溺愛されすぎて監禁されそうな令嬢とその婚約者の攻防戦

ソフィア

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round❼ (ディオネ視点)

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ラーツ様と暮らすことになってから早くも1ヶ月が過ぎた。
市民街に行くことも出来ず、部屋から出るのさえも一苦労な生活に段々と鬱憤が溜まっていく。

「あー、もう!!これ以上は、耐えられませんわ!!ラーツ様は、お慕いしておりますけど、さすがにこの状況は、無理というものですわ。ええ。私は外へでかけますわよ!」
独り、部屋で内心の不安を隠すかのように奮起していた。
   ―ガチャ…―
「どこへ行く気なんだい?ディオネ?」
そこには黒い笑みを浮かべたラーツ様がいた。
「い、いつからそこにいらっしゃったのですか!?」
「ん~君が可愛い声であーと言っていた時からかな。」
「それは…最初からではありませんか…。聞かれてただなんて…恥ずかしいですわ…。で、ですが、私は外へ行きたいのです。ココ最近ずっと王宮にいて、やることもなくなってしまいましたので…」
心からの気持ちを込めて潤んだ瞳で見上げた。
「ん~可愛い…。でもだめ。外は君を狙う人がたくさんだから、到底許可できそうもないなぁ。」
「で、ですが…、1人で部屋にずっといるのは辛いのです。やることもありませんし…。」
「ふふふ。そうか…ディオネは、私がいなくて寂しいんだね?それならもっと君との時間を増やすよ。ごめんね、もっと早くきづいてあげるべきだった。」
恍惚とした顔で嬉しそうに言われてしまっては、否定することも出来ず、かと言って納得できる訳もなく…。
でも我慢の限界だった私は、強行手段に出ることにした。
「ラ、ラーツ様の許可は、必要ないです。私は決めたんです!今日は市民街に行きます!」
自分に言い聞かせながらも、ラーツ様を避けてドアに向かって部屋を出ていこうとした。
ガチャ…ガチャガチャ…。
「えっ…なんであかないんですの?この部屋は内鍵ないはずなのに!?」
そして、ひとつの結論に至った。
「ラーツ様…まだ何か仕掛けがあったのですね…。」
「仕掛けなんてないよ。君を守るものだよ。鍵穴があるだろう?この鍵で閉めれるようになってるんだよ。」
飾りかと勝手に勘違いしていた私は唖然とした。
同時にこれは監禁だと、そしてラーツ様は、私を外に出すつもりも、人に合わせるつもりも毛頭ないということに気づいた。
「そ、そうなのですね。それはあかないわけですわね。」
笑みが引き攣りながらも何とか答えた。
「これは……詰みましたわ。どうしたらいいんですの。でも何か方法が…」
小声でブツブツ言っていると
「う~ん、これはお仕置しなきゃかなー、逃げようとするなんて、まだ私の愛が伝わってないのかな?」
と小声で呟いたのを私は顔面蒼白になりながらも聞き逃さなかった。
これはマズいと焦った私はとんでもないことをラーツ様に言ってしまった。今となってはどうしてそんなことを言ってしまったのか分からないし、今なら絶対に言わないだろう




※遅くなりごめんなさい!!
話の内容に迷ってしまって作り直してます(^_^;)
気長にお待ち下さい。
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