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冒険者になりました!
冒険者達が集まって来たのでポーション売る!
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琴葉がやっている八百屋さん(琴葉的にはコンビニのつもり)は大分落ち着いて来ていた。何故ならば、西街の農家に懇願され農業の指導をし、そのおかげで琴葉のところ以外でも野菜が取れるようになったからだ。
この世界は肥料を使うという文化が無かったのでそれを広めたのだ。もちろん農耕神からの知識なので琴葉は知識をそのまま伝えただけである。
それでも琴葉の作る野菜とは品質の差がありすぎるので、琴葉産の作る作物は高級品にして欲しいと言われた。そのおかげで琴葉のお店は現在暇なのだ。
暇なのでブラブラと街を見て回ると、以前よりも人が大分増えたようだ。増えた人達はみな鎧や武器を持っていて、まるで冒険者みたいだと琴葉は思った。
「あの人達ってもしかして冒険者かな?丸子!」
《ピキー!》
ミニスライムの丸子は肯定の鳴き声をあげる。このミニスライムは琴葉の事は全肯定なのだ。
琴葉は冒険者の後を付いて行くと冒険者ギルドが見えて来た。まだ出来立ての新築なので、年季の入った周りの建物からは少し浮いていた。冒険者達は基本的にパーティを組んでいるようで、前衛2~3人、後衛が1~2人、ポーターと呼ばれる荷物持ちが1人の4~6人が一般的なパーティのようだ。
拠点を持つパーティはクランになり、専属の鍛治士や薬師を抱える事もあるようだ。
西街のダンジョンは、まだ攻略が進んでいない為、宝箱が出やすくレアモンスターも出現しやすい。更に未攻略のダンジョンの情報はギルドが買い取ってくれるので、それ目当ての冒険者も続々とやって来ているのだ。
急ピッチで宿や食堂、道具屋、武具屋が作られていくのであった。
街長も発展していくのを見て嬉しい悲鳴を上げている。税収が増え、一応居る領主(領都がとても遠いので放置してきた)も西街への支援と衛兵の派遣をしてくれているので治安は悪くない。
領都への街道の計画も立ち上がっているそうだ。
元々は安全を求めて大陸中央へ移住して来たようだが、それは祖先の話で今の住民は街が潤う事が優先だった。つまり冒険者大歓迎。余所者大歓迎だ。
琴葉は思った。冒険者が増えるならポーション屋さんをやれば儲かるのでは?と。
幸い錬金神のスキルでポーションは簡単に作れる。すでに作られ営業している道具屋さんにも軟膏やポーションは売っているが、ポーションと言っても作り手の癖や技術によって効果、味、値段も様々なのである。
道具屋さんで売っているポーションはポピュラーな[雑草みたいな味]のポーションだ。
工夫をして味を薄めた物もあるが、手間がかかるため高価だったりする。
琴葉はお試しで[ジュースのように美味しい、効果の高いポーション]を作ってみた。
試飲するとカル○スの味がした。更に一口飲んだだけでHPが50程回復した感じだ。
ちなみに一般的なポーションは500ml飲みきってHP30回復だ。半分飲めば15回復。なので戦闘中に飲むことが出来ない。クソまずいので絶対むせる。一度飲んだらお腹タポタポで2本目は辛いのだ。
他にもミドルポーションやハイポーションなどもあるが、こちらは回復量と不味さが上がっているらしい。
というわけでカ○ピスポーション、オレンジミドルポーション、いちごミルクハイポーションを作成した琴葉。
お店に戻り、看板を[コトハのアトリエ]に直して高級野菜をしまい各種ポーションを並べた。
するとすぐにお客さんが来た。早い。
琴葉としては、知名度が無いため3日ほど誰も来なくて冒険者ギルドへ宣伝に行くテンプレを想定していたのだ。
だけどこの街にダンジョンが有るとわかったのは最近だ、冒険者達が集まり出したのも最近。つまりどの店も冒険者達にとっては初見のお店しかなく、どのお店も知名度が無いのだ。なので野菜を売るために店を作っていた琴葉は、今後この街で店を構える人たちより有利になるだろう。それは商業ギルドがまだ建っていないというのも大きい。
この世界では世界中に店舗や支部があろうとも、先に店を構えていた方が先輩であるという上下関係が強くなるのだ。
わかりやすく言うと、すでにあった店に対して商業ギルドは「ウチのギルドと提携してくれませんかねぇ(手もみ)」と言った感じで、商業ギルドより後に出来た店には「ウチに加入しないと商売させないよ?(威圧)」みたいな感じなのだ。
おっと話が逸れましたね。
「へー、此処にも道具屋があるのか!ん?ポーションだけか・・・」
「ポーションだけで勝負してるって事だよね?」
ザ・冒険者な感じの男女が入店してきた。
男の方は20代後半くらいで、浅葱色の短髪にターコイズ色のタレ目で中々のイケメン。更に身体も引き締まったいい筋肉をしていた。
女の方は20代前半くらい、でも男の方との接し方的に同年代なのかもしれない。茜色の長髪にツリ目の碧眼。こっちも美人さんだ。スレンダーな体型で冒険者をやるのに適した体型だと思う。
「いらっしゃいませー!」
《ピキー♪》
琴葉はにこやかに挨拶をした後、考えていた。ポーションだけというのは流石に商品の種類が少な過ぎると。しかし何でも作れる分、何を作ったらいいのかわからないのだ。
《ピキー?》
「ん?この冒険者さん達に聞けばいい?・・・確かに!丸子天才だね!」
《ピキー♪》
「というわけでおにーさん達、こんなのあったら冒険の役に立つなーとか無いですか?」
「ん?そうだな・・・俺たちは収納持ちが居ないから荷物が多い時は大変だな。道具を多く持てる方法があれば助かるな。」
「あたしは暗い所を広く照らせるカンテラがほしいな。ダンジョンは暗いからね。」
ふむふむと、琴葉は脳内メモに書き込み、イメージを膨らませる。収納の機能付きの魔導具。魔法の鞄というものが出来上がった。材料はモンスターから取れた魔石だ。琴葉の手元に現れた為、冒険者達には見えていない。それをひとまず机に置いて、カンテラを作る。
神代の迷宮ではダンジョン内はとても明るいけどここのは違うのか~とか思いながら作成。小さな恒星灼熱の太陽のような日差しを放つカンテラ。日焼けもできる。を魔法の鞄の横に置いた。こっちも材料は魔石。
「はいどうぞ!ちょうどいいのがありましたよ!!」
2人は一度顔を見つめ合ってから商品を手に取り弄ったり作動させたりしていた。
「す、凄いぞこれ!収納が付与されている袋か!こんなの見たことが無い!!」
(ありゃ?魔法の鞄って無いの?ファンタジーの定番だとおもったんだけどなぁ。)
琴葉は拙い事をしたかな?と思ったが、そんなに大事にはならないだろうと気にするのをやめた。おバカだから。
「なにこれぇ?明るいしあったかいポカポカする!」
スレンダーさんは小さな恒星の暖かさにぬくぬくしていた。まだ春先なので少し冷えるのだ。
「「これください!!」」
「まいどありー!」
《ピキー♪》
魔導具の相場は刷り込み知識にあったので、特に安過ぎたり高過ぎたりしていないので問題はない。ただ、今までに無い魔導具だという事を除けばだが。
思いがけず初日から大金を稼いでしまった。野菜は安価で売ってたし、高級野菜にランクアップしてからは全然売れないので、初めて大金がはいったのだ。
「初日から幸先いいね!」
《ピキー!》
琴葉は棚のポーションを半分にして空いた棚に魔法の鞄と小さな恒星を置いた。
魔石はまだまだあるし、タダで入手出来るから原価ゼロである。ポーションも水魔法で出した水を材料に作れるのでタダだ。
やろうと思えば生物でも創れるだろう。
琴葉がそれに気がつけば、だが。
この世界は肥料を使うという文化が無かったのでそれを広めたのだ。もちろん農耕神からの知識なので琴葉は知識をそのまま伝えただけである。
それでも琴葉の作る野菜とは品質の差がありすぎるので、琴葉産の作る作物は高級品にして欲しいと言われた。そのおかげで琴葉のお店は現在暇なのだ。
暇なのでブラブラと街を見て回ると、以前よりも人が大分増えたようだ。増えた人達はみな鎧や武器を持っていて、まるで冒険者みたいだと琴葉は思った。
「あの人達ってもしかして冒険者かな?丸子!」
《ピキー!》
ミニスライムの丸子は肯定の鳴き声をあげる。このミニスライムは琴葉の事は全肯定なのだ。
琴葉は冒険者の後を付いて行くと冒険者ギルドが見えて来た。まだ出来立ての新築なので、年季の入った周りの建物からは少し浮いていた。冒険者達は基本的にパーティを組んでいるようで、前衛2~3人、後衛が1~2人、ポーターと呼ばれる荷物持ちが1人の4~6人が一般的なパーティのようだ。
拠点を持つパーティはクランになり、専属の鍛治士や薬師を抱える事もあるようだ。
西街のダンジョンは、まだ攻略が進んでいない為、宝箱が出やすくレアモンスターも出現しやすい。更に未攻略のダンジョンの情報はギルドが買い取ってくれるので、それ目当ての冒険者も続々とやって来ているのだ。
急ピッチで宿や食堂、道具屋、武具屋が作られていくのであった。
街長も発展していくのを見て嬉しい悲鳴を上げている。税収が増え、一応居る領主(領都がとても遠いので放置してきた)も西街への支援と衛兵の派遣をしてくれているので治安は悪くない。
領都への街道の計画も立ち上がっているそうだ。
元々は安全を求めて大陸中央へ移住して来たようだが、それは祖先の話で今の住民は街が潤う事が優先だった。つまり冒険者大歓迎。余所者大歓迎だ。
琴葉は思った。冒険者が増えるならポーション屋さんをやれば儲かるのでは?と。
幸い錬金神のスキルでポーションは簡単に作れる。すでに作られ営業している道具屋さんにも軟膏やポーションは売っているが、ポーションと言っても作り手の癖や技術によって効果、味、値段も様々なのである。
道具屋さんで売っているポーションはポピュラーな[雑草みたいな味]のポーションだ。
工夫をして味を薄めた物もあるが、手間がかかるため高価だったりする。
琴葉はお試しで[ジュースのように美味しい、効果の高いポーション]を作ってみた。
試飲するとカル○スの味がした。更に一口飲んだだけでHPが50程回復した感じだ。
ちなみに一般的なポーションは500ml飲みきってHP30回復だ。半分飲めば15回復。なので戦闘中に飲むことが出来ない。クソまずいので絶対むせる。一度飲んだらお腹タポタポで2本目は辛いのだ。
他にもミドルポーションやハイポーションなどもあるが、こちらは回復量と不味さが上がっているらしい。
というわけでカ○ピスポーション、オレンジミドルポーション、いちごミルクハイポーションを作成した琴葉。
お店に戻り、看板を[コトハのアトリエ]に直して高級野菜をしまい各種ポーションを並べた。
するとすぐにお客さんが来た。早い。
琴葉としては、知名度が無いため3日ほど誰も来なくて冒険者ギルドへ宣伝に行くテンプレを想定していたのだ。
だけどこの街にダンジョンが有るとわかったのは最近だ、冒険者達が集まり出したのも最近。つまりどの店も冒険者達にとっては初見のお店しかなく、どのお店も知名度が無いのだ。なので野菜を売るために店を作っていた琴葉は、今後この街で店を構える人たちより有利になるだろう。それは商業ギルドがまだ建っていないというのも大きい。
この世界では世界中に店舗や支部があろうとも、先に店を構えていた方が先輩であるという上下関係が強くなるのだ。
わかりやすく言うと、すでにあった店に対して商業ギルドは「ウチのギルドと提携してくれませんかねぇ(手もみ)」と言った感じで、商業ギルドより後に出来た店には「ウチに加入しないと商売させないよ?(威圧)」みたいな感じなのだ。
おっと話が逸れましたね。
「へー、此処にも道具屋があるのか!ん?ポーションだけか・・・」
「ポーションだけで勝負してるって事だよね?」
ザ・冒険者な感じの男女が入店してきた。
男の方は20代後半くらいで、浅葱色の短髪にターコイズ色のタレ目で中々のイケメン。更に身体も引き締まったいい筋肉をしていた。
女の方は20代前半くらい、でも男の方との接し方的に同年代なのかもしれない。茜色の長髪にツリ目の碧眼。こっちも美人さんだ。スレンダーな体型で冒険者をやるのに適した体型だと思う。
「いらっしゃいませー!」
《ピキー♪》
琴葉はにこやかに挨拶をした後、考えていた。ポーションだけというのは流石に商品の種類が少な過ぎると。しかし何でも作れる分、何を作ったらいいのかわからないのだ。
《ピキー?》
「ん?この冒険者さん達に聞けばいい?・・・確かに!丸子天才だね!」
《ピキー♪》
「というわけでおにーさん達、こんなのあったら冒険の役に立つなーとか無いですか?」
「ん?そうだな・・・俺たちは収納持ちが居ないから荷物が多い時は大変だな。道具を多く持てる方法があれば助かるな。」
「あたしは暗い所を広く照らせるカンテラがほしいな。ダンジョンは暗いからね。」
ふむふむと、琴葉は脳内メモに書き込み、イメージを膨らませる。収納の機能付きの魔導具。魔法の鞄というものが出来上がった。材料はモンスターから取れた魔石だ。琴葉の手元に現れた為、冒険者達には見えていない。それをひとまず机に置いて、カンテラを作る。
神代の迷宮ではダンジョン内はとても明るいけどここのは違うのか~とか思いながら作成。小さな恒星灼熱の太陽のような日差しを放つカンテラ。日焼けもできる。を魔法の鞄の横に置いた。こっちも材料は魔石。
「はいどうぞ!ちょうどいいのがありましたよ!!」
2人は一度顔を見つめ合ってから商品を手に取り弄ったり作動させたりしていた。
「す、凄いぞこれ!収納が付与されている袋か!こんなの見たことが無い!!」
(ありゃ?魔法の鞄って無いの?ファンタジーの定番だとおもったんだけどなぁ。)
琴葉は拙い事をしたかな?と思ったが、そんなに大事にはならないだろうと気にするのをやめた。おバカだから。
「なにこれぇ?明るいしあったかいポカポカする!」
スレンダーさんは小さな恒星の暖かさにぬくぬくしていた。まだ春先なので少し冷えるのだ。
「「これください!!」」
「まいどありー!」
《ピキー♪》
魔導具の相場は刷り込み知識にあったので、特に安過ぎたり高過ぎたりしていないので問題はない。ただ、今までに無い魔導具だという事を除けばだが。
思いがけず初日から大金を稼いでしまった。野菜は安価で売ってたし、高級野菜にランクアップしてからは全然売れないので、初めて大金がはいったのだ。
「初日から幸先いいね!」
《ピキー!》
琴葉は棚のポーションを半分にして空いた棚に魔法の鞄と小さな恒星を置いた。
魔石はまだまだあるし、タダで入手出来るから原価ゼロである。ポーションも水魔法で出した水を材料に作れるのでタダだ。
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