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round❺(ラーツ視点)
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ようやく彼女を手に入れることができる……。
彼女の父親に1度は断られたが、外堀を埋めて王城でともに暮らすことを、認めさせた。
まだ彼女はそれを知らない。自由を好むディオネは、とても美しい。でも、私は君を閉じ込めなければ安心できない。
ふふ…さぁもう逃げられないよ?それを知った君はどんな反応をするんだろうね?
王城につくとまずはディオネの父親に挨拶に行った。
「お父様!」
「おお。ディオネか。待っていたよ…。これは、王太子殿下。ご機嫌いかがですかな?」
食えない笑顔を浮かべて私を見据えた。
「あぁ、すまないな、セレーネ公。待たせてしまって。」
「いや、なんの。ほんの数刻しか経ってませんよ。殿下には、娘を大切にして頂いて、感謝しております。これからもよろしくお願い致します。」
一通りの、挨拶が終わったところで、ディオネが疑問を口に出した。
「ところで、お父様はどうして王城へ?緊急の会議でもございましたの?ラーツ様も知っていらっしゃるようですし…。」
そう首を傾げながら、上目遣いで私を見るディオネは、とても可愛らしくて、思わずニコニコしながら、頭を撫でてしまった。
「な、なんですの?ラーツ様。お父様が見ていますから、恥ずかしいので今はやめてください…。」
顔を真っ赤にして、ディオネは、私に抗議してきた。
「ふーん。じゃあ2人っきりならいいんだ?ふふ。じゃああとでね。」
「そ、そういうつもりではありません!!もう!ラーツ様ったら!」
「ゴホン…。イチャつくのはやめなさい。殿下もお人が悪い…。」
気まずそうに、セレーネ公がディオネに言うと、背後にいたシュテルからも、同意の視線が送られた。
「それはそうと、まだ殿下はディオネに話をしていらっしゃらないのですかな?混乱しているようですが。」
「あぁ。最初にセレーネ公に挨拶をしておこうとおもってな。この後陛下に会って、自室に2人で行って話す予定だ。」
「そうですか…。それは余計なことを申しましたかな。
ディオネ、しっかり殿下をお支えしなさい。お前は王太子妃であり次期王妃なのだから。」
表情を固くして、父親から言葉をかけられたディオネはなぜ突然そう言われたかよく分からないような顔をしていた。
「え、ええ。しっかり努めますわ。お父様は案外心配性ですわね。」
「さぁディオネいこうか。陛下の元へ」
「ええ。それではお父様失礼致しますわ。」
さぁ。堕ちておいで私の元へ…。
※長くなるので分けます。
彼女の父親に1度は断られたが、外堀を埋めて王城でともに暮らすことを、認めさせた。
まだ彼女はそれを知らない。自由を好むディオネは、とても美しい。でも、私は君を閉じ込めなければ安心できない。
ふふ…さぁもう逃げられないよ?それを知った君はどんな反応をするんだろうね?
王城につくとまずはディオネの父親に挨拶に行った。
「お父様!」
「おお。ディオネか。待っていたよ…。これは、王太子殿下。ご機嫌いかがですかな?」
食えない笑顔を浮かべて私を見据えた。
「あぁ、すまないな、セレーネ公。待たせてしまって。」
「いや、なんの。ほんの数刻しか経ってませんよ。殿下には、娘を大切にして頂いて、感謝しております。これからもよろしくお願い致します。」
一通りの、挨拶が終わったところで、ディオネが疑問を口に出した。
「ところで、お父様はどうして王城へ?緊急の会議でもございましたの?ラーツ様も知っていらっしゃるようですし…。」
そう首を傾げながら、上目遣いで私を見るディオネは、とても可愛らしくて、思わずニコニコしながら、頭を撫でてしまった。
「な、なんですの?ラーツ様。お父様が見ていますから、恥ずかしいので今はやめてください…。」
顔を真っ赤にして、ディオネは、私に抗議してきた。
「ふーん。じゃあ2人っきりならいいんだ?ふふ。じゃああとでね。」
「そ、そういうつもりではありません!!もう!ラーツ様ったら!」
「ゴホン…。イチャつくのはやめなさい。殿下もお人が悪い…。」
気まずそうに、セレーネ公がディオネに言うと、背後にいたシュテルからも、同意の視線が送られた。
「それはそうと、まだ殿下はディオネに話をしていらっしゃらないのですかな?混乱しているようですが。」
「あぁ。最初にセレーネ公に挨拶をしておこうとおもってな。この後陛下に会って、自室に2人で行って話す予定だ。」
「そうですか…。それは余計なことを申しましたかな。
ディオネ、しっかり殿下をお支えしなさい。お前は王太子妃であり次期王妃なのだから。」
表情を固くして、父親から言葉をかけられたディオネはなぜ突然そう言われたかよく分からないような顔をしていた。
「え、ええ。しっかり努めますわ。お父様は案外心配性ですわね。」
「さぁディオネいこうか。陛下の元へ」
「ええ。それではお父様失礼致しますわ。」
さぁ。堕ちておいで私の元へ…。
※長くなるので分けます。
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