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第9章 Freedom国の発展!
9話 ケンジの悩み④
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ケンジは、王都の奴隷商店に顔を出していたのだった。
「ケンジ様、お久しぶりでございます。今日も欠損奴隷をお求めですか?」
奴隷商人は、ケンジが来た事で売り物にならない商品が片付くと思い、笑顔で対応したのである。
「悪いな……今日は少し違うんだよ」
「それでは、どういったご用件で?」
「今まで、内政をしていた貴族で没落してしまった人間はいるかと思ってな」
「え?特別奴隷を買っていただけるのですか?」
「そういう事なんだが、そういった奴隷がいるかわからなくてな……」
奴隷商人は、その申し出に今までにない笑顔で対応してくれるのである。特別奴隷は基本、とんでもなく高価で、なかなか売れるものではないのだ。奴隷商人は、ケンジの要望通り没落してしまった貴族を連れてきた。
「この3人と、話をさせてもらえるか?」
「ええ!ええ!よろしいでございますよ」
ケンジは、5人いた元貴族のうち、3人を選び会話をお願いしたのだ。
「あなた達は、どうして没落してしまったのですか?」
3人とも善政をしていたのだが、正直者は損をするという事を絵にかいたような事で、没落してしまったそうだ。
少しぐらい、税収を増やせば借金が増えなかったのに片田舎に左遷され、それでも頑張っていたらしいが、凶作が襲い税収が滞り、なんとか資産を切り崩した結果没落したのだ。
そして、3人のうち一人は、自分の正妻だった人間もセットでの購入を条件に出していたのだった。
「あなたは、正妻だった妻も一緒に購入希望でしたよね?」
「はい!よろしくお願いします」
「正妻だった人間が、俺の奴隷になるのですが、本当に大丈夫なのですか?」
「ええ!近くにいるだけで自分は頑張れると思うのです!」
このセリフは、リンダとトニー、マーサとジーロの元夫婦の時と同じ理由だった。このお理由を聞き、面談は終わり奴隷商人が部屋に入ってきたのだった。
「ケンジ様!いかがでしょうか?」
「ああ!こちらの男性2名を購入したいと思います」
「なっ!なぜ私が外されたのですか?」
元妻と、一緒に購入希望していた元貴族は驚き、大きな声を出すのだった。
「理由は、元妻との同時購入希望だからだよ」
「ですが、妻の側でいたら頑張ると言ったではありませんか?」
「貴方は、自分の元妻が俺の奴隷になる辛さを分かっていない!いいか?自分が愛した元妻が、俺のものとなるんだぞ?その意味をもっとちゃんと考えた方がいいよ」
「ケンジ様!それではこの2名の奴隷でよろしいですか?」
奴隷商人は、元貴族の言葉を遮る様に商談を進めるのである。
「ああ!そうしてくれ」
「ま、待ってくれ!頼む……俺も一緒に……」
2名を残し、もう一人は奥へと連れて行かれたのだった。そして、さすがは特別奴隷で値段は3億ドゴンと高すぎる価格であったが、ケンジにとって3億は、はした金でポンと支払ったのである。
「それじゃ、二人ともこれからよろしく頼みます!」
「「はい!力の限りお手伝いさせていただきます」」
ケンジが、帰ろうとすると奴隷商人から引き止められてしまうのだった。
「あの……ケンジ様少しよろしいでしょうか?」
「なんだ?なんか嫌な予感しかしないのだが……」
「先ほどの元貴族の奴隷なのですが……」
「それは無理だぞ!金はあるが絶対購入はしないよ!」
ケンジは、くい気味に奴隷商人の言葉を、遮る様に断りを入れるのだった。
「いえ……そうではなくてですね。あの男の妻だけ購入して頂けませんか?いつも、ご利用してくれているケンジ様にならお安くしておきますから!」
「何言ってんだよ!あの元貴族は一緒の販売希望だったんだろ?特別奴隷はその辺の融通をきかせると聞いた事があるぞ」
「その、融通が今回の販売が失敗したので終わったのですよ。これで、わたしはあの元貴族の言う事を、聞かなくてもよくなったんですよ」
奴隷商人に言わせると、特別奴隷である貴族の言う事は聞かなければいけないのだが、永遠にその願いを聞くわけではなく、5回までの販売であって、それ以降はその融通は無効となるのである。
例えば、没落した貴族の女性が、購入したいと言ってきた人物が、気に入らなければ回避できるという条件だった場合、5回までその我儘を聞いて貰えるのである。ただし6回目以降は、その条件は無くなり、購入希望があれば奴隷商人は、その特別奴隷を売る事が出来るのである。
つまり、奴隷商人は先ほどの元貴族の要望を、聞かなくてもよくなり、ケンジに女性奴隷だけを進めてきたのだった。
「ちょっと待て!いくらなんでも、それはあまりに酷いだろ?」
「何を言っているのですか?この条件の為、売れる事は皆無だったのに、わたしは今まであの二人を、食わせてきたのですよ。どちらがひどいか!」
奴隷商人の言い分は、せっかくの特別奴隷なのに、二人合わせて購入希望となり、只でさえ高額なのにさらに、高額となり売れなかったのでイライラしていたのである。
「とりあえず、見てもらうだけでもいいので頼みますよ……」
商人の、押しの強さにはいつも負けてしまうケンジであった。すると奴隷商人は、一人の女性を連れてきたのである。
「こちらの奴隷となります」
その女性は、あのオッサンの妻にはあまりに若い女性だった。あの貴族が執着するだけあって、エリスに負けない程の美しさを持った女性であった。その女性は美しく可憐であった。だが、目が死んでいて世の中に絶望しているようだった。
「この女性と、二人で話させてもらえませんか?」
奴隷商人はシメタと思い、笑顔で先ほど購入した奴隷二人と部屋を出ていくのだった。
「少しいいかい?君は特別奴隷だろ?なんでそんな暗い表情をしているんだ?ここの暮らしは、そんなにつらいものだったのか?」
「あたしは、本来あの男の妻になるつもりはなかったのです……好きな人と無理やり引き離され、その挙句奴隷落ちしました……」
「なるほど……」
「そして、奴隷落ちしたのでその好きな相手が、あたしを購入する事となった時でさえ、あの男は自分も一緒に購入希望をたてたのです。そのおかげで購入金額が跳ね上がり、購入できなくなってしまったのです」
「そっか!ならその条件も無くなった事だから、その人が又買いに来たら、あんたの希望通りになるじゃないか。何でそんなに絶望しているんだ?」
「えーっと知らないのですか?特別奴隷はその日に購入を希望してお金がなかった場合、その主人は同じ奴隷を向こう5年間は購入できないのです」
「お金を揃えて、持ってきても無理なのか?」
「はい……一度購入が決まったのに、払えなかった場合のペナルティーらしいです。今ならあたしも若いですが、5年後となると奴隷商人が、あたしをこのままここに置いとくはずがないです」
「なるほどな……」
「あたしは、あの男から離れたい……これ以上付き纏われたくないのです!どうかあたしを購入してくれませんか?あの男から逃げ出したいのです!」
ケンジは美人にめっきり弱かったのだ。目をつむり考え込み話はじめたのである。
「君は何か得意なものはあるか?俺はさっきの二人を購入しに来たんだ。あの二人に負けず劣らず、何か自慢のできるものはあるか?それがあるなら購入を考えてもいいよ」
「だったら、あたしも結婚させられる前は、父の側で内政の仕事を手伝っていました。素人ではありますが経験は持っています」
「な、なに?それは本当か?」
「どこまでできるかわかりませんが、ご主人様の役には立てるかと思います!」
「わかった!君を採用しよう」
奴隷商人は、ドアの側で聞いていたらしく購入の言葉が聞こえた途端、部屋に入ってきたのだった。
「やはり、ケンジ様に相談してよかった!本当にありがとうございます!」
奴隷商人も、今までの維持費が取り戻せたと思い、終始笑顔だった。
そして、契約をすませたケンジ達は国へと帰っていったのだった。
「ムシュダルクさん!少しいいですか?」
「これは、ケンジ様どうかしたのですか?」
「元貴族の奴隷を購入してきました。この人達と協力して、内政を進めていただけますか?」
「なっ!特別奴隷を3人も購入したのですか⁉内政の為に?」
「ええ!内政のできる貴族の知り合いなんていないし、経験者と言えばこの方法しかないと思って……」
「ケンジ様……なぜ一言、私に相談をしていただけなかったのですか……」
「どういう事?」
「人員を、確保してくれたのは有り難いのですが……全然足りないのですよ。ケンジ様は他の人員も、没落した人間を買おうと思っているのですか?」
「いや……それはあまりに無駄遣いだよ。あとは、イチカ達のようなアンドロイドを、部下につけようと思っているよ」
「あの者達は、ゴーレムですよね?内政をやらせようと思っているのですか?」
「イチカ達はただのゴーレムじゃないですよ。知識と経験を吸収していく、言ってみれば成長していくヒューマンと同じようなゴーレムなんですよ」
「そ、それは本当ですか⁉」
「唯一の弱点と言えば、魔法を使えないことぐらいですよ。だから、ムシュダルクさん達の下につけていたら、自分でやる事を覚え、頼りになる人物になりますよ」
ケンジの言葉に、ムシュダルク達は空いた口が閉じず呆けてしまうのだった。
「ケンジ様、お久しぶりでございます。今日も欠損奴隷をお求めですか?」
奴隷商人は、ケンジが来た事で売り物にならない商品が片付くと思い、笑顔で対応したのである。
「悪いな……今日は少し違うんだよ」
「それでは、どういったご用件で?」
「今まで、内政をしていた貴族で没落してしまった人間はいるかと思ってな」
「え?特別奴隷を買っていただけるのですか?」
「そういう事なんだが、そういった奴隷がいるかわからなくてな……」
奴隷商人は、その申し出に今までにない笑顔で対応してくれるのである。特別奴隷は基本、とんでもなく高価で、なかなか売れるものではないのだ。奴隷商人は、ケンジの要望通り没落してしまった貴族を連れてきた。
「この3人と、話をさせてもらえるか?」
「ええ!ええ!よろしいでございますよ」
ケンジは、5人いた元貴族のうち、3人を選び会話をお願いしたのだ。
「あなた達は、どうして没落してしまったのですか?」
3人とも善政をしていたのだが、正直者は損をするという事を絵にかいたような事で、没落してしまったそうだ。
少しぐらい、税収を増やせば借金が増えなかったのに片田舎に左遷され、それでも頑張っていたらしいが、凶作が襲い税収が滞り、なんとか資産を切り崩した結果没落したのだ。
そして、3人のうち一人は、自分の正妻だった人間もセットでの購入を条件に出していたのだった。
「あなたは、正妻だった妻も一緒に購入希望でしたよね?」
「はい!よろしくお願いします」
「正妻だった人間が、俺の奴隷になるのですが、本当に大丈夫なのですか?」
「ええ!近くにいるだけで自分は頑張れると思うのです!」
このセリフは、リンダとトニー、マーサとジーロの元夫婦の時と同じ理由だった。このお理由を聞き、面談は終わり奴隷商人が部屋に入ってきたのだった。
「ケンジ様!いかがでしょうか?」
「ああ!こちらの男性2名を購入したいと思います」
「なっ!なぜ私が外されたのですか?」
元妻と、一緒に購入希望していた元貴族は驚き、大きな声を出すのだった。
「理由は、元妻との同時購入希望だからだよ」
「ですが、妻の側でいたら頑張ると言ったではありませんか?」
「貴方は、自分の元妻が俺の奴隷になる辛さを分かっていない!いいか?自分が愛した元妻が、俺のものとなるんだぞ?その意味をもっとちゃんと考えた方がいいよ」
「ケンジ様!それではこの2名の奴隷でよろしいですか?」
奴隷商人は、元貴族の言葉を遮る様に商談を進めるのである。
「ああ!そうしてくれ」
「ま、待ってくれ!頼む……俺も一緒に……」
2名を残し、もう一人は奥へと連れて行かれたのだった。そして、さすがは特別奴隷で値段は3億ドゴンと高すぎる価格であったが、ケンジにとって3億は、はした金でポンと支払ったのである。
「それじゃ、二人ともこれからよろしく頼みます!」
「「はい!力の限りお手伝いさせていただきます」」
ケンジが、帰ろうとすると奴隷商人から引き止められてしまうのだった。
「あの……ケンジ様少しよろしいでしょうか?」
「なんだ?なんか嫌な予感しかしないのだが……」
「先ほどの元貴族の奴隷なのですが……」
「それは無理だぞ!金はあるが絶対購入はしないよ!」
ケンジは、くい気味に奴隷商人の言葉を、遮る様に断りを入れるのだった。
「いえ……そうではなくてですね。あの男の妻だけ購入して頂けませんか?いつも、ご利用してくれているケンジ様にならお安くしておきますから!」
「何言ってんだよ!あの元貴族は一緒の販売希望だったんだろ?特別奴隷はその辺の融通をきかせると聞いた事があるぞ」
「その、融通が今回の販売が失敗したので終わったのですよ。これで、わたしはあの元貴族の言う事を、聞かなくてもよくなったんですよ」
奴隷商人に言わせると、特別奴隷である貴族の言う事は聞かなければいけないのだが、永遠にその願いを聞くわけではなく、5回までの販売であって、それ以降はその融通は無効となるのである。
例えば、没落した貴族の女性が、購入したいと言ってきた人物が、気に入らなければ回避できるという条件だった場合、5回までその我儘を聞いて貰えるのである。ただし6回目以降は、その条件は無くなり、購入希望があれば奴隷商人は、その特別奴隷を売る事が出来るのである。
つまり、奴隷商人は先ほどの元貴族の要望を、聞かなくてもよくなり、ケンジに女性奴隷だけを進めてきたのだった。
「ちょっと待て!いくらなんでも、それはあまりに酷いだろ?」
「何を言っているのですか?この条件の為、売れる事は皆無だったのに、わたしは今まであの二人を、食わせてきたのですよ。どちらがひどいか!」
奴隷商人の言い分は、せっかくの特別奴隷なのに、二人合わせて購入希望となり、只でさえ高額なのにさらに、高額となり売れなかったのでイライラしていたのである。
「とりあえず、見てもらうだけでもいいので頼みますよ……」
商人の、押しの強さにはいつも負けてしまうケンジであった。すると奴隷商人は、一人の女性を連れてきたのである。
「こちらの奴隷となります」
その女性は、あのオッサンの妻にはあまりに若い女性だった。あの貴族が執着するだけあって、エリスに負けない程の美しさを持った女性であった。その女性は美しく可憐であった。だが、目が死んでいて世の中に絶望しているようだった。
「この女性と、二人で話させてもらえませんか?」
奴隷商人はシメタと思い、笑顔で先ほど購入した奴隷二人と部屋を出ていくのだった。
「少しいいかい?君は特別奴隷だろ?なんでそんな暗い表情をしているんだ?ここの暮らしは、そんなにつらいものだったのか?」
「あたしは、本来あの男の妻になるつもりはなかったのです……好きな人と無理やり引き離され、その挙句奴隷落ちしました……」
「なるほど……」
「そして、奴隷落ちしたのでその好きな相手が、あたしを購入する事となった時でさえ、あの男は自分も一緒に購入希望をたてたのです。そのおかげで購入金額が跳ね上がり、購入できなくなってしまったのです」
「そっか!ならその条件も無くなった事だから、その人が又買いに来たら、あんたの希望通りになるじゃないか。何でそんなに絶望しているんだ?」
「えーっと知らないのですか?特別奴隷はその日に購入を希望してお金がなかった場合、その主人は同じ奴隷を向こう5年間は購入できないのです」
「お金を揃えて、持ってきても無理なのか?」
「はい……一度購入が決まったのに、払えなかった場合のペナルティーらしいです。今ならあたしも若いですが、5年後となると奴隷商人が、あたしをこのままここに置いとくはずがないです」
「なるほどな……」
「あたしは、あの男から離れたい……これ以上付き纏われたくないのです!どうかあたしを購入してくれませんか?あの男から逃げ出したいのです!」
ケンジは美人にめっきり弱かったのだ。目をつむり考え込み話はじめたのである。
「君は何か得意なものはあるか?俺はさっきの二人を購入しに来たんだ。あの二人に負けず劣らず、何か自慢のできるものはあるか?それがあるなら購入を考えてもいいよ」
「だったら、あたしも結婚させられる前は、父の側で内政の仕事を手伝っていました。素人ではありますが経験は持っています」
「な、なに?それは本当か?」
「どこまでできるかわかりませんが、ご主人様の役には立てるかと思います!」
「わかった!君を採用しよう」
奴隷商人は、ドアの側で聞いていたらしく購入の言葉が聞こえた途端、部屋に入ってきたのだった。
「やはり、ケンジ様に相談してよかった!本当にありがとうございます!」
奴隷商人も、今までの維持費が取り戻せたと思い、終始笑顔だった。
そして、契約をすませたケンジ達は国へと帰っていったのだった。
「ムシュダルクさん!少しいいですか?」
「これは、ケンジ様どうかしたのですか?」
「元貴族の奴隷を購入してきました。この人達と協力して、内政を進めていただけますか?」
「なっ!特別奴隷を3人も購入したのですか⁉内政の為に?」
「ええ!内政のできる貴族の知り合いなんていないし、経験者と言えばこの方法しかないと思って……」
「ケンジ様……なぜ一言、私に相談をしていただけなかったのですか……」
「どういう事?」
「人員を、確保してくれたのは有り難いのですが……全然足りないのですよ。ケンジ様は他の人員も、没落した人間を買おうと思っているのですか?」
「いや……それはあまりに無駄遣いだよ。あとは、イチカ達のようなアンドロイドを、部下につけようと思っているよ」
「あの者達は、ゴーレムですよね?内政をやらせようと思っているのですか?」
「イチカ達はただのゴーレムじゃないですよ。知識と経験を吸収していく、言ってみれば成長していくヒューマンと同じようなゴーレムなんですよ」
「そ、それは本当ですか⁉」
「唯一の弱点と言えば、魔法を使えないことぐらいですよ。だから、ムシュダルクさん達の下につけていたら、自分でやる事を覚え、頼りになる人物になりますよ」
ケンジの言葉に、ムシュダルク達は空いた口が閉じず呆けてしまうのだった。
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