みみず腫れを通り越して爛れたケツを力ずくで掴んで掘られるてると自然と「んふぅ!」と声が漏れてしまう。普段ならそこからいたぶる様にネチネチ掘られるが朝は処理のためだけに腰を突き出しくる。「いくぞ!欲しかっただろ!変態処理便器野郎!」と最後まで俺を罵りながら奥を突き上げて射精した。ぶっとい竿が更に膨らむから裂けそうだ!射精しながらもガン掘りはやめないから床にザーメンが垂れる。
 ひとしきり射精した後、高橋の方を向き直り、「本日もお使い頂きありがとうございます。」と土下座した後、自分から高橋の竿を咥えて掃除をする。俺の髪を乱暴に振り回して喉を犯した後引き抜いて立ち去る高橋。俺を射精させるなんて事はしない。
 俺は言われずとも床に溢れたザーメンを舐め取り、ジムを掃除してから急いで帰宅する。普段なら自分で運転して現場に向かうが飲み会明けの現場になる日は他の奴に迎えに来てもらっている。
 仕事おわりの汗だくの体と竿を綺麗にする事で感謝を表している。俺が頼むとその日から風呂にも入らなくなるから今日は1週間分を舐め取らせてもらう事になっている。
 加藤さんがバイなのかノンケなのか不明だが、こんな変態に付き合ってくれるんだから誠心誠意舐め上げさせてもらう。
 そう思うと仕事中も勃起が萎える事は一度も無かった。
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