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当然そんな大きな花束が勝手に歩いて来たなんて訳もなく、その後ろには誰かがいる筈だった。
甘ったるいにおいはそのピンクの薔薇から香るもの。
香りが強いのはお見舞いのマナー違反でしょ、と少し呆れたように言う杏さんの声にはっとしたけれど、おれにとってそれ以上の花なんてなかった。
「レオンさま……」
ぽつりと零した声に、わかるの、と杏さん。
どれだけ急いで来たのだろう、でも病院内では走らないよう言われたのかな、ほんの少しだけ息を切らして、その下のスーツは少しよれていた。
背の高い黒髪の男性。
顔立ちこそレオンに似ているけれど、あの宝石のような薄い紫の瞳はない。姿は少し変わっていても、それでもそこにいるのはレオンだった。
「突っ立ってないで入ったらどうです?」
入口で花束を抱えたまま呆然と立つ彼に杏さんが仕方なしに声を掛ける。
廊下を歩く看護師や患者さんがひそひそくすくす笑い、ドラマか、と突っ込むような声もする。
それに気付いた彼は慌てて扉を閉めて、ベッドの方へ早足で寄ってきた。
ばさりと膝の上に置かれた花束は、近くで見ると更にとんでもない迫力がある。何本……何十本あるのだろう。
「……ほんとにレオンさま?」
唇をぎゅうと噛んでおれを見下ろす彼に声を掛ける。
答えは既にわかっているものの、本人から聞くまで何度だってちゃんと確認したかった。
あの派手な銀髪でなくたって、この世界では有り得ない紫の瞳じゃなくたって、王子さまなんかじゃなくたって。
魂が同じならそれで良かった。
おれを覚えてくれているのなら。
「……お前は疑いようもないくらいイヴそのままだな」
こんな黒子の位置まで同じだ、と零した声は震えていた。
その声に、レオンだ、とおれの唇も震えてしまう。
レオンだ、本物だ、本当にレオンだ、覚えてる、イヴのことをちゃんと知ってるレオンだ。
思わず腕を伸ばしてしまった。杏さんのようにまだこちらの世界の感覚を全部思い出せてない。
そうしたら、レオンが抱き締めてくれるとわかってて、本能で甘えたのだ。
「相変わらず小さいなあ」
「……そんなに小さくは、」
「何百年待たせる気だったんだ」
胸元にかおを埋めるような形だった。先程まで花束を抱えていたそこは強く香りが残っていて、甘い懐かしいにおいがする。こうされてると、イヴに戻ったよう。
おれにとってはまだ数日。それでもこんなに泣きそうになるくらい懐かしいもの。
けれど、彼にとってはおれが居なくなって数十年、こちらの世界でも数十年経ってしまってるということで、それはもう、長い期間であるといえる。
その想いの結果がこの力強い抱擁なのかもしれない。
泣きそうなレオンは新鮮。
それだけおれの呪いはきちんと効いていたのかもしれない。
「……いや本当に小さいな?」
「変わんないですけど……」
「社長が忘れてるんですよ、十八ですからね、彼。変わってませんよ」
「しゃちょう」
伊吹くんと違って僕たちおっさんですからね、と溜息を吐いて、おれの膝の上に置かれた花束を重いな、と杏さんが持ち上げた。
花瓶に収まんないじゃん、考えて持ってきて下さいよね、とぶちぶち言いながらそれを取り敢えず足元に避けようとしたので、一本だけ強請って抜いて貰った。
前世でレオンが育てていた花だ、ピンクの、イヴと同じ名の薔薇。
この香りは忘れられないと思ったものだ、間違いはない。この世界にもあったんだな、と嬉しくなった。
「手」
「は」
「僕には確認までしたのに、社長の手はずっと握ってるんだ?」
「……え?」
杏さんに指さされた先を視線で追うと、確かにおれは彼の手をぎゅううと力強く握り締めていた。まるで逃がさないように。
レオンならともかく、一応初対面のひとにする行動ではない、いや、抱き締めてしまった後で言うのもあれなんだけど。
慌ててその指先を緩めると、逆にぎゅっと掴まれてしまった。心臓ごと。
「……!」
「離してほしければ離すけど」
「こ、このまんまがいい……!」
大きくてあたたかい手を離したくなくて、反射的に放った正直な言葉に笑ったのは杏さんだった。
まあ仕方ないよね、と苦笑しながらまた椅子に座る。
それから彼に手のひらを向け、さっき話した、ゲームの続編を出してくれる会社の社長です、と紹介した。
「社長……」
「王子の次は社長だって。金持ちってのはどうやっても金持ちなんだろうねえ」
「社長に言う言葉かそれは」
「伊吹くんに会わせてあげた僕にはもう一生頭が上がらないだろうなと思いまして」
「お前……」
「玲於さんです」
「れおさん」
苦々しげに杏さんを見る玲於さんに、おれとイヴみたい、名前似てるなあ、と思いながらつい名前を続けて呼んでしまった。
振り返った玲於さんは少し恥ずかしそうに、何だ、と返す。
特に用事なんてない、嬉しかっただけ。
また名前を呼ぶことが出来て。触れることが出来て。
「……事案になるか、これは」
「へ」
「高校卒業したみたいですよ、セーフですね、ぎり」
以前のアンリみたいなことを言ってるなと思いながら、自分の頬に触れた。
そんなにこどもっぽいかな。
おとなっぽくなれるならなりたいけど。愛莉を守れるくらい。
……玲於さんたちの横に並んでもおかしくないくらい。
甘ったるいにおいはそのピンクの薔薇から香るもの。
香りが強いのはお見舞いのマナー違反でしょ、と少し呆れたように言う杏さんの声にはっとしたけれど、おれにとってそれ以上の花なんてなかった。
「レオンさま……」
ぽつりと零した声に、わかるの、と杏さん。
どれだけ急いで来たのだろう、でも病院内では走らないよう言われたのかな、ほんの少しだけ息を切らして、その下のスーツは少しよれていた。
背の高い黒髪の男性。
顔立ちこそレオンに似ているけれど、あの宝石のような薄い紫の瞳はない。姿は少し変わっていても、それでもそこにいるのはレオンだった。
「突っ立ってないで入ったらどうです?」
入口で花束を抱えたまま呆然と立つ彼に杏さんが仕方なしに声を掛ける。
廊下を歩く看護師や患者さんがひそひそくすくす笑い、ドラマか、と突っ込むような声もする。
それに気付いた彼は慌てて扉を閉めて、ベッドの方へ早足で寄ってきた。
ばさりと膝の上に置かれた花束は、近くで見ると更にとんでもない迫力がある。何本……何十本あるのだろう。
「……ほんとにレオンさま?」
唇をぎゅうと噛んでおれを見下ろす彼に声を掛ける。
答えは既にわかっているものの、本人から聞くまで何度だってちゃんと確認したかった。
あの派手な銀髪でなくたって、この世界では有り得ない紫の瞳じゃなくたって、王子さまなんかじゃなくたって。
魂が同じならそれで良かった。
おれを覚えてくれているのなら。
「……お前は疑いようもないくらいイヴそのままだな」
こんな黒子の位置まで同じだ、と零した声は震えていた。
その声に、レオンだ、とおれの唇も震えてしまう。
レオンだ、本物だ、本当にレオンだ、覚えてる、イヴのことをちゃんと知ってるレオンだ。
思わず腕を伸ばしてしまった。杏さんのようにまだこちらの世界の感覚を全部思い出せてない。
そうしたら、レオンが抱き締めてくれるとわかってて、本能で甘えたのだ。
「相変わらず小さいなあ」
「……そんなに小さくは、」
「何百年待たせる気だったんだ」
胸元にかおを埋めるような形だった。先程まで花束を抱えていたそこは強く香りが残っていて、甘い懐かしいにおいがする。こうされてると、イヴに戻ったよう。
おれにとってはまだ数日。それでもこんなに泣きそうになるくらい懐かしいもの。
けれど、彼にとってはおれが居なくなって数十年、こちらの世界でも数十年経ってしまってるということで、それはもう、長い期間であるといえる。
その想いの結果がこの力強い抱擁なのかもしれない。
泣きそうなレオンは新鮮。
それだけおれの呪いはきちんと効いていたのかもしれない。
「……いや本当に小さいな?」
「変わんないですけど……」
「社長が忘れてるんですよ、十八ですからね、彼。変わってませんよ」
「しゃちょう」
伊吹くんと違って僕たちおっさんですからね、と溜息を吐いて、おれの膝の上に置かれた花束を重いな、と杏さんが持ち上げた。
花瓶に収まんないじゃん、考えて持ってきて下さいよね、とぶちぶち言いながらそれを取り敢えず足元に避けようとしたので、一本だけ強請って抜いて貰った。
前世でレオンが育てていた花だ、ピンクの、イヴと同じ名の薔薇。
この香りは忘れられないと思ったものだ、間違いはない。この世界にもあったんだな、と嬉しくなった。
「手」
「は」
「僕には確認までしたのに、社長の手はずっと握ってるんだ?」
「……え?」
杏さんに指さされた先を視線で追うと、確かにおれは彼の手をぎゅううと力強く握り締めていた。まるで逃がさないように。
レオンならともかく、一応初対面のひとにする行動ではない、いや、抱き締めてしまった後で言うのもあれなんだけど。
慌ててその指先を緩めると、逆にぎゅっと掴まれてしまった。心臓ごと。
「……!」
「離してほしければ離すけど」
「こ、このまんまがいい……!」
大きくてあたたかい手を離したくなくて、反射的に放った正直な言葉に笑ったのは杏さんだった。
まあ仕方ないよね、と苦笑しながらまた椅子に座る。
それから彼に手のひらを向け、さっき話した、ゲームの続編を出してくれる会社の社長です、と紹介した。
「社長……」
「王子の次は社長だって。金持ちってのはどうやっても金持ちなんだろうねえ」
「社長に言う言葉かそれは」
「伊吹くんに会わせてあげた僕にはもう一生頭が上がらないだろうなと思いまして」
「お前……」
「玲於さんです」
「れおさん」
苦々しげに杏さんを見る玲於さんに、おれとイヴみたい、名前似てるなあ、と思いながらつい名前を続けて呼んでしまった。
振り返った玲於さんは少し恥ずかしそうに、何だ、と返す。
特に用事なんてない、嬉しかっただけ。
また名前を呼ぶことが出来て。触れることが出来て。
「……事案になるか、これは」
「へ」
「高校卒業したみたいですよ、セーフですね、ぎり」
以前のアンリみたいなことを言ってるなと思いながら、自分の頬に触れた。
そんなにこどもっぽいかな。
おとなっぽくなれるならなりたいけど。愛莉を守れるくらい。
……玲於さんたちの横に並んでもおかしくないくらい。
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