575 / 621
第10章 Freedom国、経済の中心へ!
122話 偵察
しおりを挟む
ケンジは、ようやく自分の手が空き、ホネストの町にやってくることができていた。そして、教会の収容所を見て唖然としていた。
「こ、これは……」
「はい……これが今の薬物投与された国民の状態なのです」
そこには、数百人単位の人間がベットに固定され、薬物を抜く治療が行なわれていた。
「何故、クリアランスを使わない?」
「ば、馬鹿な事を!そんな高階位の魔法、誰がポンポン使えるというのですか?」
「はぁあ?そんな事言っている場合か?こんなにも犠牲者が増えているんだぞ?このままでは医療崩壊してもおかしくないじゃないか!」
「ケンジ様の言いたいことは分かります。しかし、治療が出来たとして、その人間の後の人生が終わってもよろしいのですか?」
「どういうことだよ?」
「治療費の問題です!クリアランスを、唱えてもらった人間に支払う能力などありません!」
「ゥぐ……」
「それに、この大麻草の恐ろしい所は使った人間が再発することにあります」
「なんでだよ!クリアランスで治っているはずだろ?」
「その人間に問題はありません!売人が接触してくることにあるのです」
「あっ……」
「お分かりになりましたか?実に巧みに話しかけられ、又その道に引きずりこまれるのです」
「だったら、どうするんだよ?」
「だから、このように薬が抜けるまで、本人の記憶に刻み込まないといけないとおもいます」
「記憶に刻み込む?」
「えぇ!薬物に犯された場合治療はこんなにもつらいと、体に刻み込まないといけないのです。仮に魔法で簡単に治療した場合、この辛さは分かりません」
「だから、あえて自然に薬物が抜けるまで完全看護で治療しているというのか?」
「はい……それでも、又ここにやってくる人間はいるということです」
「そんなバカな……こんなことしてたら減るどころか、その前にあんた達が過労で倒れてしまうぞ!」
「それは分かっています!でも誰かがやらなきゃいけないのです」
「あんた達の覚悟はわかったよ。だけど、いずれFreedom国からエリクサーの援助をするから、それまで頑張ってくれ」
「エリクサー⁉この人数分を用意?それにそんな事しても又!」
「ああ!わかっている。再発者が増加すると言いたいのだろ?」
「ええ!その通りです。だから、その提案はありがたいのですが、無駄に終わるのがわかるので遠慮させていただきたいのです」
「まあ、そんな急いで結論を出すな!要は再発が少なくなればいいんだろ?」
「そんな簡単にいくものなのですか?」
「つまりだ!売人を何とかし、Freedom国領にある自生している大麻をどうにかしたらいいんだ」
「それこそ大変ではありませんか?」
「まあ、上手く行くかどうかは俺達の仕事だ!貴方達はもう少し頑張ってくれ!」
「分かりました……期待半分以下で待っています」
ケンジは、ホネストの町の惨状や、他の町でも大麻草の被害者が増えてきている現状に頭を悩ました。そこに、ローゼンベルグがケンジの書斎に報告書を上げてきた。
「失礼します!」
「ローゼンベルクか?どうだった?」
「はい!何も問題はなく、ムンシャート支店の支店長も、ケンジ様には感謝しきれないと言っていました」
「そうか。NFGになって、クリーンな状態で頑張る支店長が増えてきて俺もうれしいよ」
「それと、ムンシャートの町でも不穏な情報は出て来ませんでした」
「そうか!ご苦労だったな。いつもありがとう」
「そんな勿体ないお言葉……それで、こちらが報告書にまとめた資料です」
ローゼンベルグは、ケンジに報告書を見せたのである。
「へえ、こんな小さな町なのに大きな採取工場があるんだな」
「ええ!この町の利益の20%を占めているようです」
「20%!そいつは凄いな!経営者はどんな人なんだ?」
「NFGでも詳しくは分からないみたいで、経営者はグドンという者らしいです」
「なんでNFGが詳しく知らないんだよ?町の主要産業なんだろ?」
「はい。そう聞いてますが、何でも人付き合いが苦手な人物だと聞いています」
「そうなのか。ならしょうがないのか……」
「まあ、税金はちゃんと納めている優良経営者だと言っていましたよ」
「ふ~ん!わかった。戻っていいよ。ご苦労様!」
「はっ!」
ローゼンベルグは、ケンジにそう言われて書斎を後にしたのだった。
一方、ムンシャートの町では、はぐれ者の組織グレーマンの長、ガルドランとグドンが話し合っていた。
ガルドランは身の丈2mの大男で、顔に刀傷があり頭は剥げていて、太った醜い人間であった。グドンと組んで大麻草で一財産築いた密売人である。
「がははははは!鳳凰騎士団が来たときは焦ったが、やはり気づいていなかったみたいだな!」
「まあ、こんな小さな町ですからね。こんなとこに密売のアジトがあるとは思いもしませんよ」
「確かにそうだな!ここから、ホネストの町に裏ルートで輸送し、乾燥大麻を売りまくったからな」
「しかし、ガルドランさん!」
「なんだ?」
「次からはもっと拡散して販売をしてください!あの町で売り過ぎた為、足元がつきそうになったというではありませんか」
「悪りぃ悪りぃ!ちょっと調子に乗り過ぎた。あまりに売れるもんでよう!それにしても、こんなものに金を出す人間の思考はやっぱわからねえな」
「まったくです!ですが、このおかげで財産が増えるばかりです」
「まちげえねえな!がははははははは!」
「ほんとうですね!ははははは!」
「それと、話は変わるがお前のとこにいるあの女いい女じゃねえか!」
「どの女ですか?」
「いつもうちに納品している女だよ」
「ああ!あの女ですか?」
「なんともいえねえ艶っぽい!なんかそそるよなあ」
「ですがあの女は二人の子持ちですぜ」
「そんなのは関係ねえよ。一回抱きてえんだがいいか?」
「まあ、一回ぐらいならいいですよ。親分にはお世話になっていますからね」
「そうか!じゃあ今度の納品の時楽しみにしておくぜ」
「存分に楽しんでくださいよ。しかし、やり過ぎて壊さないでくださいよ。私のお気に入りなんですから」
「わかったわかった!注意しておくよ」
ガルドランとグドンは、鳳凰騎士団が何もせずあっさり帰った事に気をよくして、二人してゲスイ話しで盛り上がっていた。
ケンジは、ムンシャートの町のグドンの店が気になっていた。
「ローゼリア、いるか?」
「はい、ここに!」
ローゼリアは、10年経ち美しい女性へとなっていた。ブラックスペンサーの諜報部隊見習いだった10歳の少女は、今やモデル級の美女になり、ケンジの側で諜報員として活躍していたのである。
「ちょっと、頼みたいことがある」
「なんなりと!」
「この、ムンシャートの町のグドンと言う男を調べてほしい」
「何か問題でも?」
「俺の勘みたいなものだが、この町の規模でこれだけの売り上げはちょっとな……」
「ですが、ケンジ様もFreedom店で十分あげていたかと」
「ああ!Freedom店はテンペの町で大きい町だったろ?それに俺の店は雑貨店で色んな物を売っていた。しかし、グドンの店は採取した薬草専門店だろ?あの小さな町でこの売り上げは異常だと思わないか?」
「た、確かに……」
「まあ、問題が無ければそれでいいいんだが、ちょっとひっかかるんだよな」
「わかりました!すぐに調べてまいります」
「ああ!無理だけはするなよ。危険と判断したら深追いは絶対にするな!」
「はっ!」
ローゼリアは、そう言い残し忍者のようにその姿を消したのだった。
「こ、これは……」
「はい……これが今の薬物投与された国民の状態なのです」
そこには、数百人単位の人間がベットに固定され、薬物を抜く治療が行なわれていた。
「何故、クリアランスを使わない?」
「ば、馬鹿な事を!そんな高階位の魔法、誰がポンポン使えるというのですか?」
「はぁあ?そんな事言っている場合か?こんなにも犠牲者が増えているんだぞ?このままでは医療崩壊してもおかしくないじゃないか!」
「ケンジ様の言いたいことは分かります。しかし、治療が出来たとして、その人間の後の人生が終わってもよろしいのですか?」
「どういうことだよ?」
「治療費の問題です!クリアランスを、唱えてもらった人間に支払う能力などありません!」
「ゥぐ……」
「それに、この大麻草の恐ろしい所は使った人間が再発することにあります」
「なんでだよ!クリアランスで治っているはずだろ?」
「その人間に問題はありません!売人が接触してくることにあるのです」
「あっ……」
「お分かりになりましたか?実に巧みに話しかけられ、又その道に引きずりこまれるのです」
「だったら、どうするんだよ?」
「だから、このように薬が抜けるまで、本人の記憶に刻み込まないといけないとおもいます」
「記憶に刻み込む?」
「えぇ!薬物に犯された場合治療はこんなにもつらいと、体に刻み込まないといけないのです。仮に魔法で簡単に治療した場合、この辛さは分かりません」
「だから、あえて自然に薬物が抜けるまで完全看護で治療しているというのか?」
「はい……それでも、又ここにやってくる人間はいるということです」
「そんなバカな……こんなことしてたら減るどころか、その前にあんた達が過労で倒れてしまうぞ!」
「それは分かっています!でも誰かがやらなきゃいけないのです」
「あんた達の覚悟はわかったよ。だけど、いずれFreedom国からエリクサーの援助をするから、それまで頑張ってくれ」
「エリクサー⁉この人数分を用意?それにそんな事しても又!」
「ああ!わかっている。再発者が増加すると言いたいのだろ?」
「ええ!その通りです。だから、その提案はありがたいのですが、無駄に終わるのがわかるので遠慮させていただきたいのです」
「まあ、そんな急いで結論を出すな!要は再発が少なくなればいいんだろ?」
「そんな簡単にいくものなのですか?」
「つまりだ!売人を何とかし、Freedom国領にある自生している大麻をどうにかしたらいいんだ」
「それこそ大変ではありませんか?」
「まあ、上手く行くかどうかは俺達の仕事だ!貴方達はもう少し頑張ってくれ!」
「分かりました……期待半分以下で待っています」
ケンジは、ホネストの町の惨状や、他の町でも大麻草の被害者が増えてきている現状に頭を悩ました。そこに、ローゼンベルグがケンジの書斎に報告書を上げてきた。
「失礼します!」
「ローゼンベルクか?どうだった?」
「はい!何も問題はなく、ムンシャート支店の支店長も、ケンジ様には感謝しきれないと言っていました」
「そうか。NFGになって、クリーンな状態で頑張る支店長が増えてきて俺もうれしいよ」
「それと、ムンシャートの町でも不穏な情報は出て来ませんでした」
「そうか!ご苦労だったな。いつもありがとう」
「そんな勿体ないお言葉……それで、こちらが報告書にまとめた資料です」
ローゼンベルグは、ケンジに報告書を見せたのである。
「へえ、こんな小さな町なのに大きな採取工場があるんだな」
「ええ!この町の利益の20%を占めているようです」
「20%!そいつは凄いな!経営者はどんな人なんだ?」
「NFGでも詳しくは分からないみたいで、経営者はグドンという者らしいです」
「なんでNFGが詳しく知らないんだよ?町の主要産業なんだろ?」
「はい。そう聞いてますが、何でも人付き合いが苦手な人物だと聞いています」
「そうなのか。ならしょうがないのか……」
「まあ、税金はちゃんと納めている優良経営者だと言っていましたよ」
「ふ~ん!わかった。戻っていいよ。ご苦労様!」
「はっ!」
ローゼンベルグは、ケンジにそう言われて書斎を後にしたのだった。
一方、ムンシャートの町では、はぐれ者の組織グレーマンの長、ガルドランとグドンが話し合っていた。
ガルドランは身の丈2mの大男で、顔に刀傷があり頭は剥げていて、太った醜い人間であった。グドンと組んで大麻草で一財産築いた密売人である。
「がははははは!鳳凰騎士団が来たときは焦ったが、やはり気づいていなかったみたいだな!」
「まあ、こんな小さな町ですからね。こんなとこに密売のアジトがあるとは思いもしませんよ」
「確かにそうだな!ここから、ホネストの町に裏ルートで輸送し、乾燥大麻を売りまくったからな」
「しかし、ガルドランさん!」
「なんだ?」
「次からはもっと拡散して販売をしてください!あの町で売り過ぎた為、足元がつきそうになったというではありませんか」
「悪りぃ悪りぃ!ちょっと調子に乗り過ぎた。あまりに売れるもんでよう!それにしても、こんなものに金を出す人間の思考はやっぱわからねえな」
「まったくです!ですが、このおかげで財産が増えるばかりです」
「まちげえねえな!がははははははは!」
「ほんとうですね!ははははは!」
「それと、話は変わるがお前のとこにいるあの女いい女じゃねえか!」
「どの女ですか?」
「いつもうちに納品している女だよ」
「ああ!あの女ですか?」
「なんともいえねえ艶っぽい!なんかそそるよなあ」
「ですがあの女は二人の子持ちですぜ」
「そんなのは関係ねえよ。一回抱きてえんだがいいか?」
「まあ、一回ぐらいならいいですよ。親分にはお世話になっていますからね」
「そうか!じゃあ今度の納品の時楽しみにしておくぜ」
「存分に楽しんでくださいよ。しかし、やり過ぎて壊さないでくださいよ。私のお気に入りなんですから」
「わかったわかった!注意しておくよ」
ガルドランとグドンは、鳳凰騎士団が何もせずあっさり帰った事に気をよくして、二人してゲスイ話しで盛り上がっていた。
ケンジは、ムンシャートの町のグドンの店が気になっていた。
「ローゼリア、いるか?」
「はい、ここに!」
ローゼリアは、10年経ち美しい女性へとなっていた。ブラックスペンサーの諜報部隊見習いだった10歳の少女は、今やモデル級の美女になり、ケンジの側で諜報員として活躍していたのである。
「ちょっと、頼みたいことがある」
「なんなりと!」
「この、ムンシャートの町のグドンと言う男を調べてほしい」
「何か問題でも?」
「俺の勘みたいなものだが、この町の規模でこれだけの売り上げはちょっとな……」
「ですが、ケンジ様もFreedom店で十分あげていたかと」
「ああ!Freedom店はテンペの町で大きい町だったろ?それに俺の店は雑貨店で色んな物を売っていた。しかし、グドンの店は採取した薬草専門店だろ?あの小さな町でこの売り上げは異常だと思わないか?」
「た、確かに……」
「まあ、問題が無ければそれでいいいんだが、ちょっとひっかかるんだよな」
「わかりました!すぐに調べてまいります」
「ああ!無理だけはするなよ。危険と判断したら深追いは絶対にするな!」
「はっ!」
ローゼリアは、そう言い残し忍者のようにその姿を消したのだった。
21
あなたにおすすめの小説
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
DIYと異世界建築生活〜ギャル娘たちとパパの腰袋チート
みーくん
ファンタジー
気づいたら異世界に飛ばされていた、おっさん大工。
唯一の武器は、腰につけた工具袋——
…って、これ中身無限!?釘も木材もコンクリも出てくるんだけど!?
戸惑いながらも、拾った(?)ギャル魔法少女や謎の娘たちと家づくりを始めたおっさん。
土木工事からリゾート開発、果てはダンジョン探索まで!?
「異世界に家がないなら、建てればいいじゃない」
今日もおっさんはハンマー片手に、愛とユーモアと魔法で暮らしをDIY!
建築×育児×チート×ギャル
“腰袋チート”で異世界を住みよく変える、大人の冒険がここに始まる!
腰活(こしかつっ!)よろしくお願いします
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる