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第3章 新たな覚醒
25話 領主様は言葉を失う
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ヒナタがユメミの従魔登録を済ますとショウに飛びついてきた。
「父ちゃん!登録済ましたよ」
「そうか。だが、俺はちょっと話す事があるからもうちょっと待っててな」
「父ちゃん?」
「ヒナタはあたしとここで待ってような」
ヒナタは不安そうにショウを見送る。そして、ショウはギルドマスターのベックのもとに行き、マートン領主と一緒に奥の部屋に入っていった。
「ギルドマスター……いったいどういうつもりだよ?」
「何がだよ?」
「冒険者ギルドは国とは関係のない組織なんだろ?こういった時、ギルドは冒険者を守ってくれねぇのかよ」
「そうは言ってもだな!冒険者ギルドは当然、生産商人ギルドの2つのギルドももうてんやわんやでどうしようもないんだよ!」
「だからと言って、俺はこういった時が嫌だからFランクから上がっていないのが理解できないのかよ」
「それに関しては私からも謝罪したい」
「領主様からの謝罪はいいよ。これはギルドと俺の問題なんだからよ」
「こ、こら!領主様になんて口を!」
「す、すみません……ちょっと興奮してました」
「い、いや、いい……確かに魔導士様の言う通りだ。ギルド組織は国と関係のない組織だからな。しかし、その関係のない組織の力も借りないとどうにもならないのも事実なんだよ」
「それはわかるよ。俺も馬鹿じゃないんでな。俺が言いたいのは、ギルドマスターが当然のように俺を利用しようとしたところだ」
「それはだな。魔導士様の実力はAランク冒険者以上の実力があるからであって、本当にFランク冒険者の実力だったらこんな事言えないに決まってるではないか」
「じゃあなにか?ギルドのルールはあってないようなもんって、ギルドマスターが言っているんだな?」
「うっ……そ、それは……」
「じゃあ、俺も好き勝手してもギルドマスターが進んでルールを」
「待て待て待て!そうは言ってないだろ?」
「俺にはそのようにしか聞こえないな」
「馬鹿な事を!そんな事をすればギルドの秩序が崩壊するだろうが!」
「じゃあ、ギルドマスターが進んで崩壊させていると言う事だな」
「なんで貴様は、人の揚げ足ばかりとるんだよ」
「あんた達が権力者で上から物を言うからだろうが!俺はギルド組織とは対等の立場で言っているだけだ」
「馬鹿な!個人が組織と同じ立場などと!」
「だから、馬鹿だと言っているんだよ」
ベックはショウの言葉に顔を真っ赤にして、ショウの言葉を否定する。しかし、ショウは今までの自分の功績ややって来た事を説明すると、ベックはもちろんだが領主アレックも黙るしかなかった。
「いいか?俺がブリガンダイン王国を見限って他の土地に移住したらどうなるかな?」
「ちょっと待ってくれ!」
「領主様は分かってくれたみたいだけど、ギルドマスターあんたはどうなんだ?」
「うぐっ……」
「それが答えだよ。ヒールポーションやストレングスポーション、マジカルアイテムは、ブリガンダイン王国から消え、生産ギルドからも純水を使ったポーションも消えるんだ」
「待て待て!そんな事をすればどうなると思っているんだ!」
「そんな事俺の知った事かよ。当然、王都グシリアにもこれらアイテムの流通はなくなり、王都グシリアのダンジョン攻略は以前のように逆戻りだ」
「馬鹿な!そんな事になれば陛下になんて申しひらきをすれば……」
「そして、俺の移住先がロスドール帝国やアルジール聖教国になったらどうなる?」
「「!?」」
「ま、待ってくれ!それだけは……」
「ギルドマスターは考えられないようだな?もし、俺が帝国のギルドに移れば、ブリガンダイン本部からどんな辞令が下るかな?」
「そ、それだけは……」
「ようやく理解したか?俺がギルド組織と対等の立場だって事が!あんたが言う通り俺の実力はFランクではないよ。だから、今の事を忘れるなよ」
「クッ……」
ベックは忌々しげな顔でショウを睨む。そして、あり得ない事を言い出すのだった。
「だったら、ギルド組織の総力を上げて」
「馬鹿!お主は何を考えておる!口を慎め」
「領主様の方がよくわかっているみたいだ。ギルドマスター、あんたは重要な事を忘れているみたいだな?」
「馬鹿な!いくら魔導士様と言えど冒険者達数千相手にはできないだろうが!」
「苦し紛れに出た答えがそれかよ……いいか?今の俺の実力は……」
ショウはちらりと領主アレックを見る。そして、アレックに頭を下げて言葉を続ける。
「領主様、申し訳ございません。これから話す事はブリガンダイン王国を侮辱するわけではないのでご容赦を。俺の実力はブリガンダイン王国と戦争をしても勝てるんだぜ」
「はぁあ?」
「な、何を馬鹿な事を!」
「つまりだな。ギルドの命令で冒険者達が俺に言う事を聞かせようと攻めてきても返り討ちにされるって事だ」
「何を馬鹿な事を!」
「いいか?俺のレベルは既に80に達している」
「「はぁあ!?」」
「しかも、俺のパーティーメンバーは俺よりレベルは高い。俺が一番レベルが低いんだよ。これがどういう事かわかるか?」
「う、嘘だ!お前は嘘をついている!このワシでさえ60なんだぞ。このレベルはヒューマンの中でも最高レベルに近いのだ!」
「フッ……」
「何がおかしい!」
「いい事を教えてやるよ。さっきホールにいた俺の事を父ちゃんと呼んでた娘がいただろ?」
「いきなり何を言っているんだよ。あのテイマーのお嬢ちゃんがどうした?」
「あのテイマーのお嬢ちゃんとあんたは同じレベルだ」
「はぁあ!?何を言っているんだよ!あの幼女とワシが同じレベルだと!」
「そうだよ」
「馬鹿も休み休み言え!あのお嬢ちゃんはどう見ても5歳児ぐらいではないか!」
「だからなんだ?ヒナタもダンジョン7階層攻略についてこれたんだぞ」
「ば、馬鹿な!あのお嬢ちゃんが7階層攻略に同行しただと!?」
「じゃないと、スリーピングシープをどうやってテイムできると思っているんだよ」
そのショウの言葉に、嘘はないとベックは理解してソファーから崩れ落ちたのだった。そして、慌てて口を挟むのは領主アレックだ。
「魔導士様!いくら何でもブリガンダイン王国を相手に戦争で勝てるなどと、王国を愚弄するのは撤回して頂きたい!」
「領主様申し訳ございません……受け入れられないのはわかりますがこれは事実なんですよ」
「馬鹿な事を!王国騎士団がどれほどの戦力か知らないとは言わせぬぞ」
「ええ。ブリガンダイン王国騎士団の戦力は重々承知しておりますよ。ただ、騎士団長ですら60レベル超えたあたりで、ギルドマスターと変わりないのも事実でしょう?違いますか?」
「それはそうだが、お主とて騎士団全員を相手にはできまい!魔法使いは確かに強いのは認めよう。範囲攻撃で一掃できるとはいえ、魔法使いの範囲攻撃は詠唱が長いはずではないか?」
さすが御領主様だとショウは感心する。しかし、ショウはこの遠征で大魔導士リングを手に入れたのである。そして、この遠征で80レベルとなったショウはある魔法を覚えた事で、国家に負けない力を手に入れていたのである。
「わかりました。確かに俺は強いですが、詠唱中に攻め込まれたら詠唱ブレイクでただの人になりますね。先程の言葉は撤回します。申し訳ありませんでした」
ショウの言葉に、領主アレックはホッとため息をつくのだった。しかし、冒険者ギルドには勝てると豪語するショウの言葉に、ギルドマスターは顔を青くする。確かに詠唱ブレイクでショウを不能にする事が出来ても、7階層を攻略するようなショウのパーティーに勝てる冒険者はいないとベックは理解していた。
つまり、この地点でショウの言う通り冒険者ギルドとショウの立場は対等であり、むしろショウの方が立場は上だと思うのだった。
「ギルドマスターは対等の立場だって事は理解出来たようだな。今回は俺も目は瞑って協力はしよう」
「ほ、本当か?」
「ああ。しかし、解決出来たら王国を救うんだ。それ相応の謝礼を用意してもらうからな」
「それはわかっている……」
「ただし、ランクを上げるとか名誉なんか要らないからな」
「クッ……」
「俺は自由に暮らしたいんだよ。厄介事なんかいらねぇんだ!」
「わ、わかったよ。魔導士様の気持ちを汲み取るよう善処する」
ベックがそう言うと、領主アレックは話題を変えるように話を遮って身を乗り出す。
「そ、それで話は変えるが魔導士様は偽金事件の首謀者は闇ギルドと当たりをつけているのか?」
「まさか、王国騎士団は闇ギルドが犯人だと思って捜査しているのか?」
「当たり前だろう!こんな大規模な事件は闇ギルドしかないだろう」
「魔導士様は何を当たり前の事を言っているのだ!」
「ギルドマスターも同様なのかよ。道理で解決してないわけだ……」
「「我々を馬鹿にしないでもらおう!」」
「馬鹿にもしたくなるさ」
「「はぁあ!」」
「いいか?悪は闇ギルドって思い込んでいるから駄目なんだよ」
「何を言うか!悪の根源は何時だって闇ギルドが暗躍しているではないか!」
「俺からしたら、闇ギルドと貴族や権力者は変わらねぇよ。何時だって、自分が世界に選ばれた人間だと勘違いしているからな」
「また、貴様は私達貴族を!」
「領主様は善政を担う貴族と思ってるよ。ただ、ガイガン男爵みたいな奴が多いって言ってんだ」
「そ、そうか。すまなかったな。というか、魔導士様は我々王国貴族が犯人だと言っているのか?」
「当たり前だ。それしかないだろ?」
「「馬鹿な……」」
ショウの答えに、領主アレックとギルドマスターベックは言葉を失い呆然とするのだった。
「父ちゃん!登録済ましたよ」
「そうか。だが、俺はちょっと話す事があるからもうちょっと待っててな」
「父ちゃん?」
「ヒナタはあたしとここで待ってような」
ヒナタは不安そうにショウを見送る。そして、ショウはギルドマスターのベックのもとに行き、マートン領主と一緒に奥の部屋に入っていった。
「ギルドマスター……いったいどういうつもりだよ?」
「何がだよ?」
「冒険者ギルドは国とは関係のない組織なんだろ?こういった時、ギルドは冒険者を守ってくれねぇのかよ」
「そうは言ってもだな!冒険者ギルドは当然、生産商人ギルドの2つのギルドももうてんやわんやでどうしようもないんだよ!」
「だからと言って、俺はこういった時が嫌だからFランクから上がっていないのが理解できないのかよ」
「それに関しては私からも謝罪したい」
「領主様からの謝罪はいいよ。これはギルドと俺の問題なんだからよ」
「こ、こら!領主様になんて口を!」
「す、すみません……ちょっと興奮してました」
「い、いや、いい……確かに魔導士様の言う通りだ。ギルド組織は国と関係のない組織だからな。しかし、その関係のない組織の力も借りないとどうにもならないのも事実なんだよ」
「それはわかるよ。俺も馬鹿じゃないんでな。俺が言いたいのは、ギルドマスターが当然のように俺を利用しようとしたところだ」
「それはだな。魔導士様の実力はAランク冒険者以上の実力があるからであって、本当にFランク冒険者の実力だったらこんな事言えないに決まってるではないか」
「じゃあなにか?ギルドのルールはあってないようなもんって、ギルドマスターが言っているんだな?」
「うっ……そ、それは……」
「じゃあ、俺も好き勝手してもギルドマスターが進んでルールを」
「待て待て待て!そうは言ってないだろ?」
「俺にはそのようにしか聞こえないな」
「馬鹿な事を!そんな事をすればギルドの秩序が崩壊するだろうが!」
「じゃあ、ギルドマスターが進んで崩壊させていると言う事だな」
「なんで貴様は、人の揚げ足ばかりとるんだよ」
「あんた達が権力者で上から物を言うからだろうが!俺はギルド組織とは対等の立場で言っているだけだ」
「馬鹿な!個人が組織と同じ立場などと!」
「だから、馬鹿だと言っているんだよ」
ベックはショウの言葉に顔を真っ赤にして、ショウの言葉を否定する。しかし、ショウは今までの自分の功績ややって来た事を説明すると、ベックはもちろんだが領主アレックも黙るしかなかった。
「いいか?俺がブリガンダイン王国を見限って他の土地に移住したらどうなるかな?」
「ちょっと待ってくれ!」
「領主様は分かってくれたみたいだけど、ギルドマスターあんたはどうなんだ?」
「うぐっ……」
「それが答えだよ。ヒールポーションやストレングスポーション、マジカルアイテムは、ブリガンダイン王国から消え、生産ギルドからも純水を使ったポーションも消えるんだ」
「待て待て!そんな事をすればどうなると思っているんだ!」
「そんな事俺の知った事かよ。当然、王都グシリアにもこれらアイテムの流通はなくなり、王都グシリアのダンジョン攻略は以前のように逆戻りだ」
「馬鹿な!そんな事になれば陛下になんて申しひらきをすれば……」
「そして、俺の移住先がロスドール帝国やアルジール聖教国になったらどうなる?」
「「!?」」
「ま、待ってくれ!それだけは……」
「ギルドマスターは考えられないようだな?もし、俺が帝国のギルドに移れば、ブリガンダイン本部からどんな辞令が下るかな?」
「そ、それだけは……」
「ようやく理解したか?俺がギルド組織と対等の立場だって事が!あんたが言う通り俺の実力はFランクではないよ。だから、今の事を忘れるなよ」
「クッ……」
ベックは忌々しげな顔でショウを睨む。そして、あり得ない事を言い出すのだった。
「だったら、ギルド組織の総力を上げて」
「馬鹿!お主は何を考えておる!口を慎め」
「領主様の方がよくわかっているみたいだ。ギルドマスター、あんたは重要な事を忘れているみたいだな?」
「馬鹿な!いくら魔導士様と言えど冒険者達数千相手にはできないだろうが!」
「苦し紛れに出た答えがそれかよ……いいか?今の俺の実力は……」
ショウはちらりと領主アレックを見る。そして、アレックに頭を下げて言葉を続ける。
「領主様、申し訳ございません。これから話す事はブリガンダイン王国を侮辱するわけではないのでご容赦を。俺の実力はブリガンダイン王国と戦争をしても勝てるんだぜ」
「はぁあ?」
「な、何を馬鹿な事を!」
「つまりだな。ギルドの命令で冒険者達が俺に言う事を聞かせようと攻めてきても返り討ちにされるって事だ」
「何を馬鹿な事を!」
「いいか?俺のレベルは既に80に達している」
「「はぁあ!?」」
「しかも、俺のパーティーメンバーは俺よりレベルは高い。俺が一番レベルが低いんだよ。これがどういう事かわかるか?」
「う、嘘だ!お前は嘘をついている!このワシでさえ60なんだぞ。このレベルはヒューマンの中でも最高レベルに近いのだ!」
「フッ……」
「何がおかしい!」
「いい事を教えてやるよ。さっきホールにいた俺の事を父ちゃんと呼んでた娘がいただろ?」
「いきなり何を言っているんだよ。あのテイマーのお嬢ちゃんがどうした?」
「あのテイマーのお嬢ちゃんとあんたは同じレベルだ」
「はぁあ!?何を言っているんだよ!あの幼女とワシが同じレベルだと!」
「そうだよ」
「馬鹿も休み休み言え!あのお嬢ちゃんはどう見ても5歳児ぐらいではないか!」
「だからなんだ?ヒナタもダンジョン7階層攻略についてこれたんだぞ」
「ば、馬鹿な!あのお嬢ちゃんが7階層攻略に同行しただと!?」
「じゃないと、スリーピングシープをどうやってテイムできると思っているんだよ」
そのショウの言葉に、嘘はないとベックは理解してソファーから崩れ落ちたのだった。そして、慌てて口を挟むのは領主アレックだ。
「魔導士様!いくら何でもブリガンダイン王国を相手に戦争で勝てるなどと、王国を愚弄するのは撤回して頂きたい!」
「領主様申し訳ございません……受け入れられないのはわかりますがこれは事実なんですよ」
「馬鹿な事を!王国騎士団がどれほどの戦力か知らないとは言わせぬぞ」
「ええ。ブリガンダイン王国騎士団の戦力は重々承知しておりますよ。ただ、騎士団長ですら60レベル超えたあたりで、ギルドマスターと変わりないのも事実でしょう?違いますか?」
「それはそうだが、お主とて騎士団全員を相手にはできまい!魔法使いは確かに強いのは認めよう。範囲攻撃で一掃できるとはいえ、魔法使いの範囲攻撃は詠唱が長いはずではないか?」
さすが御領主様だとショウは感心する。しかし、ショウはこの遠征で大魔導士リングを手に入れたのである。そして、この遠征で80レベルとなったショウはある魔法を覚えた事で、国家に負けない力を手に入れていたのである。
「わかりました。確かに俺は強いですが、詠唱中に攻め込まれたら詠唱ブレイクでただの人になりますね。先程の言葉は撤回します。申し訳ありませんでした」
ショウの言葉に、領主アレックはホッとため息をつくのだった。しかし、冒険者ギルドには勝てると豪語するショウの言葉に、ギルドマスターは顔を青くする。確かに詠唱ブレイクでショウを不能にする事が出来ても、7階層を攻略するようなショウのパーティーに勝てる冒険者はいないとベックは理解していた。
つまり、この地点でショウの言う通り冒険者ギルドとショウの立場は対等であり、むしろショウの方が立場は上だと思うのだった。
「ギルドマスターは対等の立場だって事は理解出来たようだな。今回は俺も目は瞑って協力はしよう」
「ほ、本当か?」
「ああ。しかし、解決出来たら王国を救うんだ。それ相応の謝礼を用意してもらうからな」
「それはわかっている……」
「ただし、ランクを上げるとか名誉なんか要らないからな」
「クッ……」
「俺は自由に暮らしたいんだよ。厄介事なんかいらねぇんだ!」
「わ、わかったよ。魔導士様の気持ちを汲み取るよう善処する」
ベックがそう言うと、領主アレックは話題を変えるように話を遮って身を乗り出す。
「そ、それで話は変えるが魔導士様は偽金事件の首謀者は闇ギルドと当たりをつけているのか?」
「まさか、王国騎士団は闇ギルドが犯人だと思って捜査しているのか?」
「当たり前だろう!こんな大規模な事件は闇ギルドしかないだろう」
「魔導士様は何を当たり前の事を言っているのだ!」
「ギルドマスターも同様なのかよ。道理で解決してないわけだ……」
「「我々を馬鹿にしないでもらおう!」」
「馬鹿にもしたくなるさ」
「「はぁあ!」」
「いいか?悪は闇ギルドって思い込んでいるから駄目なんだよ」
「何を言うか!悪の根源は何時だって闇ギルドが暗躍しているではないか!」
「俺からしたら、闇ギルドと貴族や権力者は変わらねぇよ。何時だって、自分が世界に選ばれた人間だと勘違いしているからな」
「また、貴様は私達貴族を!」
「領主様は善政を担う貴族と思ってるよ。ただ、ガイガン男爵みたいな奴が多いって言ってんだ」
「そ、そうか。すまなかったな。というか、魔導士様は我々王国貴族が犯人だと言っているのか?」
「当たり前だ。それしかないだろ?」
「「馬鹿な……」」
ショウの答えに、領主アレックとギルドマスターベックは言葉を失い呆然とするのだった。
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