1 / 4
北木柚子の場合
しおりを挟む
俺の名前は北木 柚子。女っぽい名前をしてるけど男だ。兄弟の北木 澄子もまた女っぽい名前をしてるけど男。兄貴は控えめで真面目な性格だけど俺は違う。俺は自分の意見をしっかり持ってるし目立つのが好きだ。学校でも割と目立ってる方。顔も悪くないからまあ何だ、アイドルみたいにちやほやされてる。
「柚子、おはよ!」
話し掛けてきたのは見古間 里玖。俺の親友。学校では俺に並んで人気の俗に言う清純派アイドルって感じの奴。いつも元気で明るくて……あー、好きだ。大好きだ。愛してる。
「おはよう里玖、早いじゃん」
「柚子もね、俺は日直」
「俺は気分」
「はは、柚子らしい」
それは嘘。里玖が日直だから早く来るだろうと思って早く来た。一分でも一秒でも長く会いたい。
「俺日誌取りに行きたいから、黒板に日付書くのやっといてくれる?」
「いいよ」
「じゃ行ってきます」
「おう」
今日も可愛い。でも里玖は人気者だ。勿論、俺以外にも里玖を好きな奴がいて……。
「柚子、おはよ!」
話し掛けてきたのは見古間 里玖。俺の親友。学校では俺に並んで人気の俗に言う清純派アイドルって感じの奴。いつも元気で明るくて……あー、好きだ。大好きだ。愛してる。
「おはよう里玖、早いじゃん」
「柚子もね、俺は日直」
「俺は気分」
「はは、柚子らしい」
それは嘘。里玖が日直だから早く来るだろうと思って早く来た。一分でも一秒でも長く会いたい。
「俺日誌取りに行きたいから、黒板に日付書くのやっといてくれる?」
「いいよ」
「じゃ行ってきます」
「おう」
今日も可愛い。でも里玖は人気者だ。勿論、俺以外にも里玖を好きな奴がいて……。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる