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第二章 誇り高きルディラント
第十話 わずかな施し②
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ハッと目が覚めて、総司はがばっと体を起こした。
不思議な空間にいた。ごくわずかな範囲の床だけが淡い光を放ち、空間そのものはほとんど真っ暗な、なんとも形容しがたい場所。
総司が体を起こしてみれば、ウェルステリオスの大きな顔が目の前にあって、総司の顔を心配そうにのぞき込んでいた。
大きな目を見れば、そこには全く敵意を感じさせない優しい光が見て取れる。
「お前……」
そっと優しく、ウェルステリオスの顔を撫でてみる。ウェルステリオスはされるがままに総司に撫でられていた。
「……この前は、悪かったな。お前はこの場所を護ろうとしていただけなのに……」
そんな小さなことなど、気にも留めていないのだろう。ウェルステリオスは大人しく総司に撫でられ、身じろぎ一つしない。
ウェルステリオスが総司を連れ去ってまで見せたかった、過去の光景。総司の目には、サリアとスヴェンの日常の風景にしか見えなかった。
唯一引っかかったのは、最後のサリアの言葉だ。スヴェンのことを「シルヴェリアの客将」と呼んだ。シルヴェリアはレブレーベントの古い呼び名だ。だが、確かにランセムも、総司と初めて出会ったあの日、レブレーベントのことをシルヴェリアと言い間違えていた。ルディラントは千年もの間外界から隔絶された国だ。シルヴェリアの後継となる国の名前は知識としてしか知らなくても無理はないし、シルヴェリアの名の方が馴染みがあるのかもしれない。そのこと自体は総司も不自然とまでは考えていなかった。
だが、あの言葉通りだとすれば、スヴェンはレブレーベントの出身で、しかもレブレーベントから客将として貸し出された身だということになる。総司が引っ掛かるのはそこだ。女王エイレーンはそんなことを総司に伝えていないし、隠す意味もない。むしろレブレーベントゆかりの者が、基本的には「滅んだ」とされる伝説の国ルディラントにいるのなら、総司の次の道として提示してくれそうなものである。
しかも客“将”と言われたからには、スヴェンはレブレーベントの国防に携わる一員であるはず。リシアが見覚えがないのも不自然だし、スヴェンの側も、レブレーベント魔法騎士団の第三騎士団を率いていたリシア・アリンティアス団長を知らないのはおかしい。
明確な矛盾が間違いなくそこにあるのだが、総司にはその矛盾が意味するところがわからない。
それにしても平和な光景だった、と総司は笑う。サリアはまさに恋する乙女といったところで、普段の穏やかで大人びたサリアを知っていればこそ、スヴェンを前にした時の彼女とのギャップに心温まる思いだ。スヴェンの方の感情はあまりわからなかった。飄々とした雰囲気を纏っていてもやはりそこは大人の男、恋する少女を知ってか知らずか適当にあしらっているように見えたが、さて、その心の内は実際のところどうなのだろう。また会えたら聞いてみたいものである。
「……いろいろと考えたが、俺じゃあ、お前がくれたヒントから答えを出すことが出来ない……」
ウェルステリオスが小さく鳴いた。なんの根拠もないが、総司はなぜか、ウェルステリオスが「わかっている」と言いたいように思えた。
「でも」
総司はもう察していた。
リシアは何かを隠している。総司が気づいていない何かに恐らく気づいていて、それを総司に伝えていない。
「俺の相棒なら、答えを出せるはずだ」
ウェルステリオスがまた小さく鳴いた。肯定の意味と受け取った。
「これがもしかして、“小さな施し”ってやつなのか?」
ウェルステリオスは鳴かなかった。肯定とも否定ともつかないが、総司は根拠もなしに確信していた。
二度目の探索はこれにて終わり。もう一度訪ねるために、今日はもう帰らなければならないのだと。
「……そろそろ戻らねえと。頼めるか?」
ウェルステリオスの顔がゆっくりと総司から離れる。不思議な床が輝きを増し、やがて総司の体が包み込まれた。
数秒の後、ひんやりとした神秘的な空気と、そして高濃度の魔力が総司の頬を撫でる。この空気には覚えがある。神殿の最奥、ロアダークが上書きした石板のある、祭壇の間だ。目を開けようとして、瞼が開かないことに気づいたが、総司は焦っていなかった。
「……会わないのか、サリアには」
「ほっとけ」
鼻をつく煙の匂い。総司のすぐ後ろに、スヴェン・ディージングが立っているのがわかる。
「アイツも連れてくるとはな。本当に、余計なことをしてくれる。おかげでお前と話すのにこんな回りくどい真似をしなきゃならなくなった」
「一緒に来てほしいと頼んだわけじゃねえよ。いてくれて大助かりではあったけど。あんたに会いたくて、サリアは自分からついてきたんだ」
「わかってるさ。そういう女だ。心配する必要のないことまで心配する真正のお人よし。そんなんが守護者だってんだから笑い話だぜ」
「そこが良いんだろ」
「アイツの長所ではある。知ってるさ、お前よりもな」
「だろうな。……俺と何を話したい」
「その様子じゃあ、扉の前にはいるが開けちゃいないみたいだな。まあ、別に良いんだけどよ」
スヴェンがからかうように笑った。総司はむっとして、目を閉じたままで不機嫌そうな表情になり、言い返した。
「あんた、王ランセムのこと言えたもんじゃねえな。今の言い回し、結構似てたぞ」
「マジで? 勘弁してくれよ、俺はあそこまで面白主義じゃねえし」
「素質があるってことだな」
「もうちょい歳食ったらああなるのかね? やだやだ、真面目に生きよ」
「できもしねえくせに」
「違いない」
スヴェンがまた笑う。
「俺では扉を開くことが出来なくても、そうできるヤツと一緒に来てる」
「そうだ。それこそがお前の長所でもある。俺に出来ないことだ」
スヴェンはまた意味深に言った。
「一人で意固地になると霧の中から抜け出せなくなる。お前は足りてねえところも多いが、大事なことをちゃんとわかってる。ま、それはお前の才能ってよりは、そこまで信頼させるリシアの手柄だろうけどな」
「……あんたは一人で意固地になって、こんなところにいるわけだ」
「言ったろ。俺のことはほっとけ」
スヴェンの図星をつかれたような動揺した声に、今度は総司が笑う番だ。スヴェンはごほん、と咳ばらいをして続けた。
「一つだけ言っておく。っつかもともとこれを言いに来ただけだったんだが」
「何だ?」
「リシアに何を言われても、三度目は必ず来い。それだけだ」
「……一体、それはどういう――――」
「時間だ。そんじゃまあ、また今度な」
「あっ、オイ、スヴェン――――」
「ソウシ!!」
肩を揺さぶられて、総司の目が開いた。
立ったまま気絶していた総司を、リシアが顔を近づけて覗き込んでいる。総司はぱっと飛びのいた。
不思議な空間にいた。ごくわずかな範囲の床だけが淡い光を放ち、空間そのものはほとんど真っ暗な、なんとも形容しがたい場所。
総司が体を起こしてみれば、ウェルステリオスの大きな顔が目の前にあって、総司の顔を心配そうにのぞき込んでいた。
大きな目を見れば、そこには全く敵意を感じさせない優しい光が見て取れる。
「お前……」
そっと優しく、ウェルステリオスの顔を撫でてみる。ウェルステリオスはされるがままに総司に撫でられていた。
「……この前は、悪かったな。お前はこの場所を護ろうとしていただけなのに……」
そんな小さなことなど、気にも留めていないのだろう。ウェルステリオスは大人しく総司に撫でられ、身じろぎ一つしない。
ウェルステリオスが総司を連れ去ってまで見せたかった、過去の光景。総司の目には、サリアとスヴェンの日常の風景にしか見えなかった。
唯一引っかかったのは、最後のサリアの言葉だ。スヴェンのことを「シルヴェリアの客将」と呼んだ。シルヴェリアはレブレーベントの古い呼び名だ。だが、確かにランセムも、総司と初めて出会ったあの日、レブレーベントのことをシルヴェリアと言い間違えていた。ルディラントは千年もの間外界から隔絶された国だ。シルヴェリアの後継となる国の名前は知識としてしか知らなくても無理はないし、シルヴェリアの名の方が馴染みがあるのかもしれない。そのこと自体は総司も不自然とまでは考えていなかった。
だが、あの言葉通りだとすれば、スヴェンはレブレーベントの出身で、しかもレブレーベントから客将として貸し出された身だということになる。総司が引っ掛かるのはそこだ。女王エイレーンはそんなことを総司に伝えていないし、隠す意味もない。むしろレブレーベントゆかりの者が、基本的には「滅んだ」とされる伝説の国ルディラントにいるのなら、総司の次の道として提示してくれそうなものである。
しかも客“将”と言われたからには、スヴェンはレブレーベントの国防に携わる一員であるはず。リシアが見覚えがないのも不自然だし、スヴェンの側も、レブレーベント魔法騎士団の第三騎士団を率いていたリシア・アリンティアス団長を知らないのはおかしい。
明確な矛盾が間違いなくそこにあるのだが、総司にはその矛盾が意味するところがわからない。
それにしても平和な光景だった、と総司は笑う。サリアはまさに恋する乙女といったところで、普段の穏やかで大人びたサリアを知っていればこそ、スヴェンを前にした時の彼女とのギャップに心温まる思いだ。スヴェンの方の感情はあまりわからなかった。飄々とした雰囲気を纏っていてもやはりそこは大人の男、恋する少女を知ってか知らずか適当にあしらっているように見えたが、さて、その心の内は実際のところどうなのだろう。また会えたら聞いてみたいものである。
「……いろいろと考えたが、俺じゃあ、お前がくれたヒントから答えを出すことが出来ない……」
ウェルステリオスが小さく鳴いた。なんの根拠もないが、総司はなぜか、ウェルステリオスが「わかっている」と言いたいように思えた。
「でも」
総司はもう察していた。
リシアは何かを隠している。総司が気づいていない何かに恐らく気づいていて、それを総司に伝えていない。
「俺の相棒なら、答えを出せるはずだ」
ウェルステリオスがまた小さく鳴いた。肯定の意味と受け取った。
「これがもしかして、“小さな施し”ってやつなのか?」
ウェルステリオスは鳴かなかった。肯定とも否定ともつかないが、総司は根拠もなしに確信していた。
二度目の探索はこれにて終わり。もう一度訪ねるために、今日はもう帰らなければならないのだと。
「……そろそろ戻らねえと。頼めるか?」
ウェルステリオスの顔がゆっくりと総司から離れる。不思議な床が輝きを増し、やがて総司の体が包み込まれた。
数秒の後、ひんやりとした神秘的な空気と、そして高濃度の魔力が総司の頬を撫でる。この空気には覚えがある。神殿の最奥、ロアダークが上書きした石板のある、祭壇の間だ。目を開けようとして、瞼が開かないことに気づいたが、総司は焦っていなかった。
「……会わないのか、サリアには」
「ほっとけ」
鼻をつく煙の匂い。総司のすぐ後ろに、スヴェン・ディージングが立っているのがわかる。
「アイツも連れてくるとはな。本当に、余計なことをしてくれる。おかげでお前と話すのにこんな回りくどい真似をしなきゃならなくなった」
「一緒に来てほしいと頼んだわけじゃねえよ。いてくれて大助かりではあったけど。あんたに会いたくて、サリアは自分からついてきたんだ」
「わかってるさ。そういう女だ。心配する必要のないことまで心配する真正のお人よし。そんなんが守護者だってんだから笑い話だぜ」
「そこが良いんだろ」
「アイツの長所ではある。知ってるさ、お前よりもな」
「だろうな。……俺と何を話したい」
「その様子じゃあ、扉の前にはいるが開けちゃいないみたいだな。まあ、別に良いんだけどよ」
スヴェンがからかうように笑った。総司はむっとして、目を閉じたままで不機嫌そうな表情になり、言い返した。
「あんた、王ランセムのこと言えたもんじゃねえな。今の言い回し、結構似てたぞ」
「マジで? 勘弁してくれよ、俺はあそこまで面白主義じゃねえし」
「素質があるってことだな」
「もうちょい歳食ったらああなるのかね? やだやだ、真面目に生きよ」
「できもしねえくせに」
「違いない」
スヴェンがまた笑う。
「俺では扉を開くことが出来なくても、そうできるヤツと一緒に来てる」
「そうだ。それこそがお前の長所でもある。俺に出来ないことだ」
スヴェンはまた意味深に言った。
「一人で意固地になると霧の中から抜け出せなくなる。お前は足りてねえところも多いが、大事なことをちゃんとわかってる。ま、それはお前の才能ってよりは、そこまで信頼させるリシアの手柄だろうけどな」
「……あんたは一人で意固地になって、こんなところにいるわけだ」
「言ったろ。俺のことはほっとけ」
スヴェンの図星をつかれたような動揺した声に、今度は総司が笑う番だ。スヴェンはごほん、と咳ばらいをして続けた。
「一つだけ言っておく。っつかもともとこれを言いに来ただけだったんだが」
「何だ?」
「リシアに何を言われても、三度目は必ず来い。それだけだ」
「……一体、それはどういう――――」
「時間だ。そんじゃまあ、また今度な」
「あっ、オイ、スヴェン――――」
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