20 / 60
20話 暁の灯火
しおりを挟む
クロスは、ドラゴンの翼に勝った。その結果にオウカは嬉しくてクロスに抱きついてきた。
「クロス、やったね!」
「当たり前だろ?そんなに喜ばなくともいいと思うが……」
「だって、負けたらあいつ等の奴隷になるところだったんだよ」
「まあ、そうだったんだけどな。でも、デストロールを討伐出来たんだぞ?」
「でも、嬉しいからいいじゃない!」
クロスは、Aランクのパーティーに一人で勝てたことに何か違和感を覚えていた。そして、ドラゴンの翼は医療隊に運ばれて治療されたのだった。ドラゴンの翼は、800万ゴルドという借金を背負う事になり、奴隷に落とされたのだった。
クロス達は、決闘の手続きを取った後依頼をこなそうと思ったが、時間がけっこうかかった事で、明日にすることにした。
そして、クロス達二人は家に帰宅したのだった。
「ねえ、クロスさっきからどうしたの?なんか変だよ……」
「うん……」
「ねえ、どうしたのよ?1人で抱え込まないでよ。今はあたしがいるでしょ?」
オウカは、クロスの事が心配で近づき話を聞こうとした。クロスは、今までこんなに自分の事をしてくれる女性がいなかったので嬉しくなった。
「オウカありがとな。俺自身が戸惑っているだけだから……」
「戸惑っているって?」
「ああ……このプラチナ貨4枚もそうなんだが、1枚で100万ゴルドだ」
「そうね」
「俺は、あのダンジョンで職業が覚醒してからガラッと変わって、今までならこんな額のお金なんか見たことなかった。日々の生活でやっとだったんだ」
「そ、そうなんだ……」
「だから、オウカのような子が俺の彼女になってくれた事や、ギルドに顔を出したら他の冒険者達が声をかけてくれることも信じられなくてな」
「何かクロスらしいね」
「どういう事だ?」
「だって、普通はそんな状況が180度変わったら、少しは調子に乗ったりするものよ。だけど、クロスは戸惑っているって言っているじゃない」
「こんなに変わったら普通は戸惑うものだろ?」
「今まで、あたしの周りにいた冒険者は違うよ。冒険者は、確かに稼げる職業だけど、初心者の時はその日を食べるのも苦労するのは分かっているよね?」
「そりゃ、今までの俺がそうだったからな」
「だけど、一定のランクにあがれば依頼報酬が跳ね上がるでしょ?」
「まあ、そうだな」
「すると今まで我慢してたものが外れる冒険者がいっぱいいるのよ。それこそ、毎晩のように酒場で飲んだり、女を囲ったり色々ね」
「……」
「そんな冒険者はそんな生活を忘れられなくなり、報酬の良い依頼を受けるようになるわ」
「でも、強盗をしないからいいじゃないか。自分の金で豪遊するんだろ?」
「それが調子に乗るというのよ」
「どういう事だ?」
「つまり遊びたいがため、自分の実力以上の依頼を受ける事で依頼に失敗し、違約金を払えず奴隷に堕ちる冒険者をあたしはいっぱい見てきたわ。でも、奴隷に堕ちるのはまだ運がいいと言えるわ」
「奴隷に堕ちるのがいい方?」
「そうよ。実力以上の魔物に挑んで戦死って事もあるし、結局遊ぶ金欲しさに盗賊に堕ちて冒険者に退治され、犯罪奴隷に堕ち鉱山に送られる事もあるんだよ」
「な、なるほど」
「そういう風にならず、堅実に依頼をこなす事が出来る冒険者が上にあがっていくの。つまり、クロスは調子に乗る事なく今は、この状況に戸惑っているといったのよ」
「ただの臆病なのかもよ」
「いいえ、戸惑っているのは今だけだよ。時期に、この状況を冷静に把握していく事になるわ。そして、今までの生活を忘れず、着実に上を目指せるようになるのよ!」
「そういうものなのか?」
「大丈夫だって、クロスはもう1人じゃないんだよ?あたしだって、恋人が落ちぶれるのは嫌だもん」
「そっか、そうだよな。オウカがいると思うと安心できるよ」
「安心してよ。あたしも、クロスと一緒に生活できるのは嬉しい事だしね」
クロスは、オウカの言葉に安心し戸惑っていたことが和らぐのだった。
その頃、地下牢でガナッシュ達はふて腐れていた。
「ねえ、ガナッシュ……どうすんのよ」
「そうだぜ……このままだと、俺達は引き回しの後拷問と言う処刑になっちまうぜ」
「分かってるよ。だけど、どうしようもねえじゃないか」
「あたしは死ぬのは嫌よ」
「俺だって嫌に決まっているじゃねえか!」
「もうすぐラナベルも収容されるんだろ?」
「ああ、そうだな。あいつには色々言いたいこともある。最後に、あいつにお礼をして華々しい人生を終えることにするかな」
「ハーベルト何言ってんのよ!あたしは死にたくないって言ってんのよ。それに華々しいって何よ。何で死ぬこと前提に言ってんの?」
「だったら、アルーシェはここから助かる案があるっていうのか?」
「だから、それを考えるんでしょ?」
「アルーシェ、お前の希望は分かるが現実問題どうすればこの状況が変わると言うんだ?」
「ったく、ガナッシュも何を言ってんのよ!あんた達男でしょ?もっとしっかりしてよ!情けないわね」
「マリア!あんたも黙ってないで何か言ったらどうなの?」
「わ、わたしは……」
「わたしは、何よ!」
「わたしはもう疲れたわ……せっかく、レア職の聖女が神から与えられたのに、こうして地下牢に閉じ込められて情けない……もうこのまま死んでしまいたいわ」
「だからこそ死んだら勿体ないと思わないの?」
「あたしだって、レア職の賢者よ。こんなとこで終わりたくないわ!」
そこに牢番の兵士が下りてきた。
「お前らうるさいぞ!いくら考えても、お前達の助かる道はないんだから大人しくしてろ!」
「ねえ、牢番の兵士さん。あたしを好きにしてもいいから助けてよ」
「馬鹿な事を言うな!」
アルーシェは、助かりたいばかりに牢番にシナをつきお色気作戦に打って出たが、あっさり却下されたのだった。
「そんな事よりお前達の仲間を連れてきたぞ!処刑は明後日に変更だ!良かったじゃないか。死ぬのが一日でも伸びたんだからな」
そんな兵士の後ろには、ラナベルが小さくなって隠れていた。
「あんた!よくもあたし達の前に顔を見せれたわね!」
「ラナベル貴様ぁ!」
「ここで会えてよかったぜ!」
「へ、兵士様、あたしはここに入りたくない!別の牢屋で!」
ラナベルは命乞いをした。同じ牢屋に入れられたら、どんな目にあわせられるか容易に想像できたからだ。
「五月蠅い‼お前だけで牢屋を用意できるか!大人しくここに入っていろ!」
「いやああああ!お願いします……ここに入れられたら、こいつ等はあたしになにをするか!」
「どうせ、お前は処刑される身だ。今更、何を言っている」
「そ、そんな!」
ラナベルの訴えは空しくも却下され、ガナッシュ達と同じ牢屋に入れられてしまったのだった」
そして、ラナベルはガナッシュ・ハーベルト・アルーシェにリンチされて、牢屋の隅に放置されてしまったのだ。
「ゥぅっ……何でここまでの仕打ちを……」
「うるせえ!俺達はもう処刑されるんだ!お前にはバックを盗まれイラついているんだ。それに、お前はもう仲間でもないしな。どうなってもかまわん!」
すると、マリアがラナベルに近づきヒールをかけた。
「マリア!勝手な事をするんじゃねえ。こいつは裏切り者だ!ヒールが勿体ない」
「で、でも……こんなの酷いじゃない」
「マ、マリアどうして……」
「勘違いしないでよね。あたしは聖女としてのプライドだけは捨てられなかっただけよ。貴方を許したわけじゃないわ」
マリアは、聖女としてのプライドで治療を行ったのだった。クロスの時もそうだが、クロスがどんなに足を引っ張っていても、目の前で怪我をした人間を放っておくことが出来なかったのだ。
「クロス、やったね!」
「当たり前だろ?そんなに喜ばなくともいいと思うが……」
「だって、負けたらあいつ等の奴隷になるところだったんだよ」
「まあ、そうだったんだけどな。でも、デストロールを討伐出来たんだぞ?」
「でも、嬉しいからいいじゃない!」
クロスは、Aランクのパーティーに一人で勝てたことに何か違和感を覚えていた。そして、ドラゴンの翼は医療隊に運ばれて治療されたのだった。ドラゴンの翼は、800万ゴルドという借金を背負う事になり、奴隷に落とされたのだった。
クロス達は、決闘の手続きを取った後依頼をこなそうと思ったが、時間がけっこうかかった事で、明日にすることにした。
そして、クロス達二人は家に帰宅したのだった。
「ねえ、クロスさっきからどうしたの?なんか変だよ……」
「うん……」
「ねえ、どうしたのよ?1人で抱え込まないでよ。今はあたしがいるでしょ?」
オウカは、クロスの事が心配で近づき話を聞こうとした。クロスは、今までこんなに自分の事をしてくれる女性がいなかったので嬉しくなった。
「オウカありがとな。俺自身が戸惑っているだけだから……」
「戸惑っているって?」
「ああ……このプラチナ貨4枚もそうなんだが、1枚で100万ゴルドだ」
「そうね」
「俺は、あのダンジョンで職業が覚醒してからガラッと変わって、今までならこんな額のお金なんか見たことなかった。日々の生活でやっとだったんだ」
「そ、そうなんだ……」
「だから、オウカのような子が俺の彼女になってくれた事や、ギルドに顔を出したら他の冒険者達が声をかけてくれることも信じられなくてな」
「何かクロスらしいね」
「どういう事だ?」
「だって、普通はそんな状況が180度変わったら、少しは調子に乗ったりするものよ。だけど、クロスは戸惑っているって言っているじゃない」
「こんなに変わったら普通は戸惑うものだろ?」
「今まで、あたしの周りにいた冒険者は違うよ。冒険者は、確かに稼げる職業だけど、初心者の時はその日を食べるのも苦労するのは分かっているよね?」
「そりゃ、今までの俺がそうだったからな」
「だけど、一定のランクにあがれば依頼報酬が跳ね上がるでしょ?」
「まあ、そうだな」
「すると今まで我慢してたものが外れる冒険者がいっぱいいるのよ。それこそ、毎晩のように酒場で飲んだり、女を囲ったり色々ね」
「……」
「そんな冒険者はそんな生活を忘れられなくなり、報酬の良い依頼を受けるようになるわ」
「でも、強盗をしないからいいじゃないか。自分の金で豪遊するんだろ?」
「それが調子に乗るというのよ」
「どういう事だ?」
「つまり遊びたいがため、自分の実力以上の依頼を受ける事で依頼に失敗し、違約金を払えず奴隷に堕ちる冒険者をあたしはいっぱい見てきたわ。でも、奴隷に堕ちるのはまだ運がいいと言えるわ」
「奴隷に堕ちるのがいい方?」
「そうよ。実力以上の魔物に挑んで戦死って事もあるし、結局遊ぶ金欲しさに盗賊に堕ちて冒険者に退治され、犯罪奴隷に堕ち鉱山に送られる事もあるんだよ」
「な、なるほど」
「そういう風にならず、堅実に依頼をこなす事が出来る冒険者が上にあがっていくの。つまり、クロスは調子に乗る事なく今は、この状況に戸惑っているといったのよ」
「ただの臆病なのかもよ」
「いいえ、戸惑っているのは今だけだよ。時期に、この状況を冷静に把握していく事になるわ。そして、今までの生活を忘れず、着実に上を目指せるようになるのよ!」
「そういうものなのか?」
「大丈夫だって、クロスはもう1人じゃないんだよ?あたしだって、恋人が落ちぶれるのは嫌だもん」
「そっか、そうだよな。オウカがいると思うと安心できるよ」
「安心してよ。あたしも、クロスと一緒に生活できるのは嬉しい事だしね」
クロスは、オウカの言葉に安心し戸惑っていたことが和らぐのだった。
その頃、地下牢でガナッシュ達はふて腐れていた。
「ねえ、ガナッシュ……どうすんのよ」
「そうだぜ……このままだと、俺達は引き回しの後拷問と言う処刑になっちまうぜ」
「分かってるよ。だけど、どうしようもねえじゃないか」
「あたしは死ぬのは嫌よ」
「俺だって嫌に決まっているじゃねえか!」
「もうすぐラナベルも収容されるんだろ?」
「ああ、そうだな。あいつには色々言いたいこともある。最後に、あいつにお礼をして華々しい人生を終えることにするかな」
「ハーベルト何言ってんのよ!あたしは死にたくないって言ってんのよ。それに華々しいって何よ。何で死ぬこと前提に言ってんの?」
「だったら、アルーシェはここから助かる案があるっていうのか?」
「だから、それを考えるんでしょ?」
「アルーシェ、お前の希望は分かるが現実問題どうすればこの状況が変わると言うんだ?」
「ったく、ガナッシュも何を言ってんのよ!あんた達男でしょ?もっとしっかりしてよ!情けないわね」
「マリア!あんたも黙ってないで何か言ったらどうなの?」
「わ、わたしは……」
「わたしは、何よ!」
「わたしはもう疲れたわ……せっかく、レア職の聖女が神から与えられたのに、こうして地下牢に閉じ込められて情けない……もうこのまま死んでしまいたいわ」
「だからこそ死んだら勿体ないと思わないの?」
「あたしだって、レア職の賢者よ。こんなとこで終わりたくないわ!」
そこに牢番の兵士が下りてきた。
「お前らうるさいぞ!いくら考えても、お前達の助かる道はないんだから大人しくしてろ!」
「ねえ、牢番の兵士さん。あたしを好きにしてもいいから助けてよ」
「馬鹿な事を言うな!」
アルーシェは、助かりたいばかりに牢番にシナをつきお色気作戦に打って出たが、あっさり却下されたのだった。
「そんな事よりお前達の仲間を連れてきたぞ!処刑は明後日に変更だ!良かったじゃないか。死ぬのが一日でも伸びたんだからな」
そんな兵士の後ろには、ラナベルが小さくなって隠れていた。
「あんた!よくもあたし達の前に顔を見せれたわね!」
「ラナベル貴様ぁ!」
「ここで会えてよかったぜ!」
「へ、兵士様、あたしはここに入りたくない!別の牢屋で!」
ラナベルは命乞いをした。同じ牢屋に入れられたら、どんな目にあわせられるか容易に想像できたからだ。
「五月蠅い‼お前だけで牢屋を用意できるか!大人しくここに入っていろ!」
「いやああああ!お願いします……ここに入れられたら、こいつ等はあたしになにをするか!」
「どうせ、お前は処刑される身だ。今更、何を言っている」
「そ、そんな!」
ラナベルの訴えは空しくも却下され、ガナッシュ達と同じ牢屋に入れられてしまったのだった」
そして、ラナベルはガナッシュ・ハーベルト・アルーシェにリンチされて、牢屋の隅に放置されてしまったのだ。
「ゥぅっ……何でここまでの仕打ちを……」
「うるせえ!俺達はもう処刑されるんだ!お前にはバックを盗まれイラついているんだ。それに、お前はもう仲間でもないしな。どうなってもかまわん!」
すると、マリアがラナベルに近づきヒールをかけた。
「マリア!勝手な事をするんじゃねえ。こいつは裏切り者だ!ヒールが勿体ない」
「で、でも……こんなの酷いじゃない」
「マ、マリアどうして……」
「勘違いしないでよね。あたしは聖女としてのプライドだけは捨てられなかっただけよ。貴方を許したわけじゃないわ」
マリアは、聖女としてのプライドで治療を行ったのだった。クロスの時もそうだが、クロスがどんなに足を引っ張っていても、目の前で怪我をした人間を放っておくことが出来なかったのだ。
34
あなたにおすすめの小説
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
【薬師向けスキルで世界最強!】追放された闘神の息子は、戦闘能力マイナスのゴミスキル《植物王》を究極進化させて史上最強の英雄に成り上がる!
こはるんるん
ファンタジー
「アッシュ、お前には完全に失望した。もう俺の跡目を継ぐ資格は無い。追放だ!」
主人公アッシュは、世界最強の冒険者ギルド【神喰らう蛇】のギルドマスターの息子として活躍していた。しかし、筋力のステータスが80%も低下する外れスキル【植物王(ドルイドキング)】に覚醒したことから、理不尽にも父親から追放を宣言される。
しかし、アッシュは襲われていたエルフの王女を助けたことから、史上最強の武器【世界樹の剣】を手に入れる。この剣は天界にある世界樹から作られた武器であり、『植物を支配する神スキル』【植物王】を持つアッシュにしか使いこなすことができなかった。
「エルフの王女コレットは、掟により、こ、これよりアッシュ様のつ、つつつ、妻として、お仕えさせていただきます。どうかエルフ王となり、王家にアッシュ様の血を取り入れる栄誉をお与えください!」
さらにエルフの王女から結婚して欲しい、エルフ王になって欲しいと追いかけまわされ、エルフ王国の内乱を治めることになる。さらには神獣フェンリルから忠誠を誓われる。
そんな彼の前には、父親やかつての仲間が敵として立ちはだかる。(だが【神喰らう蛇】はやがてアッシュに敗れて、あえなく没落する)
かくして、後に闘神と呼ばれることになる少年の戦いが幕を開けた……!
「お前は用済みだ」役立たずの【地図製作者】と追放されたので、覚醒したチートスキルで最高の仲間と伝説のパーティーを結成することにした
黒崎隼人
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――役立たずの【地図製作者(マッパー)】として所属パーティーから無一文で追放された青年、レイン。死を覚悟した未開の地で、彼のスキルは【絶対領域把握(ワールド・マッピング)】へと覚醒する。
地形、魔物、隠された宝、そのすべてを瞬時に地図化し好きな場所へ転移する。それは世界そのものを掌に収めるに等しいチートスキルだった。
魔力制御が苦手な銀髪のエルフ美少女、誇りを失った獣人の凄腕鍛冶師。才能を活かせずにいた仲間たちと出会った時、レインの地図は彼らの未来を照らし出す最強のコンパスとなる。
これは、役立たずと罵られた一人の青年が最高の仲間と共に自らの居場所を見つけ、やがて伝説へと成り上がっていく冒険譚。
「さて、どこへ行こうか。俺たちの地図は、まだ真っ白だ」
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる