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15話 病室での奇跡
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クロスは、ギルドを出てオウカがいる治療室に急いだ。
(オウカ、大丈夫だよな?)
クロスは、オウカの側に居たかったが、説明が長引いたので心の中で苛立っていた。治療室の中は、人がいっぱいでオウカがどこにいるのか分からなかった。ヒーラや医者に聞こうにも、忙しそうにバタバタしている為、聞ける雰囲気ではなかったのだ。
「お!クロスじゃないか?どうしたこんなところで?」
声をかけてきたのは、同じ冒険者でスタンピードの方を担当していた冒険者で、体中包帯だらけだった。
「お前大丈夫か?」
「いや大丈夫とは言えんが、クロスのおかげで生き残る事が出来たよ。ありがとな」
「いや、お前の方こそご苦労様。今回はみんなのおかげで、災害が回避できた。冒険者みんなのおかげだよ」
「ははっ……お前らしい感想だ。お前はそういうが生き残った冒険者は、みんなクロスのおかげだと思っているよ」
「ありがとな。それより、オウカが見当たらないんだ……」
「いや……俺にはちょっと分からないな……」
すると、その話を聞いていた別の冒険者が、オウカはSランクでデストロールを担当したという事で、特別処置室の方だと教えてくれた。
「オウカなら、ここじゃない処置室だぞ」
「そうか、教えてくれてありがとう」
「おう!早く行ってやりな」
クロスは、急いで特別処置室の方に移動した。するとそこには、オウカが腰のあたりに包帯を巻かれて横になっていた。
「オウカ!」
「なんですか!ここは病室です!静かにしてください!」
クロスは、看護員に怒られてしまった。
「クロス……来てくれたのね……ありがとう」
「遅くなって悪かったな」
「クロス、ごめんね……」
「何でオウカが謝るんだよ。俺は無事に生き残ってくれて嬉しいよ。早く治して、また一緒に生活できたらと思っているよ」
すると、オウカや看護員達は暗く沈んだ。
「どうした?」
「あの、クロスさんちょっとよろしいですか?」
「なんだよ?」
横から、看護員が話しかけてきた。
「さきほど、オウカさんにもお話したのですが、オウカさんはこの先歩けることはないのです」
その言葉を聞き、オウカは涙が流れたのだった。
「オウカさんは、デストロールに捕獲された時に強く握られた事で腰を痛めた後、5mの高さから落ちたと聞きました。その時、神経を痛めたらしく下半身が動かなくなったのです」
「だが、魔法で治るんじゃないのか?」
「それが……」
看護員の話では、このような事はまれだというのだが、神経が切断された状態でヒールを唱えた為、外傷は治ったのだが内傷までヒールが追い付かず神経が切れた状態になっているそうで、ここから治すとなれば高位のヒーラーに治療費を払わないといけない事になり、そのヒーラーに頼むとなると、国家魔法師団の団長クラスじゃないとどうしようもないとの事だった。
「クロス……あたし達別れましょう。このままだとあなたに迷惑がかかる事になるわ……」
「馬鹿な事言ってな。オウカ俺はお前と別れるつもりなんかないよ。一生一緒だと約束しただろ?」
「だけど、あたしは一生歩けないんだよ。このままだと、クロスの足手まといになるから……」
「何言ってんだよ。俺だって今までギルドのお荷物だったじゃないか?俺に任せろ!」
「でも……」
その話を聞き、看護員は二人の愛の強さを感じてニッコリ微笑んだのだ。そして、クロスはオウカに【ヒール】を唱えたのだ。
「ヒール」
クロスの唱えたヒールは、輝きが他の人間の物とは違っていた。
「えっ⁉な、何この輝きは?クロスさんあなた、ヒールが使えるのですか?でも、魔法師団長クラスの魔法スキルが無いと無理ですよ」
看護員は、クロスに説明したのだった。すると、オウカが寝たきりだったのに、ベットから起き上がったのだ。
「う、嘘でしょ⁉クロスさん、あなたは一体……」
看護員は、今起こった状況が信じられなくて、口を鯉のようにパクパクさせたのだった。
「クロスぅ~~~!」
オウカは立ち上がり、クロスに抱きついたのだった。クロスはオウカを抱き止めて、オウカの頭を優しく撫でていたのだった。
「ク、クロスさん、どういう事ですか?あの重症を治療してしまうだなんて!」
クロスにとって、この結果は当たり前だった。クロスの魔法は魔王6レベルだったからである。
「さてと、オウカの怪我も治ったし、」
「ちょ、ちょっと待ってください。クロスさん!」
看護員は、クロスの協力を要請しようと思ったが、それより早くこのように言った
「他の重傷者も治してしまうかな」
そして、クロスは他のヒーラーが治療できない重傷者全てにヒールを唱え、全てを治してしまった。
「お、俺の腕が!」
「俺の足も!」
「み、見えるぞ!」
クロスは欠損患者や、重傷者を重点にヒールを唱えた。それにより全員を元通りにしてしまったのだった。
「す、すごい!」
「き、奇跡だ!」
怪我が治った冒険者達は、クロスに何度もお礼を言ったのだった。そして、顔色が曇ったのだった。
「そ、それで、金はいくらほど支払えばいい?」
ここで奮闘しているヒーラーは全員ボランティアではない。ヒールを唱える事で仕事にしているのである。つまり、クロスに治療をしてもらったという事は、治療費を支払わないといけない。こんな欠損した治療費は当然支払えるはずがないので、顔を曇らせたのだ。
「今回の治療費は100ゴルドでよろしくな」
「はっ⁉100と言ったのか?100万の間違いじゃなくてか?」
欠損治療なら100万でも安いぐらいで、1000万以上請求されても普通はおかしくないのだ。だから、治してもらった人間は困惑していたのだ。
「別にいいよ。今回、俺達は協力して災害を退けた仲間なんだからな」
「だけど……俺達は、今までクロスに対し、足手まといとか酷い事を言って来たじゃないか……」
「まあ、実際そうだったからしょうがないよ。もし納得いかないのなら、今度俺とオウカが困ったことが起こったら助けてくれたらいいからさ」
「わかったよ。この恩はありがたく受け取らせていただくぜ。何か困った事があったら、いつでも俺達テンペストを頼ってくれ!」
「ああ!その時はよろしくな」
クロスは、治療した冒険者達と握手したのだった。
(オウカ、大丈夫だよな?)
クロスは、オウカの側に居たかったが、説明が長引いたので心の中で苛立っていた。治療室の中は、人がいっぱいでオウカがどこにいるのか分からなかった。ヒーラや医者に聞こうにも、忙しそうにバタバタしている為、聞ける雰囲気ではなかったのだ。
「お!クロスじゃないか?どうしたこんなところで?」
声をかけてきたのは、同じ冒険者でスタンピードの方を担当していた冒険者で、体中包帯だらけだった。
「お前大丈夫か?」
「いや大丈夫とは言えんが、クロスのおかげで生き残る事が出来たよ。ありがとな」
「いや、お前の方こそご苦労様。今回はみんなのおかげで、災害が回避できた。冒険者みんなのおかげだよ」
「ははっ……お前らしい感想だ。お前はそういうが生き残った冒険者は、みんなクロスのおかげだと思っているよ」
「ありがとな。それより、オウカが見当たらないんだ……」
「いや……俺にはちょっと分からないな……」
すると、その話を聞いていた別の冒険者が、オウカはSランクでデストロールを担当したという事で、特別処置室の方だと教えてくれた。
「オウカなら、ここじゃない処置室だぞ」
「そうか、教えてくれてありがとう」
「おう!早く行ってやりな」
クロスは、急いで特別処置室の方に移動した。するとそこには、オウカが腰のあたりに包帯を巻かれて横になっていた。
「オウカ!」
「なんですか!ここは病室です!静かにしてください!」
クロスは、看護員に怒られてしまった。
「クロス……来てくれたのね……ありがとう」
「遅くなって悪かったな」
「クロス、ごめんね……」
「何でオウカが謝るんだよ。俺は無事に生き残ってくれて嬉しいよ。早く治して、また一緒に生活できたらと思っているよ」
すると、オウカや看護員達は暗く沈んだ。
「どうした?」
「あの、クロスさんちょっとよろしいですか?」
「なんだよ?」
横から、看護員が話しかけてきた。
「さきほど、オウカさんにもお話したのですが、オウカさんはこの先歩けることはないのです」
その言葉を聞き、オウカは涙が流れたのだった。
「オウカさんは、デストロールに捕獲された時に強く握られた事で腰を痛めた後、5mの高さから落ちたと聞きました。その時、神経を痛めたらしく下半身が動かなくなったのです」
「だが、魔法で治るんじゃないのか?」
「それが……」
看護員の話では、このような事はまれだというのだが、神経が切断された状態でヒールを唱えた為、外傷は治ったのだが内傷までヒールが追い付かず神経が切れた状態になっているそうで、ここから治すとなれば高位のヒーラーに治療費を払わないといけない事になり、そのヒーラーに頼むとなると、国家魔法師団の団長クラスじゃないとどうしようもないとの事だった。
「クロス……あたし達別れましょう。このままだとあなたに迷惑がかかる事になるわ……」
「馬鹿な事言ってな。オウカ俺はお前と別れるつもりなんかないよ。一生一緒だと約束しただろ?」
「だけど、あたしは一生歩けないんだよ。このままだと、クロスの足手まといになるから……」
「何言ってんだよ。俺だって今までギルドのお荷物だったじゃないか?俺に任せろ!」
「でも……」
その話を聞き、看護員は二人の愛の強さを感じてニッコリ微笑んだのだ。そして、クロスはオウカに【ヒール】を唱えたのだ。
「ヒール」
クロスの唱えたヒールは、輝きが他の人間の物とは違っていた。
「えっ⁉な、何この輝きは?クロスさんあなた、ヒールが使えるのですか?でも、魔法師団長クラスの魔法スキルが無いと無理ですよ」
看護員は、クロスに説明したのだった。すると、オウカが寝たきりだったのに、ベットから起き上がったのだ。
「う、嘘でしょ⁉クロスさん、あなたは一体……」
看護員は、今起こった状況が信じられなくて、口を鯉のようにパクパクさせたのだった。
「クロスぅ~~~!」
オウカは立ち上がり、クロスに抱きついたのだった。クロスはオウカを抱き止めて、オウカの頭を優しく撫でていたのだった。
「ク、クロスさん、どういう事ですか?あの重症を治療してしまうだなんて!」
クロスにとって、この結果は当たり前だった。クロスの魔法は魔王6レベルだったからである。
「さてと、オウカの怪我も治ったし、」
「ちょ、ちょっと待ってください。クロスさん!」
看護員は、クロスの協力を要請しようと思ったが、それより早くこのように言った
「他の重傷者も治してしまうかな」
そして、クロスは他のヒーラーが治療できない重傷者全てにヒールを唱え、全てを治してしまった。
「お、俺の腕が!」
「俺の足も!」
「み、見えるぞ!」
クロスは欠損患者や、重傷者を重点にヒールを唱えた。それにより全員を元通りにしてしまったのだった。
「す、すごい!」
「き、奇跡だ!」
怪我が治った冒険者達は、クロスに何度もお礼を言ったのだった。そして、顔色が曇ったのだった。
「そ、それで、金はいくらほど支払えばいい?」
ここで奮闘しているヒーラーは全員ボランティアではない。ヒールを唱える事で仕事にしているのである。つまり、クロスに治療をしてもらったという事は、治療費を支払わないといけない。こんな欠損した治療費は当然支払えるはずがないので、顔を曇らせたのだ。
「今回の治療費は100ゴルドでよろしくな」
「はっ⁉100と言ったのか?100万の間違いじゃなくてか?」
欠損治療なら100万でも安いぐらいで、1000万以上請求されても普通はおかしくないのだ。だから、治してもらった人間は困惑していたのだ。
「別にいいよ。今回、俺達は協力して災害を退けた仲間なんだからな」
「だけど……俺達は、今までクロスに対し、足手まといとか酷い事を言って来たじゃないか……」
「まあ、実際そうだったからしょうがないよ。もし納得いかないのなら、今度俺とオウカが困ったことが起こったら助けてくれたらいいからさ」
「わかったよ。この恩はありがたく受け取らせていただくぜ。何か困った事があったら、いつでも俺達テンペストを頼ってくれ!」
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クロスは、治療した冒険者達と握手したのだった。
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