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17話 暁の捕縛
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ガナッシュ達は、わめき散らしながら剣を振っていた。
「くっそおおおおおおお!ラナベルの奴めAランクのくせに!」
「ガナッシュ、早くラナベルを追うわよ」
「わかった!」
ガナッシュ達は、急いでキャンプ道具を片づけようとしたら、マジックバックが無い事に気づいた。
「な、ない!」
「ガナッシュどうした?」
「マジックバックがない!」
「なんだと?」
「ま、まさか、ラナベルが……」
「きいいいい!ラナベル、あのバックはパーティーのアイテムなのに!」
「急いで戻って、ラナベルを捕らえるぞ」
ガナッシュ達は、急いでその場を後にした。
「ここが、浅い階層で良かったわ……」
ラナベルは、隠密を使い忍び足でダンジョンから出ようとしていた。このスキルがあるため、魔物に見つかることがなかった。
そして、ラナベルは今まで拠点にしていた町には寄らず、そのまま逆方向へと向かったのだった。
「どうせ、ガナッシュの事だわ。馬鹿正直に町に向かうでしょう……その間に遠くまで逃げてやるわ!」
ラナベルは、他の町で暁の脱退を手続きすればいいと思っていた。その為に、ガナッシュからマジックバックを盗んだのだから。バックの中には5人分の食料が入っているので十分旅は出来たのだ。
それから数時間後、ガナッシュ達がダンジョンから出てきた。
「くっそおおおおお!何で魔物があんなに強いんだ……」
ガナッシュ達は装備のグレードが落ちて、クロスの仲間支援も無くなっていて、今までのような力技で押し切る事が出来なくなっていた。その上、ラナベルもいなくなりダンジョンの罠に注意しながら、ゆっくり進行しないといけなくなり、あり得ない程ゆっくりじゃないと先に進めなかったのだ。
「ガナッシュ、ラナベルは町に戻った思うか?」
「あいつの私物が宿屋にあったはずだろ?」
「だけど、町に戻ると思う?」
「アルーシェの言う事も最もだが、もしいなかったとしてもギルドに寄る!そして、ラナベル情報を得た方が早いだろ」
「確かにそうね。やみくもに他の町に行っても見つかるとは思わないわ。私もガナッシュの意見に賛成ね」
マリアも、ガナッシュの意見に賛成した。そして、ガナッシュ達は取り敢えず急いで町の戻ったのだった。これの選択は、ガナッシュ達にとって最悪のものとなる。
ガナッシュ達が町に近づくと、町の雰囲気が違っていた。そして、城門にきた時、衛兵達がガナッシュを取り囲んだのだった。
「貴様達、暁のメンバーだな?」
「そうだが?これは一体どういうつもりで、俺達を取り囲んでいる?」
「貴様達にはある容疑がかけられている。大人しくしてもらおう」
「ちょっと待て!クロスの事なら、もう賠償金は払っておとがめなしに……」
「何を言っている?お前達には事情聴取をさせてもらいたい!」
「何を言っているんだ?こんな取り囲んで事情聴取も何もないだろう?」
ガナッシュ達は、剣を抜き抵抗する構えを見せた。
「抵抗する気か?大人しくした方が身のためだぞ?」
衛兵達には連絡が行き、兵舎から兵士達が飛び出し、ガナッシュ達を取り囲んだのだった。
「いったいどうなっている!俺達が何をやったんだ?」
「それを取り調べる。大人しくしろ!」
「うるせえぇ!そんな意味不明な為に従えるか!」
すると城門から、ギルドマスターが出てきたのだった。
「ガナッシュ!お前達、本当にとんでもない事をしてくれたな」
「「「「ギルドマスター!」」」」
「ギルドマスターからもなんとか言ってくれ!俺達には、こんな事をされる言われは無いってな」
「ギルドは、お前達【暁】を最重要凶悪犯と認定している」
「はぁあ?俺達が何で?」
「お前達は手を出してはいけない魔物に手を出したとギルドは認定した。お前達は、その心当たりがあるであろう」
「あっ……」
「心当たりがあるのだな?」
「だ、だから何だっていうんだよ!」
「お前達がいない間に、それがきっかけでスタンピードが起こった。下手をしたら、町は滅亡していたと言ったらどうする?」
「嘘をつくな!スタンピードが起こったのなら、町は何で無事なんだ?」
「そうだ!嘘をつくならもっとましな嘘をつけ!」
「そうよ!あたし達が町を離れて、そんなに日が経っていないわ!」
「そうです!スタンピードならそんな早く収まるはずがないわ!」
「そう思うのは無理もないが、デストロールに手を出したことは認めるんだな?」
「そ、それは……」
「何故?手を出した!あいつには手を出してはならんと、ギルドで注意勧告されていたのを知らなかったわけではあるまい!」
「うるせぇ!あれもこれもクロスが悪ぃんだ!」
「何を訳の分からんことを言っている。クロスは暁にはいなかったはずだ」
「だからだよ!」
「そうよ!あんな足手まといがいなくなって、【暁】の真の実力を試したのよ!」
「アルーシェ……何が真の実力だ!あいつを討伐するなら、国の軍隊が出動するぐらいの魔物だと分かっていたはずだ!いたずらにちょっかいをかけるなら放置しろと、ギルドで決められていただろうが!」
「だから、あたし達の実力を測るのなら、あいつがちょうどいいと思ったんでしょ!」
「それで、ボロボロにやられてたら意味が無いだろうが!お前達の自分勝手な行動で町が滅びかけたのだぞ!」
「ふん!滅んでないだろうが!何をムキになっているんだ!」
「お前達は、一度クロスの温情で罪が軽くなったのに、それを無下にしやがって……」
「ハンッ!そのクロスの温情がムカつくんだよ!あんな足手まといに、なんで俺達が情けを掛けられなきゃならん!俺達のプライドが傷つけられたんだぞ!そんなの許されるはずがないだろ!」
「そんなプライドの為に……」
「冒険者は、プライドを傷つけられたんじゃやってられねえんだよ!あんな奴、ダンジョンでくたばってればよかったんだ!」
「黙れ!貴様達には領主様から処罰が下される!覚悟しろ!」
「馬鹿な事を、ギルドは国や領主から手の出せない組織じゃなかったのかよ!」
「馬鹿な事を!お前達はギルドの決まり事を無視して、領主様が治める町を危険にさらしたんだ!ギルドはお前達を守る義理などない!最高凶悪犯罪者として、領主様に引き渡すに決まっておる!」
そして、衛兵と冒険者に囲まれたパーティー暁は、呆気なく捕縛されてしまったのだった。
「くっそおおおおおおお!ラナベルの奴めAランクのくせに!」
「ガナッシュ、早くラナベルを追うわよ」
「わかった!」
ガナッシュ達は、急いでキャンプ道具を片づけようとしたら、マジックバックが無い事に気づいた。
「な、ない!」
「ガナッシュどうした?」
「マジックバックがない!」
「なんだと?」
「ま、まさか、ラナベルが……」
「きいいいい!ラナベル、あのバックはパーティーのアイテムなのに!」
「急いで戻って、ラナベルを捕らえるぞ」
ガナッシュ達は、急いでその場を後にした。
「ここが、浅い階層で良かったわ……」
ラナベルは、隠密を使い忍び足でダンジョンから出ようとしていた。このスキルがあるため、魔物に見つかることがなかった。
そして、ラナベルは今まで拠点にしていた町には寄らず、そのまま逆方向へと向かったのだった。
「どうせ、ガナッシュの事だわ。馬鹿正直に町に向かうでしょう……その間に遠くまで逃げてやるわ!」
ラナベルは、他の町で暁の脱退を手続きすればいいと思っていた。その為に、ガナッシュからマジックバックを盗んだのだから。バックの中には5人分の食料が入っているので十分旅は出来たのだ。
それから数時間後、ガナッシュ達がダンジョンから出てきた。
「くっそおおおおお!何で魔物があんなに強いんだ……」
ガナッシュ達は装備のグレードが落ちて、クロスの仲間支援も無くなっていて、今までのような力技で押し切る事が出来なくなっていた。その上、ラナベルもいなくなりダンジョンの罠に注意しながら、ゆっくり進行しないといけなくなり、あり得ない程ゆっくりじゃないと先に進めなかったのだ。
「ガナッシュ、ラナベルは町に戻った思うか?」
「あいつの私物が宿屋にあったはずだろ?」
「だけど、町に戻ると思う?」
「アルーシェの言う事も最もだが、もしいなかったとしてもギルドに寄る!そして、ラナベル情報を得た方が早いだろ」
「確かにそうね。やみくもに他の町に行っても見つかるとは思わないわ。私もガナッシュの意見に賛成ね」
マリアも、ガナッシュの意見に賛成した。そして、ガナッシュ達は取り敢えず急いで町の戻ったのだった。これの選択は、ガナッシュ達にとって最悪のものとなる。
ガナッシュ達が町に近づくと、町の雰囲気が違っていた。そして、城門にきた時、衛兵達がガナッシュを取り囲んだのだった。
「貴様達、暁のメンバーだな?」
「そうだが?これは一体どういうつもりで、俺達を取り囲んでいる?」
「貴様達にはある容疑がかけられている。大人しくしてもらおう」
「ちょっと待て!クロスの事なら、もう賠償金は払っておとがめなしに……」
「何を言っている?お前達には事情聴取をさせてもらいたい!」
「何を言っているんだ?こんな取り囲んで事情聴取も何もないだろう?」
ガナッシュ達は、剣を抜き抵抗する構えを見せた。
「抵抗する気か?大人しくした方が身のためだぞ?」
衛兵達には連絡が行き、兵舎から兵士達が飛び出し、ガナッシュ達を取り囲んだのだった。
「いったいどうなっている!俺達が何をやったんだ?」
「それを取り調べる。大人しくしろ!」
「うるせえぇ!そんな意味不明な為に従えるか!」
すると城門から、ギルドマスターが出てきたのだった。
「ガナッシュ!お前達、本当にとんでもない事をしてくれたな」
「「「「ギルドマスター!」」」」
「ギルドマスターからもなんとか言ってくれ!俺達には、こんな事をされる言われは無いってな」
「ギルドは、お前達【暁】を最重要凶悪犯と認定している」
「はぁあ?俺達が何で?」
「お前達は手を出してはいけない魔物に手を出したとギルドは認定した。お前達は、その心当たりがあるであろう」
「あっ……」
「心当たりがあるのだな?」
「だ、だから何だっていうんだよ!」
「お前達がいない間に、それがきっかけでスタンピードが起こった。下手をしたら、町は滅亡していたと言ったらどうする?」
「嘘をつくな!スタンピードが起こったのなら、町は何で無事なんだ?」
「そうだ!嘘をつくならもっとましな嘘をつけ!」
「そうよ!あたし達が町を離れて、そんなに日が経っていないわ!」
「そうです!スタンピードならそんな早く収まるはずがないわ!」
「そう思うのは無理もないが、デストロールに手を出したことは認めるんだな?」
「そ、それは……」
「何故?手を出した!あいつには手を出してはならんと、ギルドで注意勧告されていたのを知らなかったわけではあるまい!」
「うるせぇ!あれもこれもクロスが悪ぃんだ!」
「何を訳の分からんことを言っている。クロスは暁にはいなかったはずだ」
「だからだよ!」
「そうよ!あんな足手まといがいなくなって、【暁】の真の実力を試したのよ!」
「アルーシェ……何が真の実力だ!あいつを討伐するなら、国の軍隊が出動するぐらいの魔物だと分かっていたはずだ!いたずらにちょっかいをかけるなら放置しろと、ギルドで決められていただろうが!」
「だから、あたし達の実力を測るのなら、あいつがちょうどいいと思ったんでしょ!」
「それで、ボロボロにやられてたら意味が無いだろうが!お前達の自分勝手な行動で町が滅びかけたのだぞ!」
「ふん!滅んでないだろうが!何をムキになっているんだ!」
「お前達は、一度クロスの温情で罪が軽くなったのに、それを無下にしやがって……」
「ハンッ!そのクロスの温情がムカつくんだよ!あんな足手まといに、なんで俺達が情けを掛けられなきゃならん!俺達のプライドが傷つけられたんだぞ!そんなの許されるはずがないだろ!」
「そんなプライドの為に……」
「冒険者は、プライドを傷つけられたんじゃやってられねえんだよ!あんな奴、ダンジョンでくたばってればよかったんだ!」
「黙れ!貴様達には領主様から処罰が下される!覚悟しろ!」
「馬鹿な事を、ギルドは国や領主から手の出せない組織じゃなかったのかよ!」
「馬鹿な事を!お前達はギルドの決まり事を無視して、領主様が治める町を危険にさらしたんだ!ギルドはお前達を守る義理などない!最高凶悪犯罪者として、領主様に引き渡すに決まっておる!」
そして、衛兵と冒険者に囲まれたパーティー暁は、呆気なく捕縛されてしまったのだった。
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