檻の中の舞踏会

ひなラー

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目が覚めると…

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周りを見渡すと真っ暗でスポットライトが私と同じ状況の人に照らされている。

私:「ここはどこ!?」
??:「おっと、目が覚めましたか?」
こつ、こつ、こつ、と足音がだんだん近づくにつれて、??の顔が見えた。
どうやらタキシード姿で仮面をつけた男性のようだ。

皆:「ここはどこなんだ!?早く帰らせてくれ!!俺たちはなんでこんなところにいるんだ!!」
タキシード姿の男性:「そんなに慌てないでください。そんなに慌てては生きれる命も直ぐに消えてしまいますよ?」
皆:「なんだって!?いい加減にしろ!」
皆:「そーだそーだ!!!マクス男!!」
タキシード姿の男性:「マスク男とは失礼ですね??今回だけは許して差し上げましょう。僕の名前はルナティックです。勿論、本命ではありませんけどね」

ルナティックだと名乗るマスク男は気持ち悪い顔でニヤリと顔を歪ませる。

ルナティック:「早速本題に入りますが、もしかしてあなた達は覚えていないんですか?あんな最低なことをした人までいるのに?」

私は思い出した。

私は平凡な社会人でその日も残業まみれで帰ってきた。今日も眠たくて帰ってきたらそのままソファーで寝てしまっていた。あの時のことを忘れて…。
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