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真琴side
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※舞奈美と真琴以外のセリフは "で表現してます。
()は真琴の心の声です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
"おはよー!舞奈美と真琴!"
「あ、おはよー!今日も元気だねー」
「おはー、ほら舞奈美、前見ないとぶつかるよ?」
「あ、危なかったー、ありがとー」
笑いながら、言っている舞奈美を見て、私は不安しか感じなかった。
キーンコーンカーンコーン🔔
"起立、礼"
"はい、それでは授業を始めます。教科書の…"
「舞奈美、あんたそれ現代文の教科書だけど…。今古典だよ?何してんの?」
「え?あっ…ほんとだァ!!!えへへ、間違えちゃった」
(はぁぁぁぁぁぁ…)
これが舞奈美の通常運転である。
それは授業に限らず、日常生活及び日常会話でも繰り広げられる。
~放課後~
"私さ…悩んでることあるんだよね…。"
「え、どうした?聞くよ?」
「うん、私も聞くよ?」
珍しく悩んでいる様子の美希が心配になり、話を聞くことにした。
"ありがと…真琴、舞奈美。実はね、昔からやたら、テストの点数とか聞かれて、悪いと馬鹿にされるんだよね…。ほんとにやめて欲しいんだよね、、"
「あー、美希は、昔から頭良かったから嫉妬されてるのかもね。」
「そうだよー!!美希ちゃん見た目が頭良さそうだから皆知りたくなっちゃうんだよ!!大丈夫!気にしないで!」
(あ、またやったよ…この天然が…。)
"それって私が馬鹿って言いたいわけ?"
「え?誰がそんなこと言ったの?真琴?」
(うん…あなたです。私に振るな…)
思わず頭を抱えたくなった。どうしたら、私が言ったことになるのか、思考回路が理解できなかった。
「美希、そう怒るな。舞奈美は、そういう意味で、言ってないから。言い方下手だから、気にしないで。要するに美希が、昔から頭良いのを皆知ってるからってことだよ。」
"あー、そういう事ね。びっくりしたわ(笑)"
(何とかおさまりそうだ…。)
と、安心したのもつかの間だった。
「ん?真琴どういうこと?」
舞奈美は、分かっていなかった。
「えーと。舞奈美の言い方が不味かったってこと。」
「あ、そうなの?ごめんねー?美希!」
"あ、うん。いいよー!そういえば、私先生に呼ばれてるんだっけ!いってくるわ!"
「おけ、いってらー、」
「またねー」
「舞奈美…言い方には気をつけてって何回…」
「あ!今日私ご飯作る日だったんだ!先帰るねー!」
「あ、ちょっ…」
舞奈美は、いつもこんな調子で、基本自己中心で動いている。
決して悪い子では無い。が……壊滅的に空気が読めず、思ったことをすべて口にする。しかも、無意識にだ。
そして、そのフォローに回っているのが真琴なのである。
~さらに別の日~
"今日さ、みんなでファミレスいかない?"
"いいね!さんせーい!"
「いいね!いこ!どこいく?」
「何話してるのー?」
「皆でファミレス行こうかって話してる。」
「あ、真琴いくなら、私も行くー!」
「じゃあ放課後集まっていくか!」
"おけ、じゃあ場所は○○ね!その後どこか行く?"
「カラオケとかは?久しぶりに歌いたいな(笑)」
"いいじゃん!ナイス真琴!さすが!"
「やめて(笑)恥ずいわ!!」
と、盛り上がっている最中に、舞奈美が爆弾を会話に投げ込んだ。
「はいはい!!私は、ファミレス○○がいいとおもう!」
" "え?" "
「ん?」
(また、何を言い出した…!?)
「え?ファミレス行かないの?」
「舞奈美、話聞いてたか?もうその話終わったけど。」
「え?そうなの?あ、ごめんね」
「………」
"うん、まぁじゃあそういう事で!またあとでねー!"
微妙な空気のままその場は終わった。
「じゃあ帰ろー!んー!空気が美味しい!」
「いや、今日ファミレス行くんだけど…?」
「え!?そうなの!?」
(わかってなかったのか!!)
「うん…だから、校門で待ち合わせだから待つよ?」
「わかったー!」
「舞奈美…ほんとさっきの気をつけた方がいいよ?」
「なにが?」
「だから、話聞いてなかったり、思ったこと口にしたりとかさ、」
「え?してないよ?気のせいでしょ、さっきのはたまたま間違えちゃっただけだよー、もー、真琴は心配性だなぁ!」
(毎日あったら、たまたまとは言いません……。まぁ、言っても無駄か…明日もあるのかぁ…)
「はぁ………、あぁ空が青いなぁ…」
「真琴何言ってんの、変なのー」
と笑いながら言う舞奈美に真琴が、イラッとしたのはいうまでもない。
(誰か助けてぇ…。)
伝わらない真琴の注意と、空気を読めない天然の最強で最恐の舞奈美。果たして伝わる日は来るのか…。
今日も真琴の苦労は絶えなかった。
()は真琴の心の声です。
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"おはよー!舞奈美と真琴!"
「あ、おはよー!今日も元気だねー」
「おはー、ほら舞奈美、前見ないとぶつかるよ?」
「あ、危なかったー、ありがとー」
笑いながら、言っている舞奈美を見て、私は不安しか感じなかった。
キーンコーンカーンコーン🔔
"起立、礼"
"はい、それでは授業を始めます。教科書の…"
「舞奈美、あんたそれ現代文の教科書だけど…。今古典だよ?何してんの?」
「え?あっ…ほんとだァ!!!えへへ、間違えちゃった」
(はぁぁぁぁぁぁ…)
これが舞奈美の通常運転である。
それは授業に限らず、日常生活及び日常会話でも繰り広げられる。
~放課後~
"私さ…悩んでることあるんだよね…。"
「え、どうした?聞くよ?」
「うん、私も聞くよ?」
珍しく悩んでいる様子の美希が心配になり、話を聞くことにした。
"ありがと…真琴、舞奈美。実はね、昔からやたら、テストの点数とか聞かれて、悪いと馬鹿にされるんだよね…。ほんとにやめて欲しいんだよね、、"
「あー、美希は、昔から頭良かったから嫉妬されてるのかもね。」
「そうだよー!!美希ちゃん見た目が頭良さそうだから皆知りたくなっちゃうんだよ!!大丈夫!気にしないで!」
(あ、またやったよ…この天然が…。)
"それって私が馬鹿って言いたいわけ?"
「え?誰がそんなこと言ったの?真琴?」
(うん…あなたです。私に振るな…)
思わず頭を抱えたくなった。どうしたら、私が言ったことになるのか、思考回路が理解できなかった。
「美希、そう怒るな。舞奈美は、そういう意味で、言ってないから。言い方下手だから、気にしないで。要するに美希が、昔から頭良いのを皆知ってるからってことだよ。」
"あー、そういう事ね。びっくりしたわ(笑)"
(何とかおさまりそうだ…。)
と、安心したのもつかの間だった。
「ん?真琴どういうこと?」
舞奈美は、分かっていなかった。
「えーと。舞奈美の言い方が不味かったってこと。」
「あ、そうなの?ごめんねー?美希!」
"あ、うん。いいよー!そういえば、私先生に呼ばれてるんだっけ!いってくるわ!"
「おけ、いってらー、」
「またねー」
「舞奈美…言い方には気をつけてって何回…」
「あ!今日私ご飯作る日だったんだ!先帰るねー!」
「あ、ちょっ…」
舞奈美は、いつもこんな調子で、基本自己中心で動いている。
決して悪い子では無い。が……壊滅的に空気が読めず、思ったことをすべて口にする。しかも、無意識にだ。
そして、そのフォローに回っているのが真琴なのである。
~さらに別の日~
"今日さ、みんなでファミレスいかない?"
"いいね!さんせーい!"
「いいね!いこ!どこいく?」
「何話してるのー?」
「皆でファミレス行こうかって話してる。」
「あ、真琴いくなら、私も行くー!」
「じゃあ放課後集まっていくか!」
"おけ、じゃあ場所は○○ね!その後どこか行く?"
「カラオケとかは?久しぶりに歌いたいな(笑)」
"いいじゃん!ナイス真琴!さすが!"
「やめて(笑)恥ずいわ!!」
と、盛り上がっている最中に、舞奈美が爆弾を会話に投げ込んだ。
「はいはい!!私は、ファミレス○○がいいとおもう!」
" "え?" "
「ん?」
(また、何を言い出した…!?)
「え?ファミレス行かないの?」
「舞奈美、話聞いてたか?もうその話終わったけど。」
「え?そうなの?あ、ごめんね」
「………」
"うん、まぁじゃあそういう事で!またあとでねー!"
微妙な空気のままその場は終わった。
「じゃあ帰ろー!んー!空気が美味しい!」
「いや、今日ファミレス行くんだけど…?」
「え!?そうなの!?」
(わかってなかったのか!!)
「うん…だから、校門で待ち合わせだから待つよ?」
「わかったー!」
「舞奈美…ほんとさっきの気をつけた方がいいよ?」
「なにが?」
「だから、話聞いてなかったり、思ったこと口にしたりとかさ、」
「え?してないよ?気のせいでしょ、さっきのはたまたま間違えちゃっただけだよー、もー、真琴は心配性だなぁ!」
(毎日あったら、たまたまとは言いません……。まぁ、言っても無駄か…明日もあるのかぁ…)
「はぁ………、あぁ空が青いなぁ…」
「真琴何言ってんの、変なのー」
と笑いながら言う舞奈美に真琴が、イラッとしたのはいうまでもない。
(誰か助けてぇ…。)
伝わらない真琴の注意と、空気を読めない天然の最強で最恐の舞奈美。果たして伝わる日は来るのか…。
今日も真琴の苦労は絶えなかった。
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