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第33話 森下さんと高橋くんの場合
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梅雨の午後、雨が激しく降り始めた。大学生の高橋蓮は、傘を持たずに出かけてしまったことを後悔していた。講義が終わり、建物の入り口で雨宿りをしながら、空を見上げてため息をついた。
「困ったな...」
そんな時、隣で同じように雨を見つめている女性に気づいた。ショートカットの髪に、少し困ったような表情を浮かべている。
「傘、お忘れですか?」
蓮が声をかけると、女性は振り返った。
「あ、はい。まさかこんなに降るとは思わなくて」
「僕もです。一緒に雨宿りしませんか?」
女性は微笑んで頷いた。
「ありがとうございます。私、心理学科の森下あかりです」
「経済学科の高橋蓮です。よろしくお願いします」
二人は並んで雨を見つめた。激しい雨音が、なぜか心地よく感じられた。
「雨って、嫌いじゃないんです」
あかりがぽつりと言った。
「そうですか?」
「はい。なんだか、時間がゆっくり流れる感じがして」
蓮はあかりの横顔を見つめた。雨に濡れた髪から滴る水滴が、とても美しく見えた。
「僕も同感です。特に、今日みたいに」
あかりは蓮の方を向いた。二人の目が合う。
「今日みたいに?」
「あ...えっと...」
蓮は慌てて視線を逸らした。
「一人じゃないから、退屈しないなって」
あかりは小さく笑った。
「そうですね。一人だったら、きっと憂鬱になってたかも」
雨が止んだ後、二人は別れた。しかし、それから数日後、蓮は学食であかりを見かけた。一人でサラダを食べている姿を見て、蓮は迷った。
(声をかけるべきか...でも、迷惑かもしれない)
そんな時、あかりが顔を上げて蓮に気づいた。
「あ、高橋さん!」
あかりは手を振って蓮を呼んだ。蓮は安堵の表情を浮かべて近づいた。
「こんにちは。一人ですか?」
「はい。高橋さんも?」
「僕もです。よろしければ、一緒に食べませんか?」
「ぜひ」
蓮はあかりの向かいに座った。
「あの日から、雨の日が好きになりました」
あかりが言った。
「僕もです」
蓮は微笑んだ。
「不思議ですね」
「何が?」
「偶然って。もしあの日、雨が降らなかったら、僕たちは出会わなかったかもしれない」
あかりは考えるような表情になった。
「でも、きっと別の場所で出会ってたと思います」
「どうしてそう思うんですか?」
「なんとなく。運命的な出会いって、きっとそういうものじゃないですか?」
蓮は心臓がドキドキするのを感じた。
「運命...ですか」
「信じませんか?」
「今は...信じたいです」
二人は見つめ合った。学食の喧騒が、遠くに聞こえた。
それから二人は、よく一緒に過ごすようになった。講義の合間にカフェで会ったり、図書館で勉強したり。
ある日、あかりが蓮に提案した。
「今度の休日、一緒に映画を見ませんか?」
「映画ですか?」
「はい。新作の恋愛映画なんですけど...」
蓮は少し照れながら答えた。
「はい、ぜひ」
休日、二人は映画館で待ち合わせた。あかりは普段とは違う、白いワンピースを着ていた。
「素敵ですね」
蓮が言うと、あかりは頬を染めた。
「ありがとうございます」
映画を見ている間、蓮はあかりの横顔をちらちらと見つめていた。暗闇の中で、彼女の表情が時々変わるのが分かった。
映画が終わり、二人はカフェに入った。
「どうでしたか?」
あかりが聞いた。
「良かったですね。主人公の気持ち、すごく分かりました」
「どの部分が?」
蓮は少し考えてから答えた。
「大切な人を失いたくないっていう気持ち」
あかりは驚いたような表情になった。
「高橋さんにも、そういう人がいるんですか?」
蓮は真剣な表情であかりを見つめた。
「...はい。最近、できました」
「そうなんですか...」
あかりの声が小さくなった。
「あかりさんは?」
「私も...います」
その言葉に、蓮の心は沈んだ。
「そうですか...」
「はい。でも、まだその人に気持ちを伝えられずにいます」
「どうしてですか?」
「怖いから。もし嫌われたら、今の関係も失ってしまうような気がして」
蓮は胸が締め付けられるような思いがした。
桜の季節が訪れた。大学のキャンパスは薄ピンクの花びらで埋め尽くされていた。蓮とあかりは、いつものように一緒に歩いていた。
「綺麗ですね」
あかりが桜を見上げて言った。
「そうですね」
蓮も空を見上げる。
「高橋さん」
「はい?」
「あの日、カフェで話した『大切な人』のこと、もう少し聞かせてもらえませんか?」
蓮は立ち止まった。あかりも歩みを止める。
「どうして急に?」
「その人に、ちゃんと気持ちを伝えた方がいいと思うんです」
「あかりさんこそ、その人に気持ちを伝えるべきです」
二人は向き合って立った。桜の花びらが、風に舞って二人の間を通り過ぎていく。
「実は...」
あかりが口を開いた。
「私の大切な人って...」
「僕もです」
蓮が遮った。
「僕の大切な人は...あかりさんです」
あかりの目が大きく見開かれた。
「え...」
「あの雨の日から、ずっと考えていました。あかりさんと過ごす時間が、僕にとって一番大切な時間だって」
あかりの目に涙が浮かんだ。
「私も...私も高橋さんのことが...」
「本当ですか?」
「はい」
あかりは涙を拭いながら微笑んだ。
「ずっと伝えたかったんです」
蓮は安堵の表情を浮かべた。
「良かった...」
「何が?」
「僕たちの気持ちが、同じだったから」
桜の花びらが、二人の周りを舞い踊った。
一年後、同じ桜の木の下で、蓮とあかりは手を繋いで歩いていた。
「あの日のこと、覚えてる?」
あかりが聞いた。
「もちろん。一生忘れられません」
「雨の日の出会いから、ちょうど一年ね」
「そうですね。今でも雨の日が好きです」
「私も。でも今は、晴れの日も雨の日も、蓮がいれば毎日が特別」
蓮は立ち止まって、あかりの手を両手で包んだ。
「あかり」
「何?」
「ありがとう。僕の人生を、こんなに幸せにしてくれて」
あかりは微笑んで、蓮の頬に手を添えた。
「こちらこそ。蓮と出会えて、本当に良かった」
二人は見つめ合った。桜の花びらが、またも二人の間を舞い踊る。
今度は、迷いも恥ずかしさもなく、自然に唇を重ねた。
春の陽だまりの中で、二人の新しい季節が始まった。
その後、大学生活は充実したものとなり、講義やサークル活動、友人との時間を共に過ごすことで、蓮とあかりの絆はさらに深まっていった。彼らはお互いの夢を応援し合い、時には喧嘩をしながらも、いつもお互いを思いやることを忘れなかった。
ある日、あかりが蓮に提案した。
「ねえ、夏休みに旅行に行きませんか?」
「旅行?どこへ行きたいの?」
と蓮が尋ねると、あかりは明るい表情で考えを巡らせた。
「海が見たいな。リゾート地に行けたら最高!」
蓮はしばらく考えた後、微笑んで答えた。
「いいね、僕も海が好きだし、二人で行けたら楽しいだろうね。」
こうして二人は旅行の計画を立て、夏が近づくにつれ、彼らの期待も高まっていった。
やがて夏休みの日がやってきた。二人は海辺のリゾート地に到着し、青い海と白い砂浜を前に笑顔がこぼれた。あかりは砂浜を駆け回り、蓮もその後を追った。
「楽しいね!」
あかりの声が響く。
「本当に!」
蓮も嬉しそうに応えた。しかし、あかりがふと立ち止まり、何かを考える表情を浮かべた。
「ねえ、蓮。私、以前大切な人について話したことあったでしょ?あの人とは、これからどうなるのかなって。でも、今は蓮といることが一番幸せで。」
蓮はそれを聞いて心が温かくなった。
「あかり、僕も同じ気持ちだよ。君と過ごす時間が特別で、未来を一緒に考えられることが嬉しい。」
あかりは目を輝かせて微笑んだ。
「本当に?」
「もちろんさ。君がいるから、未来が楽しみになるんだ。」
そして二人は、今の幸せを噛みしめながら、海辺での素敵な思い出を作り続けた。
日が暮れる頃、蓮は海岸のベンチであかりに向かって言った。
「あかり、これからもっと一緒にいたい。旅行が終わった後も、ずっと。」
あかりは顔を赤らめながら頷いた。
「私も!蓮と一緒に未来を作っていきたい。」
それから数年後、二人はお互いの夢を応援し合いながら、就職活動を始め、少しずつ社会人としての道を歩み始めた。どんな困難にも寄り添い、支え合う姿勢が確かなものになっていた。
ある日、蓮があかりをデートに誘った特別なレストランで、食事を終えた後に立ち上がり、彼女の手を優しく引き寄せた。
「今日は特別な日だと思って、この場所を選んだ。あかり、僕は君に大切なことを伝えたいんだ。」
あかりはドキドキしながら彼を見つめた。蓮は緊張しながらも、心の中の思いを伝えた。
「これからもずっと一緒にいてほしい。結婚しよう。」
あかりの目が驚きに満ちて、そして喜びで輝いた。
「本当に?私もずっと君と一緒にいたいと思ってた!」
蓮は安心したように笑顔で頷き、二人はその瞬間をお互いに抱きしめ合った。周囲の祝いの声に囲まれながら、二人の新たな物語が始まる。
結婚式の日、桜の花が舞い散る中、愛に満ちた誓いを交わし、彼らの未来が描かれる。
雨の日の出会いから始まった物語は、たくさんの幸せを運んでくれた。そして彼らは、これからも手を繋ぎながら、歩んでいくのだった。
「困ったな...」
そんな時、隣で同じように雨を見つめている女性に気づいた。ショートカットの髪に、少し困ったような表情を浮かべている。
「傘、お忘れですか?」
蓮が声をかけると、女性は振り返った。
「あ、はい。まさかこんなに降るとは思わなくて」
「僕もです。一緒に雨宿りしませんか?」
女性は微笑んで頷いた。
「ありがとうございます。私、心理学科の森下あかりです」
「経済学科の高橋蓮です。よろしくお願いします」
二人は並んで雨を見つめた。激しい雨音が、なぜか心地よく感じられた。
「雨って、嫌いじゃないんです」
あかりがぽつりと言った。
「そうですか?」
「はい。なんだか、時間がゆっくり流れる感じがして」
蓮はあかりの横顔を見つめた。雨に濡れた髪から滴る水滴が、とても美しく見えた。
「僕も同感です。特に、今日みたいに」
あかりは蓮の方を向いた。二人の目が合う。
「今日みたいに?」
「あ...えっと...」
蓮は慌てて視線を逸らした。
「一人じゃないから、退屈しないなって」
あかりは小さく笑った。
「そうですね。一人だったら、きっと憂鬱になってたかも」
雨が止んだ後、二人は別れた。しかし、それから数日後、蓮は学食であかりを見かけた。一人でサラダを食べている姿を見て、蓮は迷った。
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そんな時、あかりが顔を上げて蓮に気づいた。
「あ、高橋さん!」
あかりは手を振って蓮を呼んだ。蓮は安堵の表情を浮かべて近づいた。
「こんにちは。一人ですか?」
「はい。高橋さんも?」
「僕もです。よろしければ、一緒に食べませんか?」
「ぜひ」
蓮はあかりの向かいに座った。
「あの日から、雨の日が好きになりました」
あかりが言った。
「僕もです」
蓮は微笑んだ。
「不思議ですね」
「何が?」
「偶然って。もしあの日、雨が降らなかったら、僕たちは出会わなかったかもしれない」
あかりは考えるような表情になった。
「でも、きっと別の場所で出会ってたと思います」
「どうしてそう思うんですか?」
「なんとなく。運命的な出会いって、きっとそういうものじゃないですか?」
蓮は心臓がドキドキするのを感じた。
「運命...ですか」
「信じませんか?」
「今は...信じたいです」
二人は見つめ合った。学食の喧騒が、遠くに聞こえた。
それから二人は、よく一緒に過ごすようになった。講義の合間にカフェで会ったり、図書館で勉強したり。
ある日、あかりが蓮に提案した。
「今度の休日、一緒に映画を見ませんか?」
「映画ですか?」
「はい。新作の恋愛映画なんですけど...」
蓮は少し照れながら答えた。
「はい、ぜひ」
休日、二人は映画館で待ち合わせた。あかりは普段とは違う、白いワンピースを着ていた。
「素敵ですね」
蓮が言うと、あかりは頬を染めた。
「ありがとうございます」
映画を見ている間、蓮はあかりの横顔をちらちらと見つめていた。暗闇の中で、彼女の表情が時々変わるのが分かった。
映画が終わり、二人はカフェに入った。
「どうでしたか?」
あかりが聞いた。
「良かったですね。主人公の気持ち、すごく分かりました」
「どの部分が?」
蓮は少し考えてから答えた。
「大切な人を失いたくないっていう気持ち」
あかりは驚いたような表情になった。
「高橋さんにも、そういう人がいるんですか?」
蓮は真剣な表情であかりを見つめた。
「...はい。最近、できました」
「そうなんですか...」
あかりの声が小さくなった。
「あかりさんは?」
「私も...います」
その言葉に、蓮の心は沈んだ。
「そうですか...」
「はい。でも、まだその人に気持ちを伝えられずにいます」
「どうしてですか?」
「怖いから。もし嫌われたら、今の関係も失ってしまうような気がして」
蓮は胸が締め付けられるような思いがした。
桜の季節が訪れた。大学のキャンパスは薄ピンクの花びらで埋め尽くされていた。蓮とあかりは、いつものように一緒に歩いていた。
「綺麗ですね」
あかりが桜を見上げて言った。
「そうですね」
蓮も空を見上げる。
「高橋さん」
「はい?」
「あの日、カフェで話した『大切な人』のこと、もう少し聞かせてもらえませんか?」
蓮は立ち止まった。あかりも歩みを止める。
「どうして急に?」
「その人に、ちゃんと気持ちを伝えた方がいいと思うんです」
「あかりさんこそ、その人に気持ちを伝えるべきです」
二人は向き合って立った。桜の花びらが、風に舞って二人の間を通り過ぎていく。
「実は...」
あかりが口を開いた。
「私の大切な人って...」
「僕もです」
蓮が遮った。
「僕の大切な人は...あかりさんです」
あかりの目が大きく見開かれた。
「え...」
「あの雨の日から、ずっと考えていました。あかりさんと過ごす時間が、僕にとって一番大切な時間だって」
あかりの目に涙が浮かんだ。
「私も...私も高橋さんのことが...」
「本当ですか?」
「はい」
あかりは涙を拭いながら微笑んだ。
「ずっと伝えたかったんです」
蓮は安堵の表情を浮かべた。
「良かった...」
「何が?」
「僕たちの気持ちが、同じだったから」
桜の花びらが、二人の周りを舞い踊った。
一年後、同じ桜の木の下で、蓮とあかりは手を繋いで歩いていた。
「あの日のこと、覚えてる?」
あかりが聞いた。
「もちろん。一生忘れられません」
「雨の日の出会いから、ちょうど一年ね」
「そうですね。今でも雨の日が好きです」
「私も。でも今は、晴れの日も雨の日も、蓮がいれば毎日が特別」
蓮は立ち止まって、あかりの手を両手で包んだ。
「あかり」
「何?」
「ありがとう。僕の人生を、こんなに幸せにしてくれて」
あかりは微笑んで、蓮の頬に手を添えた。
「こちらこそ。蓮と出会えて、本当に良かった」
二人は見つめ合った。桜の花びらが、またも二人の間を舞い踊る。
今度は、迷いも恥ずかしさもなく、自然に唇を重ねた。
春の陽だまりの中で、二人の新しい季節が始まった。
その後、大学生活は充実したものとなり、講義やサークル活動、友人との時間を共に過ごすことで、蓮とあかりの絆はさらに深まっていった。彼らはお互いの夢を応援し合い、時には喧嘩をしながらも、いつもお互いを思いやることを忘れなかった。
ある日、あかりが蓮に提案した。
「ねえ、夏休みに旅行に行きませんか?」
「旅行?どこへ行きたいの?」
と蓮が尋ねると、あかりは明るい表情で考えを巡らせた。
「海が見たいな。リゾート地に行けたら最高!」
蓮はしばらく考えた後、微笑んで答えた。
「いいね、僕も海が好きだし、二人で行けたら楽しいだろうね。」
こうして二人は旅行の計画を立て、夏が近づくにつれ、彼らの期待も高まっていった。
やがて夏休みの日がやってきた。二人は海辺のリゾート地に到着し、青い海と白い砂浜を前に笑顔がこぼれた。あかりは砂浜を駆け回り、蓮もその後を追った。
「楽しいね!」
あかりの声が響く。
「本当に!」
蓮も嬉しそうに応えた。しかし、あかりがふと立ち止まり、何かを考える表情を浮かべた。
「ねえ、蓮。私、以前大切な人について話したことあったでしょ?あの人とは、これからどうなるのかなって。でも、今は蓮といることが一番幸せで。」
蓮はそれを聞いて心が温かくなった。
「あかり、僕も同じ気持ちだよ。君と過ごす時間が特別で、未来を一緒に考えられることが嬉しい。」
あかりは目を輝かせて微笑んだ。
「本当に?」
「もちろんさ。君がいるから、未来が楽しみになるんだ。」
そして二人は、今の幸せを噛みしめながら、海辺での素敵な思い出を作り続けた。
日が暮れる頃、蓮は海岸のベンチであかりに向かって言った。
「あかり、これからもっと一緒にいたい。旅行が終わった後も、ずっと。」
あかりは顔を赤らめながら頷いた。
「私も!蓮と一緒に未来を作っていきたい。」
それから数年後、二人はお互いの夢を応援し合いながら、就職活動を始め、少しずつ社会人としての道を歩み始めた。どんな困難にも寄り添い、支え合う姿勢が確かなものになっていた。
ある日、蓮があかりをデートに誘った特別なレストランで、食事を終えた後に立ち上がり、彼女の手を優しく引き寄せた。
「今日は特別な日だと思って、この場所を選んだ。あかり、僕は君に大切なことを伝えたいんだ。」
あかりはドキドキしながら彼を見つめた。蓮は緊張しながらも、心の中の思いを伝えた。
「これからもずっと一緒にいてほしい。結婚しよう。」
あかりの目が驚きに満ちて、そして喜びで輝いた。
「本当に?私もずっと君と一緒にいたいと思ってた!」
蓮は安心したように笑顔で頷き、二人はその瞬間をお互いに抱きしめ合った。周囲の祝いの声に囲まれながら、二人の新たな物語が始まる。
結婚式の日、桜の花が舞い散る中、愛に満ちた誓いを交わし、彼らの未来が描かれる。
雨の日の出会いから始まった物語は、たくさんの幸せを運んでくれた。そして彼らは、これからも手を繋ぎながら、歩んでいくのだった。
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