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第五章
一、事件の真相1
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「……? えっ?」
上島は、がばっと跳ね起きた。いつの間に家に戻って来ていたのだろうか。考えてみても記憶はない。霊媒に疲れて、桜の木の下で寝てしまったことは覚えている。
無意識のうちに、帰ってきていたのか。いや、そんなことはありえないだろう。逡巡していると、寝室の扉が開いた。
「おはよう、勇朔」
神楽だ。
「チセイ! 何で、ここに」
霊媒をすることは、神楽には話していなかった。昨日霊媒をしたことも、知らないはずだった。
「どうしてだろうね? まあ、色々と事情があるんだよ。起きられる?」
「あ、ああ……」
上島は首を傾げながらも、ベッドから降りる。すると、神楽がずいと小瓶を突き出した。
「検査結果。出たよ」
上島の目つきが急に鋭くなった。
「どう、だった」
「ビンゴ。二つとも同じものだ」
上島は、頷いた。
「有難う、恩に着る」
「是非とも倍にして返して貰いたいものだね」
上島は苦笑いすると、支度を始めた。
「もう行くのかい?」
「ああ。早い方がいい」
上島は、朝食もそこそこに、私服に着替えると、車に乗って家を飛び出した。
手には二つの小さな瓶と鑑定書。検査結果に間違いはなかった。車を勢い良く走らせ、門の側に着ける。インターホンを押す前に、家の中から誰かが出てきた。
「あら? 上島さん?」
小笠原香乃だった。
「いきなり朝からお邪魔してすみません」
「いいえ、午前中は特に用事もありませんから。わざわざ着て頂いて恐縮です」
香乃は、上島を立派な応接室に通した。天井からぶら下がるシャンデリア。
おそらく冬場になれば、床には獣の絨毯が敷かれるのだろう。
冬馬の屋敷も――昔上島が住んでいたところも――そんなところだった。無駄に豪奢な調度品が多い。棚の上の、高価そうな写真立てには、香乃と、亡くなった昭雄の姿があった。香乃は未亡人にしては、派手な生活をしている。遺産が多くあるのだろうか。
そんなことを考えていると、香乃がお茶のセットを抱えて戻ってきた。
「ごめんなさい、今日はメイドの方もお休みで」
「いえ、お構いなく」
そう言ったが、香乃は紅茶を入れ始めた。食器は、ウエッジウッドだ。苺の柄が描かれた可愛らしいもので、ワイルドストロベリーだと分かる。郁子が好きなブランドだ。
普段、使用人にさせている割には、郁子は手際よく紅茶を淹れている。程なくして、茶の良い香りがした。
「紅茶はお好きですか?」
「あ、はい。そんなに詳しくはありませんが……」
紅茶は郁子が好きなので、よく飲んだ。上島はコーヒーも紅茶も平等に好きなタイプで、これというこだわりはない。やはりそういったこだわりは、女性の方があるのだろうか。
「良かった。――紅茶が入りましたわ。ウエッジウッドの、イングリッシュブレックファーストです」
上島が食器に顔を近づけると、ぷんと爽やかな香りがした。
「アッサム、ケニア、セイロンのブレンドです。英国の朝によく飲まれているものですわ」
「有難うございます」
早速紅茶に口をつける。上島があまり朝食を食べていないのを見越してか、スコーンも置いてくれてある。
上島は、どう話を切り出したものか、考えていた。
「先日は、小笠原さんの遺体をお貸し頂きたいなどとお願いして、すみませんでした」
「いいえ。上島さんは霊媒にお使いになられる、ということですから。夫の遺体が警察の方のところにあるよりは、余程良かったと思っています」
香乃は微笑んだ。心なしか、前よりも顔の色艶が良い。声にも張りが出て、元気が出てきているように見えた。
上島の心は痛んだ。これは、真実ではない。香乃は気付いていないが、その上辺だけの彼女の活気さえ、自分が奪い取ってしまうのだとしたら、それは残酷なことだ。
上島は、ティーカップに映る自分の顔を、見るともなく見つめた。しかし、次の瞬間、意を決したように面を上げる。
「もう一度、事件の概要をお聞きしたいと思い参りました。話して下さいますか?」
「ええ、勿論」
香乃は、ティーカップを置いて座りなおす。上島は、香乃を鋭く見つめた。
「まず、事件を、順を追って確認させて頂きます。貴方は、小笠原昭雄さんと結婚していた。しかし、昭雄さんは、末期癌で亡くなってしまう。――それは、何年前のことですか?」
「夫を亡くしたのは、二年前のことです。結婚したのは五年前です」
「そして、ついこの間、警察から電話がかかって来る。確か、桜の木に遺体が遺棄してあり、墓に掘り返された後があるから確認しに来て欲しいと。そういった電話でしたよね」
「ええ……」
香乃は目を伏せた。やはり思い出したくないのだ。上島は、人の傷を抉るような、無慈悲な真似をしていることに、罪悪を感じた。
「そのとき、貴方は、墓を掘り返して確認されましたか?」
「え?」
香乃は、パッと顔を上げた。今までの確認事項とは違った質問だったからだろう。戸惑いの表情が浮かんでいる。
「いえ……。夫のお墓には、私は一切触っていません」
「昭雄さんの遺体を返された後も?」
「ええ」
香乃はきっぱりと頷いた。
「では、使用人の方が、昭雄さんのお墓を直しに行ったりも、していないのですね? 使用人の方たちも、スコップで掘り返したりするようなことはなかったと?」
「はい。私が何も言っていないので、そんなことを無断でしに行くような人はいないと思います。夫の亡骸が遺棄されていたときは、私も大変でしたが、お手伝いさんたちにしてみたら、情緒不安定な私の世話の方が大変だったみたいで。心配をかけました」
「そうですか……」
「けれど、それが何か……? やはり、お手伝いさんに夫のお墓を綺麗にして貰ったほうが良かったでしょうか。とにかく、全てが終わってからと思っておりましたので、まだなのです」
上島は頭を振った。
「いえ、そういうことではないんです。――――では、もう一点だけ。香乃さん。最近、大きなスコップを使われましたか?」
香乃は不思議そうに首を横に振った。
「いいえ。スコップには一切触れていません。けれど、園芸が好きなので、小屋にスコップを置いています。あれは、私だけしか使わない、専用のものです。庭師さんなどは、ご自分の家からスコップを持って来て使っておられますから。私が使ったとしても、家のお庭だけです。――けれど、スコップが、何か?」
思ったとおりか。上島は息を吐いた。
「香乃さん、今の香乃さんの言葉で、犯人がほぼ特定出来たと私は考えています」
「本当ですか!? 犯人が?」
香乃は勢い込んで尋ねた。頬が桃色に紅潮している。早く答えを聞きたいのだろう。シャンデリアに反射して、香乃の瞳は星のように輝いていた。上島は、知らず眉根を寄せた。
――――あと、五分も経たないうちに、この表情を絶望に変えてしまうのだ。
他ならぬ、自分の発言によって。
しかし、黙っているわけにはいかない。
「香乃さん――――昭雄さんのお墓を、掘り返しませんでしたか?」
上島は、がばっと跳ね起きた。いつの間に家に戻って来ていたのだろうか。考えてみても記憶はない。霊媒に疲れて、桜の木の下で寝てしまったことは覚えている。
無意識のうちに、帰ってきていたのか。いや、そんなことはありえないだろう。逡巡していると、寝室の扉が開いた。
「おはよう、勇朔」
神楽だ。
「チセイ! 何で、ここに」
霊媒をすることは、神楽には話していなかった。昨日霊媒をしたことも、知らないはずだった。
「どうしてだろうね? まあ、色々と事情があるんだよ。起きられる?」
「あ、ああ……」
上島は首を傾げながらも、ベッドから降りる。すると、神楽がずいと小瓶を突き出した。
「検査結果。出たよ」
上島の目つきが急に鋭くなった。
「どう、だった」
「ビンゴ。二つとも同じものだ」
上島は、頷いた。
「有難う、恩に着る」
「是非とも倍にして返して貰いたいものだね」
上島は苦笑いすると、支度を始めた。
「もう行くのかい?」
「ああ。早い方がいい」
上島は、朝食もそこそこに、私服に着替えると、車に乗って家を飛び出した。
手には二つの小さな瓶と鑑定書。検査結果に間違いはなかった。車を勢い良く走らせ、門の側に着ける。インターホンを押す前に、家の中から誰かが出てきた。
「あら? 上島さん?」
小笠原香乃だった。
「いきなり朝からお邪魔してすみません」
「いいえ、午前中は特に用事もありませんから。わざわざ着て頂いて恐縮です」
香乃は、上島を立派な応接室に通した。天井からぶら下がるシャンデリア。
おそらく冬場になれば、床には獣の絨毯が敷かれるのだろう。
冬馬の屋敷も――昔上島が住んでいたところも――そんなところだった。無駄に豪奢な調度品が多い。棚の上の、高価そうな写真立てには、香乃と、亡くなった昭雄の姿があった。香乃は未亡人にしては、派手な生活をしている。遺産が多くあるのだろうか。
そんなことを考えていると、香乃がお茶のセットを抱えて戻ってきた。
「ごめんなさい、今日はメイドの方もお休みで」
「いえ、お構いなく」
そう言ったが、香乃は紅茶を入れ始めた。食器は、ウエッジウッドだ。苺の柄が描かれた可愛らしいもので、ワイルドストロベリーだと分かる。郁子が好きなブランドだ。
普段、使用人にさせている割には、郁子は手際よく紅茶を淹れている。程なくして、茶の良い香りがした。
「紅茶はお好きですか?」
「あ、はい。そんなに詳しくはありませんが……」
紅茶は郁子が好きなので、よく飲んだ。上島はコーヒーも紅茶も平等に好きなタイプで、これというこだわりはない。やはりそういったこだわりは、女性の方があるのだろうか。
「良かった。――紅茶が入りましたわ。ウエッジウッドの、イングリッシュブレックファーストです」
上島が食器に顔を近づけると、ぷんと爽やかな香りがした。
「アッサム、ケニア、セイロンのブレンドです。英国の朝によく飲まれているものですわ」
「有難うございます」
早速紅茶に口をつける。上島があまり朝食を食べていないのを見越してか、スコーンも置いてくれてある。
上島は、どう話を切り出したものか、考えていた。
「先日は、小笠原さんの遺体をお貸し頂きたいなどとお願いして、すみませんでした」
「いいえ。上島さんは霊媒にお使いになられる、ということですから。夫の遺体が警察の方のところにあるよりは、余程良かったと思っています」
香乃は微笑んだ。心なしか、前よりも顔の色艶が良い。声にも張りが出て、元気が出てきているように見えた。
上島の心は痛んだ。これは、真実ではない。香乃は気付いていないが、その上辺だけの彼女の活気さえ、自分が奪い取ってしまうのだとしたら、それは残酷なことだ。
上島は、ティーカップに映る自分の顔を、見るともなく見つめた。しかし、次の瞬間、意を決したように面を上げる。
「もう一度、事件の概要をお聞きしたいと思い参りました。話して下さいますか?」
「ええ、勿論」
香乃は、ティーカップを置いて座りなおす。上島は、香乃を鋭く見つめた。
「まず、事件を、順を追って確認させて頂きます。貴方は、小笠原昭雄さんと結婚していた。しかし、昭雄さんは、末期癌で亡くなってしまう。――それは、何年前のことですか?」
「夫を亡くしたのは、二年前のことです。結婚したのは五年前です」
「そして、ついこの間、警察から電話がかかって来る。確か、桜の木に遺体が遺棄してあり、墓に掘り返された後があるから確認しに来て欲しいと。そういった電話でしたよね」
「ええ……」
香乃は目を伏せた。やはり思い出したくないのだ。上島は、人の傷を抉るような、無慈悲な真似をしていることに、罪悪を感じた。
「そのとき、貴方は、墓を掘り返して確認されましたか?」
「え?」
香乃は、パッと顔を上げた。今までの確認事項とは違った質問だったからだろう。戸惑いの表情が浮かんでいる。
「いえ……。夫のお墓には、私は一切触っていません」
「昭雄さんの遺体を返された後も?」
「ええ」
香乃はきっぱりと頷いた。
「では、使用人の方が、昭雄さんのお墓を直しに行ったりも、していないのですね? 使用人の方たちも、スコップで掘り返したりするようなことはなかったと?」
「はい。私が何も言っていないので、そんなことを無断でしに行くような人はいないと思います。夫の亡骸が遺棄されていたときは、私も大変でしたが、お手伝いさんたちにしてみたら、情緒不安定な私の世話の方が大変だったみたいで。心配をかけました」
「そうですか……」
「けれど、それが何か……? やはり、お手伝いさんに夫のお墓を綺麗にして貰ったほうが良かったでしょうか。とにかく、全てが終わってからと思っておりましたので、まだなのです」
上島は頭を振った。
「いえ、そういうことではないんです。――――では、もう一点だけ。香乃さん。最近、大きなスコップを使われましたか?」
香乃は不思議そうに首を横に振った。
「いいえ。スコップには一切触れていません。けれど、園芸が好きなので、小屋にスコップを置いています。あれは、私だけしか使わない、専用のものです。庭師さんなどは、ご自分の家からスコップを持って来て使っておられますから。私が使ったとしても、家のお庭だけです。――けれど、スコップが、何か?」
思ったとおりか。上島は息を吐いた。
「香乃さん、今の香乃さんの言葉で、犯人がほぼ特定出来たと私は考えています」
「本当ですか!? 犯人が?」
香乃は勢い込んで尋ねた。頬が桃色に紅潮している。早く答えを聞きたいのだろう。シャンデリアに反射して、香乃の瞳は星のように輝いていた。上島は、知らず眉根を寄せた。
――――あと、五分も経たないうちに、この表情を絶望に変えてしまうのだ。
他ならぬ、自分の発言によって。
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