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19話 勧誘
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ガナッシュ達が、牢屋で項垂れていたころ、町の英雄になったクロスは今までとは違う生活をしていた。
「クロス。今日は何をする?」
「そうだな。これなんかどうだ?」
「いいね!サーベルタイガーの牙4本で50万ゴルドか。実入りが大きいね」
クロスとオウカのパーティーは、すっかりギルドのあこがれになっていた。デストロールを討伐した次の日から、4人パーティーが次々に引き抜きにやってきて勧誘してきていたのだった。
しかし、低姿勢で勧誘してくる人間達ばかりならいいが、冒険者家業というのは舐められたら終わりというところもあるので、上から言ってくる人間もいた。
「なあ、あんたがクロスか?」
「ああ、そうだがなんか用か?」
「俺達は【ドラゴンの翼】でAランクパーティーで隣町を拠点としているパーティーだ」
「それはそれはご丁寧にどうも」
クロスは、又勧誘かと思いスルーしようとした。
「俺達のパーティーに入れてやるから一緒に来い!」
「俺達は、オウカと二人だけで十分だ。断る!」
「そうか!いい判断だ。それな……なんだと⁉俺達ドラゴンの翼の誘いを断るだと?」
「ああ!俺達はお前達のの助けはいらないと言っている。お引き取りを願おうか」
「ばかな!俺達はAランクパーティーだぞ?お前達だって実入りは多くなるはずだ」
「いやいや、Aランクパーティーならオウカより下じゃねえか。Sランクパーティーでも断る」
「馬鹿な事を!お前はEランクだろ?パーティーとしては俺達より下だ!大人しく言う事を聞け!」
「なんだ?Aランクパーティーが俺達に寄生するつもりなのか?」
「な、なんだと!俺達が寄生だと?」
「そうじゃねえか。俺達はデストロールを討伐した程の実力があるんだ。ランクがお前達より下のをいいことに、言う事を聞かせようと思っていたのだろう?」
「事実、お前達のパーティーはBランクで、俺達よりしたじゃねえか!」
「ランクはあくまでも目安でしかない。実力はお前達では役不足だ」
「なんだと!俺達が役不足と言ったのか?」
「ああ!ちょっと煽ったら頭に血がのぼる所も小者だよ!」
「決闘だ!俺達が小者だと!俺達が勝ったら言う事を聞いて、俺達のパーティーに吸収してもらおう!」
「はぁあ?そんなメリットのない決まり切った勝負受けるかよ」
「決まりきっただと?俺達が負けるとでもいうのか?」
「当たり前だろ?勝負にすらならん!」
「き、貴様ぁーーー!言わしておけば!」
ドラゴンの翼は、ギルド内で武器を抜きかけた。その様子を、見ていた周りの冒険者は緊張が走った。
「待ちなさい!ギルド内で武器を抜く事は規約違反ですよ。勝負なら決闘場でつけなさい!」
ギルド受付嬢が、ドラゴンの翼を怒鳴りつけたのだった。 そして、クロス達の意見はスルーされ、決闘の準備がされたのだった。
「面倒臭ぇな……」
「クロスが悪いんだよ。あんな煽らなくたって……」
「いやいや、最初は丁寧に断っただろ?あいつ等が上から言ってきただけだ」
「あいつ等も不幸ね……クロスに喧嘩を売った事を後悔すればいいわ」
「まあ、早く終わらせて依頼をやろうぜ」
ギルドの地下にある決闘場はすでに盛り上がっていた。観客はほぼ全員がクロスに賭けており、クロスの勝ちを確信していたからだ。
「ルールの説明をします。今回の決闘は何でもあり!死んだ場合でも罪には問われません。ドラゴンの翼が勝った場合、クロスとオウカはドラゴンの翼に奴隷として加入されます」
「なんですって⁉そんなの聞いてないわ!」
「静粛に!今はもうルールの説明で決定事項です!」
「そ、そんな!」
「まあ、いいじゃないか。俺が負けるわけないだろ?」
「そりゃそうだけど……納得いかないわ」
「クロスオウカのペアパーティーが勝った場合、ドラゴンの翼が800万ゴルド支払う事になります」
「「「「な、何だと⁉」」」」
「そんなの聞いてない!」
ドラゴンの翼のメンバー全員は寝耳に水だった。クロスが勝った時の条件は200万ゴルドだったはずなのに、4倍になっていたからだ。
「静粛にしなさい‼この条件ですでに受理されていると言っているではありませんか!」
「き、貴様ぁ卑怯だぞ?」
「どの口でほざいている。お前達も奴隷という事を言ってなかっただろ?それに、俺はパーティーで200万ゴルドなんていつ言った?一人200万ゴルドに決まっているだろ?」
「「「「ぬぐぐぐぐぐ……」」」」
ドラゴンの翼のメンバーは何も言えなかった。しかしこれで絶対に負けれないと気合を入れ直したのだった。
「オウカは後ろで休んでくれてたらいいよ?」
「じゃあ、そうさせてもらうわ……一応、いつでも飛び出す準備はしておくけど出番はなさそうだものね」
「両者よろしいですか?」
前に出てきたのは、クロス一人だったのでドラゴンの翼のメンバーは更に頭に血が上ったのだった。
「俺達4人に一人で戦うつもりか!」
「なめやがって!」
「公開させてやる!」
「あいつ等を絶対奴隷にしてやるからな」
「始め!」
決闘開始の合図で、ドラゴンの翼4人が遠距離攻撃を仕掛けてきた。リーダーともう一人は剣技のスラッシュ。魔法使いの二人はエアカッターとストーンバレットを飛ばしてきたのだった。
クロスは、その攻撃に対しエアシールドを張り、剣技と魔法を拡散させてしまったのだった。
「「「「なにぃ!」」」」
「俺達4人の技を⁉」
クロスは、4人の目の前から姿を消したのだった。
「ど、どこに行った?」
クロスのステータスは2000を超えている。つまり、剣技とか魔法を使わなくてもステータスの差で勝負はすでに決まっているようなものである。
いきなり、魔法使いの前に現れたクロスに固まってしまった。クロスは魔法使いの2人に腹パンを軽く入れたが、2人は何が起こったのか分からず壁まで吹っ飛び気絶してしまった。
「「ぐはっ!」」
「貴様、いつの間に!」
ドラゴンの翼のリーダーと剣士はクロスに突っ込み、剣を素早く振りぬいた。本来ならクロスの胴は真っ二つになってもおかしくない程、その剣技は鋭い。しかし、クロスはすべてをかわしていた。
「な、何故当たらない!」
「く、くっそおおおお!」
「おいおい!さっきまでの威勢はどうした?俺はまだ剣すら抜いてないぞ?」
「馬鹿にするな!」
「本気でやれええええ!」
「じゃあ、少しだけ本気出してやるよ」
クロスは涼しい顔をして、ドラゴンの翼の二人の攻撃をかわしつつ少しだけ本気になった。
「はああああああ!」
クロスの武神のスキルは、全ての武器を扱え、格闘術も又達人レベルである。
クロスは、足を地につけ思いっきり踏み込み腰からひねり力を拳に伝え突き切ったのだ。その力は3tともなり、ドラゴンの翼の二人は吹っ飛んだのだった。
二人の胸には、クロスの拳大の跡が陥没したように残っていた。
「勝負あり!クロスの勝利!」
観客席からは歓声が上がった!
「クロスの奴すげえええ!」
「俺にはクロスがどうやって勝ったかわからなかったぜ」
「俺はあいつのパンチは受けたくなくなったぜ……」
「どういうことだ?」
「あいつ等の胸を見てみろよ」
「あっ!」
「俺はあいつのパンチを見たとき寒気がしたぜ……」
「あいつ等に関わるのはこうして賭け事で勝ったときのみにしてえぜ」
「それは確かだな。わはははははは!」
クロスの実力はこうして、冒険者達に知れ渡る事になったのだった。
「クロス。今日は何をする?」
「そうだな。これなんかどうだ?」
「いいね!サーベルタイガーの牙4本で50万ゴルドか。実入りが大きいね」
クロスとオウカのパーティーは、すっかりギルドのあこがれになっていた。デストロールを討伐した次の日から、4人パーティーが次々に引き抜きにやってきて勧誘してきていたのだった。
しかし、低姿勢で勧誘してくる人間達ばかりならいいが、冒険者家業というのは舐められたら終わりというところもあるので、上から言ってくる人間もいた。
「なあ、あんたがクロスか?」
「ああ、そうだがなんか用か?」
「俺達は【ドラゴンの翼】でAランクパーティーで隣町を拠点としているパーティーだ」
「それはそれはご丁寧にどうも」
クロスは、又勧誘かと思いスルーしようとした。
「俺達のパーティーに入れてやるから一緒に来い!」
「俺達は、オウカと二人だけで十分だ。断る!」
「そうか!いい判断だ。それな……なんだと⁉俺達ドラゴンの翼の誘いを断るだと?」
「ああ!俺達はお前達のの助けはいらないと言っている。お引き取りを願おうか」
「ばかな!俺達はAランクパーティーだぞ?お前達だって実入りは多くなるはずだ」
「いやいや、Aランクパーティーならオウカより下じゃねえか。Sランクパーティーでも断る」
「馬鹿な事を!お前はEランクだろ?パーティーとしては俺達より下だ!大人しく言う事を聞け!」
「なんだ?Aランクパーティーが俺達に寄生するつもりなのか?」
「な、なんだと!俺達が寄生だと?」
「そうじゃねえか。俺達はデストロールを討伐した程の実力があるんだ。ランクがお前達より下のをいいことに、言う事を聞かせようと思っていたのだろう?」
「事実、お前達のパーティーはBランクで、俺達よりしたじゃねえか!」
「ランクはあくまでも目安でしかない。実力はお前達では役不足だ」
「なんだと!俺達が役不足と言ったのか?」
「ああ!ちょっと煽ったら頭に血がのぼる所も小者だよ!」
「決闘だ!俺達が小者だと!俺達が勝ったら言う事を聞いて、俺達のパーティーに吸収してもらおう!」
「はぁあ?そんなメリットのない決まり切った勝負受けるかよ」
「決まりきっただと?俺達が負けるとでもいうのか?」
「当たり前だろ?勝負にすらならん!」
「き、貴様ぁーーー!言わしておけば!」
ドラゴンの翼は、ギルド内で武器を抜きかけた。その様子を、見ていた周りの冒険者は緊張が走った。
「待ちなさい!ギルド内で武器を抜く事は規約違反ですよ。勝負なら決闘場でつけなさい!」
ギルド受付嬢が、ドラゴンの翼を怒鳴りつけたのだった。 そして、クロス達の意見はスルーされ、決闘の準備がされたのだった。
「面倒臭ぇな……」
「クロスが悪いんだよ。あんな煽らなくたって……」
「いやいや、最初は丁寧に断っただろ?あいつ等が上から言ってきただけだ」
「あいつ等も不幸ね……クロスに喧嘩を売った事を後悔すればいいわ」
「まあ、早く終わらせて依頼をやろうぜ」
ギルドの地下にある決闘場はすでに盛り上がっていた。観客はほぼ全員がクロスに賭けており、クロスの勝ちを確信していたからだ。
「ルールの説明をします。今回の決闘は何でもあり!死んだ場合でも罪には問われません。ドラゴンの翼が勝った場合、クロスとオウカはドラゴンの翼に奴隷として加入されます」
「なんですって⁉そんなの聞いてないわ!」
「静粛に!今はもうルールの説明で決定事項です!」
「そ、そんな!」
「まあ、いいじゃないか。俺が負けるわけないだろ?」
「そりゃそうだけど……納得いかないわ」
「クロスオウカのペアパーティーが勝った場合、ドラゴンの翼が800万ゴルド支払う事になります」
「「「「な、何だと⁉」」」」
「そんなの聞いてない!」
ドラゴンの翼のメンバー全員は寝耳に水だった。クロスが勝った時の条件は200万ゴルドだったはずなのに、4倍になっていたからだ。
「静粛にしなさい‼この条件ですでに受理されていると言っているではありませんか!」
「き、貴様ぁ卑怯だぞ?」
「どの口でほざいている。お前達も奴隷という事を言ってなかっただろ?それに、俺はパーティーで200万ゴルドなんていつ言った?一人200万ゴルドに決まっているだろ?」
「「「「ぬぐぐぐぐぐ……」」」」
ドラゴンの翼のメンバーは何も言えなかった。しかしこれで絶対に負けれないと気合を入れ直したのだった。
「オウカは後ろで休んでくれてたらいいよ?」
「じゃあ、そうさせてもらうわ……一応、いつでも飛び出す準備はしておくけど出番はなさそうだものね」
「両者よろしいですか?」
前に出てきたのは、クロス一人だったのでドラゴンの翼のメンバーは更に頭に血が上ったのだった。
「俺達4人に一人で戦うつもりか!」
「なめやがって!」
「公開させてやる!」
「あいつ等を絶対奴隷にしてやるからな」
「始め!」
決闘開始の合図で、ドラゴンの翼4人が遠距離攻撃を仕掛けてきた。リーダーともう一人は剣技のスラッシュ。魔法使いの二人はエアカッターとストーンバレットを飛ばしてきたのだった。
クロスは、その攻撃に対しエアシールドを張り、剣技と魔法を拡散させてしまったのだった。
「「「「なにぃ!」」」」
「俺達4人の技を⁉」
クロスは、4人の目の前から姿を消したのだった。
「ど、どこに行った?」
クロスのステータスは2000を超えている。つまり、剣技とか魔法を使わなくてもステータスの差で勝負はすでに決まっているようなものである。
いきなり、魔法使いの前に現れたクロスに固まってしまった。クロスは魔法使いの2人に腹パンを軽く入れたが、2人は何が起こったのか分からず壁まで吹っ飛び気絶してしまった。
「「ぐはっ!」」
「貴様、いつの間に!」
ドラゴンの翼のリーダーと剣士はクロスに突っ込み、剣を素早く振りぬいた。本来ならクロスの胴は真っ二つになってもおかしくない程、その剣技は鋭い。しかし、クロスはすべてをかわしていた。
「な、何故当たらない!」
「く、くっそおおおお!」
「おいおい!さっきまでの威勢はどうした?俺はまだ剣すら抜いてないぞ?」
「馬鹿にするな!」
「本気でやれええええ!」
「じゃあ、少しだけ本気出してやるよ」
クロスは涼しい顔をして、ドラゴンの翼の二人の攻撃をかわしつつ少しだけ本気になった。
「はああああああ!」
クロスの武神のスキルは、全ての武器を扱え、格闘術も又達人レベルである。
クロスは、足を地につけ思いっきり踏み込み腰からひねり力を拳に伝え突き切ったのだ。その力は3tともなり、ドラゴンの翼の二人は吹っ飛んだのだった。
二人の胸には、クロスの拳大の跡が陥没したように残っていた。
「勝負あり!クロスの勝利!」
観客席からは歓声が上がった!
「クロスの奴すげえええ!」
「俺にはクロスがどうやって勝ったかわからなかったぜ」
「俺はあいつのパンチは受けたくなくなったぜ……」
「どういうことだ?」
「あいつ等の胸を見てみろよ」
「あっ!」
「俺はあいつのパンチを見たとき寒気がしたぜ……」
「あいつ等に関わるのはこうして賭け事で勝ったときのみにしてえぜ」
「それは確かだな。わはははははは!」
クロスの実力はこうして、冒険者達に知れ渡る事になったのだった。
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