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一章 ツィーゲ立志編
閑話 とある魔族達の勇者報告書
※こちらは「月が導く異世界道中」の書籍化に伴いダイジェスト化した部分になります。
********************************************
・グリトニア帝国の勇者についての報告書①
グリトニア帝国に現れたとされる勇者なる存在は男性。
十代で長身、銀髪に両目の輝きが異なるオッドアイという特徴を有している。
名前はトモキ=イワハシ。
名前はローレル連邦で比較的見られる形式に似ているように思われるも関係は不明。
ローレル連邦とグリトニア帝国の間で外交上のやり取りも特に増加していない。
帝国第二皇女リリ=フロント=グリトニアを中心に厚遇を受けており、またその影響からか姿も城内と戦場以外ではあまり見られていない。
そのため性格などは未だ不明な部分が多い。
だが、国内のいずれかの勢力と対立した、などの情報は確認されていない。
戦闘傾向については、確認できた情報から極めて好戦的であると判断する。
通常ヒューマンであろうと亜人であろうと、強力な魔術付与をうけた道具への適性は多くとも一人三つほどまでだが、勇者トモキについては帝国が保管、開発していた多くの魔道具に完全な適性が認められる。
その為、戦場においてもその攻撃力が及ぶ範囲は極めて広く、彼と相対した多くの魔族は殺されている。
戦果は極めて優秀であり、大きな脅威となりうる。
レベルの上昇も他に例をみない程に早く、魔道具も次々に新しいものを導入しており、早急な対応も必要。
機動力としてはそれほどのものではないが、魔術なしで空を飛ぶことを可能とする魔道具の存在を確認。
空からの攻撃と高火力の攻撃は相性が良く、被害は依然増大中。
今回報告は以上、調査は継続する。
追記……トモキ=イワハシへの当面の対策を指示願う。
・グリトニア帝国の勇者についての報告書②
トモキ=イワハシのパーティメンバーを確認。
一人目はグリトニア帝国ロイヤルガード、上位竜“砂々波”の加護を受けたギネビア=スレーシャ。
かつては第二皇女に忠誠を誓う騎士だったが、現在はトモキにも同様の忠誠を誓っている模様。
二人目はグリトニア帝国領内の村出身の少女モーラ。
我らの襲撃で滅んだ村の生き残りだが、トモキとリリ皇女に保護されて後ドラゴンサマナーの力に覚醒する。
モーラは元々村では巫女の家系との事だが、竜を操る兆しはそれまで見られておらず彼女の覚醒は全く予想外の事態。
ただ、この襲撃指示だが命令の出た系統が一部不明瞭な為、詳細の再調査を検討中。
彼女の加入により、トモキは飛竜という高い機動力を得た。
三人目はローレル連邦を追放された錬金術師ユキナツ=カズサ。
主に強力な魔道具の複製や模倣を研究しており、その研究方針からローレル連邦内部で対立、追放されたところをリリ皇女に保護される。
ゴーレムの使用にも長じており、その防御力は柔軟で堅牢。
ギネビアによってただでさえ攻撃がトモキに届きにくい事態が、ユキナツの加入によって更に悪化。
陣形を展開した我ら魔族の部隊が紙切れの様に蹂躙されていく。
手が付けられない。
また、トモキのパーティメンバーに限ったことではないが、帝国内に彼の魔眼の力が蔓延し始めている。
オッドアイに秘められた能力だと思われるが恐らく強力な魅了。
魔術防御を展開した状態でも、弱いものだとじわじわと侵食されていく傾向があり、その威力は少しずつだが上昇しているように思われる。
よって彼のパーティを内部から崩す策などは無効であると推測される。
かくいう私も、彼への好意を何となく意識できるレベルで感じている。
危険だ。
戦場においても彼と近接距離で接触した者が魅了の影響下に陥ったりしている。
既に数名を処理済。
今ならまだ理性的な判断が勝るが、それもいつまで持つかわからない。
緊急で交代を申請する。
また後任者には高い魔術防御を展開できる者を選び、一定期間での交代を義務付けるべき。
さらに、トモキ=イワハシにはあまり近付きすぎないよう留意することを徹底されたし。
グリトニア帝国の勇者トモキ=イワハシは極めて危険な存在に成長を続けている。
また、彼の保護者でもある第二皇女リリ=フロント=グリトニアについても報告事案あり。
トモキのサポートを自らの務めとし、政争から身を引いた彼女だが、現在もいくつかの開発や研究を開始、継続している。
莫大な資金も使用されており、リリ皇女が政治の舞台から身を引いた、とは判断できない。
さらに関係者が火災などの事故により死亡する事も数度あり、こちらにも彼女の関与があると見たほうが自然な状況だ。
第二皇女は魔族への極端な敵対方針が元々危険視されている人物である。
表舞台からは姿を消したように見えても、今後の警戒を怠るべきではないと再確認。
勇者と継続して彼女の動向にも継続的な調査が必要だと思われる。
今回報告は以上。
・リミア王国の勇者についての報告書①
リミア王国に降り立った勇者は十代女性、黒髪。
名前はヒビキ=オトナシ。
身体的な特徴は全体に平均的であり、長い黒髪が一番の特徴と言える。
勇者の出現に際して数度、女神の啓示があったのも事実のようだ。
複数の証言が得られた。
勇者を得たリミア王国はお祭り騒ぎの様相であった。
先に勇者が降臨したと報告があったのが一月前、グリトニア帝国であった事も起因していると思われる。
グリトニア帝国の勇者同様、出自についてはまったく不明。
名前の特徴も同様にローレル連邦の出身を思わせるが繋がりは発見されておらず、またかの国からのアプローチが王国にあった事実も未だない。
王城に住み、王族、貴族との関係も良好。
ただし、いくつかの情報から王族貴族を至上とするリミア王国の思想に何らかの思いがあるように見受けられる。
今は親しく見える両者の関係は、いずれ彼女の持つ信条によって破綻する可能性もある。
外出は多く、魔物の討伐にも我ら魔族との戦争にも、また様々な役職にあるヒューマンと会う事にも非常に積極的。
高い社交性を有するものとして扱うべき。
またリミア王国王都、ならびにいくつかの貴族の領土にてこれまでとは違った施策が見られる。
いずれも勇者との接触があった人物が関わっており、これらにも勇者が関係している可能性が高い。
施策自体は内政や徴税、農耕に至るまで多岐に渡るが魔族の目にも画期的、独創的なものが多く、別途まとめたものを本国に送るので精査希望。
戦闘能力は高い。
が、帝国の勇者トモキ=イワハシに比べるとその戦力はより規模が小さく、戦争への影響力は一段低い。
ただし戦争については最初は消極的な参加姿勢だったが、最近では徐々に積極的になっている傾向がみられるため油断はできない。
個人としての戦闘能力は高いものの、多勢を相手とした場合の戦闘能力は比較的低い。
よって戦場全体での影響力は、突破力などを考慮する必要はあるが現状そこまで驚異的なものではない。
高い魔力も明らかに使いこなせておらず、帝国の勇者のような魅了能力も持たない為、恐らくは対個人において優れた能力を発揮するタイプと思われる。
部隊単位程度の指揮は問題なくこなす事ができ、視野は広い。
先々に大きな脅威となる可能性はあるが、当面帝国に優先してこれに当たる必要はなく、物量による圧倒で押し切れるものと思われる。
現状において一番の特筆に値するのはパーティメンバー。
元傭兵ナバール=ポーラー、リミア王国第一王子ベルダ=ノースト=リミア、同王国宮廷魔術師筆頭ウーディ=バイラ、ローレル連邦当代巫女チヤ=ハヅキ。
別名千人殺しと呼ばれる前線の恐怖の代名詞でもある女傭兵に、騎士を名乗っているがリミア王国の王子、天才と言われる王国最強の魔術師、そしてローレル連邦の至宝でもある巫女。
ローレルの巫女については、特殊な事情による同行といった背景もあるが、周囲に優秀な人材が集まる傾向にある。
もしもこれが魅了と双璧をなす勇者の能力の発現ならば脅威と呼ぶべきものだが、未だ不確実である。
今回報告は以上。
引き続き調査を続ける。
・リミア王国の勇者についての報告書②
リミア王国勇者ヒビキ=オトナシがパーティともども負傷して城に戻った。
現状でのヒビキのレベルは188。
帝国の勇者に比べるとそのレベルは低い。
が、成長は目覚しい。
相変わらず精力的に王国中、時には他国まで渡り歩いており、戦争への参加も積極的。
特に若い貴族との交流も盛んで王族との関係も良好。
社交性、そして政治力も軽視できない存在であると断定。
部隊指揮の上達速度も信じ難いものがあり、戦場全体を見据えたレベルでの指揮が可能。
念話の技術がヒューマンの間で発達した場合、ヒビキの指揮能力は明らかな脅威になる。
また観測できた複数の戦闘で、未来予知に近い判断力を発揮しており、単なる直感レベルを超えた能力である可能性も出てきた。
今回の負傷の原因は、災害の黒蜘蛛との戦闘。
彼らは負傷こそすれ、五人全員が生還した。
蜘蛛との戦闘を、たった五人で近接戦闘により乗り越えた事になる。
対個体戦闘能力は卓越したものがある。
戦闘の詳細は不明だが帝国の勇者に比べて脅威度が低いとするこれまでの評価は見直すのが妥当。
戦いようによっては魔将にも匹敵する凄まじい戦闘能力であると推定。
その他の能力を鑑みても、ヒビキの存在は魔族にとって明確なる脅威である。
早急な対応策の検討を求む。
私見ではあるが、近く計画されているヒューマン連合軍によるステラ砦奪還戦においてのヒビキ=オトナシの殺害を優先的に考えるべきである。
彼女には戦力以上の何かを感じる……。
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・グリトニア帝国の勇者についての報告書①
グリトニア帝国に現れたとされる勇者なる存在は男性。
十代で長身、銀髪に両目の輝きが異なるオッドアイという特徴を有している。
名前はトモキ=イワハシ。
名前はローレル連邦で比較的見られる形式に似ているように思われるも関係は不明。
ローレル連邦とグリトニア帝国の間で外交上のやり取りも特に増加していない。
帝国第二皇女リリ=フロント=グリトニアを中心に厚遇を受けており、またその影響からか姿も城内と戦場以外ではあまり見られていない。
そのため性格などは未だ不明な部分が多い。
だが、国内のいずれかの勢力と対立した、などの情報は確認されていない。
戦闘傾向については、確認できた情報から極めて好戦的であると判断する。
通常ヒューマンであろうと亜人であろうと、強力な魔術付与をうけた道具への適性は多くとも一人三つほどまでだが、勇者トモキについては帝国が保管、開発していた多くの魔道具に完全な適性が認められる。
その為、戦場においてもその攻撃力が及ぶ範囲は極めて広く、彼と相対した多くの魔族は殺されている。
戦果は極めて優秀であり、大きな脅威となりうる。
レベルの上昇も他に例をみない程に早く、魔道具も次々に新しいものを導入しており、早急な対応も必要。
機動力としてはそれほどのものではないが、魔術なしで空を飛ぶことを可能とする魔道具の存在を確認。
空からの攻撃と高火力の攻撃は相性が良く、被害は依然増大中。
今回報告は以上、調査は継続する。
追記……トモキ=イワハシへの当面の対策を指示願う。
・グリトニア帝国の勇者についての報告書②
トモキ=イワハシのパーティメンバーを確認。
一人目はグリトニア帝国ロイヤルガード、上位竜“砂々波”の加護を受けたギネビア=スレーシャ。
かつては第二皇女に忠誠を誓う騎士だったが、現在はトモキにも同様の忠誠を誓っている模様。
二人目はグリトニア帝国領内の村出身の少女モーラ。
我らの襲撃で滅んだ村の生き残りだが、トモキとリリ皇女に保護されて後ドラゴンサマナーの力に覚醒する。
モーラは元々村では巫女の家系との事だが、竜を操る兆しはそれまで見られておらず彼女の覚醒は全く予想外の事態。
ただ、この襲撃指示だが命令の出た系統が一部不明瞭な為、詳細の再調査を検討中。
彼女の加入により、トモキは飛竜という高い機動力を得た。
三人目はローレル連邦を追放された錬金術師ユキナツ=カズサ。
主に強力な魔道具の複製や模倣を研究しており、その研究方針からローレル連邦内部で対立、追放されたところをリリ皇女に保護される。
ゴーレムの使用にも長じており、その防御力は柔軟で堅牢。
ギネビアによってただでさえ攻撃がトモキに届きにくい事態が、ユキナツの加入によって更に悪化。
陣形を展開した我ら魔族の部隊が紙切れの様に蹂躙されていく。
手が付けられない。
また、トモキのパーティメンバーに限ったことではないが、帝国内に彼の魔眼の力が蔓延し始めている。
オッドアイに秘められた能力だと思われるが恐らく強力な魅了。
魔術防御を展開した状態でも、弱いものだとじわじわと侵食されていく傾向があり、その威力は少しずつだが上昇しているように思われる。
よって彼のパーティを内部から崩す策などは無効であると推測される。
かくいう私も、彼への好意を何となく意識できるレベルで感じている。
危険だ。
戦場においても彼と近接距離で接触した者が魅了の影響下に陥ったりしている。
既に数名を処理済。
今ならまだ理性的な判断が勝るが、それもいつまで持つかわからない。
緊急で交代を申請する。
また後任者には高い魔術防御を展開できる者を選び、一定期間での交代を義務付けるべき。
さらに、トモキ=イワハシにはあまり近付きすぎないよう留意することを徹底されたし。
グリトニア帝国の勇者トモキ=イワハシは極めて危険な存在に成長を続けている。
また、彼の保護者でもある第二皇女リリ=フロント=グリトニアについても報告事案あり。
トモキのサポートを自らの務めとし、政争から身を引いた彼女だが、現在もいくつかの開発や研究を開始、継続している。
莫大な資金も使用されており、リリ皇女が政治の舞台から身を引いた、とは判断できない。
さらに関係者が火災などの事故により死亡する事も数度あり、こちらにも彼女の関与があると見たほうが自然な状況だ。
第二皇女は魔族への極端な敵対方針が元々危険視されている人物である。
表舞台からは姿を消したように見えても、今後の警戒を怠るべきではないと再確認。
勇者と継続して彼女の動向にも継続的な調査が必要だと思われる。
今回報告は以上。
・リミア王国の勇者についての報告書①
リミア王国に降り立った勇者は十代女性、黒髪。
名前はヒビキ=オトナシ。
身体的な特徴は全体に平均的であり、長い黒髪が一番の特徴と言える。
勇者の出現に際して数度、女神の啓示があったのも事実のようだ。
複数の証言が得られた。
勇者を得たリミア王国はお祭り騒ぎの様相であった。
先に勇者が降臨したと報告があったのが一月前、グリトニア帝国であった事も起因していると思われる。
グリトニア帝国の勇者同様、出自についてはまったく不明。
名前の特徴も同様にローレル連邦の出身を思わせるが繋がりは発見されておらず、またかの国からのアプローチが王国にあった事実も未だない。
王城に住み、王族、貴族との関係も良好。
ただし、いくつかの情報から王族貴族を至上とするリミア王国の思想に何らかの思いがあるように見受けられる。
今は親しく見える両者の関係は、いずれ彼女の持つ信条によって破綻する可能性もある。
外出は多く、魔物の討伐にも我ら魔族との戦争にも、また様々な役職にあるヒューマンと会う事にも非常に積極的。
高い社交性を有するものとして扱うべき。
またリミア王国王都、ならびにいくつかの貴族の領土にてこれまでとは違った施策が見られる。
いずれも勇者との接触があった人物が関わっており、これらにも勇者が関係している可能性が高い。
施策自体は内政や徴税、農耕に至るまで多岐に渡るが魔族の目にも画期的、独創的なものが多く、別途まとめたものを本国に送るので精査希望。
戦闘能力は高い。
が、帝国の勇者トモキ=イワハシに比べるとその戦力はより規模が小さく、戦争への影響力は一段低い。
ただし戦争については最初は消極的な参加姿勢だったが、最近では徐々に積極的になっている傾向がみられるため油断はできない。
個人としての戦闘能力は高いものの、多勢を相手とした場合の戦闘能力は比較的低い。
よって戦場全体での影響力は、突破力などを考慮する必要はあるが現状そこまで驚異的なものではない。
高い魔力も明らかに使いこなせておらず、帝国の勇者のような魅了能力も持たない為、恐らくは対個人において優れた能力を発揮するタイプと思われる。
部隊単位程度の指揮は問題なくこなす事ができ、視野は広い。
先々に大きな脅威となる可能性はあるが、当面帝国に優先してこれに当たる必要はなく、物量による圧倒で押し切れるものと思われる。
現状において一番の特筆に値するのはパーティメンバー。
元傭兵ナバール=ポーラー、リミア王国第一王子ベルダ=ノースト=リミア、同王国宮廷魔術師筆頭ウーディ=バイラ、ローレル連邦当代巫女チヤ=ハヅキ。
別名千人殺しと呼ばれる前線の恐怖の代名詞でもある女傭兵に、騎士を名乗っているがリミア王国の王子、天才と言われる王国最強の魔術師、そしてローレル連邦の至宝でもある巫女。
ローレルの巫女については、特殊な事情による同行といった背景もあるが、周囲に優秀な人材が集まる傾向にある。
もしもこれが魅了と双璧をなす勇者の能力の発現ならば脅威と呼ぶべきものだが、未だ不確実である。
今回報告は以上。
引き続き調査を続ける。
・リミア王国の勇者についての報告書②
リミア王国勇者ヒビキ=オトナシがパーティともども負傷して城に戻った。
現状でのヒビキのレベルは188。
帝国の勇者に比べるとそのレベルは低い。
が、成長は目覚しい。
相変わらず精力的に王国中、時には他国まで渡り歩いており、戦争への参加も積極的。
特に若い貴族との交流も盛んで王族との関係も良好。
社交性、そして政治力も軽視できない存在であると断定。
部隊指揮の上達速度も信じ難いものがあり、戦場全体を見据えたレベルでの指揮が可能。
念話の技術がヒューマンの間で発達した場合、ヒビキの指揮能力は明らかな脅威になる。
また観測できた複数の戦闘で、未来予知に近い判断力を発揮しており、単なる直感レベルを超えた能力である可能性も出てきた。
今回の負傷の原因は、災害の黒蜘蛛との戦闘。
彼らは負傷こそすれ、五人全員が生還した。
蜘蛛との戦闘を、たった五人で近接戦闘により乗り越えた事になる。
対個体戦闘能力は卓越したものがある。
戦闘の詳細は不明だが帝国の勇者に比べて脅威度が低いとするこれまでの評価は見直すのが妥当。
戦いようによっては魔将にも匹敵する凄まじい戦闘能力であると推定。
その他の能力を鑑みても、ヒビキの存在は魔族にとって明確なる脅威である。
早急な対応策の検討を求む。
私見ではあるが、近く計画されているヒューマン連合軍によるステラ砦奪還戦においてのヒビキ=オトナシの殺害を優先的に考えるべきである。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
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