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第8章 人類の厄災
72話 人間の役割
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マルクのプリズムジャベリンは、ルシファーの魔力とは比べ物にならないものだった。
「そっか・・・マルクの極大魔法は、7属性の合成魔法だったわね」
「なんだよ。シオンは忘れてたの?」
「違うわよ。あの堕天使の魔力が凄かったから・・・そんな事より、アルマの事が心配だわ」
「うん。みんな一旦、大魔王討伐は注意し帰還しよう」
「「「「「うん」」」」」
せっかく魔王城の近くまでやってきたマルク達は、アルマの死と町に侵攻する王国軍の事で帰還する事になった。
魔王城でこの様子を見ていた大魔王スルトは大笑いしていた。
『フハハハハハハハハハハハハ!人間とは本当に面白い』
『『『『『だ、大魔王様』』』』』
『面白いとはどういう事でしょうか?』
『そうです。死聖獣の長ルシファーがあんな簡単に消滅してしまったのです。あ奴ら人間が帰還したからよかったものの・・・』
『ほう・・・貴様は我が人間如きに殺られると思っておるのか?』
『そ、そんな事は・・・』
『では、どういう事だ我の納得いくように説明せよ』
『そ、そういう事ではなく・・・』
『死聖獣が全部殺られたとしても、お前等がいるではないか?』
『えっ?』
『なんだ?お前等は人間に怯えておるのか?』
『怯えてはおりませんが、ルシファー様があんな簡単に消滅してしまったのに、私共が・・・』
『なら、人間がここに攻めて来た場合、貴様共は我の後ろで応援でもしておるか?』
『そんな事は・・・』
『フム。魔王軍に貴様は要らぬな』
そういうと大魔王スルトは、弱音を吐く悪魔に手をむける。
『なっ・・・ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!だ、大魔王様お許しを・・・』
大魔王スルトは悪魔の言葉を無視して手を握ると、悪魔の身体は握り潰されて圧死してしまった。
『このような悪魔を喰っても力の足しにもならぬな。おい。そこの二人片付けておけ』
『『は、はい!すぐさま!』』
命令された悪魔は、血で汚れた床を綺麗にする。それを見ていた悪魔達はいつ殺されるかと恐怖で体を震わせた。
『それはそうと、人間の国はすぐにあのマルクという町に侵攻を始めたな』
『さすがに大魔王様の脅しが効いたようです』
『ほお!貴様は少し違うようだな』
そこに立つのは今までとは違う悪魔であり、なにより大魔王スルトに目を合わせ怯えた雰囲気が感じられなかった。
『ところで大魔王様に質問があります。ご意見を承諾をお許し下さい』
『フム。許そう』
『ルシファー様は人間を滅ぼし、新たな楽園を創ると言っておられました。これは大魔王様の野望と違うと思うのですがなんでルシファー様を手元に置いて置いたのですか?』
『お主はルシファーの考えが気に入らないのか?』
『気に入りません。大魔王様の野望は地上にいる人間、いえ・・・知的生命体の滅亡だったはずです。ならば、新たな楽園等要らないかと思います!』
『お主はそう思っておるのか?』
『えっ・・・違うのですか?』
『フム。それは違うな』
大魔王スルトの言葉に、意見を述べた悪魔はもちろん周りにいた悪魔達も驚き目を見開いた。
『違うとはどういう事でしょうか?地上の知的生命体を滅亡させて、我々悪魔が地上を占領し大魔王様の世界を創るのではないのですか?』
『フハハハハハハ!お主もおかしな事を言うな』
大魔王スルトは、悪魔が地上を占領し悪魔の世界を創ると言ったのを聞き大笑いをした。
『大魔王様の野望は地上の占領ではないのですか?』
『フハハハ。違うな』
『なんと!では、大魔王様の野望は?』
大魔王スルトは立ち上がり右手を天高く指し『天界』と一言呟く。その言葉に悪魔は高揚し、周りにいた悪魔は歓声を上げるのだった。
そして、大魔王スルトは大広間の玉座に腰をおろし、悪魔達を黙らせる。
『静かにせよ』
その言葉に、悪魔達は先程までの高揚感からの歓声をピタリと止め、大魔王スルトの言葉を待つ。
『それにはまだまだ準備が必要だ』
『それならば私めに命令を。すぐにでも人間共を八つ裂きにしてみせ、大魔王様の目の前に謙譲させていただきます』
『お主の意気込み我は満足である』
『では、早速!』
『待て!そう早るでない』
『はっ!』
『お主達は何か勘違いをしているようだな。我の願望は人間の滅亡ではない』
人間の滅亡ではないという大魔王スルトの言葉に悪魔達は騒然とする。
『人間の滅亡ではないと?』
『そうだ。仮に人間の滅亡なら、我は魔力をアインシュタル王国の王都に飛ばした時に王都を全滅にしておる』
『た、確かに・・・では大魔王様は人間に何をさせようとしているのですか?』
「人間には破壊と混沌を!」
破壊と混沌という大魔王スルトはにやりと笑う。
「そっか・・・マルクの極大魔法は、7属性の合成魔法だったわね」
「なんだよ。シオンは忘れてたの?」
「違うわよ。あの堕天使の魔力が凄かったから・・・そんな事より、アルマの事が心配だわ」
「うん。みんな一旦、大魔王討伐は注意し帰還しよう」
「「「「「うん」」」」」
せっかく魔王城の近くまでやってきたマルク達は、アルマの死と町に侵攻する王国軍の事で帰還する事になった。
魔王城でこの様子を見ていた大魔王スルトは大笑いしていた。
『フハハハハハハハハハハハハ!人間とは本当に面白い』
『『『『『だ、大魔王様』』』』』
『面白いとはどういう事でしょうか?』
『そうです。死聖獣の長ルシファーがあんな簡単に消滅してしまったのです。あ奴ら人間が帰還したからよかったものの・・・』
『ほう・・・貴様は我が人間如きに殺られると思っておるのか?』
『そ、そんな事は・・・』
『では、どういう事だ我の納得いくように説明せよ』
『そ、そういう事ではなく・・・』
『死聖獣が全部殺られたとしても、お前等がいるではないか?』
『えっ?』
『なんだ?お前等は人間に怯えておるのか?』
『怯えてはおりませんが、ルシファー様があんな簡単に消滅してしまったのに、私共が・・・』
『なら、人間がここに攻めて来た場合、貴様共は我の後ろで応援でもしておるか?』
『そんな事は・・・』
『フム。魔王軍に貴様は要らぬな』
そういうと大魔王スルトは、弱音を吐く悪魔に手をむける。
『なっ・・・ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!だ、大魔王様お許しを・・・』
大魔王スルトは悪魔の言葉を無視して手を握ると、悪魔の身体は握り潰されて圧死してしまった。
『このような悪魔を喰っても力の足しにもならぬな。おい。そこの二人片付けておけ』
『『は、はい!すぐさま!』』
命令された悪魔は、血で汚れた床を綺麗にする。それを見ていた悪魔達はいつ殺されるかと恐怖で体を震わせた。
『それはそうと、人間の国はすぐにあのマルクという町に侵攻を始めたな』
『さすがに大魔王様の脅しが効いたようです』
『ほお!貴様は少し違うようだな』
そこに立つのは今までとは違う悪魔であり、なにより大魔王スルトに目を合わせ怯えた雰囲気が感じられなかった。
『ところで大魔王様に質問があります。ご意見を承諾をお許し下さい』
『フム。許そう』
『ルシファー様は人間を滅ぼし、新たな楽園を創ると言っておられました。これは大魔王様の野望と違うと思うのですがなんでルシファー様を手元に置いて置いたのですか?』
『お主はルシファーの考えが気に入らないのか?』
『気に入りません。大魔王様の野望は地上にいる人間、いえ・・・知的生命体の滅亡だったはずです。ならば、新たな楽園等要らないかと思います!』
『お主はそう思っておるのか?』
『えっ・・・違うのですか?』
『フム。それは違うな』
大魔王スルトの言葉に、意見を述べた悪魔はもちろん周りにいた悪魔達も驚き目を見開いた。
『違うとはどういう事でしょうか?地上の知的生命体を滅亡させて、我々悪魔が地上を占領し大魔王様の世界を創るのではないのですか?』
『フハハハハハハ!お主もおかしな事を言うな』
大魔王スルトは、悪魔が地上を占領し悪魔の世界を創ると言ったのを聞き大笑いをした。
『大魔王様の野望は地上の占領ではないのですか?』
『フハハハ。違うな』
『なんと!では、大魔王様の野望は?』
大魔王スルトは立ち上がり右手を天高く指し『天界』と一言呟く。その言葉に悪魔は高揚し、周りにいた悪魔は歓声を上げるのだった。
そして、大魔王スルトは大広間の玉座に腰をおろし、悪魔達を黙らせる。
『静かにせよ』
その言葉に、悪魔達は先程までの高揚感からの歓声をピタリと止め、大魔王スルトの言葉を待つ。
『それにはまだまだ準備が必要だ』
『それならば私めに命令を。すぐにでも人間共を八つ裂きにしてみせ、大魔王様の目の前に謙譲させていただきます』
『お主の意気込み我は満足である』
『では、早速!』
『待て!そう早るでない』
『はっ!』
『お主達は何か勘違いをしているようだな。我の願望は人間の滅亡ではない』
人間の滅亡ではないという大魔王スルトの言葉に悪魔達は騒然とする。
『人間の滅亡ではないと?』
『そうだ。仮に人間の滅亡なら、我は魔力をアインシュタル王国の王都に飛ばした時に王都を全滅にしておる』
『た、確かに・・・では大魔王様は人間に何をさせようとしているのですか?』
「人間には破壊と混沌を!」
破壊と混沌という大魔王スルトはにやりと笑う。
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