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第8章 人類の厄災
71話 ルシファーの呆気ない死
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シオン達はマルクの言葉に耳を疑った。マルクの町に王国騎士団が侵攻されているだけでも意味が分からないのに、アルマが死んだとマルクの口から言われたのだ。
「マルクちょっと待ってくれよ。なんでアルマが死んだってわかるんだよ」
「オウカ信じられないのはわかるよ。だけどマルクにはそういうのはわかるんだよ」
「はあ?シオン何言ってんだよ」
「オウカ忘れたのか?アルマはマルク奴隷なんだぞ?」
「カノンまで何言ってん・・・」
「だから!奴隷の契約魔法をしているからわかるんだ」
「そ、そうなのか?」
オウカは奴隷契約の事を知らなかった。それは無理もなく自分の生活もカツカツ状態でカノン達と帝国から逃げ出し、奴隷を購入なんて夢のまた夢だったからだ。奴隷を購入するお金があれば美味しい物をたくさん食べる方が大事だった。
お金に余裕ができたのは、マルクとパーティーが組めたおかげであり、オウカの性格上いまさら奴隷契約の事を知る必要性を感じなかったからだ。
「まったくあんたって子は・・・」
シオンはオウカを呆れてため息を吐く。
「じゃあ、本当にアルマは死んだのか・・・なあマルク、アルマが死んだのは王国が関係しているのか?」
オウカはアルマが本当に死んだと理解し、怒りの気持ちを地面に拳を叩きつける。
「そこまではわからないよ。アルマの事は心配だけどこいつを早く倒して町に帰還しないと!」
「そうだな!」
『くははははは!私を倒すだと?』
「ああ。そうだ!」
『元使徒の私を倒すだと。アハハハハハ!冗談もほどほどにしなさい!たかが人間に何が出来ると言うのですか』
ルシファはマルクの言葉を馬鹿にするように大笑いをする。しかし、マルクの次の言葉にこめかみをピクリと動かした。
「フッ。元使徒の堕天使だろ?女神様の注意をないがしろにして、天使の位を剥奪された悪魔じゃないか」
『わ、私が悪魔だと・・・』
「それに、お前のその考え方は無能の証だ!」
『私が無能だとぉ!この人間が言わせておけば調子に乗りやがって!』
「だからお前達は無能と言うんだ」
『私の何が無能と言うんだ。私は死聖獣の長ルシファーだ!そして、この地上に新たな楽園を創るだろう』
「フッ。お前がやろうとしているのはただのわがままだ」
『何がわがままだ!人間の方がよほど我儘で傲慢。そして卑怯で救い等ありはせぬ!』
「その卑怯で我儘や傲慢は否定はしないよ」
『そうであろう!このまま人間を放置する神々がおかしいのだ。それなら、いったん破壊し秩序あり世の中にする方が、宇宙のエントロピーの不安定が加速すると言うものだ』
「その考えはあまりに無責任すぎる!だから、無能と言うんだ!」
「また、私を無能と!」
「女神様は僕達人間を地上に誕生させた。僕達は生きているんだ。それを気に入らないからと使徒だったお前が人類を滅亡させるだって?ただの我儘じゃないか?女神様がお前を無能あつかいして天使の地位を剥奪したのは英断だよ」
『き、貴様ぁああぁああぁああ!人間の癖に生意気な!』
「お前等大魔王の使い魔如きが、人間を下にみてるんじゃねぇよ」
マルクはとことんルシファーを煽る。その姿にシオン達はマルクが何かにのりうつられたのかとドン引きだった。
『わ・・・私が・・・つ、使い魔・・・だと・・・もう許さん!この世から消滅しろ』
ルシファーは、マルクの言葉に頭に血がのぼり魔法を発動する。右手には聖なる魔力、左手には闇の魔力が込められていた。
「な、なにあんなの見た事がない!」
シオン達はその膨大な魔力、そして、聖と闇の反する属性に額に冷たい汗が流れる。そんなシオン達を見てマルクが笑う。
「アハハ。みんな、何を言ってるんだよ?あんなの大した事ないでしょ?」
「「「「「あれのどこが大した事がないのよ!」」」」」
『それ以上愚弄するでないわ!』
「本当に魔王軍は僕達の今までの戦いに興味がないんだな」
マルクはルシファーを見て呆れて両手を煽ぐ。
『お前達人間等に興味等湧くわけないわ!』
ルシファーの魔力はドンドン大きくなり、シオン達はその膨大な魔力に震え上がる。
「みんなも大丈夫だよ」
「「「「「でも!」」」」」
「あんな魔法、私では防げない」
ルシファーの魔力はこの魔の森だけでなく、大陸全てを吹き飛ぶほど膨大で、この魔法で人類が滅亡するかに思える。
「いつまで魔力を溜めているんだよ。そっちが2属性ならこの7属性合成魔法をうけてみろ!炎の槍、水の槍、風の槍、土の槍、光の槍、聖の槍、闇の槍」
『な、何っ!?7つの属性だと』
「7つの槍よ。合わさり敵を穿て。プリズムジャベリン!」
『ぐわああぁああぁああぁああぁああ!マリア・・・すまない・・・』
大魔王の幹部、死聖獣の長であるルシファーは呆気無いほど簡単に消滅してしまった。
「「「「「「・・・・・・」」」」」」
マルクには、ルシファーが最後に呼んだ名前は聞こえなかった。
「アイツ本当に無能だったな・・・」
「マルクちょっと待ってくれよ。なんでアルマが死んだってわかるんだよ」
「オウカ信じられないのはわかるよ。だけどマルクにはそういうのはわかるんだよ」
「はあ?シオン何言ってんだよ」
「オウカ忘れたのか?アルマはマルク奴隷なんだぞ?」
「カノンまで何言ってん・・・」
「だから!奴隷の契約魔法をしているからわかるんだ」
「そ、そうなのか?」
オウカは奴隷契約の事を知らなかった。それは無理もなく自分の生活もカツカツ状態でカノン達と帝国から逃げ出し、奴隷を購入なんて夢のまた夢だったからだ。奴隷を購入するお金があれば美味しい物をたくさん食べる方が大事だった。
お金に余裕ができたのは、マルクとパーティーが組めたおかげであり、オウカの性格上いまさら奴隷契約の事を知る必要性を感じなかったからだ。
「まったくあんたって子は・・・」
シオンはオウカを呆れてため息を吐く。
「じゃあ、本当にアルマは死んだのか・・・なあマルク、アルマが死んだのは王国が関係しているのか?」
オウカはアルマが本当に死んだと理解し、怒りの気持ちを地面に拳を叩きつける。
「そこまではわからないよ。アルマの事は心配だけどこいつを早く倒して町に帰還しないと!」
「そうだな!」
『くははははは!私を倒すだと?』
「ああ。そうだ!」
『元使徒の私を倒すだと。アハハハハハ!冗談もほどほどにしなさい!たかが人間に何が出来ると言うのですか』
ルシファはマルクの言葉を馬鹿にするように大笑いをする。しかし、マルクの次の言葉にこめかみをピクリと動かした。
「フッ。元使徒の堕天使だろ?女神様の注意をないがしろにして、天使の位を剥奪された悪魔じゃないか」
『わ、私が悪魔だと・・・』
「それに、お前のその考え方は無能の証だ!」
『私が無能だとぉ!この人間が言わせておけば調子に乗りやがって!』
「だからお前達は無能と言うんだ」
『私の何が無能と言うんだ。私は死聖獣の長ルシファーだ!そして、この地上に新たな楽園を創るだろう』
「フッ。お前がやろうとしているのはただのわがままだ」
『何がわがままだ!人間の方がよほど我儘で傲慢。そして卑怯で救い等ありはせぬ!』
「その卑怯で我儘や傲慢は否定はしないよ」
『そうであろう!このまま人間を放置する神々がおかしいのだ。それなら、いったん破壊し秩序あり世の中にする方が、宇宙のエントロピーの不安定が加速すると言うものだ』
「その考えはあまりに無責任すぎる!だから、無能と言うんだ!」
「また、私を無能と!」
「女神様は僕達人間を地上に誕生させた。僕達は生きているんだ。それを気に入らないからと使徒だったお前が人類を滅亡させるだって?ただの我儘じゃないか?女神様がお前を無能あつかいして天使の地位を剥奪したのは英断だよ」
『き、貴様ぁああぁああぁああ!人間の癖に生意気な!』
「お前等大魔王の使い魔如きが、人間を下にみてるんじゃねぇよ」
マルクはとことんルシファーを煽る。その姿にシオン達はマルクが何かにのりうつられたのかとドン引きだった。
『わ・・・私が・・・つ、使い魔・・・だと・・・もう許さん!この世から消滅しろ』
ルシファーは、マルクの言葉に頭に血がのぼり魔法を発動する。右手には聖なる魔力、左手には闇の魔力が込められていた。
「な、なにあんなの見た事がない!」
シオン達はその膨大な魔力、そして、聖と闇の反する属性に額に冷たい汗が流れる。そんなシオン達を見てマルクが笑う。
「アハハ。みんな、何を言ってるんだよ?あんなの大した事ないでしょ?」
「「「「「あれのどこが大した事がないのよ!」」」」」
『それ以上愚弄するでないわ!』
「本当に魔王軍は僕達の今までの戦いに興味がないんだな」
マルクはルシファーを見て呆れて両手を煽ぐ。
『お前達人間等に興味等湧くわけないわ!』
ルシファーの魔力はドンドン大きくなり、シオン達はその膨大な魔力に震え上がる。
「みんなも大丈夫だよ」
「「「「「でも!」」」」」
「あんな魔法、私では防げない」
ルシファーの魔力はこの魔の森だけでなく、大陸全てを吹き飛ぶほど膨大で、この魔法で人類が滅亡するかに思える。
「いつまで魔力を溜めているんだよ。そっちが2属性ならこの7属性合成魔法をうけてみろ!炎の槍、水の槍、風の槍、土の槍、光の槍、聖の槍、闇の槍」
『な、何っ!?7つの属性だと』
「7つの槍よ。合わさり敵を穿て。プリズムジャベリン!」
『ぐわああぁああぁああぁああぁああ!マリア・・・すまない・・・』
大魔王の幹部、死聖獣の長であるルシファーは呆気無いほど簡単に消滅してしまった。
「「「「「「・・・・・・」」」」」」
マルクには、ルシファーが最後に呼んだ名前は聞こえなかった。
「アイツ本当に無能だったな・・・」
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