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転生編
魔法を教えて下さい
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母の案内で、現在は客間にいる。
父が吟味に吟味を重ね、そこそこの金額はしたらしいアンティークのテーブルを囲んで、俺と母、向かいにドライ先生だ。
「では、改めてご紹介いたしますね。 ドライ先生、こちらが息子のヴェルデです。ヴェルデ、貴方に魔法を教えてくださるドライ先生よ」
「ドライだ。 この一年でみっちりと魔法の基礎を教えよう」
ゴリラはまた、拳で胸をドンッと叩き軽く会釈をした。
さっきは気づかなかったが、手の甲にまで髪と同じ色した毛が覆っているし。
「ヴェルデです。一年間よろしくお願いします」
俺は腰を90度に曲げ丁寧に挨拶をする。
すると、ドライ先生はああ、と言いながら俺に近づき全身をベタベタと触ってきた。
「………うむ。 素質(体力面で)はありそうだな」
えっ?!素質(魔法面の)あるの?? やったね!
「ほんとですか!? うれしいです」
「ヴェル、良かったわね」
素質があると言われ、母はとても喜んでくれた。
母は俺の属性が不遇属性であるだけに、将来を心配してくれていたのだ。
それを才能があると言われ、俺が野垂れ死ぬことはないと安心したようである。
「では、荷物を置いてくるから外で待っていろ。 早速始めるぞ」
「わかりました!」
┼┼┼
外で待つこと五分。
ローブを脱ぎ去り、全身ピチピチの服を着たゴリラ、もといドライ先生がやって来た。
随分と身軽な格好だな。杖とか持ってくるかと思っていたのに、アクセサリー一つ見当たら無い。
魔力操作の練習から始めるならいらないのか。一応、操作は出来てるとは思うけど、知らないふりをしておこう。
「よし、ではこれから私についてくるのだぞ。 一応、お前の年齢を考えた速さで行くからな」
ドライ先生はそう言うと、屈伸と伸脚を繰り返した。軽くその場でジャンプもしている。
俺にはドライ先生の言ってる意味も行動もよく理解できなかった。
それはそうだろう。
だって━━━
「目標は王都だ━━━走るぞ!」
根本的に考えが違うんだもん。
┼┼┼
王都まではブルノーブル領から二百キロは離れている。
だから、そこまで行くのは基本的には馬車だ。
もちろん、それでも一日で着くのは無理である。
舗装されていない悪路を走り、魔物や猛獣とも出くわすのだ。それに馬車は生き物だ。休み休み進んで三日はかかるだろう。
その道を俺は今、まさに走っている。
ひたすら走っている。
汗だくで辛くて息切れ酷くて、足がつりそうだ……。
ちょっと止まって少し休憩して、尻を叩かれまた走る。
走る。
走る。
五才の俺が走る。
いやいや、よく考えたら五才じゃん。
考えなくても五才じゃん。
アホか!このゴリラはアホか!
俺は立ち止まる。
それでも、文句も言わずに三十キロ以上は走ったぞ。
「ハァハァ……せんせー!キツいです!」
俺は前を走るドライ先生を大声で呼び止めた。
かれこれ半日くらいか?もう夕方だよ、これ。
ここまでは運が良かったのだろう、魔物の類いには一切出会うことはなかった。が、暗くなると夜行性の猛獣が徘徊するのだ。
帰るにしても時間的にキツい………どうすんのよ。
「そうだな、こんなとこか。 まぁ最初にしてはよくやった。初めての奴は大体五分も走れば音を上げるからな」
まじかよ……。俺はどうやら頑張りすぎたようだ。
「ハァハァ…ハァハァ……何なんですか、うっぷ……これ」
ヤバいまじで吐きそう……。
立ってることができず、尻を地面につく。
下を向いていたが、影ったので見上げるとドライ先生が目の前で俺を見下ろしていた。
「体が資本だ。 だからまずは体力作りからだ。体さえ鍛えれば拳一つで敵を黙らせることができるから、なっ!」
と、ドライ先生は裏拳のように突如後方へ拳を振り抜いた。
轟く打撃音。
背後からこっそり近づいていた魔物だか獣だかは姿を確認することもなく吹き飛んでいった。
「…………」
俺は言葉にならなかった。
いやいや、これは魔法学校へ入学する為の、魔法を使えるようになる為の修行だったはず……。
「と、まぁ不遇属性であることを嘆いているお前にも、これからの人生に希望をもたせたかっただけだから、明日からはここまでは走らん。そして、入学に備えての魔法の練習もするからな」
ドライ先生はそう言うと親指を立てグーサインを出した。
指、みじかっ!
「ありがとうございます、先生。 人生に希望が持てました」
棒読みである。
「うむ。 では帰るとしようか」
「せ、先生! 正直今日はもう走れません」
立とうとするだけで、俺の膝はガクガクと震えた。
今日というより、明日もこれは走れないんじゃないか?
「じゃあ、おんぶしてやるから、しっかり掴まれよ」
ドライ先生はそう言うと背中を向けてしゃがみこんだ。
それを見て俺は立ち上がりヨタヨタと歩く。
こいつのせいでこんなになってるにも関わらず、その逞しい背中にちょっと惚れそうだった。
広い背中へ抱きつくと、ドライ先生の首に腕を回ししっかりと掴む。
ドライ先生はよいしょと立ち上がり、俺の腿をしっかりとそのゴツい腕で固定すると何やら詠唱を始めた。
「天地に渡りし蒼の風よ 兜率天の息吹よ 我が脚に集いて力を与えん━━━エウロスレッグス」
すると、ドライ先生の足に青く輝く風が纏いついた。
よく見ると、手には人差し指ほどの杖のような物を持っている。
「━━いくぞ」
「うおおぉぉぉ!」
はっやぁぁ!
ドライ先生が走り出すと、最早景色などよく分からないほどに流れていく。
もう風になったようである。
途中、魔物や猛獣と遭遇したようであるが、向こうは感知すらできていなかった。
俺は振り落とされないようにとにかく必死にしがみついていた。
スピードが出ているだけに風で目を開けることができない。口を開けば虫が入る。鼻で息を吸えばなんか汗くせー。
あ、やべー。
ドライ先生の汗で、それも尋常じゃない汗で手が滑る……。
このままでは落ちそうだ。
ドライ先生は俺の腿を掴んだままでは走り難いのか、既に手を離している。その手は、指を全て開きひじを曲げ左右交互に振っている。俺は腕だけで必死に先生に掴まっているから、足は宙ぶらりんだ。遠目に見たら、ドライ先生のマントに見えるかもね。
………あー。もう無理。
手の握力も既に限界で、するりとドライ先生から落ちてしまった。
転がる俺。
━━━いったぁーー!
少し擦りむいてるし。
何てこった……
俺は置いていかれたと、少し泣きそうなる。
が、先に行ってしまったと思った先生がそこにいてくれた。
先生、待っててくれたんですね!
ステキ!
しかし、先生は一言。
「━━━着いたぞ」
なんじゃそら。
着きそうなら早く言えや!ゴリラ!
俺が転がり落ちた意味を教えてくださいよ!
俺が気づかないうちに家の玄関前に無事到着していた。
ここまでの時間は行きの半分もかかっていないだろう。
神がかり的な早さで帰宅したのだった。
既に辺りは暗く、幾千の夜を越えた幾万の星々が輝いていた。この星一つ一つのスポットライトがグラースの闇夜を切り裂いていた。
「……ここまでありがとうございました」
俺が立ち上がろうとすると、ドアが突然勢いよく開いた。
「ちょっとドライ先生! どうしたんですか、こんな遅くまで!」
「いやはや、すいません。ちょっと遠くまで行きすぎましてな。ハッハッハッ━━━」
「笑い事じゃありませんッ!! ヴェルはまだ五才ですよ!しかも、初日です! ちょっと考えてくださいッ!!」
ドライ先生は笑って済まそうとしたのだが、母はブチキレていた。先生の笑いを遮るようにして大きな声で捲し立てた。
ドライ先生はバツが悪そうだ。
「ハッ━━す、すいません」
「まぁまぁ、そんな怒るなフフよ。 男同士なんだし、それに無事帰って来たんだ」
「あなた……分かりました。 でも先生、無茶なことだけはさせないで下さいね。 汗もかいてるようですから、二人とも早く風呂に入って下さい。 そしてご飯にしましょう」
母はそう言うと踵返して家に戻っていった。
「ヴェル、お疲れさま。 先生、申し遅れましがヴェルの父ラールです。 よろしくお願いします」
父は自己紹介すると手を差し出した。
「本日はすいませんでした。 これから一年よろしくお願い致します。 家庭教師のドライです」
ドライ先生は父の手を取り二人は握手をした。
手を離すと父は、では中へと言いながら戻っていった。
ドライ先生は俺の方へ振り向く。
「怒られちまった。 やっちまったな! ゴリに昔怒られて以来、数十年ぶりだ。ハッハッハッ」
ドライ先生は爽快に笑っていた。
全く気を落としている様子も見られないので俺も一緒になって笑う。
何か先生と少し打ち解けてきたような気がする。
「しかし、先生。 魔法ってすごいですね!あんなに早く走れたりするんですね!」
「あー、そうだな。 あれは魔法が二割、自力八割といったとこだがな。鍛えれば、お前ならあそこまでとはいかなくとも、近い速さで走れると思うぞ」
先生はそう言うと俺の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
まじかよ……魔法の意味あるのかね…? というか、魔法って実はすごくないのか……?
鍛えるのキツいよ……とりあえず使える魔法を教えてくださいよ……。
父が吟味に吟味を重ね、そこそこの金額はしたらしいアンティークのテーブルを囲んで、俺と母、向かいにドライ先生だ。
「では、改めてご紹介いたしますね。 ドライ先生、こちらが息子のヴェルデです。ヴェルデ、貴方に魔法を教えてくださるドライ先生よ」
「ドライだ。 この一年でみっちりと魔法の基礎を教えよう」
ゴリラはまた、拳で胸をドンッと叩き軽く会釈をした。
さっきは気づかなかったが、手の甲にまで髪と同じ色した毛が覆っているし。
「ヴェルデです。一年間よろしくお願いします」
俺は腰を90度に曲げ丁寧に挨拶をする。
すると、ドライ先生はああ、と言いながら俺に近づき全身をベタベタと触ってきた。
「………うむ。 素質(体力面で)はありそうだな」
えっ?!素質(魔法面の)あるの?? やったね!
「ほんとですか!? うれしいです」
「ヴェル、良かったわね」
素質があると言われ、母はとても喜んでくれた。
母は俺の属性が不遇属性であるだけに、将来を心配してくれていたのだ。
それを才能があると言われ、俺が野垂れ死ぬことはないと安心したようである。
「では、荷物を置いてくるから外で待っていろ。 早速始めるぞ」
「わかりました!」
┼┼┼
外で待つこと五分。
ローブを脱ぎ去り、全身ピチピチの服を着たゴリラ、もといドライ先生がやって来た。
随分と身軽な格好だな。杖とか持ってくるかと思っていたのに、アクセサリー一つ見当たら無い。
魔力操作の練習から始めるならいらないのか。一応、操作は出来てるとは思うけど、知らないふりをしておこう。
「よし、ではこれから私についてくるのだぞ。 一応、お前の年齢を考えた速さで行くからな」
ドライ先生はそう言うと、屈伸と伸脚を繰り返した。軽くその場でジャンプもしている。
俺にはドライ先生の言ってる意味も行動もよく理解できなかった。
それはそうだろう。
だって━━━
「目標は王都だ━━━走るぞ!」
根本的に考えが違うんだもん。
┼┼┼
王都まではブルノーブル領から二百キロは離れている。
だから、そこまで行くのは基本的には馬車だ。
もちろん、それでも一日で着くのは無理である。
舗装されていない悪路を走り、魔物や猛獣とも出くわすのだ。それに馬車は生き物だ。休み休み進んで三日はかかるだろう。
その道を俺は今、まさに走っている。
ひたすら走っている。
汗だくで辛くて息切れ酷くて、足がつりそうだ……。
ちょっと止まって少し休憩して、尻を叩かれまた走る。
走る。
走る。
五才の俺が走る。
いやいや、よく考えたら五才じゃん。
考えなくても五才じゃん。
アホか!このゴリラはアホか!
俺は立ち止まる。
それでも、文句も言わずに三十キロ以上は走ったぞ。
「ハァハァ……せんせー!キツいです!」
俺は前を走るドライ先生を大声で呼び止めた。
かれこれ半日くらいか?もう夕方だよ、これ。
ここまでは運が良かったのだろう、魔物の類いには一切出会うことはなかった。が、暗くなると夜行性の猛獣が徘徊するのだ。
帰るにしても時間的にキツい………どうすんのよ。
「そうだな、こんなとこか。 まぁ最初にしてはよくやった。初めての奴は大体五分も走れば音を上げるからな」
まじかよ……。俺はどうやら頑張りすぎたようだ。
「ハァハァ…ハァハァ……何なんですか、うっぷ……これ」
ヤバいまじで吐きそう……。
立ってることができず、尻を地面につく。
下を向いていたが、影ったので見上げるとドライ先生が目の前で俺を見下ろしていた。
「体が資本だ。 だからまずは体力作りからだ。体さえ鍛えれば拳一つで敵を黙らせることができるから、なっ!」
と、ドライ先生は裏拳のように突如後方へ拳を振り抜いた。
轟く打撃音。
背後からこっそり近づいていた魔物だか獣だかは姿を確認することもなく吹き飛んでいった。
「…………」
俺は言葉にならなかった。
いやいや、これは魔法学校へ入学する為の、魔法を使えるようになる為の修行だったはず……。
「と、まぁ不遇属性であることを嘆いているお前にも、これからの人生に希望をもたせたかっただけだから、明日からはここまでは走らん。そして、入学に備えての魔法の練習もするからな」
ドライ先生はそう言うと親指を立てグーサインを出した。
指、みじかっ!
「ありがとうございます、先生。 人生に希望が持てました」
棒読みである。
「うむ。 では帰るとしようか」
「せ、先生! 正直今日はもう走れません」
立とうとするだけで、俺の膝はガクガクと震えた。
今日というより、明日もこれは走れないんじゃないか?
「じゃあ、おんぶしてやるから、しっかり掴まれよ」
ドライ先生はそう言うと背中を向けてしゃがみこんだ。
それを見て俺は立ち上がりヨタヨタと歩く。
こいつのせいでこんなになってるにも関わらず、その逞しい背中にちょっと惚れそうだった。
広い背中へ抱きつくと、ドライ先生の首に腕を回ししっかりと掴む。
ドライ先生はよいしょと立ち上がり、俺の腿をしっかりとそのゴツい腕で固定すると何やら詠唱を始めた。
「天地に渡りし蒼の風よ 兜率天の息吹よ 我が脚に集いて力を与えん━━━エウロスレッグス」
すると、ドライ先生の足に青く輝く風が纏いついた。
よく見ると、手には人差し指ほどの杖のような物を持っている。
「━━いくぞ」
「うおおぉぉぉ!」
はっやぁぁ!
ドライ先生が走り出すと、最早景色などよく分からないほどに流れていく。
もう風になったようである。
途中、魔物や猛獣と遭遇したようであるが、向こうは感知すらできていなかった。
俺は振り落とされないようにとにかく必死にしがみついていた。
スピードが出ているだけに風で目を開けることができない。口を開けば虫が入る。鼻で息を吸えばなんか汗くせー。
あ、やべー。
ドライ先生の汗で、それも尋常じゃない汗で手が滑る……。
このままでは落ちそうだ。
ドライ先生は俺の腿を掴んだままでは走り難いのか、既に手を離している。その手は、指を全て開きひじを曲げ左右交互に振っている。俺は腕だけで必死に先生に掴まっているから、足は宙ぶらりんだ。遠目に見たら、ドライ先生のマントに見えるかもね。
………あー。もう無理。
手の握力も既に限界で、するりとドライ先生から落ちてしまった。
転がる俺。
━━━いったぁーー!
少し擦りむいてるし。
何てこった……
俺は置いていかれたと、少し泣きそうなる。
が、先に行ってしまったと思った先生がそこにいてくれた。
先生、待っててくれたんですね!
ステキ!
しかし、先生は一言。
「━━━着いたぞ」
なんじゃそら。
着きそうなら早く言えや!ゴリラ!
俺が転がり落ちた意味を教えてくださいよ!
俺が気づかないうちに家の玄関前に無事到着していた。
ここまでの時間は行きの半分もかかっていないだろう。
神がかり的な早さで帰宅したのだった。
既に辺りは暗く、幾千の夜を越えた幾万の星々が輝いていた。この星一つ一つのスポットライトがグラースの闇夜を切り裂いていた。
「……ここまでありがとうございました」
俺が立ち上がろうとすると、ドアが突然勢いよく開いた。
「ちょっとドライ先生! どうしたんですか、こんな遅くまで!」
「いやはや、すいません。ちょっと遠くまで行きすぎましてな。ハッハッハッ━━━」
「笑い事じゃありませんッ!! ヴェルはまだ五才ですよ!しかも、初日です! ちょっと考えてくださいッ!!」
ドライ先生は笑って済まそうとしたのだが、母はブチキレていた。先生の笑いを遮るようにして大きな声で捲し立てた。
ドライ先生はバツが悪そうだ。
「ハッ━━す、すいません」
「まぁまぁ、そんな怒るなフフよ。 男同士なんだし、それに無事帰って来たんだ」
「あなた……分かりました。 でも先生、無茶なことだけはさせないで下さいね。 汗もかいてるようですから、二人とも早く風呂に入って下さい。 そしてご飯にしましょう」
母はそう言うと踵返して家に戻っていった。
「ヴェル、お疲れさま。 先生、申し遅れましがヴェルの父ラールです。 よろしくお願いします」
父は自己紹介すると手を差し出した。
「本日はすいませんでした。 これから一年よろしくお願い致します。 家庭教師のドライです」
ドライ先生は父の手を取り二人は握手をした。
手を離すと父は、では中へと言いながら戻っていった。
ドライ先生は俺の方へ振り向く。
「怒られちまった。 やっちまったな! ゴリに昔怒られて以来、数十年ぶりだ。ハッハッハッ」
ドライ先生は爽快に笑っていた。
全く気を落としている様子も見られないので俺も一緒になって笑う。
何か先生と少し打ち解けてきたような気がする。
「しかし、先生。 魔法ってすごいですね!あんなに早く走れたりするんですね!」
「あー、そうだな。 あれは魔法が二割、自力八割といったとこだがな。鍛えれば、お前ならあそこまでとはいかなくとも、近い速さで走れると思うぞ」
先生はそう言うと俺の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
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