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第6章 ケンジの新しい生産力!
16話 超級ダンジョンへ⑥
しおりを挟む今回の話はマードックが死んだところからの続きです。
それではスタート!
*-----*-----*-----*-----*
「そんなうそだろ・・・」
「いやあ・・・マードック・・・」
オリヴィアはマードックを抱きかかえながらヒールを連発していたのだった。
「ヒール!ハイヒール!ハイヒール!」
マードックの顔色は死人のように青白く冷たいままであった。
「オリヴィア・・・」
「ご主人様!お願い・・・さっきの魔法をもう一回・・・お願いします・・・・マードックはまだ死んじゃいません!死ぬわけないんです・・・」
「オリヴィア・・・あの魔法は失敗したら2度とつかえ・・・え・・・な、何でマードックは身体が消滅しないんだ?」
「「「「「「え?」」」」」」
「ご主人様?・・・・今のはどうゆう事ですか?」
「それよりここはダンジョンだろ?死んだらダンジョンにすぐに吸収され装備だけ残るんじゃ・・・」
「「「「あ・・・」」」」
ここはダンジョンで誰しも死んでしまうとダンジョンに吸収されて体が消滅して消えてしまうはずである。だがマードックの体は普通の死人のように冷たくなっているだけでダンジョンに吸収されず残っているのである。
「ま、まさかマードックは生きているのか?」
「ご、ご主人様!」
ケンジは急いでマードックに【パーフェクトヒール】を唱えるのだった。するとマードックの顔色は赤みを差し心臓がドクンドクンと鼓動を開始し始めたのだった。
「ご、ゴホン!ゲㇹゲㇹゲㇹ・・・・!」
マードックがいきなり咳き込み意識を回復させたのだった。それを見たケンジ達は嬉しさのあまりマードックに抱きつき押し競まんじゅうのようになるのだった。
「マードックウウゥゥゥ~~~~~!」
オリヴィアは嬉しくて涙を流しながらマードックに頬擦りをして喜ぶのだった。
「な、なんだよ!姉貴やめろよ・・・」
「マードックお前・・・生きていて本当によかった・・・」
実はマードックは死んでいなかったのである。ビホルダーのブレスは吹雪で急激にマードックは身体を冷やされ一時的に冬眠状態になり心臓の鼓動の回数が普通の10分の1になっていたのだった。
それゆえにケンジ達は脈が止まってしまったと勘違いし蘇生魔法を使ったのだった。つまり生きている相手に蘇生魔法を使っても意味がないのである。
それにこの蘇生魔法【リザレクション】はダンジョンで死んだ場合役に立たないのである。このリザレクションは身体が残っていた場合にのみ蘇生可能だがダンジョンで死んだ場合身体が吸収され消滅するため死んでしまうと掛ける対象が無い為蘇生できないのである。
「マードック本当に良かった生きていてくれて・・・・俺はもう生きた心地がしなかったよ・・・」
「主・・・俺はいったいどうなっていたんだ?」
「マードックお前はあの魔物のブレスを受けて心臓が止まっていたというか、仮死状態になっていたと言った方があっているのか・・・よくわからんが死の一歩手前だったんだよ。」
「ええええ~~~~!」
「そうよ!お姉ちゃんあなたが死んじゃったかと思ったんだから!」
「そ、そうだったんか?主・・・・みんな・・・・心配かけてごめん!」
「いや・・・いいんだ。マードックが生きていてくれて本当によかったよ。」
「マードック・・・すまなかった・・・・俺が先走ってお前を・・・」
「ギル・・・よかったよ!お前が無事で。たぶんあのブレスお前が受けてたら多分俺と違って死んでたと思う。」
マードックの言う事は当たっていたのだった。マードックの防具はケンジが与えた防具であり色んなレジスト能力がつきHPが耐えたのである。ギルの防具はブリュンガスの町で買った防具を未だに使っていたため、あのブレスを食らっていたらギルは死んでいたはずである。
ギルはマードックのアタッカーとしての勘に救われたのだった。ケンジはこの事からやっぱり超級ダンジョンは革製の上級装備を作ってから挑むべきだと反省したのだった。
今回、マードックが死ななかったのは本当にただの幸運だっただけで一歩間違えれば死人が出ていてもおかしくなかったのである。
「みんな・・・今回俺が全部悪かった・・・今まで何の失敗もなく調子乗ってしまった・・・その調子が皆を危険にさらしてしまったんだ・・・本当にごめん・・・」
ケンジはその場でみんなに土下座をしたのだった。ギル達は慌てたのだった。なぜケンジが自分達に土下座する理由があるのかわからないでいたのである。
「ケンちゃん・・・」
「「「ご主人様!やめてください!」」」
「「「そうです!何で主(ご主人)が土下座するんですか?」」」
「俺はみんなにずっと油断するなと言っていたのに俺が調子に乗って・・・」
「そんなことありません!それを言うなら私が!」
「ギルは悪くない。まさかあんなブレスを吐くなんて誰も思わないだろ。」
「だったら主が悪いんじゃねじゃねえか。それに俺は運よく生き残れたし誰も悪くないだろ?」
「それにご主人様はマードックを蘇生しようとあんな凄い魔法も使おうとしてくださいました。わたしももっと強くなってご主人様のような蘇生魔法を使えるようになります。」
「オリヴィア・・・」
「はいはい!ケンちゃん反省会は家に帰ってやってよ。ここはボス部屋だよ。まだ油断しちゃダメ!まあ、あたし達が出て行かない限り安全だけど・・・」
ダンジョンのボス部屋は討伐し、討伐した人物が全員部屋から出ていくと数日したらまたボスが沸くのである。なのでそれまではセーフティーエリアとなり安全な部屋になるのである。
「わかったよ。」
マイはボスのビホルダーのドロップアイテムをケンジに見せたのだった。
「ケンちゃん見てよこの魔石!こんなの初めてだよ。」
マイの見せて来た魔石は1mほどある魔石でブルーに輝き綺麗だった。その他に目玉のようなものが大きいのが1つ小さいのが3つあった。
「こんなドロップアイテム何に使うんだ?」
「でも持って帰るんでしょ?勿体ないよ。」
「ああ、何に使えるのか調べてみるよ。たぶんこの魔物はギルドでも知らないと思うから値段が付けれないかもしれないな・・・」
「そうだギル宝箱の解除頼む。」
「あ!はい。任せてください。」
ギルは、10分ほどかかり宝箱の罠を解除し宝箱を開けたのだった。中にはパワースクロールが人数分入っており金貨3億ドゴンが入っていたのだった。
「すげええ~~~!パワークロール全部レジェンダリーばかりだぞ!」
「マードック!あんたはまた勝手に!」
オリヴィアはマードックがケンジの断りもなく宝物に触れたのをみて頭を叩くのだった。
「いてええ!姉貴いきなり叩くなよな!」
「あんたがご主人様に断りもなく宝箱の中を漁るからよ!」
それを見てケンジはいつものような感じに嬉しくなり笑うのだった。ケンジはパワースクロールを見てみんなに配ったのだった。
マイ 格闘術120.00
ギル 短剣術120.00
システィナ 音楽 120.00
プリム 槍術 120.00
オリヴィア 魔法 120.00
マードック 双剣術120.00
セイラ 信仰心120.00
これらのパワースクロールをみんなに配り終えケンジは満足げに微笑んだ。
「みんな後はそれらのスキルを成長させてくれよ。そしたら80レベルになったら3次職になれるはずだ。」
「あの・・・主のパワースクロールは?」
「ああ、今回はそれしか出てないな。」
ギル達が慌ててケンジにパワースクロールを返そうとするのだった。
「な、なんだお前達・・・」
「こんなの貰えませんよ!主の取り分が無いのに奴隷である私達がこんなお宝を貰えるわけがありません!」
ギルがそういうとみんな無言でうなずきケンジにパワースクロールを返そうとしてくるのだった。
「お前達の気持ちはわかるがこれはお前達が使うんだ。」
「そんなの無理ですよ。普通なら奴隷にこんなアイテム貰えないのが普通なのに、わたし達が取り分があって主が無いなんてありえないです。」
「あのなあ・・・よく考えろよ!今回の戦闘はどうだったんだ?確かに俺のミスでマードックは死にかけた・・・これは悪かったと思うがお前達は本当にこのパワースクロールをいらないと言うのか?」
「ですが・・・・」
「ギル。本当に俺の事を想うのであればそれを使ってもっと強くなってほしい!みんなもそうだぞ。」
ケンジは皆を見回し俺の報酬なんて鉱石を掘った分があるし気にすることなんてないと説明したのだった。
「「「「だけどご主人様・・・」」」」
プリム、システィナ、オリヴィア、セイラが話しかけてきた。
「こんなこと本来はあり得ないんですよ。主である人間がが宝箱のアイテムを一切貰わず奴隷に全部分け与えるなんて・・・」
「いいか?俺はいつも言っているだろ。お前達の立場は奴隷だがそうじゃないと、俺は本来ある奴隷の生活をお前達にしたことあったか?」
「それは絶対ないです。」
「だったらそれらを使ってもっと強くなって俺の役に立ってくれよ。それに俺は今回の戦闘でいろいろ学んだよ。この超級を攻略するにはまだまだ俺達はよわいってことをな・・・」
「ご主人様・・・・」
「だからな頼むよ!俺の事を思うのならみんなそれを使って3次職になって俺をサポートしてくれ。」
ケンジはギル達に頭を下げるのだった。ギル達はそれを見て慌ててケンジに止めてくれというのだった。ギル達はケンジのお願いに折れるしかなくそれぞれパワースクロールを使うのであった。
そして、ケンジ達は宝箱の中身をすべて回収し、魔法陣の上に立ち地上へと戻ったのであった。魔法陣で地上に戻ったところ兵士たちから驚かれ、守衛の団長が跳んできたのだった。
「ケ、ケンジ殿!まさか中ボスを?!」
「ああ、苦労したけど中に入り討伐してきたよ。」
「ホ・・・本当か?だが魔法陣に乗って帰って来たと言う事は中ボスを倒さなきゃ無理だし本当なんだよな?」
「ああ、たぶんこれで団長さんの言った通り魔物が落ち着くと思うよ。」
団長はケンジとマイの手を取り本当に涙を流しながら感謝して、そのあと団長はギル達皆の手も取って感謝の意を表し礼を言うのだった。
「それでケンジ殿・・・依頼の件だが・・・」
「ああ・・・それでしたら5階層までと自分から言ったのでそのままでいいですよ。」
「いや、そうじゃないんだ。ケンジ殿だからひょっとして中ボスを討伐して来てくれるんじゃないかと思い、ギルドの方にはもしケンジ殿が中ボス討伐した時には本来の依頼料を出せるように手続きしておいたから遠慮なく貰ってくれ。」
そういって団長は渋くウィンクしたのだった。ケンジは団長も抜け目無いなあと思い団長の行為を素直に受けることにしたのだった。
そしてケンジは帰ろうとしたら慌てて団長が引き止めてきたのだった。
「ああ!ケンジ殿待ってくれ。」
「え?まだなにか?」
「中の様子はどうだったのか聞かせてくれないか?」
ケンジは団長の申し出を快く引き受け丁寧に説明したのだった。その説明を聞くと団長は目を見開き、一階層にはスワンプドラゴンは当然いっぱいいたことを驚いたし、デスタランチュラウォーリアなんて見た事もない魔物が1階層に沸いていた事にも驚いていた。
そして9階層までの魔物を説明したところで団長は目を回し倒れてしまったのだった。そのあとのことは副団長に引き継ぎ10階層にはレサードラゴンが出た事を伝えると興奮し素材を見せてくれと言ってくるのだった。ケンジはドロップしたレサードラゴンの鱗を5枚出し見せたのだった。
「こ、これがドラゴンの鱗!すごい!」
副団長や兵士たちが驚くのも無理はなく普通に暮らしていたらドラゴンの鱗など手に取ることはできないのである。レサードラゴンはスワンプドラゴンと違い絶対人類には討伐する事など不可能なので本当に運のよい冒険者達が、生え変わった古い鱗を1枚だけ拾えることがありその確率は数十年に一回拾えるかどうかなのである。
ドラゴンの鱗がこんな風に5枚も眼前にあることは絶対に無いことなのである。ケンジのインベントリの中には千枚単位の鱗が入っていてそして1枚だけある逆鱗があるのだ。これをみせたらどんなことになるのだろうと思ってしまった。
「ケンジ殿そして中ボスはどんな魔物だったのだ?」
「多分皆さんにはわからないかと思うのですが・・・」
「うん?どういうことだ?」
「ビホルダーという魔物は知っておられますか?」
ケンジは簡単なイラストを描き説明したがやっぱり誰も知る者はいなかったのである。
「新種の魔物か?こいつはどういったものなんだ?」
「俺も詳しくはわからないのですが体長は5mほどでこの大きな本体にある目玉からはフィアの効果があり並みの冒険者だと恐怖でショック死するかもしれませんね。」
「並みの冒険者とは30レベルぐらいか?」
「そんなレベルだとこのダンジョンさえ入れないですよ。60レベルぐらいは欲しいですよ。」
「それは並みとは言わん!上級だ!」
ケンジは副団長の言う事はもっともだと反省するのだった。
「で、この触手の目玉なのですがそれぞれがデバフの効果があり、睨まれると猛毒、パラライズ、石化の効果があり、切断してもリジェネレートで瞬時に生えそろい回復速度はトロールを超えます。」
「なんだそれは!」
副団長が驚くのは無理もなかったのである。実質回復速度が高い代名詞といえばトロールしか思いつかず攻略方法は切断面を炎で焼き回復できないようにするのだが瞬時に生えそろうのであればそれも不可能だというのがわかる。それにその触手を攻撃するたびにデバフを受け続け耐えなければ行動不能になってしまうのである。
「そして最後の攻撃方法なのですが吹雪のブレスを吐きました。」
「なっ!ブレスだと・・・」
「だけどこいつの厄介な事は防御力ですね。」
「なんだその防御力って・・・」
「魔法攻撃が全くといって効かないんですよ。たぶん90%ぐらいはレジスト能力があるんじゃないかと・・・」
「な・・・90%だと・・・」
「そして物理攻撃は50%ほどレジストがありそのうえ与えたダメージの何%か跳ね返してきましてですね倒すのに苦労しましたよ。」
副団長と兵士はケンジの言葉に何も言えなくて口を開いたまま呆然とするしかなかったのである。だがケンジにも知らなかったことがあるのである、このビホルダーは中でも最弱に弱い部類であることを強い個体の成るとこの
ビホルダーは体長10mになり、この触手の本数が増えデバフ効果が追加されるのである。
その中でも強力なのが超能力や即死なんかもあるのである。そしてブレスは氷だけでなく炎や毒、麻痺、腐敗等
それぞれのブレスを吐くようになる個体もいるである。
「多分ですが団長さんの言った通り今回あのままダンジョンを放って置いたらいずれあいつも1階層に現れていたかもしれませんでしたね。」
「そんなことになっていたら・・・」
「まあ、その前にレサードラゴンが1階層に出てたかもしれませんが。」
副団長はケンジの説明に頭を抱えてしまったのだった。そして副団長はケンジの話を聞き王国に手紙を送りもっと人員を請求する申請をだすのだった。
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