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冒険者になりました!
ポーションの材料を取りに行くという建前で冒険者になる!
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琴葉は週6で[神代の迷宮]の攻略をしていた。
お店は週1である。
週1でしか開店していないにも関わらず毎回超満員の大行列であった。
それはなぜかと言うと、魔法の鞄のせいだ。
初日に買いに来た冒険者が自慢していたのがキッカケで店を開く度にお客が増えているのだ。
それで材料である魔石も品切れ状態になってしまったので[神代の迷宮]で攻略ついでに材料集めをしているのだ。
客の冒険者も、お店が週1なのは貴重な材料を集めているのかとか、作るのにそれだけ時間がかかるのだ。と勝手に解釈していたのだった。
「作ったら作った分だけ売れるんだよねー、おかしいなぁ、わたしゆっくりマッタリなヒマなお店が良かったのに大忙しだよ!」
《ピキー?》
「店番を立てればいいって?・・・やはり丸子は天才か?」
《ピキー!》
「ここはテンプレに有能な奴隷を雇うべきだよね!この街に奴隷商ないけど!」
《ピキー!》
この会話のせいかはわからないが、近いうちにこの街に[移動奴隷商]と言うものが来る事など琴葉と丸子は知らないのであった。
後、孤児を使うというテンプレもあるが、1つの考えしか浮かばなかったので気付いていない。
2人は話しながらサクサクとオークの群れを倒していっていた。
ちなみにダンジョン内のオークは違うが、
外で繁殖したオークは性欲モンスターで多種族の雌を孕ませるので見つけたら討伐隊が組まれるほどだった。
何故ダンジョン内のオークは違うのかと言うと、ダンジョンから生まれたオークは生殖器が無いのだ。ダンジョン産のやつがスタンピードなどで出て行くと自然に生殖器が生えて来るのだそうな。不思議である。
丸子もオークくらいなら瞬殺できる程レベルが上がっていた。攻撃手段は体当たりしかないが。
「よし!今日はここまでにしよう!お腹すいたし。」
《ピキー!》
6日かけて魔石を300個ほど手に入れたので帰ることにした。魔法の鞄の需要が多い為100個くらいでは開店と同時に売り切れてしまうのだ。
300でも午前中には売り切れるのだが。
300個の魔石を全て魔法の鞄に変え、収納して西街へ向かう。
移動方法は賢者神の転移魔法である。
「とうちゃーく!さてと、料理を作るよ!」
《ピキー!》
琴葉は麦からミートスパゲティを、トウモロコシからコーンポタージュを2人分錬金神で作り出した。
お皿まで出現しているが琴葉は気に留めなかった。
☆
昼食を食べた琴葉は街をぶらぶらするのであった。
「色々出来て来てるねー!ほら丸子!あそこの宿屋[ヤタガラスの泊まり木亭]だって!変な名前ー!」
《ピキー!》
「あれは商業ギルドだって、もうすぐ完成だね!あ!あっちは錬金工房だ!ライバル店だね!」
《ピキー!》
琴葉は街を見て回りながら何気なく冒険者ギルドに入った。何も考えていない琴葉の何気ない行動が事件の発端であった。
「お?コトハのアトリエの店主じゃねーか!どうしたんだ?採取依頼か?」
琴葉に話しかけて来たのはお客さん第1号のお兄さんであった。
「えーと、そう!それ!採取したいから冒険者登録しに来たの!(採取依頼を受けに来た事にしよう!)」
「うん?・・・あぁそうか。他の冒険者じゃあ素材を見分けられないもんな!自ら冒険者になって採取するのか!冒険者じゃないとダンジョン入れないし!(錬金術師だから商品に使う素材に拘るってわけだな。)」
適当な返事をした琴葉に納得するお兄さん。微妙に話が噛み合っていないのである。
冒険者登録者は毎日大勢来る為、新人いびりとかは無いようだ。そんな事をしていたらダンジョンに潜る時間が無くなるのである。
なので登録はスムーズに終わった。
「これがわたしのギルドカード!かっこいい!」
《ピキー!》
丸子はちゃんと琴葉の従魔として登録された。まぁ最弱のミニスライムなので、今まで街中で連れてても誰も脅威に思わないからか、登録してなくても誰も何も言われなかったのである。
「よし!じゃあ俺のパーティが指導員になってやるよ!指導員ってのは新人冒険者がちゃんとやれるのか確認するもんなんだ。Cランク以上の冒険者が指導員につけるんだが、俺らはBランクだからな、安心していいぞ!」
そう言えば登録の時に職員からそんな事を説明されたなぁ、とボケーと聞き流していた琴葉はよく考えずに頷いた。琴葉が聞き流していた理由は冒険者ルールとかはラノベなどで知っていたので聞かなくても良いかなーと思ったからである。実際、指導員ルール以外は琴葉のよく知るラノベと同じであった。
お兄さんの名前はジャスティン。パーティ名は[レッドランス]。リーダーのジャスティンの武器が槍で、相棒の女性、デイジーが火魔法が得意である事から付けられたのだ。
2人組でBランクとはかなり実力が無いと無理だ。つまりレッドランスの2人はかなりの実力者である。
ちなみに一般的なBランクパーティは前衛3、後衛2、ポーター1が鉄板である。
「よろしくね!私はデイジーだよ。紅のデイジーと呼ばれることもあるんだ。」
合流したデイジーと挨拶を交わす、冒険者は基本的に舐められないように荒い言葉遣いをするそうだ。琴葉も冒険者同士ではそうするように言われた。
「よろしくデイジー。わたしは琴葉だよ!こっちは丸子!」
《ピキー!》
丸子もペコリとお辞儀をする。まん丸なので前に少し転がった様にしか見えない。
「コトハとマルコだね、覚えたよ。」
「じゃあ早速ダンジョンいくか!ならしで1Fだけ回る感じで。」
ジャスティンの提案で1階層だけ軽く周る事になった。一攫千金を狙う冒険者が多い為、意外と1階層は空いているのだ。
レッドランスの2人はすぐに琴葉と丸子の実力を目の当たりににするのだった。
☆
「・・・おかしいな、コトハは錬金術師だったよな?武神とかじゃないよな?」
「うん、マルコも異常に強いね、なにあれ?」
ダンジョンに潜った3人と1匹は、早速出現した魔物と戦ったところ琴葉と丸子が瞬殺し、更に眼に映る魔物全て琴葉と丸子がサーチアンドデストロイしていったのである。
これは[神代の迷宮]で琴葉と丸子がやっている日課である。やり過ぎて条件反射でやってしまうのである。ある意味職業病であった。
琴葉はある事に気がついた、このダンジョンの魔物は同じ種類でも神代の迷宮のより100倍くらい弱いと。
神代の迷宮は神話の時代から放置されてきたダンジョンなので魔物がとんでもなく強いのである。チートな琴葉は、あれが標準だと思っていたのである。
弱すぎるなぁ、と考えながら戦っていると、ついうっかり攻撃が外れてダンジョンの壁を壊してしまった。絶対に壊れないと言われているダンジョンの壁をである。
「「あ」」
レッドランスの2人はあり得ない出来事に思考が止まった。
「壊しちゃった!・・・ん?これオリハルコン?」
ひょいと持ち上げたダンジョンのかけら(3メートル程の塊)を見てみるとそれはオリハルコンだったのである。
魔力を通すと世界一硬くなると言われているオリハルコン。そのオリハルコンがダンジョンの魔力で破壊不可能な程硬化していた物を破壊した琴葉。
レッドランスの2人が考えるのをやめた理由もわかるだろう。
これを公表すると世界の常識が覆ってしまうのだ。なのでジャスティンとデイジーは見た事を墓まで持っていく決意をするのであった。人生の平穏のために。
お店は週1である。
週1でしか開店していないにも関わらず毎回超満員の大行列であった。
それはなぜかと言うと、魔法の鞄のせいだ。
初日に買いに来た冒険者が自慢していたのがキッカケで店を開く度にお客が増えているのだ。
それで材料である魔石も品切れ状態になってしまったので[神代の迷宮]で攻略ついでに材料集めをしているのだ。
客の冒険者も、お店が週1なのは貴重な材料を集めているのかとか、作るのにそれだけ時間がかかるのだ。と勝手に解釈していたのだった。
「作ったら作った分だけ売れるんだよねー、おかしいなぁ、わたしゆっくりマッタリなヒマなお店が良かったのに大忙しだよ!」
《ピキー?》
「店番を立てればいいって?・・・やはり丸子は天才か?」
《ピキー!》
「ここはテンプレに有能な奴隷を雇うべきだよね!この街に奴隷商ないけど!」
《ピキー!》
この会話のせいかはわからないが、近いうちにこの街に[移動奴隷商]と言うものが来る事など琴葉と丸子は知らないのであった。
後、孤児を使うというテンプレもあるが、1つの考えしか浮かばなかったので気付いていない。
2人は話しながらサクサクとオークの群れを倒していっていた。
ちなみにダンジョン内のオークは違うが、
外で繁殖したオークは性欲モンスターで多種族の雌を孕ませるので見つけたら討伐隊が組まれるほどだった。
何故ダンジョン内のオークは違うのかと言うと、ダンジョンから生まれたオークは生殖器が無いのだ。ダンジョン産のやつがスタンピードなどで出て行くと自然に生殖器が生えて来るのだそうな。不思議である。
丸子もオークくらいなら瞬殺できる程レベルが上がっていた。攻撃手段は体当たりしかないが。
「よし!今日はここまでにしよう!お腹すいたし。」
《ピキー!》
6日かけて魔石を300個ほど手に入れたので帰ることにした。魔法の鞄の需要が多い為100個くらいでは開店と同時に売り切れてしまうのだ。
300でも午前中には売り切れるのだが。
300個の魔石を全て魔法の鞄に変え、収納して西街へ向かう。
移動方法は賢者神の転移魔法である。
「とうちゃーく!さてと、料理を作るよ!」
《ピキー!》
琴葉は麦からミートスパゲティを、トウモロコシからコーンポタージュを2人分錬金神で作り出した。
お皿まで出現しているが琴葉は気に留めなかった。
☆
昼食を食べた琴葉は街をぶらぶらするのであった。
「色々出来て来てるねー!ほら丸子!あそこの宿屋[ヤタガラスの泊まり木亭]だって!変な名前ー!」
《ピキー!》
「あれは商業ギルドだって、もうすぐ完成だね!あ!あっちは錬金工房だ!ライバル店だね!」
《ピキー!》
琴葉は街を見て回りながら何気なく冒険者ギルドに入った。何も考えていない琴葉の何気ない行動が事件の発端であった。
「お?コトハのアトリエの店主じゃねーか!どうしたんだ?採取依頼か?」
琴葉に話しかけて来たのはお客さん第1号のお兄さんであった。
「えーと、そう!それ!採取したいから冒険者登録しに来たの!(採取依頼を受けに来た事にしよう!)」
「うん?・・・あぁそうか。他の冒険者じゃあ素材を見分けられないもんな!自ら冒険者になって採取するのか!冒険者じゃないとダンジョン入れないし!(錬金術師だから商品に使う素材に拘るってわけだな。)」
適当な返事をした琴葉に納得するお兄さん。微妙に話が噛み合っていないのである。
冒険者登録者は毎日大勢来る為、新人いびりとかは無いようだ。そんな事をしていたらダンジョンに潜る時間が無くなるのである。
なので登録はスムーズに終わった。
「これがわたしのギルドカード!かっこいい!」
《ピキー!》
丸子はちゃんと琴葉の従魔として登録された。まぁ最弱のミニスライムなので、今まで街中で連れてても誰も脅威に思わないからか、登録してなくても誰も何も言われなかったのである。
「よし!じゃあ俺のパーティが指導員になってやるよ!指導員ってのは新人冒険者がちゃんとやれるのか確認するもんなんだ。Cランク以上の冒険者が指導員につけるんだが、俺らはBランクだからな、安心していいぞ!」
そう言えば登録の時に職員からそんな事を説明されたなぁ、とボケーと聞き流していた琴葉はよく考えずに頷いた。琴葉が聞き流していた理由は冒険者ルールとかはラノベなどで知っていたので聞かなくても良いかなーと思ったからである。実際、指導員ルール以外は琴葉のよく知るラノベと同じであった。
お兄さんの名前はジャスティン。パーティ名は[レッドランス]。リーダーのジャスティンの武器が槍で、相棒の女性、デイジーが火魔法が得意である事から付けられたのだ。
2人組でBランクとはかなり実力が無いと無理だ。つまりレッドランスの2人はかなりの実力者である。
ちなみに一般的なBランクパーティは前衛3、後衛2、ポーター1が鉄板である。
「よろしくね!私はデイジーだよ。紅のデイジーと呼ばれることもあるんだ。」
合流したデイジーと挨拶を交わす、冒険者は基本的に舐められないように荒い言葉遣いをするそうだ。琴葉も冒険者同士ではそうするように言われた。
「よろしくデイジー。わたしは琴葉だよ!こっちは丸子!」
《ピキー!》
丸子もペコリとお辞儀をする。まん丸なので前に少し転がった様にしか見えない。
「コトハとマルコだね、覚えたよ。」
「じゃあ早速ダンジョンいくか!ならしで1Fだけ回る感じで。」
ジャスティンの提案で1階層だけ軽く周る事になった。一攫千金を狙う冒険者が多い為、意外と1階層は空いているのだ。
レッドランスの2人はすぐに琴葉と丸子の実力を目の当たりににするのだった。
☆
「・・・おかしいな、コトハは錬金術師だったよな?武神とかじゃないよな?」
「うん、マルコも異常に強いね、なにあれ?」
ダンジョンに潜った3人と1匹は、早速出現した魔物と戦ったところ琴葉と丸子が瞬殺し、更に眼に映る魔物全て琴葉と丸子がサーチアンドデストロイしていったのである。
これは[神代の迷宮]で琴葉と丸子がやっている日課である。やり過ぎて条件反射でやってしまうのである。ある意味職業病であった。
琴葉はある事に気がついた、このダンジョンの魔物は同じ種類でも神代の迷宮のより100倍くらい弱いと。
神代の迷宮は神話の時代から放置されてきたダンジョンなので魔物がとんでもなく強いのである。チートな琴葉は、あれが標準だと思っていたのである。
弱すぎるなぁ、と考えながら戦っていると、ついうっかり攻撃が外れてダンジョンの壁を壊してしまった。絶対に壊れないと言われているダンジョンの壁をである。
「「あ」」
レッドランスの2人はあり得ない出来事に思考が止まった。
「壊しちゃった!・・・ん?これオリハルコン?」
ひょいと持ち上げたダンジョンのかけら(3メートル程の塊)を見てみるとそれはオリハルコンだったのである。
魔力を通すと世界一硬くなると言われているオリハルコン。そのオリハルコンがダンジョンの魔力で破壊不可能な程硬化していた物を破壊した琴葉。
レッドランスの2人が考えるのをやめた理由もわかるだろう。
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